CV:寿美菜子
概要
ドキドキ!プリキュアの登場人物。キュアダイヤモンドに変身する。
名前は断じて「立花」ではないので注意されたし。
なお、「六花」とは「雪の結晶」を意味する言葉である(雪の結晶が六角形の花に見えることから)。
パートナーの妖精はラケル。
誕生日は9月17日のおとめ座(山口亮太氏のツイートより)。
※CVの寿氏と同じ誕生日。
容姿
濃い青色の背中まであるロングヘアーをお嬢様結びにしたうえ、結った部分を長い三つ編みにして後頭部のあたりに水色のリボンを付けて留めている。動く時などにこの垂らした三つ編み部分が揺れる。前髪は向かって左に流している。
10年前や小学生時代は、セミロングの一部を水色のリボンで短いツーサイドアップにする髪型だった。
目は丸いツリ目で瞳が青色。どうやら近視らしく、普段は裸眼だが遠くの物に注目するときや細かい物を見る時などは必要に応じて赤ブチの眼鏡をかけたりしている。
少しの差ではあるが、5人の中では背が一番高い。
スペック
大貝第一中学では生徒会書記を務めており、全国模試ベスト10に入るほどの勉強好きな秀才。
物事を観察、分析することが得意で目にした物体や現象の名前、難しい諺を即座に口に出す事が出来るほど知識量が豊富。また、両親が家を空けることが多いためか家事も一通りこなせる他、宿題や料理の仕込みを空いた時間ですぐ終わらせたりと時間管理も上手なしっかり者である。
その一方でスポーツに関しては本人が「マナほどスポーツ万能じゃない」と語っており、実際に変身前で仲間全員で飛んだり跳ねたり走ったりすることが強いられる場面では六花が足を引っ張ってしまう描写が多く本作のプリキュア達の中では一番運動神経が低いと言われている。しかし本作のプリキュア達は変身前でもかなり運動能力に優れたハイスペック集団ゆえ、一般的な中学生と比べたら六花も十分優れている可能性はある。
プリキュアとしての格闘は難なくこなしているため、変身後の肉弾戦が苦手などということはない様子。
サッカーや野球で対決することになった時に的確な指示を仲間たちに出していることから、スポーツに関する知識はあるようだ。
性格
落ち着いた性格であり、人の前に出るのが苦手で静かな環境を好むところがあるが、自分の主張を貫き通す気の強さを持っている。
観察眼の高さからか慎重であり、自分が納得していない物事は気軽に受け入れない姿勢を保とうとする。そのため初期は「ありえない!」を口癖としていたが、話が進むにつれあまり言わなくなった。
マナが熱中している流行りのアイドルまこぴーを少々興味無さげな目で見る・「キュアハートのようなヒラヒラの服は自分には似合わない」と感じるなど、ややクラシック気質でマナの知らない「ラジカセ」も理解していた。会話の中に『幸せの王子』や『不思議の国のアリス』を用いてたとえ話をするなど、童話好きの面もある様子。百人一首に熱中していた時期もある。
将来の目標は母親と同じ医者になる事で、勉強熱心なのはそのため。
しかし百人一首に熱中して勉強がおろそかになって成績を落とした(といっても学年トップから2位に落ちたくらいだが)こともあり、一つの事にハマるととことんやる性分でもある。
良くも悪くも現実主義者であり、プリキュアに関連する超常現象にはツッコミをまず入れる。「ドキドキ」メンバーの中では、人助けが大好きだが後先考えないので暴走しやすいマナ、財閥令嬢で天然なありす、トップアイドルかつ浮世離れしている真琴、多少なことには動じないスパルタンな亜久里らと比べると六花は一般人に最も近い感性を持った女の子と言える。そのためなのか、視聴者の反応を反映するかのように異様な事態への驚き役や他のメンバーへのツッコミ役を担うことが最も多い。
