虐厨
ぎゃくちゅうあるいはぎゃくたいちゅう
この項目はpixivでR-18Gに該当する内容を解説しています。 |
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精神的に不快になられる可能性があります。 |
そのようなものが苦手な方はご注意ください。 |
概要と語源
虐厨とは既存人気マスコットキャラクターを多産多死な下等な害獣に貶める非公式の設定を付けて広め、虐待虐殺することを正当化しようとする集団及び界隈である。
「虐待する『厨房(ネットスラング)(※インターネット上で荒らしや迷惑行為を行う者)』」という語源で生まれた言葉である。
彼らが主に標的にするのはしぃ、実装石、セヤナー、ゆっくりといった公式なキャラクター設定が無く権利関係が薄いネット発の二次創作キャラクターだったが、近年ではペギタン、ずんだもん、ケモノフレンズのアライグマ、メンダコぼっち、ポケモンのタブンネ等の商業作品の公式キャラクターもターゲットとなっている(なおゆっくりも権利関係が整理され2020年に『東方project』の二次創作物発表の条件を満たせば誰でも利用可能と東方project公式から公認された)。
その問題点
かわいいものにいたずらしたいという「キュートアグレッション」や、キャラクターを痛めつける様子に興奮を覚えるリョナのようなキャラ虐に近いものがあるため混同されやすいが、これらと決定的に異なり非常に問題となるところがある。
それはキャラクターを貶めることに特化しているところである。
キャラ虐(他の〇虐)との違い
上記のように「〇〇虐待」及び「〇虐」とは元々はしぃ虐やゆっくり虐待(ゆ虐)やペギ虐(ペギタニスト)、タブ虐(虐待アイドルタブンネちゃん)等のように、主にマスコット系のキャラクターへの虐待行為を正当化するために害獣に貶める非公式の設定を付けて虐待及び虐殺のターゲットとするアングラ系のキャラヘイト・ヘイト創作界隈のことを示していた。
それが令和の時代となりバーチャルYouTuberが仲間内の弄りとして「〇虐」という言葉を使うことでヘイト創作要素を含むアングラジャンルに使われていた「〇〇虐」という呼び方が形を変えるようになり、近年では一般作品の一次作品・二次創作において酷い目に会う(会った)キャラクターに対して比喩的に用いるケースとして近年急速に広まり浸透した。
その結果前述のようなマスコットキャラクターを下等生物に貶めて虐待するというキャラヘイト・ヘイト創作としての意味合いの「〇虐(虐厨創作)」と、
ドSホイホイや曇らせの比喩としての意味合いの「〇虐(キャラ虐)」が混同され、非常にややこしい事となった。
キャラ虐としての意味合いの「〇虐」に関しては大まかに言うとドSホイホイや曇らせタグが近く、同記事内を参照。
つまりマスコットキャラクターを貶める非公式の二次創作設定を付けて虐待虐殺のターゲットとするキャラヘイト・ヘイト創作がメインである虐厨界隈と違い、
キャラ虐の記事にあるような項目はあくまでもキャラを貶めることを目的としていないのである。
対して虐厨創作は虐待・虐殺を正当化するために非公式の設定を付けてターゲットを貶めることがメインとなっている。
作品自体が嫌いだったりキャラヘイト故にマスコットの元となった原作キャラの代わりに貶めて虐待するヘイト創作、
虐待や虐殺を正当化するために「このキャラはこういう生態があるから害獣です」「このキャラは下等生物です」と非公式の設定を付けた上で制裁や天罰が下って凄惨な姿になるところをざまぁが多く見られる。
中には非公式の設定を付け貶める行為に付随してターゲットの無様な姿を可愛く思い愉悦する等、度が過ぎたキュートアグレッション的な愉しみ方をする者もいる。
大きな問題点をまとめると以下の項目にあるような二点となる。
①キャラクターを害獣的な下等生物に貶める設定を作り広めて虐待・虐殺することに正統性を持たせようとすること
②キャラクターの権利者や、キャラが好きな二次創作者やファン等現実の人間に多大な迷惑をかけるところ
①虐待・虐殺を正当化するための非公式の設定を作り広める
虐厨のターゲットとなったマスコットはどのような存在に貶められるか
虐厨がターゲットとしたマスコットキャラクターは、ほぼ確実に「多産多死で頭が悪くて非常に弱い害獣(もしくは下等生物)」へと改悪される
インターネット黎明期に虐厨が誕生したしぃ虐から代々受け継がれる、これが最も効率よくマスコットキャラクターを貶められるキャラクター像であるため、キャラごとに細かい差異はあれど、大まかにはほぼ確実にこのような存在にされる。
その結果
