私ならあなたを助けてあげられます。さあ、契約書にサインを。
概要
名前 | Azul Ashengrotto |
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学年 | 2年C組3番 |
誕生日 | 2月24日(魚座) |
年齢 | 17歳 |
身長 | 176cm |
利き手 | 右 |
出身 | 珊瑚の海 |
部活 | ボードゲーム部 |
得意科目 | 錬金術 |
趣味 | コイン集め |
嫌いなこと | 運だのみ |
好きな食べ物 | 唐揚げ |
嫌いな食べ物 | 栄養バランス食品 |
特技 | 暗算 |
CV | 田丸篤志/日岡なつみ(幼少期) |
個人のロゴはタコの足。
人物
基本的には慇懃な態度で誰に対しても『さん』付けで呼び敬語を使う。尚、上記のホームページからの引用セリフでは一人称が『私』になっているが作中での一人称は『僕』である(取引など営業的な場面では使われる事もある)。
座学では非常に優秀な成績を収めているが運動系の科目は苦手で、飛行術は下から数えた方が早いらしい。
(幼馴染二人や部活仲間と共にユーザーからネタにされている)「だって箒が言う事をきかないんです」
学業にいそしむ傍ら、寮内で”モストロ・ラウンジ”というカフェを経営している。飲食物の提供だけではなく、生徒達の悩みや欲しい物の相談を受け付け、報酬を頂くという便利屋染みた商売も行っている。
サイドキックとしてつれているジェイド、フロイドとは幼いころからの友人である(ただしフロイドによると同じクラスでも認識するのはだいぶ経ってからだった)。出身地は珊瑚の海だが、北の方の寒冷で流氷が張るような海域にある。
非常に計算高く、合理主義な守銭奴。学生にありがちなテスト対策など、何かしてもらうにも必ず対価を要求し、終始ビジネス的な活動に余念が無い。リズミック『お店を切り盛りしよう!』のとある分岐点の失敗シナリオでは、オーダーミスが起きて商品を無料で提供する事になっても、お勧めとして別のメニューも頼むよう誘導しており抜け目も無い。
交渉を上手く進めるために、生徒の弱味をコレクションしており、常に新情報に目を光らせている。手に入れた情報をネタに彼から契約を持ち掛けることも少なくない。
まるで悪徳商人のようだが、依頼の達成率は非常に高く、頼るものは後を絶たない。
『契約成就には常に対価が必要』という信念ゆえに、他者からの無償の善意や親切を警戒・敬遠しており、何が何でも他人に借りを作りたがらない。とあるパーソナルストーリーではジャミルから飛行術を教えてもらう立場であるにもかかわらず、ジャミルが「次の小テストの対策ノートが欲しい」という(半ば無理に作った口実)頼みを聞く迄は素直に受けなかった。
また、かなり損を嫌う性格であり、本編では自分が契約書にサインをする際には一字一句契約書を読むなどかなり慎重になる。
口が上手く、ビジネスマンめいた胡散臭い会話ばかりだが、極度に驚いた時などに本音を零しかける事もある。外面はスマートに決めていても、内心では大声を挙げて一喜一憂したりする。
冷静に見えてその実感情豊かな激情家である。
安易に信用の置けない人物ではあるが、寮長としての実力は本物であり、味方となれば非常に心強い存在である。本編でとある事件が起こった際には進んで主人公に協力し、解決への手助けをした。
ナイトレイブンカレッジ過去百年分のテスト出題傾向を徹底的に調べあげてテスト対策ノートを作りあげた実績の持ち主。
運頼みが嫌いな故にイデアが持ちかけた人生ゲームに負けまくった数日後、サイコロの5の目を高確率で出す術を自力で身に付けた(イデアは軽く引いていた)。
これ等は魔法ではなく人並み外れた”努力”の賜物である。前述のイデアも引きつつも「努力家だよね」と言っており、その姿勢からかルークからは「努力の君(ロア・ディ・フォート)」と呼ばれている。飛行術も本人なりに努力してるので褒めてあげよう。余談だが飛行術の授業で(特別授業無しに)パーフェクトを取るとたまに喜んでいるリアクションが見られる。
ちなみに上記の話から察するに基本的に運は悪い様子(サイコロの出目が運任せだとことごとくロクな結果になっていなかった)。
食事はカロリーを計算して摂っており、記録も付けている(学校の食堂のはカロリーの表示が無くて付けづらいそうだが)。しかし幼馴染であるジェイドによると、実家はリストランテで本来は相当な美食家なんだとか。実際にジュースを飲んだだけで原材料や出産地まで見抜く事が出来る。これで好物が唐揚げなのは興味深い。
