演:甲斐将馬
概要
獣拳の創始者。
久津ケンと同じ激獣ライノセラス拳及び激気研鑚の使い手でもある。そして何より七拳聖と三拳魔の10人は彼の弟子であり、彼等からは獣拳の神「マスター・ブルーサ」と崇められている。
嘗て10人の弟子の中で最強と目されたマクの才能を認め、彼を自身の後継者に選ぶ程であったが裏切られ、カタとラゲクを合わせた3人によって暗殺されてしまう。
この事件が切っ掛けで3人はシャーフー達7人と袂を分かち、獣拳も激獣拳と臨獣拳の2つに分派。やがて両流派による争いが勃発し、「激臨の大乱」と呼ばれる大戦にまで発展してしまう。
だが、肉体は滅んでも魂は不滅であり、獣源郷にある獣拳神サイダインの石像にその魂は宿っており、ブルーサの存在は「獣拳を志す者達を導く神」として神格化されるに至る。
本編においてケンに激獣ライノセラス拳を極めることを誓わせているところからも、ブルーサが如何に偉大な存在かが分かるだろう。
そしてブルーサは生前、弟子であった拳聖達に「考えるな。感じろ」という教えを伝えていた。「頭で考えるだけが全てではない。身体に任せるという方法もある」というこの極意は、後世の激獣拳士達にも脈々と継承されている。
余談
その外見もテレビドラマ『グリーン・ホーネット』でブルース・リーが演じたカトーをモチーフとしている。
また、「考えるな。感じろ」と言う彼の教えも、元は1973年公開のカンフー映画『燃えよドラゴン』の劇中で実際にブルース・リーが口にした余りにも有名な台詞である。
関連タグ
ケタス:9年後の登場人物で、同じく物語の始まりに関わる重大なキーパーソン繋がり。自らの遺品が最後の巨大戦力になる点も共通。
ジンジャー(プリキュア):15年後のニチアサにおいて、同じく敵と味方に分かれた弟子を持つ師匠繋がりの人物。物語開始時点で既に故人である点や、自らの遺品が未来でヒーロー達の力となった点も共通。