弱い者いじめを正当化するためにマスコットキャラを害獣に貶めて、キャラクターイメージの乗っ取りが行われる
ようになる。
虐厨創作の設定の主なパターンの羅列
虐厨が標的としたキャラクターを貶める設定には共通点があり、非常に似通ている生態をしているケースが多い。
これは彼らがターゲットにしたマスコットキャラクターを効率的に貶めることで「虐められる方にも問題がある」「害獣を制裁する」の名のもとに虐待行為を正当化する為である。
単純にキャラクターを傷つけるリョナ等の過激な二次創作と違い、この「弱い者いじめを正当化するための設定」というのが問題なのである。
加害者側を正当化するために被害者側を貶める手法が確立されているのは虐厨によるマスコット虐待界隈ぐらいのもので、故にこの界隈が虐「厨」界隈と呼ばれ嫌われる要因の一つとなっている。
虐厨は設定厨を兼任している者も多く、酷い時には虐待界隈の外のそのキャラを純粋に愛するコミュニティに侵入し、自分達の考えた非公式の設定が正しいモノとして文句を言ってくることがある。
その付け加えてくる「設定」の手口はある程度共通しているので記載する。
- ①野生でまず殆ど生き残れない程弱く設定&知能も非常に低くする。
・虐待というからには弱くて愚かな相手でなくてはならない、相手が強くて賢かったらジャンルが変わってしまうためである。
・基本的には大きくても人間の頭部ぐらいの大きさに設定し、人間の子供でも簡単に害することが出来るようにする。
- ②周囲に害を与える設定を付け加えることで殺す正統性を持たせようとする。
・畑を荒らす、人の家を荒らす等の俗にいう害獣設定と呼ばれるもの。
・騒音を出す設定を付ける。実装石及びその影響を大きく受けたゆ虐のゆっくり(れいむ種と呼ばれるタイプ)は「下手な歌を歌う」という設定を広められ、メぼ虐におけるメンダコぼっちは「夜中にギターをかき鳴らす」という設定を付けられ、騒音被害に対する制裁の名のもとに虐待虐殺の大義名分とされた。
- ③赤ん坊を大量に生む設定を加える
・虐厨創作には必ず非公式の赤ちゃんキャラを作る特徴があり、あらゆる「設定」のベースにして要となっている
・上記①と②の「何故こんなに弱くて馬鹿で周囲に迷惑をかける害しかない存在が絶滅しないのか?」という疑問を解決する。
・赤ちゃんキャラを産む設定を付けることでより小型化させ、より虐待しやすくする。そのサイズはピンポン玉ぐらいの大きさから掌ぐらいの大きさで、「成人男性が握りつぶせるぐらいの大きさ」である。理由は虐待虐殺の為である。
・そして大量に赤ん坊を産む故に大量の餌を必要とする&下記の排泄物を垂れ流すせいで周囲を荒らして汚染する設定を加える。
・また生まれてくる赤ん坊は虐待しやすい&人質にとる&共食いさせる等いくらでも虐待のバリエーションに応用を効かせることが出来て話作りに使い勝手が良い為多用される。
・ゆ虐のように生態系設定やペットショップ設定が付くまでターゲットの世界観が作られたら、その虐厨ジャンルの寿命が大幅に伸びる。話づくりのバリエーションが段違いなためである。
- ④糞尿を巻き散らかす設定を付ける。
・キャラクターイメージの悪化をわかりやすく狙える、俗にいう糞虫設定と呼ばれるもの。
・糞尿は現実と同じく虐待に使いやすい為。
・ゆっくりのように頭のみの存在で糞尿を出す排泄器官が無い場合も無理やりつける。
- ⑤同族間で差別を助長する設定を付ける。
・実装石及びその設定が受け継がれたゆ虐やタブ虐に代表するお飾り設定(飾りが無いと同族の区別が出来なくなる)や金バッジ設定(人間に飼われ金バッジと呼ばれる飾りを付けている者が同族内でマウントを取れる)や希少種設定等が該当する。
・善良種といった、「種族自体はゴミだけど一部(人間に都合が)良い存在もいる」とするもの。
・メぼ虐における「楽器を持つ個体がヒエラルキー上位」という設定が該当する。
- ⑥元のキャラクターに特に好物が設定されていない場合、甘いものを好物として設定する。また辛い物が毒となり食べ過ぎたら死ぬように設定する。
・実装石の「アマアマ」こと金平糖、実装石虐待の住人が移住してきたゆ虐設定のゆっくりの「あまあま」こと甘いものが該当し、キャラクターをより幼児のような存在へと印象付ける。
・ペギタンのいくらおにぎりや、メぼ虐のメンダコぼっちのようにからあげとコーラのように、原作において好物が設定されている場合は例外となる。
・辛いものを食べると苦しんだり死ぬ設定を付けることが多く、虐待にて苦しめる為となっている。