カエルが好きなようで、自室には目覚まし時計やラケル用の布団、エプロンやスリッパなどにカエルをモチーフにした調度品が多くある。
人間関係
主人公である相田マナとは強い信頼関係にあり、自他ともに認める女房役である。
10年前に大貝町に引っ越ししてきて、家族と挨拶回りに伺った時に、近所の家に住んでいた同い年の少女がマナであった。それ以来は10年間変わらず友達でいる幼馴染み。四葉ありすとも小学校以来の友人である。
子供の頃から自ら厄介事を背負い込んでばかりいるマナの事は放っておけず、常にフォローして回っているため、いつも彼女に振り回されてばかりである(生徒会書記になったのもマナの誘いだった)。ただし六花自身は『幸せの王子にとってのツバメ』のように、マナの助けになりたいと思っている。
さすがに「プリキュアに変身した」というマナの告白は最初は信じられなかったが、ジコチュー相手に立ち向かい、「友達だからこそ信頼して巻き込む」と目の前でキュアハートに変身して戦うマナの姿を見て理解を示した。自身がプリキュアになることは最初こそ誘われても拒否していたがひとりで戦うマナのピンチを目の当たりにし、彼女を助けると決意し自分もプリキュアになる決意をした。
家族構成
父親はコンクールで賞を取るほどの高名な写真家で世界中を飛び回っており、母も小児科医で多忙を極めている為、六花は夜一人でいることが多い。そのため、六花はマナの実家である洋食屋「ぶたのしっぽ」でよく夕食を御馳走になっている。
回想シーンを除くと、家族全員が集合したのは14話が初。
しかし六花はそんな両親を応援しており、父親の手紙にきちんと返事を書くなどしている(六花からの返事が来ないと拗ねるらしい)。自宅には父からの土産である海外の骨董品などのよく分からない置物が大量に並べてある。土産は手紙と共に郵送で家に届けるようだが、写真家なのに写真はあまり送らない。第3話で六花に送られた手紙によると、彼はペルーの世界遺産・マチュピチュ遺跡にいたようである。
六花は小児科医である母から教わった知識を活かし、マナにアイちゃんの面倒の見方をアドバイスした。
家族の絆をテーマにしたエピソードの多くが菱川家絡みのネタで描かれているため、両親とも登場頻度が少ないわりに存在感がある。
OP映像では家族そろって仲良くしている姿が描かれており、六花にとっての家族の大切さがよくわかるようになっている。
トリビア
メガネ六花
2013年1月に公開された予告動画の中に、眼鏡をかけた六花の姿が見られ、これが可愛いと好評で、pixivでも眼鏡をかけた六花のイラストがいくつも見られる事になった。放送開始から幾度かの場面で眼鏡をかけるほか、DCDなどでも眼鏡姿が見受けられる。なおコンプリートブックにて、元々普段から眼鏡をかけている設定だったが眼鏡キャラは女児ウケしにくいという理由で裸眼がデフォルト姿となった事が明かされている。
プリキュアシリーズでは眼鏡っ娘のプリキュアは珍しく、六花と花咲つぼみ、月影ゆり、調辺アコと、わずか4人しかいない。つぼみとは、眼鏡を普段はかけていない点でも共通している。
2018年のシリーズでは眼鏡を使用する青キュアの後輩として薬師寺さあやが登場しており、裸眼の方が多いものの着用頻度は六花よりも高い。
そして2021年のシリーズで本格的に新たな眼鏡っ娘キュアが登場した。
中の人について
演じる寿美菜子女史はプリキュアシリーズには本作が初出演となる。
また90年代生まれ初のプリキュア役である。
そして翌年のハピネスチャージプリキュア!にもスフィアの同僚である戸松遥女史が氷川いおな/キュアフォーチュンとして出演し、2年連続でスフィアのメンバーが寒色系のプリキュアを演じる事になった。
各話ネタ
TV本編
- 第1話