コロンを付けていたり陸のファッションは一通り勉強していたり(本人談)とオシャレにも気を遣っている模様。式典服のようなフードのある服は好きらしい。
運動音痴だが飛行術は嫌いではないと言っており、軽い筋トレなら毎日している。しかし陸の運動は汗をかくので、やはりあまり好きではないようだ。そんな彼だが、全身が筋肉であるタコの特性上、筋力、特に握力は高いらしい(フロイド曰く「つねられると腕ごと捩れそうになる」)。ただしフロイドが人魚姿を基準に言及するに留まっており、人間姿での能力のほどは未知数。
本人が言うには、賑やかな場所は得意ではなく「暗くて狭いところが落ち着く」とのこと。
ゲン担ぎとして、勝負の日には右足から靴を履くと決めている。
容姿
ウェーブがかかったシルバーの髪に、スカイブルーの目。
かけているメガネは伊達ではなく、実験服着用時に使っているゴーグルにも度が入っている(ただし人魚姿の際には眼鏡を外している)。海の中で眼鏡はあまりメジャーではなく、陸に上がってから視力補正・イメージ戦略の一環として着用するようになったらしい(「眼鏡は知的な印象を与える」という文献に触れたため)。
口元(インスパイア元であるアースラと反対の位置)にほくろがある。
尚、後ろ髪は刈り上げ(とあるキャラのグルーヴィーイラストとアズールのハッピービーンズデー限定SSRグルーヴィーイラストで確認出来る)になっている、と言われていた。一方でキービジュアルや他のカードでは流しているという齟齬が生じていたのだが、後に設定資料集にて明確に「刈り上げ」と記されていた。
同級生に比べると大人びた顔立ちで、ヴィル曰く「とても綺麗な肌をしている」らしい。
本編での動向
プロローグ
初登場。”入学式で暴れ出したいたいけな小動物を甚振って捕獲する皆さんが嫌がる役目”を自ら買って出た(イデア曰く「内申の点数稼ぎキマシタワー」)。
本編・第2章
マジフト大会の運営委員長を務める傍らでラギーに魔力の増幅薬を渡していた。
当寮の戦績こそはビリから数えた方が早かったそうだがあまり気にしてはおらず、「本題は次の期末テストです!」と息巻いていた。
本編・第3章
いよいよ主人公達と本格的に接触。
期末テスト期間、生徒達に『対策ノートを渡す対価として上位50位以内に入る』という契約を持ち掛ける。過去100年の歴史から作られた対策ノートの出来は本物で、一夜漬けでも高得点を狙える代物であった。しかし生徒の大半と契約していたために平均点が跳ね上がり殆どの生徒は条件を満たすことができず、結果的に200人以上の生徒をイソギンチャクの奴隷にする事に成功。なお多くの生徒達と契約していたことを黙っていたことについては、『個人情報の守秘義務』だとしれっと答えている。
その中には主人公の友達と相棒も含まれていた為、学園長の要求もあり彼等を自由にすべく立ち上がった主人公と契約、『三日後の日没までに珊瑚の海にある博物館からある集合写真を取って来る事』と命じる(主人公には差し出せる魔法が無いので代わりにオンボロ寮を担保にさせていた)。
海の中でも呼吸が出来る魔法薬を渡すなど取引そのものは順当だが……その裏ではリーチ兄弟を使って主人公達が契約を達成出来ないよう手を回しており、オンボロ寮も最初からモストロ・ラウンジの2号店にする為に狙っていた事も発覚。
主人公達が契約書を直接破棄させようとしても罠を張って妨害し追い詰めていくが………。
本編・第4章
中編から登場。季節的に実家への帰省が困難な為、幼馴染二人と共に学園に残っていた。
監禁されていたスカラビア寮から逃げ出して偶然モストロ・ラウンジに転がり込んだ主人公達からスカラビアで起きてる問題を聞き、その解決のために力を貸す事にした(本人は「前回の一件で自分の欲深さを反省し心を入れ替えたんです」と言ってはいるが胡散臭い)。
寮長によってスカラビアの寮生達に強いられていた過酷な勉強とトレーニングも、学年トップクラスの成績優秀者の考案によって改善されていき、摩擦も薄れていったのだが……。
本編・第5章
寮長会議ではメディア業界に疎いリドルにタレントとしてのヴィルを解説していた。
その後、主人公達がカリムとジャミル指導の下でダンスをしていたところへ姿を現す。
文化祭でもボドゲ部で参加。
