「響け愛の鼓動!ドキドキ!プリキュア!」
「胸のキュンキュン、止まらないよ! 」
概要
2013年(平成25年)2月3日 - 翌2014年(同26年)1月26日まで放送された『プリキュアシリーズ』第10作目(全49話)。
「プリキュアのメイン主人公はどこにでもいる普通の女の子でなくてはならない」という慣例を破り、文武両道なカリスマ生徒会長としているのが特徴。それを支える仲間達も皆社会的影響力が高いカリスマばかりであり、プリキュアを「子供が憧れるアイドルヒーローであること」を強く意識した作品である。
記念すべき『プリキュアシリーズ』第10作目であり、プリキュアとしては8代目となる。2012年(平成24年)12月25日に公式サイトにおいてメインキャラと概要。翌年1月6日にTVでの予告映像が発表された。
※公式サイトでの発表以前にも前年10月2日に東映アニメーションが『ドキドキ!プリキュア」』商標登録に出願(商標出願2012-79149)し、一般公開されたことでタイトルのみ先行判明していた。
なお、当タグの作品のうち、登録が早いものは公式発表前のパンフ等で流出したネタバレを元とした作品も多く、オンエア版とは異なっているものがあるため、注意。
スタッフ
東映アニメーションのプリキュアシリーズ統括Pとして『スマイルプリキュア』までの4作を担当していた梅澤淳稔が『聖闘士星矢Ω』に異動することに伴い、本作からは2012年1月まで『ONEPIECE』のTVシリーズを担当していた柴田宏明が起用された(梅澤・柴田はかつて『ノイタミナ』〔『怪〜Ayakashi〜』『モノノ怪』〕で共同プロデューサーを務めていた)。
また、ADK側のプロデューサーも本作第42話より、2代・佐々木礼子氏→3代・高橋知子氏に代替わりした。佐々木は本作離脱後にADKを辞して小学館に転じ、メディアプロジェクトマネージャー(作品統括)として『ガールズ×戦士シリーズ』を作り上げる。
プロデューサー変更に伴い、毎度のことではあるが従来では避けられていた様な要素も取入れられる様になった。メイン主人公・マナを「学校のカリスマ生徒会長」としたのもその一貫であろう。
SD(シリーズディレクター・監督)はシリーズ初参加の古賀豪氏。
シリーズ構成も同じくシリーズ初参加の山口亮太市。
この人選について柴田氏は『オトナファミ』2013年4月号で「古賀監督は10年前に初めて組んだある漫画のPVでのアクションの切れが印象に残った。山口さんは『デジモンセイバーズ』以来、猛烈に信頼している。高橋さんとは、(氏がキャラデザを担当した)『怪談レストラン』を見て、いつか一緒に仕事をしたいと夢見ていた」と語っている。
他スタッフも劇伴音楽(BGM/OST)は『スーパー戦隊シリーズ』や前述の『怪談レストラン』を手がけ、シリーズには初参加となる羽田健太郎門下の高木洋。EDのダンスパート振付けも前作まで4作品を受持った前田健からPerfumeやRIP_SLYME、CHEMISTRY等を手掛けて来たMIKIKOに交代した。前作までと比較するとスタッフが一新され、特に初参加スタッフが多いことが特徴。そのためか、変身後のプリキュア同士の呼び名が回によってまちまちであった(山口氏の意向で本作では基本的に「キュア」が付いたフルネームで呼び合っており、本作で初参加した脚本家もそれに従っていたが、過去作に携わった脚本家の回では従来通り「キュア」を省略している)。
映画
2013年3月16日より公開された『劇場版プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』でキュアハート・キュアダイヤモンド・キュアロゼッタ・キュアソードの初期メンバー4人がプリキュア映画初登場。
同年10月26日に単独の劇場版『映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』が公開され、キュアエースがプリキュア映画初登場。
漫画
上北ふたご氏によるコミカライズ版が『なかよし』に連載された(2013年3月号 - 2014年2月号)。