他人の笑顔の為に奔走する、いかにも歴代プリキュアの主役らしいマナに対し、それに振り回されつつサポートする、いかにも女房役らしいポジションであることを印象付ける。「マナは愛を振り撒き過ぎなのよ!」
- 第2話
プリキュアに変身した事を隠して挙動不審になるマナを訝しみつつ、彼女を「幸せの王子」だと心配する。それでもなお突っ走るマナに対し、「私はあなたのツバメにはなれない!?」の名台詞が炸裂。これによりマナ=王子、六花=ツバメの図式が確立した。
この回ではまだプリキュアになっていないがマナと一緒にジコチューとの戦闘に参加。信号機ジコチュー弱点であるボタンを押して勝利につなげる。この時、後ろをこそこそついていく様子が可愛い。
- 第3話
キュアラビーズを中学校の理科室の設備で分析し、地球上の物質ではないと断定する博識ぶりを披露。ジョー岡田に対しては、マナのストーカーだと思い込んでか、露骨に警戒心と敵意をむき出しにするが、彼の方が一枚上手で、体よくキュアラビーズを授けられる。
マナやラケルから「プリキュアになって一緒に戦ってほしい」と誘いを受けるも、一度は断る。しかし、ジコチューが襲い掛かってきてピンチに陥ったキュアハートの力になりたいと願う事で、遂にキュアダイヤモンドに変身。「私もマナと一緒なら飛べる、どこまでも高く!」
- 第4話
ラジカセ型ジコチューに対し、前半の携帯プレイヤー型ジコチューの戦いの時のように「電池切れ」を狙ったが、コンセントから電気を得ていたため当てが外れる。状況把握力は高いものの、まだ先代の青のようにはいかないようである。それでも「ラジカセ」(隣のマナが「何それ?」とコメント)や「ノイズキャンセリング」という単語を知っているあたり、やはりかなりの博識。
プリキュアの事をありすが口にした時には、マナと仲良く顔芸を披露。
ありすの過去を話す際、ラケルの特徴的な耳をモフモフしていた。
- 第5話
剣崎真琴がキュアソードかどうか確かめようとするため、ありすの顔パスで潜入したのはいいものの、提案者なのに作戦全く無しのありすに驚く。今後はマナの行動に加え、ありすの天然にも振り回されそうである。
しかもその会話の隙に、マナは真琴を控え室まで追いかけて行ってしまう。いつの間にかマナが姿を消したのに慌てて、収録中のスタジオにいるのも忘れて大声でマナを呼ぶあたり、長年の習性は変えられない様子。おかげでスタジオスタッフに睨まれてしまい平謝り。
その後、マナを正座させて説教するのもいつも通りの風景だった。
- 第7話
トランプ王国でカエル型ジコチューに追われている時、崩れていた橋でマナに「跳んで!」と言われ、「無理無理無理!無理ー!」と言いながらも、運動に優れているマナやありすと同じ距離を跳んだ。運動に自信がないようなことを言っていたが、あくまで『マナほどじゃない』というレベルらしい。
その後真琴に手を差し延べた時は「幸せの王子がやるって言うんだから、私達も一肌脱がないとね!」と、マナと一緒に協力することを宣言。
- 第8話
マナが全編通してハイテンション、通常ではありえない大きい卵の存在、その卵からアイちゃん誕生という様々な出来事への対処に追われる。しかしあまりにも多くの出来事が起きたのと、マナやありすがそれを疑問なく受け入れることからツッコミが追いつかず、ツッコミどころがありすぎて何処からツッコんでいいのかすらわからなくなった。
羊型ジコチューの羊数え歌による催眠攻撃に苦戦するも、ジコチューの攻撃の仕組みが数字を口頭で数えるという事に着目し、2回目の攻撃の時に非常に桁の高い数字(「羊が328万5945匹」と、どこからその数値が出たのかわからない)を叫んで困惑させ隙を作らせた。
- 第9話
冒頭でいきなり現れた岡田の「将来素敵なレディになる」というセリフにデレてしまう。おだてられると弱いところがみられる。