モストロ・ラウンジの経営に力を入れるものと思われたが、オクタヴィネルは文化部が多く自分もジェイドも文化部のため、人手が足らないことを見越し外でドリンクを売るという商法をとっている。
ちなみにボドゲ部の目玉のVRマジカルライフゲームは、サイコロはコンピューター制御の完全な運任せであり技術によるインチキを防止されている……誰対策かはなんとなくわかる。
VDCにも観戦に来ており、彼等の完璧な舞台を絶賛し、単独ライブを開催させて儲けようとまで企んでいた。
本編・第6章
ボードゲーム部の活動中に謎の非政府組織「S.T.Y.X」の荒事専門チーム「カローン」の奇襲に遭遇。
寮長権限を使って一年生を避難させ、侵入者に対する攻撃魔法の使用の許可を出そうとした……が、その場にいたイデアとオルトから「抵抗しないで大人しくするように」「そうすれば負傷する確率が約87%低下するよ」と告げられ、疑問を浮かべながらも二人の指示に従い「被検体C」として無抵抗で連行される。
「S.T.Y.X」本部がある『嘆きの島』への護送中の船の中で、ヴィルからイデアの実家・シュラウド家が海底油田やレアメタルで財を成した「ジュピター財閥」の分家だと知った時は「こんな事ならもっと恩を売っておくべきだった…!」と別方面で悔しがっていた(この言葉から、恐らくイデアとは損得抜きで仲良くしていた可能性がある)。
イデアの事情を知ってからは「イデアさんが口添えして下されば案外早く解放されるかもしれません」とどこか安堵していたが、到着した「S.T.Y.X」本部にて目の前に現れたのは………
本編・第7章
リリアの送別会に参加して夢へと囚われる。
その後、夢の世界で監督生達が見たのはスポーツ万能で人気者で虐められないアズールだった。マレウスの夢の世界ではコンプレックスになる騒動はなく自信満々な行動をしているが、それ故に傲慢かつ人を見下しイジメのような事をしているというかつて自分がされて屈辱的だった事をしているという始末。その行動を見てリーチ兄弟はつまらないと断言して見放そうとしていた。
だが、それによってアズールの幸せが壊れた事でナイトレイブンカレッジで監督生達に反撃を食らわずに成功をし続けたアズールへと変化。ただそれもリーチ兄弟からはつまらないと評されている。
覚醒後は夢へと同行。なお、夢への移動は最初は目を開けたまま気絶をし2度目は酔い止めを飲み耐えた。なお、同じ部であるイデアからはその夢の世界での行動をいじられ続けており羞恥にもだえ苦しんでいる。
なお、着替え魔法は出来るが人魚の姿から人間の姿へ呪文なしで可能かは不明。
また夢を覚醒したためか夢を見ていたときのような運動神経抜群で全ての寮長の魔法が使えるという事はできないでいる。(これは他の面子にも当てはまり、セベクも夢の中でもユニーク魔法の制御が未熟のままである)
イベントでの動向
ハッピービーンズデー
メインキャラの一人で本イベントのSSR。所属は怪物チーム。
優勝すれば体力育成の成績が加点される為、勝利に一際執念を燃やしていた。
開始早々勝負に有利なアイテムを回収し、同じチームでポテンシャルの高いジャックに目を付けてアイテムを与える事で共同戦線を張り、フィールドスキャナー(一個しか無いレアアイテム)を駆使して戦況を把握する等参謀役を務めた。
副寮長であるジェイドを特に警戒しており、二人の頭脳戦のような場面が繰り広げられていた。
ジャックの能力を高く買っていたが、ビーンズ・カモのホームボイスの台詞から察すると便利そうな人材を一人見付けた模様。
パーソナルストーリーではこの日の為に1年間奔走していた事が明かされた。去年のアズールは農民チームであっさりと脱落し、翌年に向けて確実に勝てる方法を画策。どっちのチームになってもフィールドスキャナーが勝利の鍵を握ると確信し、それを確実に手に入れる為に運営委員を買収…もとい何かしらの悩みを聞いた”お代”として隠し場所を教えてもらった事で回収する事が出来た。例年の取り決めについてを先輩達に訊きに回ったり寮長会議にて筋肉馬鹿の要望(ゴリ押し)で危うくフィールドスキャナーの使用が禁止になりかけて命拾いしたりもあり、彼の努力と苦労が詰まっていたエピソードだった。
ゴースト・マリッジ
花嫁ゴーストに捕らわれたイデアを奪還すべく彼女に取り入ろうとする花婿役達の第二陣として参戦。
散っていった学友・幼馴染み達の失敗を活かして、歌を歌い花を贈り、ゴーストの理想に適う花婿を演じようとするが失敗。
曰く「口が回り過ぎて全然誠実そうじゃないところが嫌だ」だとか。