単行本に収録された描き下ろし最終回ではキングジコチューとの戦いがメインに描かれ、アイちゃんのきゅぴらっぱ~でプリキュア達が赤ん坊化されたり、メンバー全員がパルテノンモード化したりとアニメとは違った展開を見せている。
2017年(平成29年)より『スマプリ』同様、米国の映像配信サイト「Netflix」で『Glitter_Force_DokiDoki』というタイトルで配信放送を開始した。
小説
最終回の後日談(第50話)『レジーナ落第!?小学生からやり直せ!』が収録され、新キャラが登場した。
テーマ・特徴
本作のテーマとして採用されたキーワードは「愛」と「愛から生まれるドキドキ!」。
他人に対する献身・博愛の心が持つパワーを描く物語であり、愛といっても恋愛的な意味付けは薄い。
一方、主人公達の敵組織「ジコチュー」は人間の利己心を異常増幅させ、怪物に変貌させて操る存在である。
愛を忘れた怪物となり果てた者達を浄化し、救ってあげるのが本作のプリキュアたちの戦いとなる。
各話の連作性が強く意識されている作風で、先の展開を気にさせる様な引きや謎解きの要素も多い。全体のストーリーの動きはかなりスピード感があり、次から次に新しいクエストが与えられそれをこなすたびにパワーアップしていく様子は、女児アニメというより少年漫画に近い。
『スマイルプリキュア』では余り目立たなかったハートマークが再度目立つ位置にデザインされている。また、4人共に髪先端がぜんまいの様にくるんと丸まっているのも特徴。前作同様、スパッツを着用(立ち絵で見えているのはハートのみであるが、他の3人もEDダンスや本編で確認可能)。
本作の個性として際立っているのが、プリキュア変身者全員が「周囲の誰もが憧れるカリスマ女子」として描かれていることにある。
相田マナ/キュアハートは知力体力に恵まれた万能生徒会長、菱川六花/キュアダイヤモンドは全国模試10位以内の学力の大秀才、四葉ありす/キュアロゼッタは絶大な社会的影響力を持つ大財閥の御令嬢、剣崎真琴/キュアソードはメディア露出を頻繁に行っている売れっ子アイドル、そして円亜久里/キュアエースは小学生ながらにこの4人のコーチ役を担えるスーパーキッズと、いわゆる「どこにでもいそうな普通の女の子」のようなうなキャラは1人もいない。そして、それぞれの苦手分野が作中で強調されることも少ないため、徹頭徹尾ハイスペックなエリート集団として描かれている(だからといって苦手なものが全くないという訳ではない)。
「献身・博愛」がテーマであることからわかる通り、『フレッシュプリキュア!』以降より続く「皆のため、地球のために戦う路線」がより強調されている。プリキュア達は「万人を救う完全無欠な正義のヒーロー」として演出されており、変身前よりハイスペックなのもヒーロー性強化のためである。
また、作品進行に当たって重要視された点に「自己犠牲はしない」がある。過去作では自己犠牲的な行動で他人を助けようとして奇跡が起きるということが多々あったが、積極的にヒーローであろうとする本作でそういうノリを踏襲すると、自己犠牲を積極的にするという歪んだヒーロー像になりかねないからである。キャラ達がハイスペックなのにも自己犠牲を安易にせずともピンチを切り抜けられる様にするためという点がある。
キャラ演出面ではヒーロー性強調のためにヒロイン性が犠牲となった部分も少なからずある(特に相田マナの恋愛フラグを折ってしまったことが顕著)。スタッフからもそこは反省点として語られており、翌年作以降は「プリキュア活動と女の子の憧れの両立」がより意識される様になった。
なお、安易な自己犠牲の否定については本作以降も引き継がれている。
プリキュア・妖精共に5人ずつという大所帯のチームで、敵側メインキャラも7人もいるため、レギュラーキャラがかなり多い。
そのため、合体技発動役をキュアハートとしたり、最終強化形態(パルテノンモード)をキュアハートだけに用意する等、メイン主人公(相田マナ=キュアハート)を視聴者視点中心に描く様に意識されている。ただし、基本的にはチームで戦うというフォーマット自体は守られている(過去作では敵味方総計人数が多めであった『Yes!プリキュア5』が同様にメイン主人公を中心に描いていた)。