アイちゃんの力によるスピードアップに最初は戸惑うものの「人間万事塞翁が馬!」と言いつつ、そのスピードを上手く生かした戦い方を指示。参謀役として不測の事態に対応して見せた。
- 第10話
冒頭でラケル「マナの奥さん」と言われるも、その日、大貝第一中学に転校してきた真琴がマナと仲良くしているところに焼きもちを焼いてしまうという、マナへの友情が強調された回。
ただし、その「いちばん仲良くなりたい」という気持ちは真琴やありすも持っているものだと気付く。真琴は、マナのベストパートナーである六花がうらやましかったらしい。
- 第11話
マナがソフトボール部の助っ人をするのを生徒会の仕事とプリキュアの使命を理由に止めようとするが、マナがそれでも引き受けてしまったため、「もう知らない!」とやや不機嫌に。だが文句を言いつつマナの生徒会としての仕事をすべて代わりにこなしているあたりは流石といったところ。
- 第14話
図書室で読んだ百人一首に入れ込み、そこから競技かるたの存在を知って入門し、競技かるたに熱中する。
しかし熱中するあまり勉強がおろそかになって学年1位から転落(それでも学年2位)したり、練習のために部屋で大声を出したりしていたためシャルルやダビィの早とちりからマナ達からは「六花がグレた」と勘違いされる。
医者になるという目標のため、かるたはかるたクイーンとの手合せで最後にするつもりだったが、母や父の助言で、勉強だけにとらわれず、かるたも勉強も他の事も頑張ると決めた。
- 第19話
ジコチューチームとロイヤルクリスタルをかけたゲーム対決で、PK戦の時にウロチョロするボール型ジコチューへの対策として「あ! ネコが逆立ちしながらお魚くわえて飛んでる!」という嘘をついて気をそらそうとするも失敗。
ボウリングでもガーターを出したり(ジコチューによるイカサマではあるが)、氷のコートで尻もちをついたりと、何かと不憫な目に遭った。
- 第21話
ロイヤルクリスタルに導かれ、マリー・アンジュ王女救出のためトランプ王国へ。
しかし着地を誤って、顔から地面に突っ込み、めり込んでしまう。
- 第22話
氷漬けのアン王女を元に戻すために、「お姫様の眠りを覚ますには王子様のキスで決まり」と、いかにも童話好きな彼女らしいアイデアを出す。ジョー岡田はその提案に乗ってキスを試みたが、結局何も起こらなかった。
- 第23話
レジーナの件で元気をなくしたマナに真っ先に涙を浮かべながら駆け寄り、マナが元気を取り戻したときは泣きながら真っ先に抱きつく。落ち込んでいたマナの事をかなり心配していたようである。
- 第25話
マーモが人工コミューンで変身した姿であるキューティーマダムの登場に対し、8話以来の「ツッコミどころがありすぎて何処からツッコんでいいかわからない」発言。
キュアセバスチャンの登場も含めかなりのカオス回だった今回に対し、多くの視聴者が感じたことではないだろうか。
- 第26話
主役回。
「医者になる」ことが、単なるあこがれで本当の自分の気持ちなのか、自分ではどうしたいのかに悩んでいるところに、怪我を負って記憶を失っていたイーラに出会う。
完全に毒気が抜けて別人のようになったイーラを放っておけなくて家に連れ帰り介抱した。
その後、イーラをどうすべきかと仲間たちと話しているところにキュアエースが登場。記憶がよみがえれば敵に戻ると警告しイーラを攻撃しようとするが、それを庇う。
イーラの記憶が戻り、エースの警告どおりに再び敵対することになってもその回復を喜んだ。理由は「それが自分の気持ちだから」。
そのため「医者になりたい」という夢を、本当の自分の気持ちと確認した。
迷いを断ち切った六花に、キュアエースは新たな愛に目覚めた証としてプリキュア5つの誓いの一つ「プリキュアたる者、自分を信じ、決して後悔しない」の言葉を捧げた。