星に願いを
スターゲイザーにはなりたいと思っていたが、それは他者の願い事を知りたいという邪まな理由によるもの。
願い事は『モストロ・ラウンジがより一層繁盛しますように』(イデアからは「アズール氏らしいけど意外性がなくてつまらない」と言われる)。
ちなみに願いを叶えるために有名企業とコラボ企画を進めており、「すでに願い事ではなく目標になっている」とオルトからツッコまれた(ちなみに学園の名前を使っているために学園長から分け前を要求されている)。
スケアリー・モンスターズ!
ハロウィーン実行委員の一人としてイベントに奮起。
モストロ・ラウンジでもハロウィーンスペシャルメニューを提供、衣装やスタンプラリー会場も凝ってはいるが古物を使うなどして予算内にキッチリ収める(尚、水槽を特注した業者とラウンジの長期メンテナンスを延長する契約を結ぶというちゃっかり具合も見せた)、独自で学園のガイドブックを作成して有料で配布するなど相変わらず商売魂逞しい。因みにラウンジのメニューは実家のを参考にしたらしい。
マジカメモンスターの騒動には手を焼いており、彼等への制裁を(あくまで会場内で暴れないように)フロイドに促していたがクルーウェルに釘を刺されてしまう。
やがて問題がエスカレートしイベント中止の危機にまで瀕したが、主人公が発したある一言の真意に気付き、”恐怖演出で怖がらせて追い出す”という解決方法を導き出した。
マジカメモンスター退治では封印された人魚のミイラという出まかせをマジカメモンスター達に語る。
その時、マジカメモンスターからは「相手の目をじっとまっすぐ見て嘘なんて言わない誠実そうな人」と評された(本当のアズールを知っていたら失笑物の評価である)。
その後は暗闇の中で姿が消えてミイラになってしまった哀れな犠牲者を演じるが、ジェイドのアドリブで予定にはない「踊れ」という指示を受けて渋々踊る羽目になり、マジカメモンスター撃退後はジェイドに怒っていた。
エフェクト上の固定されたモーションと左右への移動を高速で繰り返してシャカシャカ動く様はシュール。
Endless Halloween Night
「ゴールが一緒なら、食っちゃ寝していた方が楽。ふとん一枚あればいい。ふぁ~あ……」
ハロウィーンウィーク最終日、突如として行方不明になった生徒の一人。
リドル達のグループの前に現れたが、普段と様子が全く違い彼もゴーストに乗っ取られており、常に相手の隙を窺い成り上がる事ばかりを考えているギラつきが全く無く自堕落で虚無感のある言動(「若干兄さんとキャラ被りしてる(Byオルト)」)を繰り返していた。
ジェイドからは面白がられたが、アズールの努力家なところだけは認めていたリドルに憤慨され、その性根を叩き直された。
ちなみにこの一連はオルトに録画されていた…ご愁傷さまです。
マスターシェフ
- 豆と人生、魚の魅惑
審査員の一人として登場。
「美食家」と言われていた通り評価は厳しく、2点以下の料理は口にする事すらしない。高得点には満面の笑みを見せてくれる。
評価の厳しさは相変わらず。さすがは『モストロ・ラウンジ』の経営者といったところか…。『魚の魅惑』ではジャミルのパーソナルストーリーにも登場している。
- 米との出会い
オルトと共にマスターシェフを受講。志望理由は「調理経験を積むため」。実家がリストランテということもあり、味の良し悪しはわかるものの意外と料理の経験はあまりないことが判明。そのため、味が良ければ原価などその他諸々を気にしない某モストロ・ラウンジの調理担当と意見が一致しなかった際に「料理しないくせに口ばっか」と言われたことを根に持っていた模様。今回のマスターシェフの受講を通して「経験を踏まえて意見している」と言えるようになることが最終目標のようだ。与えられたお題は「ライスコロッケ」。分からないことはシェフにききつつ、慣れないながらもレシピに忠実に真面目に作業を進めていく。ライスコロッケに入れる具材にチーズ×バジル、エビ×ガーリックチップ、うずらの卵×ケチャップを用意するなど創意工夫とこだわりも見せた。審査員のシルバーにも美味しいと好評であった。
ようこそ!ツムステッドワンダーランド
- part1
主にフロイドそっくりの個体と交流。
図鑑にも載っていない生き物の稀少性に、何かしらの”活用”を考えていた。挨拶した途端手を思い切り締め付けられたものの、フロイドに世話を押し付けた上で”活用”としてモストロ・ラウンジを手伝いをさせる事を提案。
