怒鬼怒鬼プリキュア
どきどきぷりきゅあ
「ドキドキ!プリキュア」に変身する初期メンバー4名のキャラ設定を見てみよう。
相田マナ:スポーツ万能、成績優秀、人格者のオールマイティ生徒会長。
菱川六花:生徒会書記。知識が多く、全国模試ベスト10に入る秀才。
四葉ありす:財閥のお嬢様。ピアノ、バレエ、武道一般など多くの特技を有し文武両道。
剣崎真琴:トランプ王国の戦士。こっちの世界では人気沸騰中のトップアイドル。
いずれもかなりのハイスペック少女達である。
このエリート揃いの設定に、ちょっと首をかしげた者は多い。
今までのプリキュアでは、優秀な人材が一チームに一人はいたが、チーム全員が高レベルであることはほとんどなかった。
元気で明るい笑顔が一番であり、ドジっ子、アホの子、引っ込み思案、ガチ百合、はっぷっぷー、怒りんぼ、弱点過多、泣き虫、天然娘、ブラコン、やるっしゅなど、何かしら親近感の持てる点がある子が愛されてきた。
果たしてこんな高嶺の花ばかりのパーフェクトガールズに感情移入できるのだろうか・・・
あ、そうだ。もしかしてこいつら、エリートにありがちな腹黒い連中じゃね?
というわけで、毎年恒例の黒化イジりが早くも始まったのであった。
そんなこんなで10話が過ぎ(この時点で亜久里は未登場)、
マナ→天然・音痴・街中で過度なまこピー連呼
六花→怒涛のツッコミ担当・布団の中でやきもち・つばめ発言
ありす→ド天然・マイペース・キレると危ない
真琴→人間界の常識に対して微妙な知識感
なんてキャラも確立していき、それらを発展させた二次創作も増えていくのだが、
このタグの場合
六花ちゃんのヤンデレチックな絵(主にまこぴーやレジーナへの嫉妬的な)、
ありすちゃんの腹黒絵
が多い傾向にある。
10話に百合スキー修羅場スキーな人々の妄想を大いに掻き立てる展開があったことが六花絵を増やし、
便利グッズのようにどこにでも登場する四葉財閥の存在、三角関係から一歩引いた目線が「修羅場を楽しむ」かのように映った人々がありす絵を増やしたのだろうと想像出来る。
それでなくても、ポジション的にネタキャラとしてこの二人が弄りやすいことも大いに関係しているだろう。