- 第28話
亜久里の提案でプリキュア仲間と早朝ランニング。はぐれることなく他の4人についていけてはいたが、他の4人が平気な顔の中で1人だけ死にそうな表情を見せていて、相当無理をしている様子が窺えた。ただしこれも10kmの走り込みを真夏にやっているので、スポーツクラブに入っていない女子中学生ならしょうがないところだろう。
夜の夏祭りのシーンでは、射的にて「角度を計算」したうえで狙う知的なスタイルを見せるが、時間がかかったため、マナに「早く撃ちなよ~」と叩かれたせいで狙いがそれた。
結果、狙いのカエルの人形ではなく別の景品が倒れてしまい、涙することに。
- 第29話
ラケルが「六花の役に立つ」ために人間体へと変身したが、六花が私生活においてほぼ完ぺきに勉強や家事をこなしてしまったことから、ラケルはやることが無くなってしまった。
しょんぼりするラケルに対し「一緒にいてくれるだけでうれしい」とフォローをする。
- 第30話
メランの襲撃で飛行機が不時着した際にメガネを失くして茫然自失となる。よっぽどショックだったのか真琴に「命とメガネどっちが大事なのよ」と聞かれて「メガネ・・・」と答えた。
ちなみにこのときにかけていたメガネはいつもの赤いフレームでなくて青いフレームだった。
- 第33話
6歳の頃、初めてありすと出会った時の事がありすによって語られる。アクティブに行動するマナ、「マナー!マナー!」とその後方で叫ぶ六花という構図は、昔から変わっていない様子。そして海外に転居させられそうになったありすを救う為に、セバスチャンに与えられた謎のデータ端末を解析。「よし、大体わかったわ!」の一言で、四葉家内の秘密の抜け道やブービートラップを駆使して、ありすの脱出行に一役買った。恐るべき6歳児。
- 第34話
主役回。
泣き止まないアイちゃんのお世話にぐったり。小児科医である母・亮子にアドバイスをもらうが「赤ちゃんを確実に泣き止ませる方法はない」と言われる。そして亮子から「六花はよく泣く赤ちゃんでかなり手を焼いた」と言われる。
しかし、それでも「上手にできないかもしれないけどそばに居ようと思った」という、自分に対し悩まされながらも愛情をもって接した亮子の体験談を聞く。その話を聞いて、再びアイちゃんのお世話を辛抱強く行った。
ジコチューの襲来で大泣きするアイちゃんを抱きしめ「何があっても私たちがアイちゃんを守る」と告げることでアイちゃんを泣き止ませ、不機嫌を直した。
そしてマジカルラブリーパッドでの新技「ダイヤモンドスワークル」を披露。勝利につなげる。
- 第35話
虫歯を知らない真琴に、原因となるミュータンス菌から細かく説明。真琴が「歯が痛い」と訴えたとき、口の中を一目見るだけで虫歯と見抜いた。
- 第36話
ラケルが六花の同級生の八嶋に恋をする話。八嶋には既に彼氏がいることを知っていたようで、それを知らずにアプローチしていくラケルの事を心配していた。
戦闘中、八嶋への恋の一念により奮起したラケルにダイヤモンドスワークルの発動をキャンセルされ、ラブリーコミューン状態のラケルに引っ張られる形でおまるジコチューにおしり(腰?)から激突。
キュアブロッサム以来のおしりパンチを図らずも披露してしまう。
そして顔面負傷の甲斐なく失恋に終わったラケルを慰めると「やっぱり六花が一番ケル~」と言われて抱きつかれた。
- 第37話
亜久里のニンジン嫌いを直す作戦の一環として、四葉家敷地内にあると思われる講堂でニンジンの栄養面や美容への効能に関する講義を行う(いわゆる食育)。この時、何故か白衣を纏っていた。
しかし、「そんな固い話じゃ駄目だよー!」と言って乱入してきた自称「ニンジンの妖精」によって講義は強制終了させられた。そのニンジンの妖精の正体をマナだとすぐ見破った。