フロイドそっくりらしくツムも気紛れを起こして手を焼いた時もあったものの、やはりフロイドそっくりらしく高いポテンシャルを発揮した場面もあり、なんやかんやで”活用”は出来ていたようだ。
- part2
ポートフェスト
ラギーの提案で賢者の島の港で開催されるポートフェストに急遽学校総出で出店する事になり、殆どの生徒が渋る中かなりやる気を見せた。しかしそこは損を嫌う利益の鬼、ボランティアをする気は毛頭なく、『他生徒を納得させる為』として見返りに利益の半分を生徒に還元させるという交渉をちゃっかり成功させた。
C組グループのリーダーに満場一致で任命されたヴィルの知名度を利用してカップサラダで荒稼ぎをしていた(通常、プロの芸能人であるヴィルの名前を使って商売を行う場合スポンサー契約が必要なのだが…)。
「たまたまカップサラダのフードスタンドの傍にたまたまヴィルさんが立っていた。全てたまたまです」
バルガスCAMP!リターンズ~ハプニング・リターンズ!~
グロリアスマスカレード
メインキャラにして、ガチャのSSRの一人。
Lost in Book with Stitch ~真夏の海と宇宙船~
ステージ・イン・プレイフルランド
リーチ兄弟からプレイフルランドに行こうと誘われたが断っている。断った理由はこの世にそんなうまい話はない、ろくでもない企みがあると言っていた。
Lost in Tim Book with the NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
番外編
- 誕生日
ケイトに次ぎ、バースデーキャンペーンのキャラクターとなったアズール。
ストーリーは普通のカードと少し異なり、『誕生日の人へインタビュー特集』というインタビュー形式のものとなっている。
昔は実家のリストランテで貸切状態で家族やスタッフ達と誕生日パーティーを祝われたらしい。当人曰く今となってはさすがにやりすぎな気がするくらいの祝われっぷりだったとか。
昔は彼の母一人が切り盛りしている小さなリストランテだったが、彼が物心つく頃には大勢の従業員を雇えるほどの珊瑚の国一の有名リストランテになったそうな。
アズールの彼自身の料理の腕はもちろん、経営者としての才は彼の母譲りであった(ちなみに従業員からはかなりかわいがられている様子)。
彼の母は再婚しており、弁護士である義父と知り合ったきっかけは彼女の離婚調停だった。
アズールに契約書や法の知識を教えてくれたのは義父であり、義父の抜け目のない性格は血のつながりがなくてもアズールにもしっかり継承されている(尚、実父については話題に上げていない)。
彼の家族は全員様々な才覚を持つ魔法士で、中でも彼の祖母が特に優れた魔法士であるそうだ。彼女は近所の人の悩みを解決に導くくらい慈悲深く優しい人物らしい。アズールとはベクトルの違う慈悲深さである(いい意味で)。
モストロ・ラウンジは食器にこだわっており、「どんなに美味しい料理も食器が貧相だと美味しそうに見えなくなってしまう」という理由から、ほぼすべての食器がブランド品だそうだ。開店準備はブランド物の食器の調達で東奔西走したらしい。
だが肝心な食器をフロイドが雑に扱って時々割ってしまうらしく頭を悩ませている様子(ところで3章のリズミックで食器の傍で踊っていた誰かがが居たような……)。
読書の他に、彼のこだわりの室内を眺めているときが息抜きになるのだとか。
プロフィールに書かれている通りコイン集めが趣味で、昔からの趣味らしい。
沈没船の近くでコインを拾ったことがきっかけで、何の変哲もないただのコインだと思っていたが、後に調べてみるとプレミア品の希少コインだと分かり、それから集めるようになったらしい。
現在は200枚ほど集めているが、気に入ったものは寮での彼の自室にある通り、額に入れて飾っている様子。
ボードゲームも彼の趣味のうちの一つであり、入学したての頃にオルトに商取引の疑似体験ができるゲームを紹介され、「ビジネスの力を養える」と即入部を決意したそうな。
趣味が多いのは、何がビジネスにつながるかわからないため、経験しておくに越したことはないことが理由だそう。
ホームコメントによると、誕生日は摂取カロリーを気にせず好きな物を食べると決めているとのこと。
ただしある程度節度は守っている(あるいは、他人から勧められることは嫌う)ようで、その台詞を聞いたであろう主人公が次々と食べ物を持ってきたことには「僕がそんなに大食いに見えるのか」と不機嫌になってしまっていた。