『Yes!プリキュア5GoGo!』以来のプリキュアが石化される場面がある。
本作における新機軸
- 4人編成プリキュアでは初めて、初報で4人全員のヴィジュアルが判明した
- (当初キュアソードの正体は伏せられていたが、既に幼児誌やデータカードダス等で判明済で後に公式HPでも公表された)。
- メイン主人公よりも先に活動しているプリキュアがレギュラーとして当初から存在する(キュアソード)。
- (『ハートキャッチプリキュア』のキュアムーンライトも主人公よりも先輩のプリキュアとなるが、第1話で力を喪失。レギュラーとして復帰出来たのは中盤以降である)。
- 浄化技名最初に「プリキュア」が付かない
- (ラブハートアローによる必殺技には従来通り「プリキュア」が付いている)。
- プリキュア変身者全員がカリスマ溢れるスーパーガールとして描かれている(詳細は前述)
- 人間界側にプリキュア支援組織が存在する(四葉財閥)。
- 追加戦士であるキュアエースは初の成長変身型プリキュアとなった
- 第23話は、史上始めてプリキュアの手によるプリキュアの資格が剥奪されるエピソードとなっている
- (使命を終えたことに伴う返上や引退・妖精の死や力の源泉破損に伴う喪失・敵の攻撃による喪失または変身解除というケースはあった。また、水無月かれんは正式なプリキュアとなる前に力の源泉たるピンキーキャッチュに1度「資格無し」と見なされている)。
- ジコチュー発生原因が「人間の心の闇」であったことからトランプ王国は侵略を受けたのではなく、国王・国民の心の闇が原因で王国が自ら自滅したという結果に至った。
- (従来のシリーズでは妖精が住む異世界の国が滅亡した原因が悪の組織による侵攻であった)。
- 最終決戦の様子が作中のメディアによって世界中に中継された。
- (今作の最終決戦は往年の怪獣映画のオマージュという演出で描かれ、全高1Kmを越すラスボス・キングジコチューが海を渡って大貝町へ上陸する光景、パニックになる一般人の様子、無残に破壊される街の被害状況などがリアルに描かれた)
- (宇宙自体が破壊された『ふたりはプリキュアSplash☆Star』、全平行世界が陥落した『フレッシュプリキュア!』を筆頭とする過去作のそれのような派手さこそないものの、キングジコチューの侵攻シーンには「『新世紀エヴァンゲリオン』や『パシフィック・リム』を彷彿とさせる」という感想がネットに飛び交った)
- 幹部からの下剋上によるラスボス昇格。
- 戦いが終わった後生き残って改心せず、そのまま行方不明となった一部悪役達。
- (本作のプリキュア達によって救われたのはあくまで「今の時代の人間達」であり、世代を超えた遥かな未来で力を取り戻した悪役達とその時代の新しいプリキュア達との闘争が再開されるであろう、という予感を示して物語が終わった)。
- (「悪役が最後まで生き残った場合は、浄化や改心によって善の心に目覚める」というケースが定番だったプリキュアシリーズにおいては異例。今回の悪役は人間が本質的に持つ自己中心的な言動を具現化した存在であり、「人間誰でもワガママな欲望が芽生えることがあるけれど、愛があればそれに飲み込まれなくてすむ」という形で博愛の大切さを説く作品であるため、愛が不滅ならば利己心の象徴である悪役達もまた永遠に不滅であるというのは作品テーマに合致しているといえる)。
- (なお、初代二作品も「光は闇を照らす存在であるため、闇がないと光もまた存在出来ない」という矛盾が根源のテーマであり、ある意味では原点回帰である)。
- 生まれ変わりの人物が本来の姿に戻らず、オリジナルの分まで生き続ける。
- 明確に戦闘上での弱点を抱えるプリキュアが登場。
- (キュアエースは5分間しか変身できない)。
ストーリー