もっとも当の亜久里の授業態度は良かったものの、六花の講義では大あくびをする者や居眠りする者や無視して毛づくろいにいそしむ者が続出したので、受けが良くなかったのは確かなようだ。
- 第38話
マナの下駄箱からラブレター(実はベールからの果たし状)が出てきたと勘違いし、なぜか非常に慌てていた。このシーンではあまりのショックでろれつが回っておらず文字放送の字幕では「まっ! ラ・・・、ラララ・・・ラブレチャァ!?」と表記されていた。
- 第40話
学校で居眠りが増え、様子のおかしい真琴に何があったのか探るため「その道のプロ」に依頼。
その後、ありすが真琴の近況を調べて報告してきた。
- 第41話
フリーマーケットにて、五星麗奈の登場時に一番表情が崩れていた。麗奈のことが相当苦手らしい。
- 第42話
星占いに対し「自分の誕生日と同じ人なんて大勢いるわけで、全員が同じ運命をたどるとは思えない」と興味がない態度を見せた(トランプ王国に星占いがあることの方に興味があった)。
戦闘では今回ようやく攻撃態勢をとろうとしたイーラに対し即座にダイヤモンドスワークルを放って一発KOした上「あなたはそこで頭を冷やしていなさい!」と告げた。まだ何もしてないのに。(もっともイーラはトリオの中ではかなり短気だし、変身後の口上が「あなたの頭を冷やしてあげる!」だから仕方ないのかも)
- 第43話
自分の正体を祖母に知られたうえ出自を語られ、あまりのショックで家を飛び出した亜久里。
その亜久里に「時間を戻す装置作れませんか!?」と懇願された。
- 第44話
歴代総理の多くも優勝経験があるという「生徒会長スピーチコンテスト」への参加の誘いがマナたちにもたらされる。総理大臣になるというマナの夢を知る六花は、マナにコンテストへの出場を促し、普段はマナがこなしている生徒会の仕事を受け持つことになった。
その夜、ラケルからはクリスマスイブマナと一緒にいられないのは寂しくないのかと問われるが、マナと自分は将来の夢が違うのでいつまでも一緒にいられるわけじゃない、と達観した言葉を返す。
そして翌日、マナ抜きの生徒会の仕事が行き詰まった時、マナが残しておいた「マナメモ」を見つけ、マナが不在でもいつも通りマナに振り回されている気分になる。
マナ(メモ)「愛してる~」
六花「わたしも愛してるよ」
クリスマスイブはマナ不在で過ごすことになったが、事あるごとに「マナだったら」と、マナのことを思い出し、ラケル達にやはり本当は寂しいのではないかと心配される。
クリスマスで盛り上がる街を襲撃してきたレジーナ達ジコチューから、スピーチコンテストなんてデマカセでマナをおびき出して捕まえるための罠だったことを知らされ、マナの夢を利用したレジーナに怒る。その戦闘では、一人でミラクルドラゴングレイブを所持したレジーナを圧倒。マナを引き離してチームを弱体化させるレジーナの策を失敗に終わらせた。「たとえ離れていても、マナはいつも私たちを想ってくれている。そして私たちもマナを想っている。だから離れていても離れはしない」と、マナとの絆の強さを示した。
さらに、マナはいつでもレジーナの事を想っており、レジーナも自分もマナの紡いだ愛でつながっている同じ仲間だと告げた。
さらにダメ押しとして、「(闇に染まった今の状態でさえ)レジーナはいつもマナのことばかりにこだわっている」と指摘。視聴者の気持ちを代弁するようなツッコミはさすがである。
その結果、「本当はマナが好き」というレジーナの本音を聞き出した。
- 第47話
街を襲うジコチューを浄化している最中にイーラと遭遇。
イーラに「お前だけはここで俺が倒してやる」と戦いを挑まれるも受けて立つ。
「知らないなら教えてあげる。ダイヤモンドは傷つかないのよ」