ちなみに毎年誕生日になると、リーチ兄弟がドッキリを仕掛けてくるのだとか。
年を取ることについては「年齢が若いとビジネスの場でなめられることがある」ため歓迎している。
彼のグルーヴィーイラストは、モストロ・ラウンジのカウンターでリーチ兄弟から”唐揚げ”を差し出され歯噛みするというもの。
上記のホームコメントを踏まえるに、誕生日であるのをいいことに彼らが揶揄半分で持ってきたものと思われる。
- ユニオンバースデー
二巡目のバースデー。このストーリーでは幸運のプレゼンターがプレゼントを贈るという形式であり選ばれたのはエース。
プレゼントは上品なシルクカバーが施された低反発のウレタン枕。エースとしてはかなり悩んだそうだが、日々忙しい生活を送っているアズールの疲労回復になるだろうという配慮からのチョイスは本人にとって好印象を与えていた。ちなみに人魚の寝具は巻貝や貝殻なので布製品は馴染みが無く、そういう意味でもプレゼントとして最適だったとも言える。
一つ目の質問は【NRCの生徒の中で兄弟にするなら誰が良いか?(同じ寮は除く)】
答えは【オルト】。理由としては明るく素直な性格……というより、その情報収集能力や演算機能などのスペックの高さから。それを使って『モストロ・ラウンジ』の様な飲食業以外の業種の進出という願望まで口に出してエースから「それもう弟じゃなくてビジネスパートナーじゃないっすか!」とツッコミを受けた。本人は「可愛い弟が欲しいのも本心」だと言ってはいるが、ホームボイスでは……。
二つ目の質問は【もしオクタヴィネル寮以外の寮に入る事になったらどの寮を選ぶか?】
答えは【スカラビア】。理由はスカラビアと似た風土である熱砂の国に興味があるからとの事。海の底である珊瑚の海と太陽が照り付ける砂漠の国という正に正反対である環境やその国ならではの独特な文化の話を伺いたい……と言えば聞こえは良いが、とどのつまり質が良くて珍しい特産品の数々を目当てにその国の生徒達とのパイプを持っておきたいから。エースはツッコむ。「やっぱり!!ちゃっかりしてんなあ」
”幸運のギフト”を嫌々ながらにその身に浴びた際には、トレイ同様眼鏡を外している。
他プレゼントとして、日付が変わった瞬間にリーチ兄弟にケーキを片手に突撃されたりオルトに経理業務を手伝ってもらった他、シルバーからは教科書を借りたお礼も兼ねて「何でも言う事を聞く」権利を貰ったようだが……。
部活動では誕生日杯と称して自分がゲームの景品を決めたらしく、充分なやる気を見せていた。
- ブルームバースデー
3巡目のバースデーキャンペーン。
【魔法のペンデュラム】によって選ばれた生徒がプレゼンターとなり、誕生日の主役に対する質問がなされ、プレゼンターによって飾り付けられた箒(ほうき)が贈られる。そして締めに、贈られた箒でバースデーロードを駆け抜ける。
今回の相手はジャック。
インタビューのQ&A
質問 | 「飛行術は得意ですか?」 |
---|---|
返答 | 進級に支障のない程度の成績は取れている。 |
質問 | 「得意な授業は?」 |
返答 | 錬金術 |
質問 | 「休日の過ごし方は?」 |
返答 | 心身のメンテナンスに努めている。(予定がないとき) |
- プラチナジャケット
黎明の国の国立美術館にて絵画鑑賞。
という体で、ディズニー映画のワンシーンに対するアズールらのコメントを聞くことができる。
プレゼンターはジャミル。
- くつろぎマイルーム
- ニューイヤーキャンペーン2021
3日目のストーリーのオクタヴィネル編に登場。
本編で語られた通り、ホリデーは帰省せず学園に残っていた。
その間自店のニューイヤーキャンペーンとして新メニューをずっと考えていたようで、休み明けが近くなって漸く打ち出せると意気揚々としていた。主人公にもちゃっかり宣伝している。
- Sam's New Year Sale2022
新春セール3日目、オクタヴィネル編にて登場。
リーチ兄弟と共にミステリー・バッグを手に入れる為に奸計を巡らす。
寮生に指示し、店の場所とは別に行列を作る事で他の生徒を誘導して店から遠ざけていたのであった。
自分の番になって買ったバッグにお目当ての商品は入っておらず、(バッグは1会計につき1個までという決まりだった為)もう一度買う為に行列に並び直した。この運試しの所業に多大な時間と労力を割いてでも当てたかった商品とは……?