地球がある世界とは別次元にある「トランプ王国」にある日突然、「ジコチュー」と呼ばれる謎の怪物が出没。王国の王女「マリー・アンジュ」と国を守護する戦士の1人・キュアソードはジコチューと交戦するが、圧倒的な強さの前に力及ばず、王国を守れなかった。そしてジコチューは地球に狙いを定める。王女は地球を王国の様にはさせまいと妖精達にプリキュア探しを命じ、地球に送ったのであった。
一方その頃、大貝町の大貝第1中学校生徒会長を務める相田マナは校外学習で東京クローバータワーに来た際、人間界に亡命して来た3匹の妖精・ラケル・シャルル・ランスの3つ子と思われる兄姉弟と出会い、そこへ襲い掛かってきた2体のジコチューに襲われる。その時、シャルルの力でマナはキュアハートに変身し、ジコチューを浄化する。そしてマナは人気アイドル・剣崎真琴とそのマネージャーよりある秘密を聞く。
実は、彼女は王国から地球に逃走する最中にアン王女と逸れてしまい、真琴はその王女を探すためにアイドルで通して来たキュアソードでマネージャーはパートナー妖精。ダビィが変身した姿であった。
全てを知ったマナは幼馴染の菱川六花・四葉ありすを仲間に迎え、ジコチューと戦うことを決意するのであった。
そんなマナ達は「ソリティア」と呼ばれるアンティークショップで不思議なタマゴを発見。そこから生まれた赤ちゃんに「アイちゃん」と名付けて可愛がる。
さらに、ジコチューの親玉・キングジコチューの娘・レジーナが現れピンチに陥るも、キュアエースというプリキュアが参上して、ピンチを脱してその正体である円亜久里の元で訓練を始め、ジコチューとの戦いに赴くのであった。
果たして亜久里&レジーナ、そしてアイちゃんの正体はいかに。
モチーフ
本作のメインモチーフはトランプ。登場人物の名前もトランプのカードにちなんだ名前がついている(相田→愛→ハート。菱川→ダイヤモンドのマークの形であるひし形。四葉→クローバー→クラブ、剣崎→剣→スペードは剣を意匠化したもの)ほか、随所にトランプ関連の名前が散りばめられている。
ちなみにトランプのカードをモチーフにしたプリキュアとしては『フレッシュプリキュア!』が存在している(キュアピーチ、キュアベリー、キュアパインの3人の必殺技や戦闘アイテムにはハート、スペード、ダイヤが使われていた)。ただ、フレッシュは同時に「四葉のクローバー(愛、希望、祈り、幸せ)」がメインのモチーフになっているため、トランプの色合いは薄かった(キュアパッションはキュアピーチ同様、ハートが必殺技や戦闘アイテムにつかわれていた)。
ちなみに、前作であるスマイルプリキュアにはトランプのジョーカーをモチーフとしたジョーカーが登場している。
また、プリキュアのイメージカラーや、敵怪物が人の心から生まれる点は『ハートキャッチプリキュア』と同じである。
プリキュアと妖精
各キャラクターの名前には由来がある。
プリキュアの4人はトランプの絵柄(スート)から、4匹の妖精とマリー・アンジュはトランプのJ、Q、Kに描かれた人物から、ジコチューの幹部は『七つの大罪』から、プリキュアの家族は『おかあさんといっしょ』の歌のお兄さん・お姉さんから、ジョー岡田はトランプのジョーカーから、1万年前のプリキュアはタロットカードから(ドキドキ!プリキュアオフィシャルコンプリートブックでの山口氏へのインタビューから)それぞれ取られている。
また、脇役として複数回登場するモブキャラクターは姓に何らかの漢数字が入っている。そのほとんどは大貝第1中学校の生徒達である。
プリキュアシリーズで初めてプリキュア戦士の兄弟姉妹が登場しない。アイちゃんは相田家では妹とされているが実の姉妹ではない。設定ではありすには兄が1人いるが、劇中には登場しない。
登場人物
プリキュア
- 相田マナ/キュアハート(CV:生天目仁美)
- 菱川六花/キュアダイヤモンド(CV:寿美菜子)
- 四葉ありす/キュアロゼッタ(CV:渕上舞)
- 剣崎真琴/キュアソード(CV:宮本佳那子)
- 円亜久里/キュアエース(CV:釘宮理恵)
妖精
トランプ王国
1万年前のプリキュア・妖精
プリキュア
妖精
ジコチュー軍団
黒幕
傀儡及びその娘
上級幹部
三幹部(ジコチュートリオ)
未登場幹部