六花にはイーラを本気で倒すつもりはなかったようで、自信に満ちた笑顔でイーラの攻撃のことごとくを防ぎながら、キングジコチューに対峙するハートとエースの元にかけつけるために戦線を離脱した。
反抗したレジーナに取り乱し「レジーナ!お前は私だけ見ていればいいのだ!!」と叫ぶキングジコチューに対し、「そう思う気持ちもわかるわ、私もその気持ちに覚えがあるから。」と同情する。六花のマナへの執着心が児童アニメの友情演出の枠を超えているとネタにされ続けていた六花だが、最終決戦を前にまさかの公式からのカミングアウト宣言。しかしその後に「でも独り占めするよりも、好きな人が好きな人を自分も好きになって、そうやって人の輪が広がっていくのも、なんか…いいんじゃないかな?」と説いた。これは六花自身のこの一年間のフィードバックにもなっている。
- 第48話
行く手を阻むイーラと対決。
妨害するというより、ダイヤモンドの身を案じて行かせたくなさそうなイーラを「マナは私の大切な友達だから!」と振り切り、キングジコチューの体内に突入した。
突入後追手の鳥ジコチューを食い止めるべく、「幸せの王子を助けるのはツバメの役目、ここは任せて先に行って!」と足止め役を引き受ける。しかし防ぎきれなくなったため最後の力を振り絞ってダイヤモンドブリザードを繰り出し、ジコチューの大群を道連れに氷漬けになる。
そして彼女は「後は任せたからね…」と静かに瞳を閉じた。
- 第49話
平和になった後の世界で、将来に悔いを残さないようにと受験勉強に精を出す様子が描かれる。
百人一首の事も忘れていなかったようで、趣味を気楽に楽しめるくらいの余裕も持てているようだ。マナの作った桃まんを頬張りながらも、自分の夢ややりたいことを自然体で追っている様子は、マナに尽くし続けたツバメ稼業もようやく一段落といったところだろうか?
本作では異世界との交流が進んだり、他のメンバー及び関係者が大スターになったり大統領になったり経済交流をしたり日本国政府とコネクションを持ったりするなどクライマックスにおいても波乱続きだったためか、六花の日常的な生活がかえって新鮮に見えた。
特別出演
- HUGっと!プリキュア第37話
映画
- 春のカーニバル♪
- オドレンとウタエンのアンコールに調子に乗って唄うマナを止める。
- ドロボーンとの戦いでは決めポーズでメロメロにさせたキュアハートに「愛振りまき過ぎ!」と呆れる。
- 終盤でのプリンセスプリキュアのダンスシーンでは立ち上がっていた愛乃めぐみ(『ハピネスチャージプリキュア!』)をなだめていた。
- 奇跡の魔法!
- ディスピアの複製体に狙われるキュアマジカル(『魔法つかいプリキュア!』)を仲間達と共に援護する。その後マジカルを先行させるが、その直後に自爆攻撃により仲間共々囚われてしまう。
- 幽閉先の牢獄でトラウーマによる尋問を受けるが、人形劇で感動させられるシーンにおいて感動してしまったキュアプリンセス(『ハピネスチャージプリキュア!』)に「泣いちゃダメよ!」と注意する。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身する前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアダイヤモンド』のタグを付ける行為は、変身後の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身後の姿しか描かれていないイラストに対して、『菱川六花』等の変身前の姿のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
ドキドキ!プリキュア キュアダイヤモンド ラケル(プリキュア)