・タブンネの場合はオレンの実やオボンの実が好物と設定されており、「甘い」「やわらかく瑞々しい」と描写されている。しかし、実際のゲーム中においてはシステム上の性格によって好きな味/苦手な味があり、辛いものや苦いもの好きで甘いものが苦手なタブンネも多く存在する。また、オレンもオボンも味に突出したものがない、硬めの木の実という公式設定がある。
- ⑦捕食種と呼ばれる、他のキャラを捕食して殺すキャラクターを作る。
・ゆっくり虐待におけるれみりあ種や、セ虐におけるコトノハスライムモドキ、メぼ虐におけるツチノコぼっち等が該当する。
・キャラクターを生態系の名のもとに殺傷・捕食行為によるR-18G行為を正当化出来る為、作劇の上で便利な為作られやすい。
・その虐厨ジャンル内においてキャラクターが複数いる場合は誰かがその役割を背負わされることが多い。捕食種に選ばれるのは「牙を持つ」「空を飛ぶ」「体が大きい」等のアドバンテージがあるキャラが主となる。
・タブ虐の場合は同じタブンネが捕食種となるケースはまずなく、大抵の場合は格闘タイプや悪タイプ等。全体的には書き手の偏愛対象となっているポケモンを抜擢するケースが多い。
・ツチノコぼっちはメンダコぼっちと同じ後藤ひとりの一形態の為、捕食種被捕食種というような関係となることは原作からは考えにくい存在なのだが、虐厨のターゲットとなったキャラは原作からの逸脱はよく起こる。
- ⑧上記のような害獣要素を持つ下等生物に陥れたマスコットをあえて可愛がる「愛で」という概念がある
・キャラクターを貶めて上から目線で可愛がって「やる」という、ある意味そのキャラクター及びファンに対する侮辱のような行為となる。
・この「愛で」はあくまでも虐厨ジャンルの一派閥であり仲間なので、気が変われば即虐待方向に進む。
- ⑨愛護派という仮想敵の存在を作り上げる。
・実際にはこのような悪意に満ちた設定を付けられた「虐待用の〇〇」を好み採用するのは虐厨のみなので、虐厨の別派閥同士の争いとなっている。「愛で」はあくまでも虐厨ジャンルの概念である。
- ⑩越冬に失敗する作品が確実に作られる。
・食糧不足、巣にこもって共食い、巣の中で無計画に交尾して出産して越冬計画が狂う等、勝手に自滅する環境を作れる為、虐厨は越冬展開が大好物である。
- ⑪ターゲットを食用に用いる場合、虐待したり苦痛を与えれば与えるほど美味しくなるという設定を加える
・初期のゆ虐では「虐待するほど甘く美味しくなる」、タブ虐では「虐待するほど肉が美味しくなる」という設定を付けることで、食用とする際も必要以上にターゲットに苦痛を与える事を正当化した。
・なお余談だがゆ虐は実装石虐待を行っていた層が流入したことにより、「ゆ虐のゆっくり」に糞便を巻き散らかす不潔な生態を描く作者が増えた結果、食用とするには憚られるような存在となっていき、食用生物ネタが減少していくこととなった。
②ターゲットにされたキャラのファン及び公式への多大な迷惑
界隈の民度の低下
前述のようにキャラクターを下等生物に貶めて虐待するという虐厨創作ジャンルの特性上、そのキャラクターを馬鹿にすればするほど、悪意を持って虐待すればするほど褒められる。
その作品が好きな者達によるファン活動としての二次創作とは全く異なった特異性ゆえに、
ターゲットとされたマスコットキャラクターの創作界隈の治安が一気に悪化する
上記の「特定のキャラクターを標的にした虐待行為」に関しても「所詮創作物だから現実の人間に対して迷惑をかけなければ問題がない」という反論もあるだろう。
だがなぜ虐厨と呼ばれる集団がネット上で厨(厨房(ネットスラング))という、迷惑行為を働くインターネットユーザーを表す字を付けられる程問題視されているかというと
現実の人間に多大な迷惑をかけているからである。
虐待を正当化するために上記例にあるような非公式の「設定」を付けて広め、そのキャラクターを貶めて嘲笑うことが褒められる関係で、その界隈に厨房(ネットスラング)(迷惑ユーザー)を増やす手助けをしてしまっている。
迷惑行為の例の羅列
- ①大量の虐待虐殺AAやイラストやSSを2ちゃんねる等の匿名掲示板の無関係のスレッドに大量に投下して嫌がらせ荒らしをする。
- ②R-18Gイラストや虐待設定絵をR18Gタグを付けず大量投稿してpixiv等SNSを荒らす。
- グロテスクな画像やキャラクターを貶めているヘイト創作を目にしてしまう上、近年pixivにおいてはお勧め欄にそのユーザーの好きなジャンルの作品が無造作に現れる為、そのような嫌がらせに近い作品が目に入りやすくなってしまう。
- ③pixivや個人サイトの健全絵を虐待コラ・グロコラしてふたば☆ちゃんねる等の画像掲示板に貼って、そのクリエイターが虐待・虐殺絵を描いたように広める(特に海外掲示板に貼られたものが非常に多い)