- Sam's New Year Sal2023
新春セール3日目、オクタヴィネル編にて登場。
ミステリーバッグと寝引き率の高い売れ筋商品を購入。しかも新年における購買部の客数、品物と店内の動きの過去データを時間帯ごとに解析し、それを基に今年のセール品の陳列位置の予測データを作っての徹底ぶり。
HAGOITAバトルにも挑戦したものの敗北。しかし新しいセール品を買ってでの再戦の気概を見せており、ケイトとラギーを怯ませた。
ユニーク魔法
『歌は途絶え、日は落ちる。憐れな魂に慈悲の手を。さあ取引だ!
黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)』
魔法名 | 【黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)】 |
---|---|
効果 | 特別な契約書にサインを取り付ければその対象から能力を1つ取り上げられる |
相手の望みを叶える代わりに、アズールが出す条件を満たす契約を取り付けた上で、能力を”担保”という名目で奪い、自分の所有物に出来る。
本編で披露された綺麗な歌声や流暢な動物言語学もこの魔法で手に入れたもの。
契約を果たせなかった者の頭には、アンテナ代りのイソギチャクを生やし、奴隷としてコントロールする事が出来る。
尚、サインがされている契約書には傷一つ付けられない。
条件こそ困難なことを除けば、一見無敵な能力のように思えるが………。
余談
- 元ネタ
アズールの本来の姿はアースラと同じオクトピット。知っている人は知っているらしく悪口などにタコ野郎や腹黒タコなどと呼ばれている。
尚、人魚の姿はあまり見せず、また人魚の姿で泳いでも歩くのとあまり変わらないスピードらしい。
ちなみに陸を歩くようになって一年とちょっとしか経ってないとのこと。
現実のタコは自分の触腕の動きを把握していないらしいが、彼は全部の触腕で文字が書ける程自在に動かせる。
また、アースラには続編にて妹のモルガナが登場しているが、アズールは一人っ子である。
- 小汚い雑巾大量生産
本編第4章中編でスカラビア寮に監禁されていた主人公とグリムは魔法の絨毯を使って逃げ出すも操縦が効かずモストロ・ラウンジに不時着した。アズールはその時の有様を「小汚い雑巾」だと毒吐いた。
そのパワーワードがプレイヤーのツボにハマったのか次々と”小汚い雑巾”と名乗りだし、中編が配信された当日「小汚い雑巾同士繋がりませんか」という繋がりたいタグがTwitterでトレンド入りするという珍事が発生した。某動画投稿サイトではアズール関連の神動画に「小汚い雑巾の聖地」というタグが付いている始末。
そのワンシーンだけの悪口だとは思うが、監督生(プレイヤー)にまた一つ新たな称号を与える事になってしまったのだった。どうしてこうなった。
関連イラスト
関連タグ
オクタヴィネル NRC二年生 寮長ズ リトル・マーメイド アースラ タコ
以下ネタバレ注意!!!
寄越しなさい、全てを!