※第46話回想シーンでシルエットのみ登場(名前は【ドキドキ!プリキュアオフィシャルコンプリートブック(学研)』インタビューより)。
※後に後日談を描いた小説版で復活を遂げた。
怪物
プリキュアの家族
相田家
菱川家
四葉家
- (祖父)四葉一郎(CV:麦人)
- (父)四葉星児(CV:中村秀利)
- (母)四葉祥子(CV:ありすママ)※47 - 49話に登場するも台詞なし。
- (兄)四葉ヒロミチ ※設定のみ。後に小説版で登場。
- (執事)セバスチャン(CV:及川いぞう)
円家
大貝第一中学校
教職員
生徒
- 十条(CV:白川周作)
- 二階堂(CV:佐藤拓也)
- 百田(CV:桜井翼):男子生徒。真ん中分けで後ろ髪を刈り上げている。
- 三村(CV:大林洋平):男子生徒。マナのクラスメイト。
- 早乙女純(CV:鈴木千尋)
- 京田(CV:藤村歩)
- 八嶋(CV:一木千洋)
その他
- 五星麗奈(CV:氷青)
- かるたクイーン(CV:鈴木真仁)
- おおとり環(CV:山像かおり)
- 森ハルナ(声:寺崎裕香)
- 森本エル(CV:森谷里美)
- 角野秋(CV:菊本平)
- 郷田(CV:松本忍)
- 高倉裕次郎(CV:山路和弘)
呼称表
が/に | マナ | 六花 | ありす | 真琴 | 亜久里 | シャルル | ラケル | ランス | ダビィ | アイちゃん |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マナ | アタシ | 六花 | ありす | まこぴー | 亜久里ちゃん | シャルル | ラケル | ランス | ダビィ | アイちゃん |
六花 | マナ | 私 | ありす | まこぴー | 亜久里ちゃん | シャルル | ラケル | ランス | ダビィ | アイちゃん |
ありす | マナちゃん | 六花ちゃん | 私 | 真琴さん | 亜久里ちゃん | シャルルちゃん | ラケルちゃん | ランスちゃん | ダビィちゃん | アイちゃん |
真琴 | マナ | 六花 | ありす | 私 | 亜久里ちゃん | シャルル | ラケル | ランス | ダビィ | アイちゃん |
亜久里 | マナ | 六花 | ありす | 真琴 | わたくし | シャルル | ラケル | ランス | ダビィ | アイちゃん |
シャルル | マナ | 六花 | ありす | 真琴、まこぴー | 亜久里 | 私・シャルル | ラケル | ランス | ダビィ | アイちゃん |
ラケル | マナ | 六花 | ありす | 真琴、まこぴー | 亜久里 | シャルル | ボク | ランス | ダビィ | アイちゃん |
ランス | マナ | 六花 | ありす | 真琴、まこぴー | 亜久里 | シャルル | ラケル | ボク、ランス | ダビィ | アイちゃん |
ダビィ | マナ | 六花 | ありす | 真琴 | 亜久里 | シャルル | ラケル | ランス | 私・ダビィ | アイちゃん |
アイちゃん | マナ | - | - | - | 亜久里 | - | - | - | - | アイちゃん |
架空の地名・組織等
大貝第一中学校 - マナ、六花(のちに真琴、最終話ではレジーナも)が通う中学校。名前の由来はトランプゲームの「ページワン(大貝=頁=ページ+第一=ワン)」から。
大貝町 - メインの舞台となる街。数十万人が住む臨海都市。
ぶたのしっぽ - マナの実家が経営する洋食屋。名前の由来はトランプゲームの「豚のしっぽ」から。
七ツ橋学園 - ありすが通う名門学園。名前の由来はトランプゲームの「セブンブリッジ」から。
ソリティア - ジョー岡田が大貝町で開いたアンティークショップ。名前の由来はトランプゲームの「ソリティア=クロンダイク」から。
四葉財閥 - ありすの実家が経営する大企業グループ。
各放送回
話数 | サブタイトル | 備考・関連タグなど | 放送日程 |
---|---|---|---|
