曖昧さ回避
日本のネット上では「ローレグ」と混同されていた時期が長かった。
両立できなくもないが、「ローレグ」自体は脚刳り(あしぐり)を浅く、つまり生地の下端を低く取るという全く別の処理である。詳細は先方の記事を参照のこと。
概要
直訳するとlow(=低く)rise(=登る)。上端を低く、すなわち股間からウエストまでの丈を短くしたデザインを指す。
定義上はだいたいへそ以下であれば「ローライズ」に区分されるため、現在流通しているボトムスは高い割合で「ローライズ」という事になるが、実用上は女性がファッション目的で着用する物を特に指して用いられる傾向がある。
一部に「Hip(=尻に)hang(=ひっかける)」と呼ばれる物もあるように、男性が履くには色々な意味で厳しいデザインも実際多い。
「へそ出し」などのセクシーさを強調する行動と共に広まった事も確かなのだが、一応実用性もあり、臓器がむき出しの腹部ではなく骨盤に覆われている腰部で支持する事で、負担が軽減されるというメリットがある。
もちろん「へそ出し」によってその腹部を外気に晒していては無に帰すが。
また、重心を下げたり、視線を誘導する事によって、実際以上にスタイルを良く見せられるという錯覚的な効果もあるという。
上端が下がった事で、「上からのパンチラ」が起こりやすいボトムスでもある。
それを前提とした見せパンなどもあったりするが、だらしなく下品になりがちであるため、下着のローライズ化も進む事になった。
下手すると半分尻が出るファッション自体が下品ではないのかとか、深く考えてはいけない。
関連イラスト
関連タグ
ローライズ黒スト:現状ほぼ時津風(艦隊これくしょん)の専用品。
腰パン:似た行為だが、「十分な股上のあるボトムスをあえて極端に低い位置で履く」ものとされている。また、こちらは男性が行いがちである。
鼠蹊部:近年はここに着目したいとする意見も増加している。