- コラというのはコラージュの略で、SAI等のお絵かきソフトやフォトショップ等の画像編集ソフトを用いてすでにある画像に手を加えて別の画像を作り上げることを示す。
つまり純粋にそのキャラクターを愛している健全なイラストが第三者の虐厨の手で無惨に殺されたり虐待されているグロテスクなものに加工をされるということである。
- ④虐待界隈の設定をそのキャラクターに当然あるものとして語ったり、虐待無関係のところでも「虐待したい」「殺したい」等コメントで荒らす
- ⑤実際のクリエイター個人に嫌がらせのようにそのクリエイターの作品の虐待二次創作を行い、本人に見せつける。
- ⑥「ゆっくり〇〇」「〇〇石」と名前を付ければ何でも虐待出来ると思って他作品のキャラや実在の人物をモデルにした虐待キャラを作り上げて虐待しようとする。
- ⑦上記項目の「キャラクターを貶める設定」によりキャラクターへの風評被害が生じ、権利元の商業活動への妨害となる(例、ずん虐)
- ⑧キャラクターを「虐める側」として、原作のキャラクターが加虐キャラにされる。
- 虐待する側のキャラクターに「小動物やマスコット、女児のようなキャラに暴力をふるう頭のおかしい人」「友人や仲間(に似た生物)をいじめる人」というイメージや勝手な設定がついたり、最悪原作を知らない人に「虐待する頭のおかしい奴」と思われかねない危険がある。そのような風評被害も虐厨の引き起こす被害である。
- 現に稗田阿求等、一時期そのイメージがメインで語られる様になってしまったキャラもいる。
- ⑨キャラクターを貶めて馬鹿にすればするほど同類から褒められるという特殊環境故、そのジャンルの民度が一気に悪化する。
- ⑩pixiv百科事典やニコニコ大百科等でマスコットキャラへの虐待関係の記事を乱立したり、一般的な用語やその原作の記事から虐待関係の繋がり荒らしを行ったり、虐待に関する言及をしたりして荒らす(特にゆっくり虐待関係は非常に酷いことになっている)
- ⑪そのキャラを愛する純粋なファンに対して挑発的な行動や言動をとる者が非常に増える。
等、創作上だけではなく現実の人間にも多大な被害を広めるところである。
特に③の虐待コラ・グロコラは大問題で、そのキャラクターが好きでファンアートを描いていた人全てが標的となり悪評を広められる危険がある。
ひょっとしたらクリエイターの貴方が描いた絵も虐待虐殺コラされて世界中に悪評を広めているかもしれない。
荒らし行為を行わない虐厨創作民について
上記のようにターゲットとしたキャラクターを虐待しやすいように多産多死の下等生物にした上で虐待する虐待創作界隈はそのキャラクターの公式やファンに対して迷惑をかけてきた経緯がある為、虐「厨」と呼ばれるようになった過去がある。
とすれば荒らし行為を行わない虐待創作民はどう扱われるかという点についてだが、これは非常に難しい問題となる。
そのキャラクターの健全なファンや公式に対して迷惑が掛からないように棲み分けが行えればよいのだが、そのキャラクターを「虐待することを正当化するための理由を作り広める」ヘイト創作民であることは事実であり、割れ窓理論的に迷惑ユーザーを増やす手助けをしてしまっていることは紛れもない事実となってしまっている。
そしてその増やしてしまった迷惑ユーザーに対しては虐待創作民は基本的に関わり合いを持たない為、事実上は間接的に迷惑ユーザーを生み出す手助けをしてしまっていることとなる。
そもそもゆっくりやずんだもん等、キャラクターによってはガイドラインで作品のイメージを損なうヘイト創作の禁止を行っている界隈もある。
そのようなケースだとそもそもガイドライン違反を行っているユーザーという事はまぎれもない事実となってしまう。
主なパターン
①まずネット上でマスコットキャラクターが人気となる。
すると知名度が高まる故にそのキャラクターの二次創作やファンアートが増えてくる。
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②そのキャラクターの二次創作が増えてくるうちに、キュートアグレッション的な軽くいじめたりちょっとひどい目に会わせて泣かせる二次創作が出てくる。
けれどもこの際にはあくまでも全年齢の範囲の作品が主となり、大抵の場合はこの段階で止まる。
↓
③虐厨と呼ばれる層が出てくる段階
だが運悪く虐厨創作のターゲットとなってしまうと、段々と虐待や虐殺などのR-18G的な作品の割合が増えてくる。すると「何もしていなかったり、良い〇〇が酷い目に会うのは可哀想」という意見が出てくる中で、「それならばそのキャラに悪いことをさせて制裁の名目で酷い目に合わせたり虐待するようにしよう」とキャラクターを害獣に変質する勢力が出てくる。