1 | 地球が大ピンチ! 残された最後のプリキュア!! | キュアハート誕生 /キュアソード、ジョー岡田、セバスチャン、 イーラ、マーモ初登場/キングジコチュー初登場(但し封印時であり台詞も無し) | 2013年2月3日 |
2 | ガーン! キュアハートの正体がバレちゃった!! | 相田家初登場/いい気にならないで/ニャーッ | 2月10日 |
3 | 最高の相棒登場! キュアダイヤモンド!! | キュアダイヤモンド誕生/ベール初登場/菱川家初登場(回想のみ)、父親の名前が「菱川悠蔵」と判明。 | 2月17日 |
4 | お断りしますわ! 私、プリキュアになりません!! | キュアロゼッタ誕生/ゲロイン/武神ありす/四葉一郎初登場(回想のみ) | 2月24日 |
5 | うそ! キュアソードってあの子なの?? | タラコ唇アイドル初登場 | 3月3日 |
6 | ビックリ! 私のお家にまこぴーがくる!? | キュアソード、DBの正体が判明/ベールがプリキュアと初顔合わせ | 3月10日 |
7 | ギリギリの戦い!さらば、プリキュア!! | マリー・アンジュ初登場(回想のみ)/ベールが初めて活動 | 3月17日 |
8 | きゅぴらっぱ?!ふしぎ赤ちゃん誕生!! | アイちゃん初登場/マナさん歌音痴 | 3月24日 |
9 | ハチャメチャ!アイちゃん学校にいく!! | 大貝第一中学校の七不思議誕生? | 3月31日 |
10 | 転校生は、国民的スーパーアイドル!! | 剣崎真琴が大貝第一中学校に転入/菱川亮子初登場 | 4月7日 |
11 | めざめよ!プリキュアの新たなる力! | ラブハートアロー、ビーストモード初登場/携帯魔中年 | 4月14日 |
12 | マナの決意!あたし弟子をとります! | 早乙女純、レジーナ初登場/象さん魔少年(ゾウさん魔少年) | 4月21日 |
13 | ついに発見!?王女様の手がかり! | 黄のロイヤルクリスタル出現/五星麗奈初登場/レジーナがプリキュアと初顔合わせ/薔薇魔婦女 | 4月28日 |
14 | 夢か約束か!六花おおいに悩む!! | 青のロイヤルクリスタル出現/菱川悠蔵初登場/レディース六花 | 5月5日 |
15 | 大いそがし!真琴のアイドルな日々! | 紫のロイヤルクリスタル出現/おおとり環初登場/レジーナが初めて活動/ラブリーフォースアロー初披露 | 5月12日 |
16 | レジーナ猛アタック!マナはあたしのモノ! | レジーナとマナの交流 | 5月19日 |
17 | ショック!奪われたクリスタル! | 赤のロイヤルクリスタル出現/レジーナ赤目覚醒/ジョー岡田の正体が判明 | 5月26日 |
18 | 出現!さいごのロイヤルクリスタル! | キャラクターの服装が夏服に/ピンクのロイヤルクリスタル出現 | 6月2日 |
19 | クリスタルをかけて!ジコチューのゲーム! | アイちゃんが初めて喋る「しゅご~い」 | 6月9日 |
20 | クリスタルの導き!王女様のもとへ! | マリー・アンジュ発見/追加戦士の予告 | 6月16日 |
21 | トランプ王国へ!王女様を救え! | キングジコチュー初会話/レジーナキャッチャー/レジーナがジコチュー一味から離脱 | 6月23日 |
22 | ピンチに登場!新たな戦士キュアエース! | キュアエース初登場/ジョー岡田とマリー・アンジュが姿を消す/レジーナショック | 6月30日 |
23 | 愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い! | マナがプリキュアの資格を剥奪される/キュアハート強化覚醒/レジーナの長い夏休み/リーヴァ、グーラ初登場/キュアエースの正体が判明/キュア拓/プリキュア5つの誓い(1つ目) | 7月7日 |
24 | 衝撃!まこぴーアイドル引退宣言! | キュアソード強化覚醒/円亜久里が自己紹介/マナー・アンジュ/プリキュア5つの誓い(2つ目) | 7月14日 |
