概要
文字通り変身後のコスチュームでおへそを出す=へそ出しとなるプリキュアであり、初代から存在するある種定番の概念。
8作目から11作目までの長い間は当該メインメンバーが登場せず、それ以外の場合でも2~3年に1度ぐらいの頻度の登場であり毎度出る訳ではないのだが、登場する度に(主にやや上の年齢層の)ファンの間で話題に上がる。
現時点で該当するのは、ひろがるスカイ!プリキュアまでの作品の内
- 1作目:キュアブラック(初代のみ)/美墨なぎさ
- 4作目:キュアドリーム(5のみ)/夢原のぞみ
- 5作目:ミルキィローズ/美々野くるみ
- 6作目:キュアベリー/蒼乃美希
- 7作目:キュアサンシャイン/明堂院いつき
- 12作目:キュアマーメイド/海藤みなみ
- 15作目:キュアエール/野乃はな
- 18作目:キュアラメール/ローラ
- 20作目:キュアバタフライ/聖あげはの9名。
しかし、場合によっては2期目や強化フォームにより腹部が露出しないコスチュームになってしまう事もあり、前者の例にはMH以降のキュアブラックと5gogo以降のキュアドリームの2名、後者の例にはドレスアッププレミアム以降のキュアマーメイドとチアフルスタイル以降のキュアエールの2名、合計4名が当てはまる。
セパレートキュアとの関係
また、へそ出しのコスチュームであってもセパレートタイプとは限らず、キュアエールとキュアラメールは「非セパレートで臍部が局所的に開いた服装」である。
更に、その対となる存在として「腹部が露出したコスチューム(セパレートキュア)であってもハイウエストスカートでへそが隠れている腹出し止まりのプリキュア」のケースもあり、『スイートプリキュア♪』に登場するキュアメロディと『トロピカル〜ジュ!プリキュア』に登場するキュアサマーとキュアフラミンゴの3人がそのタイプに該当する。
なお、彼女達「非へそ出しのセパレートキュア」はこの記事においてはへそキュアとは扱っていないが、ファンアートや二次創作においてはその限りではなく、彼女たちもボトムスがへその見える位置まで下げられていたり、露出した腹部にへそが描きこまれている事も多い。
逆に、ミルキィローズはへそを出しているが、その面積が他のへそキュア達と比べてへそチラに近いレベルで狭く、特に引き絵だと色白な肌も相まってへそ出し部分がベルトの様に見える事がある為、二次創作ではへそが描かれない事がある。
上記以外のへそ出しプリキュア、変身前など
『スマイルプリキュア!』&『ドキドキ!プリキュア』は腹部を露出したコスチュームを身につけているプリキュアはいなかったが、『ハピネスチャージプリキュア!』ではモブキュアの一人であるキュアナイルが、セパレート&へそ出しコスチュームに身を包んでいた。
また、『魔法つかいプリキュア!』ではキュアミラクルとキュアマジカルの変身フォームであるカラフルスタイルの一つ・サファイアスタイルは、へそ出しのコスチュームになっている(マジカルは前のみセパレートだが、ミラクルはエールと同様のタイプと思われる)。
敵対するプリキュアとしては、キュアドリームの影となるダークドリームが存在。登場した映画の時期はまだドリームがへそ出しだった為、こちらもそのデザインをそのまま反映してへそ出しになっている。
変身前の例においては、変身後がセパレートタイプのコスチュームでないプリキュアも『ハピネスチャージプリキュア!』第10話での愛乃めぐみのように、へそ出しの私服やコスチュームを身につける事があり、ほまれやひかる一行(ただし、まどかは除く)がへそ出しスタイルの人魚になったケースも存在する。
また、プリキュアプリティストア限定シリーズ「アイドルシリーズ」にもへそ出しコスチュームを身につけるユニットが幾つかある。
その他の変わり種としては、「光落ち前の怪人態衣装が腹チラ」というパターンの人物がいる他、見た目はフラガール風の衣装を着たキュアオアシスだが、それ以外の詳細は一切謎の存在であるトロピカルパラダイスというキャラクターも存在する。
pixivでは
pixivにおいては、へそ出し及びセパレートではないプリキュアもへそ出しデザインにアレンジする二次創作イラストも投稿、及びタグ登録されることもある。
また、へそ出しのオリジナルプリキュアが作成された際に、タグが付けられることも。前述の通りプリキュアのデザインとしては定番の要素の一つである為か、こちらでもそれなりの頻度で見受けられる。
余談
川村敏江にキャラクターデザインされたアニメは、プリキュア5やHUGっと!プリキュアは主人公桃キュアがへそ出しのコスチュームである(ただし、前述の通り両者とも途中でへそ出しをやめている)。
また、へそ出しとは少女ズレた話にはなるが、従来のプリキュアシリーズにおいては「TV本編中のプリキュアに変身するメンバーの水着姿の描写NG」というルールがあり、2009年の『フレッシュプリキュア!』で一度蒼乃美希が競泳水着を着用して一悶着あった後もしばらく封印され、プリキュアメンバーが水着を着る事はなかったものの、その6年後の2015年、コンプライアンスが緩くなったのか(或いはスタッフが水着回無しで夏期の話を回すのに限界が見始めてきたのか)、『Go!プリンセスプリキュア』においてとうとうプリキュアメンバーの水着姿が解禁。
その際の海藤みなみと天ノ川きららの水着がへそを露出したものであり、これを皮切りに以降のシリーズにおいても、私服や変身後以外の水着姿によるメインメンバーのへそが拝めるようになってきている。
関連タグ
へそちゅっちゅサンシャイン:キュアサンシャイン専用タグ。
上北ふたご…氏の描く公式漫画版プリキュアシリーズの中で、やんわりとだが触れられる事がある。
フィーリア王女とふたりはプリキュアSplash☆Star:同じくネタとして登場する。