理由は悪いことをしていないマスコットを虐待するのは気分が悪いので悪いことをさせるというタイプや、そのキャラクターもしくはその原作のキャラアンチ的なモノなど様々である。
非常に弱く頭が悪いようにして虐めやすくしたり、赤ん坊を産む設定を付けて虐待虐殺の道具としたり、キャラクターに畑や人家を荒らさせたり、騒音を出す設定を付けたり、性格を悪くする等の「虐められる理由」となる「設定」を付けて広めてくる。
その結果ターゲットは前述のように「多産多死の害獣(下等生物)」へと変貌させられる。
またこの際にこうして虐待しやすいように設定したキャラクターをあえて可愛がって「やる」、「愛で」という概念が生じてくる。
けれどもこの「愛で」というのはあくまでも虐待勢力と同じように変質されたキャラクターを愛する勢力であり隣り合わせの存在なので、広義の意味では虐待勢力の仲間である。
弱くて愚かなキャラが酷い目に会う姿を可愛いと感じたり、気分次第で簡単に虐待方向に舵を切る者がほとんどを占めていて、気まぐれなDV男を思わせる。
つまりそのキャラクターを純粋に愛する層とは別の存在となる。
↓
④いつの間にか手段と目的が入れ替わり、そのキャラクターが虐められることを目的とするよりも、虐めるためにそのキャラクターを悪者にするようになっていく層が主流になる。そのキャラクターを貶める為の非公式の「設定」が充実してくる。
ざまぁ系の二次創作が流行ってくる.
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⑤次第に害獣と改悪されたマスコットキャラクターを制裁することに正義中毒と化した虐厨が大半を占めるようになり、それ以外の純粋なキャラクターのファンが近寄らなくなる。
虐待勢力に関わらないようにしているユーザーでさえも「虐待キャラ」の悪いイメージが付いたキャラクターを描くと「虐待しろ」「殺せ」「なんで設定に従わないの?(※虐厨はキャラクターを貶める為の非公式の設定を押し付けてくる)」と絡まれるので、
ソレに嫌気がさして去っていく創作者が多い。
また、この際に虐厨間で上記の「愛で」系虐厨とキャラヘイト系虐厨間で争いが起こることが多い。
マ虐論争を参照。
↓
⑥最終的には「虐待されるキャラ」としてキャラクターイメージが乗っ取られる。
「虐待キャラ」のイメージが付いてしまったら、貶められた経緯を知らない人達からは「こいつは酷い目に会わせてもいい」「酷い扱いをして当たり前」「皆がやっているからやっている」と、キャラを貶めている自覚無く虐待創作してもいい存在として扱われるようになる。
↓
⑦虐厨が飽きたり、別の人気キャラが出てきたら次のターゲットに移る。その際のキャラクターを害獣に貶める為のノウハウは確立されているので、またそれに従ってキャラクターを虐待キャラにする。
実装石と次に虐厨のターゲットとなったゆっくり虐待のゆっくりが似通った生態をしているように、キャラクターを害獣に貶める為の「設定」はそのまま流用されるのである。
赤ちゃんキャラの主なキャラクター像
前述のように虐厨がキャラクターを虐待キャラに貶める際、必ずといっていいほどピンポン玉~掌ぐらいの、片手で捻り潰せる程の大きさの非公式の赤ちゃんキャラを作る傾向がある。
「マスコットキャラに二次創作で赤ちゃんキャラを作る」程度ならまだ誰でも思いつく二次創作の範疇であり、赤ちゃんキャラを作った程度で虐厨呼びするのはいささか乱暴な区分となる。
だが虐厨創作においては「非公式の赤ちゃんキャラをわざわざ作った上で親子共々虐待する」という、明確な害意を持ったプロセスを経ることが特徴であり、
ターゲットとしたキャラを虐待するために都合の良い存在へと改造するのにもっとも効率的である故に虐厨創作で受け継がれ続けた手法となっている。
赤ちゃんキャラは小型で弱く頭が悪い為虐待しやすい事、赤ん坊を産むということは個体数が増えて話づくりの幅が広がること、虐待の結果死んでも代わりがいくらでも作れること、後述のように親とするキャラの性格を虐待で苦しむように改造出来る事等、
赤ちゃんキャラは虐厨にとってなくてはならない存在となっている。
沢山産んで沢山死ぬ、多産多死のキャラクターとされるのがパターンとなっている。
作中でもその個体の種族名で呼ばれることが多く、個体数が増えてもその赤ん坊に対し独自の名前まで付ける作者は極少数となっている。
だがこの際、理由は不明だが虐厨ジャンルにおける親子において、どのキャラクターにおいても親となる固体から子供に対しては「おちび(ちゃん)」という呼称を使うケースが非常に多く、何故「おちび」という呼称を虐厨は好んで使わせるのか、一つの謎となっている。