レオナの魔法により、長年血の滲むような努力で得てきた全ての契約書を砂にされたことで絶望。
過去(後述)のコンプレックスへの恐怖心から、契約書なしに魔法を使いすぎた事でアズールはオーバーブロットしてしまった(他人の能力を奪い取るなどというチート級のユニーク魔法のため、契約書を介さないと膨大な魔力を消費してしまう)。
人魚本来の姿に戻り足が蛸の八本足に、首と腰回りにはフジツボとサンゴのようなものが生えており、巻貝のネックレスを提げ、左目から紫の炎が出ている。
背後には三又の槍を持ち、顔が硝子細工で王冠を被ったふくよかな蛸の人魚の怪物が控えている。
実は彼のユニーク魔法の真の能力とは『他人の能力を無差別に奪う』という、魔法の中でも禁術クラスに指定されるようなとても危険なもの。
それ故に通常では制御ができず、乱用するとすぐにオーバーブロットするのは火を見るよりも明らかなので、彼は「契約書」を用いて能力に制限を設けていた。
ちなみに、レオナの魔法によって砂になった事で契約書が常に無敵ではない事が判明した。
無敵になるのは「アズール自身が契約書を手にしている場合」、あるいは「モストロラウンジのVIPルーム内に契約書がある場合」だろうと思われる。
契約書が常に無敵なように見せる為にアズールは「何度も破けない所を見せる」「相手が触ったタイミングで雷魔法を使う」など色々手を使っていた。
普段は契約書はVIPルーム内の金庫に厳重に保管している為、アズールは金庫に細心の注意をはらっており、フロイドのユニーク魔法で軽く傷がついただけなのに「壊れてからじゃ遅いんだよ!!」とかなり大げさにキレていた。
更にネタバレ注意
僕の居場所は、いつもタコ壺の中だけだった。
人魚の世界では珍しいタコの人魚だったアズールは、他の人魚から虐められていた。
引っ込み思案で言いたいことも言えず、泣いても墨を吐いてしまう。運動も勉強も苦手だった。
グズでのろまなタコ野郎
いつしかアズールはそう呼ばれるようになった。
「アイツといると水が濁る」「鈍いから一緒に遊んでもつまらない」
そう言う同級生を横目にアズールは必死で魔導書の勉強をした。
他の人魚より5倍多い手で魔導書の書き取りをして、いつでも吐き出せる墨で魔法陣を書いた。
彼は自分を蔑んだ脳天気な人魚どもを見返すために努力し続けた。
そんな時にリーチ兄弟と出会い、彼等はひたすらに勉強するアズールに興味をもった。
何年も努力し続け、中学生になったアズール。
彼の周りでは「となりのクラスのデブ人魚が急に痩せて彼女が出来たが、自慢のテノール声がしゃがれてしまった」「別のクラスのボサボサクセ毛だった人魚がサラサラの綺麗な金髪になったが、早く泳ぐための尾びれを失った」など不可解なことが起きた。
これらは全て勉強を続けたアズールが完成させたユニーク魔法によるものだった。
彼はこの日まで1秒たりとも虐めていた人魚たちのことを忘れたことがなかった。
そしてずっと観察してきてわかった彼らの弱み、悩み。
このユニーク魔法があれば自分に足りないものを全て奪える。
僕を馬鹿にしたヤツらを今度は僕が跪かせてやるんだ
実は幼少期のアズールはかなり太っていた(フロイド曰く「食べ応えありそう」、ラギー曰く「他の人魚の子供よりも控えめに見ても横幅が二倍近くある」)らしく、主人公に博物館の何の価値もない集合写真を持ってくるように言っていたのも、その写真に太っていた頃の自分が写っていたからである。
他の写真はユニーク魔法による契約で全て回収・処分したのだがその1枚だけはどうしても合法的に回収できず、主人公の契約を利用して取ってこさせようとしていた。
結局その計画は叶わず、博物館に戻すこととなった(元々、画像処理をしてから返す予定ではあったが)。
その後もあまり知られたくないためにグリムが喋りそうになった時は口を塞いでいる。
そのためか太っていると認識するような発言を受けることを嫌っている他、今でも食生活ではカロリーを気にしている。
痩せた今でも人魚の姿は嫌いなのか、博物館などでもジェイドとフロイドと違い頑なに人魚の姿にはなろうとしない。なお双子からは人魚姿を「ぷよぷよしてて美味しそう」と評されている。
余談だが、OPムービーの24秒辺りでアズールの幼少期の写真らしき物が契約書の下敷きになってチラっと映っているのが確認できる。