25 | 華麗な変身!ニューヒロイン登場!? | キュアロゼッタ強化覚醒/人工コミューン→セバスチャンがキュアセバスチャンに、マーモがキューティーマダムに変身/鋼鉄の執事/プリキュア5つの誓い(3つ目) | 7月21日 |
26 | ホントの気持ちは?六花またまた悩む! | キュアダイヤモンド強化覚醒/きれいなイーラ/プリキュア5つの誓い(4つ目) | 7月28日 |
27 | バレちゃった!?キュアエースの弱点! | 強化型ジコチュー初登場/円茉里初登場/プリキュア5つの誓い(5つ目)/キュアエースの弱点が変身時間5分である/オープニング映像、アイキャッチ、エンディング曲がリニューアル | 8月4日 |
28 | 胸がドキドキ!亜久里の夏休み! | キュアエースピンチから強化覚醒/森本エル初登場 | 8月11日 |
29 | マナのために!シャルル大変身! | シャルル、ラケル、ランス擬人化 | 8月18日 |
30 | 最後の試練! 伝説のプリキュア! | プリキュア三種の神器/水晶の鏡初登場/メラン初登場/キュアエンプレス初登場(回想のみ)/ラブリーフォースリフレクション初披露 | 9月1日 |
31 | 大貝町大ピンチ!誕生!ラブリーパッド | マナディシ/マジカルラブリーパッド覚醒/ラブリーストレートフラッシュ初披露/プリキュア5つの誓い(まさかの6つ目)/ベール、リーヴァとグーラを粛清 | 9月8日 |
32 | マナ倒れる!嵐の文化祭 | ブラッドリング初登場/通りすがりの小学生/ゲロイン再び(未遂)/プリキュア道/エースミラーフラッシュ初披露 | 9月15日 |
33 | ありすパパ登場!四葉家お泊まり会! | 四葉星児初登場/ロゼッタバルーン初披露 | 9月22日 |
34 | ママはチョーたいへん!ふきげんアイちゃん | アイちゃんがイヤイヤ期に突入/ダイヤモンドスワークル初披露 | 9月29日 |
35 | いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦! | アイちゃんに初めて歯が生える/ソードハリケーン初披露 | 10月6日 |
36 | ラケルはりきる!初恋パワー全開! | キャラの服装が冬服に戻る(亜久里の冬服姿初登場)/ラケルが八嶋に思いを寄せる/シャルル、ラケル擬人化再び/おまるジコチューの人/キュアダイヤモンドのおしりパンチ | 10月13日 |
37 | なおせ好きキライ!ニンジンVS亜久里! | まなっしー/プリキュア失格/角野秋登場/敵味方それぞれにニンジン嫌いのキャラが/元気100倍/レジーナ目覚める | 10月20日 |
38 | ベールのたくらみ!アイちゃんジコチューになる!? | アイさん/ブラッドリング破壊/アイちゃんのイヤイヤ期卒業/スーパーベール/レジーナ完全復帰 | 10月27日 |
39 | 会いに来たよ!レジーナふたたび! | ベール岡田/ハートダイナマイト初披露/ミラクルドラゴングレイブ覚醒 | 11月10日 |
40 | とどけたい思い!まこぴー新曲発表! | タラコ唇アイドルの名前判明/エリカ様のような亜久里/戦闘中にこころをこめて披露/マジカルラブリーパッドの真の力覚醒/エンジェルモード初披露/ロイヤルラブリーストレートフラッシュ初披露 | 11月17日 |
41 | ありすの夢!花がつないだともだち | ありす・麗奈の過去/軌道上ジコチュー/成層圏突入/レジーナに浄化の兆候/麗奈にプリキュアの正体明かし | 11月24日 |
42 | みんなで祝おう!はじめての誕生日! | 亜久里が養子であることが判明/真琴が孤児であったことが判明 | 12月1日 |
43 | 大切な人へ!亜久里の授業参観! | 亜久里の出自が判明/茉里にプリキュアの正体明かし | 12月8日 |
44 | ジコチューの罠!マナのいないクリスマス! | レジーナがマナに告白/ジョー岡田復帰/ジコチュー「メリークルシミマス」 | 12月15日 |
45 | 宿命の対決!エースVSレジーナ | エターナルゴールデンクラウン初登場/真実を惑わせる鏡なんて割ればいい/真・キュアエース | 12月22日 |