主な具体例
蛆実装、赤ちゃんゆっくり、ベビタン等の百科事典記事があるほど出番が多いキャラクター以外にも、しぃ虐・セ虐・アラ虐・メぼ虐等虐厨創作においてはpixivに専用タグが無くても確実に赤ちゃんキャラが見られる。
また、タブンネは公式で体高1.1m、体重30kgと大きいため、毎回のように「タマゴから孵化したばかりの赤ちゃん(=ベビンネ)」「生まれてから暫く経った子供(=チビンネ)」が虐待作品に登場するが、原作ゲームではタマゴが孵って生まれるのは既に親と同じ体格のタブンネなので完全なる捏造である。
ターゲットとなったキャラに必ず付与される個性「母性」
虐厨のターゲットとなったキャラクターには赤ちゃんキャラの「親」という個性を与えられた結果、「母性」という個性がとってつけたように加えられるが、原作要素とはほぼ無関係に付けられる、バックボーンの無い母性である為、健全な運用をされることは殆どない。
「母性」という個性を与えられた結果、虐厨創作でのキャラクターは元のキャラクターとは似ても似つかない性格へと変貌する。
例に挙げるとゆっくり実況のゆっくり霊夢とゆっくり虐待のれいむ種、ヒーリングっど♥プリキュア原作のペギタンとペギタニストにおけるペギタン、ぼっち・ざ・ろっく!原作のメンダコぼっちとメぼ虐のメンダコぼっち等、
元となった作品と虐厨創作とでは全く異なったキャラクターと化す。
その「母性」の程度も、産んだ子供を想う母親~自らの産んだ子供こそが最もこの世で可愛い存在として見せつけてくる毒親まで幅広い。
子供が死ぬことを悲しむ感情を持った上で多産多死の生態をするという矛盾した存在とすることが、子供の死を親を苦しめる為の道具とするのが、虐厨創作の手口なのである。
上記のようにキャラクターに下等生物とする非公式の設定を付けて虐待する虐厨創作が広まってくると、ターゲットとしたキャラクターを「害獣及び多産多死な下等生物設定にした上で」あえて可愛がって「やる」、「愛で」という概念が出てくる。
「虐厨がターゲットを虐待の道具にするために作った赤ちゃんキャラ」も例に漏れずその対象となりやすい。
そのキャラクターに対して「愛で」のスタンスを主張する者は「愛で派」を自称する。
名前から誤解されやすいが
「愛で派」は虐厨の一派であり仲間である
「愛で派」は「虐待も愛でもいける」と豪語する者が多いが、そのキャラクターを健全に愛するファン層からしてみれば「愛で派はキャラを貶めて虐待する側の人間」である。
犬猫で例えればわかりやすいが、どれだけ対象を可愛がろうと一度でも虐待したら「虐待する人」という扱いである。
現実世界の倫理観においては好きな生き物を健全に愛護する者を「愛で派」等と呼ぶものは存在しない。
犬猫を愛する人が「犬愛で派」「猫愛で派」等と名乗ることは無く、犬猫に限らず他の動物達にもそれは言える。
その生き物が好きな人にとってはその対象を可愛がることが当たり前であり、虐待は存在すら許さないのが当たり前であり、わざわざ「派」等と付けない。
多くのファンがいるキャラクターを周囲に虐げられる下等生物にするような非公式の設定を採用する層は、そのキャラの健全なファン層とは相容れない別種のものである。
実際、ゆっくり愛で作品に代表されるように虐待創作の合間に気分転換に可愛がるような作品が大多数を占めていて、あくまでも虐待創作こそが中心となっている。
マ虐論争の項目にあるように、「愛で派(虐厨の一派)」が増えてくるとそのキャラを純粋に愛する層(特にR-18G耐性が無い者)が去っていき、最終的に残るのは「そのキャラを純粋に愛した上でR-18G耐性を持ったファン」と「虐厨」と「愛で派(虐厨の一派)」の三種となる。
虐待を愛好する側は「虐待と無関係の場に虐待ネタを持ち込まないこと」
虐待を嫌悪する側は「わざわざ虐待コミュニティを覗きに行かないこと」
という、そのキャラが純粋に好きな者と虐待愛好者はお互いの場所にかかわらないようにするという住み分けという概念がある。
表面的には聞こえの良い言葉だがコレにも罠がある。
この住み分けという概念だが、実はかなり虐厨に有利な概念である。
理由としてこの住み分けという概念、よく見ると虐厨はそのキャラの健全な創作界隈を見ることが禁止されていないのである。
虐厨ではない側は虐厨側に対して関わろうとするな文句を言うなと注文するのに対し、虐厨はそうではない健全なファンの創作物を積極的に見に来るのである。
そしてキャラクターの健全なネタや漫画を元ネタに虐待二次創作で改変することが多く、最終的にはそのネタを虐待界隈独自のものとして乗っ取る傾向がある。
