概要
多くの場合はボトムスをおへそより下に履いたローライズの状態で、シャツ等のトップスの裾が何かの拍子に捲りあがったりせり上がったりする事で起こる。が、それに遭遇するシチュエーションは伸び、ジャンプ、寝転ぶ、逆立ち等様々である。中には意図せずとも自分から服をずらしておへそをチラッとだけ見せる場合も。
どの程度でチラリと判断するかで意見が分かれることもあるが、基本的にはおへそが見える場合では「へそチラ」、見えない場合には「腹チラ」と使い分けられている。
チラリズムの世界はとても奥深いのである。
へそ出し・腹出しとの関係性
基本的にへそ出しファッションや腹出しとは明確に区分される物ではあるが、以下のようにどちらに属する物なのかを断定するには難しい格好も存在する。
1.着崩しにより臍周りだけが露出した服装
ピンポイントに臍部のボタンだけを外したりジッパーを下げたりはだけさせたりして着崩したことで、おへその部分だけが見えるようになっている服装。
また、そのような要素を持った前開きデザインの服装(セパレートではない為腰周りが露出していない物)もある。
おへその全体像は把握出来るので基本的には「へそ出し」と分類される(一部では「へそ窓」とも呼ばれる)ことも多いが、そのフェチ心をくすぐるようなデザインはへそチラと若干ニュアンスの近しい物があると考えられるであろう。
2.へそチラを頻繁に引き起こす構造の服装
1の物と似た概念。へそ窓のキャラクター一覧においても、一応注釈付きでまとめられている。
普段は腹出しや腹チラに分類される物だが、ちょっとした動作やわずかな状況の変化、角度の違いだけでおへそが見えてしまうような服装。最初からへそチラすることが想定されたデザインや着こなしであり、へそ出し・へそチラに加え上記の腹出し・腹チラとも判断が難しい。
中には『おへそが見えにくい』という点を除けば前述の「着崩し」と似通ったような状態である服装も。
3.サイズ違いの服装
服のサイズがキツキツ或いはぶかぶかである為に本来想定された物とは異なる着こなしとなり、それでおへそが見えるようになってしまった状態。
前述の例とは逆に、デザイナーや着る者が意図せぬ形でおへそを晒してしまう「不意のへそ見せ」という部分ではへそチラと共通する部分がある。
急な成長や大人化で服の丈が合わなくなり、見えてしまうことも。
4.おへその一部分しか見えない格好
着こなしによっておへその上部か下部しか見えないパターン。上記3つの例はほとんど二次元等のフィクションでしか見られない状況や服装であるが、スタンダードなセパレートタイプのへそ出しの服装でも起こりうるこちらは、現実的に最も発生しやすい例である。
上部しか見えない場合は『ボトムスを履く位置がおへその真ん中ぐらいの高さにあるので、おへその下側が見えなくなってしまう』ような服装
下部しか見えない場合は『トップスの丈が通常のへそ出しルックの服と比べる気持ち長めである為、おへそは見えても上側が隠れている』ような服装であることが原因。
このようなパターンでも服装としてはへそ出しまたは腹出しに分類されることもあるのだが、おへその一部しか拝むことが出来ない=チラッと見ることしかできないことからへそチラの性質も持つ状態と言える。
また、下側が隠されている場合は残念ながらおへその全体像を確認するのは難しくなるが、上側だけが隠されている場合は上着がめくれることで従来のへそチラに近いプロセスで全体を拝める可能性はある。その為、「下側だけ見えるパターン」は比較的へそ出し扱いもされやすく、逆に「上側だけ見えるパターン」は腹出し扱いにされることも少なくない。
なお、これらのような現象はへそ出しセーラー服のタグ内でも見受けられ、セーラー服でおへそが見えているイラストであれば特に区別されずに使われているのが現状である。
しかし、女学生が着用するセーラー服は本来、おへその位置またはその上の位置にスカートを履く物である為、『おへその下側が見えなくなってしまう』タイプのへそチラが一番現実的で自然な物であると考えれるであろう。
やはりチラリズムの世界は一筋縄ではいかないようだ。
へそチラ要素を持つキャラクター
上記のようにへそ出しやへそ窓等の近しい要素と混同されることも多い為、そのような要素を同時に持っている場合はヘソ出し項目の「へそ出しキャラクターの一覧」やへそ窓項目に同様にまとめられている。(勿論へそ出し以外の格好からへそチラを頻繁に引き起こすようなキャラクター等も一定数いる。セーラー服の人達とか漫画家とか姉弟子とか野球娘とか少年メダロッターとか。)
関連イラスト
表記揺れ
※臍ちらは現在の所、登録件数0である。
関連タグ
おどるポンポコリン…ちびまる子ちゃんの主題歌として有名な曲。歌詞の中に「おへそがちらり」というフレーズがある。