46 | エースとレジーナ!誕生の真実! | トランプ王国で起きた事件の真相/亜久里、レジーナ、アイちゃん、キングジコチューの真の正体/真の黒幕(1万年前に封印された「闇」)の登場/キングジコチューの完全復活/キングジコチュー・レジーナが人間界に侵攻開始 | 2014年1月5日 |
47 | キュアハートの決意!まもりたい約束! | ジコチュー怪獣軍団大貝町に上陸/プリキュアと怪獣軍団の戦いがニュースで世界中継/モブキャラ総出演/ありすの母初登場/トランプ王国で起きた事件の真相その2/クローバータワー崩壊/レジーナ、仲間になる | 1月12日 |
48 | ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー! | キュアハート、自ら正体バラす/巨大ランス/プリキュアダイヤモンドブリザードで凍死寸前となるキュアダイヤモンド/キングジコチュー浄化/トランプ王国国王救出/ベール、キングジコチューのジャネジーを取込む | 1月19日 |
49 | あなたに届け!マイスイートハート! | 最終回/ベール、プロトジコチューに乗っ取られる/キュアハートパルテノンモード/プロトジコチュー浄化/ジコチュートリオ撤退/後日談/制服レジーナ | 1月26日 |
主題歌
OPテーマ
作詞:藤林聖子 / 作曲:清岡千穂 / 編曲:池田大介 / 歌:黒沢ともよ
EDテーマ
- 『この空の向こう』(第1 - 26話)
作詞:利根川貴之 / 作曲:Dr.Usui / 編曲:Dr.Usui・利根川貴之 / 歌:吉田仁美
- 『ラブリンク』(第27 - 49話)
作詞:利根川貴之 / 作曲:Dr.Usui / 編曲:Dr.Usui&Wicky.Recording / 歌:吉田仁美
余談
- 朝日放送と同じ朝日新聞グループに属する『日刊スポーツ』は本作より劇場版公開に合わせて『プリキュア新聞』発行を開始した。
- その第2号(2013年10月22日発行)最終面の柴田宏明Pインタビューにおいて、本来「来年1月末の最終回に向け」と書くべき所を「年末の最終回に向け」と誤記。これを真に受けた一部ファンが2ちゃんねるや各まとめサイト・オタク系ニュースサイトのコメント欄、旧Twitter(現・Xなどで、「視聴率不振で打切り」から「直前の仮面ライダーシリーズが『鎧武』で9月開始から10月開始にシフトしたのに合わせた改編期調整」までの様々な推測を立てたり、本作やシリーズ過去作に対するネガティブキャンペーンを展開したりした(2ちゃんねるやまとめサイトなどにおける記事:1. 2. 3. 4)。シリーズ構成の山口亮太は自身の旧Twitterアカウントでファンの質問に答える形で放送終了繰上げをきっぱりと否定し、『日刊スポーツ』も発売当日の内に誤記を認め謝罪した(と同時に次期シリーズの開始を明かした)。
- プリキュア全員が1人っ子である。これまでも1人っ子のプリキュアは数多くいたが、プリキュア全員が1人っ子なのは初で、2025年(令和7年)現在唯一の例。(初期メンバーが全員1人っ子という例は次作「ハピネスチャージプリキュア!」で、初期メンバーのキュアラブリー・キュアプリンセスともに1人っ子である)
- ただし、キュアロゼッタは兄がいる設定であったが、その兄・ヒロミチは公式には登場しておらず、キュアエースはマリー・アンジュの2つに割れたプシュケーの片割れであるため、厳密には1人っ子とはいえない可能性がある。
- 2017年(平成29年)3月22日に放送された刑事ドラマ『相棒』で本作画像が推理ギミックとして使われた。これを見ていたプリキュアファンのほとんどが驚いたであろう。なお、画面に大きく映ったのはキュアハート・キュアエース。
(カレンダーの日付にずれがあるのは、ロシア正教はユリウス暦を採用しているため。ちなみに2010年のプリキュアはいわずと知れた『ハートキャッチプリキュア!』。)
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