例えばゆっくりの「おそらとんでるみたい」「むーしゃむーしゃしあわせー」をはじめとしたAAの虐待改変が非常の多く見られ(マ虐論争の記事にあるようにAA創作は悪意ある改変に弱いという弱点がある)、またAAのゆっくりのセリフを虐厨は積極的に「ゆ虐のゆっくり」のキャラクター作りに使ったため、現在ではAA的なゆっくりのセリフは「ゆ虐のゆっくり」のものとされ、使用したら虐厨だと誤解される危険性が生じ、ガ板AA的なセリフを使うゆっくりはほとんど見られなくなってしまった。
ゆっくり関係の創作では、そのように健全なファンアートや漫画の虐待二次創作が蔓延していた。
近年ではメンダコぼっち二次創作における口のあるメンダコぼっちへの虐待などが該当する。
ひどいときになると自分が描いた作品をそのまま虐待コラされることもある。
本来の作者の知らないところでそのようなコラが作られ、世間に拡散されることも多い。
特にpixivの2000年代後半~2010年代前半のゆっくりの健全な人気作品(ゆ虐作品に非ず)はほぼ全て虐待コラの被害に会っている。
知らず知らずのうちに悪評を広められる危険もあるのだ。
そして気付いた時には既に遅く、泣き寝入りするしかない状況まで追い込まれるのである。
また虐待設定を用いているのに全年齢で投稿している虐待界隈投稿者も少なくないため「普通の作品目当てでフォローしたりブックマークしたところタイムラインに虐待作品も流れてくる」といったことは往々にしてある。
虐厨は大きく分けて三つのスタンスがある。
①キャラヘイトタイプ
ターゲットとなったマスコットに対してキャラヘイトを持ち、ヘイト創作として対象を貶めたり馬鹿にすることを主に置く。原作へのヘイト感情から、マスコットをその元となったキャラの代替品として虐待するタイプもこちらに含まれる。
②度が過ぎたキュートアグレッションタイプ
「かわいそうはかわいい」と思うタイプ。
ターゲットを可愛がり、その上で度が過ぎたキュートアグレッションとして虐待、もしくは殺害を行う。特に赤ちゃんキャラ(虐厨創作では非公式の赤ちゃんキャラを作り上げる傾向がある)が対象となることが多い。
「愛で派」を自称する者、「虐待も愛でも両方イケる」と豪語する者を多く含むが、可愛がりつつも嫌がらせをしたり身体的損害を伴う、そのキャラを下等生物と貶める、主に生殺与奪を握られ絶対服従となっているなどの嗜好上、普通にそのキャラが好きな人とは異なる。
「度が過ぎた」キュートアグレッションタイプの虐厨と「度が過ぎない」キュートアグレッションを行う者(虐厨ではない者)を区別する際は、虐厨設定を用いていないか、その描写がギャグで済むか、全年齢で投稿出来るか等が挙げられる。
③単に楽しいから行うタイプ
世間的には忌避される小動物の虐待や虐殺の代替として、もしくは単純に楽しいからと行うタイプ。投稿すれば同類から褒められることから、反応を得るために短期的に投稿がなされるケースが多い。
完全に分かれているわけではない
この三つに関しては完全に分化しているわけではなく、人によって割合が違う
①のヘイト側でも「特定の個体は愛でる」という場合もあるし、②の度が過ぎたキュートアグレッションタイプでも「ゲス(虐厨用語で悪質な個体を示す)は制裁する」という場合もある。
また、③のなんとなく楽しんでいるタイプの創作が、ヘイトに情熱を燃やす①パターンを界隈に惹き寄せる場合もあるなど、相互に影響を及ぼしている。
そのため虐厨創作が盛り上がりその界隈が過熱されると、対象となるマスコットキャラクターを「下に見てもいい」「いくらでも悪口を言ってもいい」「こいつには何をしても許される」と思い「そのキャラクターを下等な生物として扱う者」が増え、
エコーチェンバー現象が生じてしまい、
そのキャラクターが好きな人に対して迷惑をかける迷惑ユーザーを増やす手助けをしてしまうということは、留意すべき点として挙げられる。
効果が無かったもの
①荒らし(虐厨)はスルー(無視)
荒らしに反応する人も荒らしですと言われ、荒らしには無視を貫くことが最善の方法だと思われていた時代があった。
コレは2chのしぃ、ゆっくり虐待AAが全盛期だったころによく言われていた言葉であり、反応欲しさに荒らすただのかまってちゃん荒らしには確かにある程度有効な手段である。
だが虐厨相手には有効ではなく、虐厨を無視しようとした結果がどうなったか、それはゆっくりやしぃ等の虐厨の標的になった上記のキャラクター達が証明している。
荒らす側である虐厨には無視されても何もリスクが無く、むしろ虐厨が虐厨を呼びどんどん虐待AAを作ったり虐待イラストを描いたりとコミュニティを侵略される。
弱い者いじめをしたり、キャラを罵詈雑言で貶めたり、悪いことをして褒められるという特殊環境故に迷惑ユーザーの割合が増えてくる。
故に虐厨相手に他に何も対策せずスルーすると、最終的には虐厨にコミュニティを乗っ取られる。
②コメントにて徹底抗戦
無視が効かないのならば個人個人でレスやコメントをして徹底的に追い出そうとするものだが、実はこれも悪手である。
人気者のマスコットを弱い者虐めをして同類から褒めてもらえると思うような厨房(ネットスラング)ならともかく、愉快犯タイプの虐厨は反応を面白がり、むしろ敵であるそのキャラクターのファンへ嫌がらせをすることを楽しむ。
またその結果その場が荒れてしまい住人が遠ざかってしまう。
更にTwitterやpixiv等の個人ページのあるSNSではR18G作品であろうと運営から削除されない限りは厳密に投稿してはならない作品ではないので、
むしろコメントする側が客観的に見たら荒らしとなってしまう危険がある。
理不尽かもしれないがPIXIV内においては運営はユーザー間のトラブルへの介入は積極的ではなく、キャラクターを虐待する設定を広められたり、自作や好きな作者の作品のR18G二次創作されても、
「虐厨」「虐待厨」とコメント欄で糾弾したり、それらのタグをつけたり、虐待創作に対して強い言葉で非難することは逆に荒らし行為とされてしまう。
虐厨への有効な対処法
①コミュニティの管理人に通報
「R-18G」相当のイラストが全年齢で投稿されていたり、二次創作ガイドライン違反されている作品が投稿されていたり、健全なイラストに「虐待しろ」「〇虐の設定では~」等と悪質なコメントが投稿されている場合、該当するユーザーを運営に通報することを勧める。
通報するという言葉からは重い響きがあるが、通報の結果実際にはどうなるかというと問題あるユーザーに対して「この画像は全年齢ではなくR-18Gタグを付けて投稿するか、全年齢でも投稿できるように修正してくださいね」「悪質なコメントはやめてくださいね」と事務局が警告を行う程度である。
その警告に従わない場合はアカウント停止などの更に重いペナルティを課されることもあるが、警告に従わないような悪質なユーザーでもない限りは警告されたらそれが悪い行為だと自覚し反省して以後注意するようになる。
通報とはそのコミュニティの治安にとってもその警告されたユーザーにとっても自身の為になる行為なのである。
以下は方法を示す。
この際に通報した意見が運営に届くまで時間がかかるので、②のブロックと組み合わせて使うことが有効な対処法である。
また現代のようなSNS隆盛前の2ちゃんねる等の匿名掲示板の方が隆盛していた頃でも、
過去2002~2003年にかけてしぃAA虐待が問題となった時は、2ちゃんねる内では2005年春~夏にかけ規制議論板においての議論の結果、虐待AA荒らしに対して大規模な規制が行われた。
その影響により、しぃ虐殺コピペ荒らしは激減した。
このように場所にもよるがあまりにも荒らしが酷い場合は管理人及びスレッドの管理者に通報して規制してもらうのが有効。
②ブロック及びミュート(マイナス検索)
現時点では個人には最も有効な手段。
TwitterpixivをはじめとしたSNSやニコニコ動画YouTubeといった動画サイトでは荒らしや害のあるユーザーをブロックする機能があるので、積極的にブロックして自衛しよう。
ただしブロックしていてもクリエイターの知らないところで虐厨達に健全な作品を虐待コラされたり、粘着されて虐待二次創作を作られる危険がある。
問題行動を起こしたユーザーに「こういった行為は迷惑になるから駄目」と教えてあげないと該当者自身の為にもならないので、先に通報しておくことを勧める。
そのため先に①の通報を行ったうえでブロックすることを勧める。
以下は方法を示す。
③「虐待キャラ」と相反するキャラ像を流行らせる
一時期受けていた虐待キャラの汚名を返上することが出来た、ゆっくりが該当する。
虐厨の勢力が最も大きくもっとも悪質だった2000年代後半~2010年代前半、ゆっくりは一時期ネット上のあらゆるところで虐待キャラの悪評を付けられた。
ネットマナーがまだ未成熟な時代で、ブロックやミュートのような自衛手段も乏しく、二次創作ガイドラインという概念が殆どない時代だった。
そんな中で一度は虐待キャラとして貶められたゆっくりが何故表舞台に出れるような人気キャラクターの地位に返り咲いたかというと、ゆっくり実況を始めとするyoutubeでの実況キャラとしての役割が大きかったためである。
この流暢に喋るゆっくり実況のゆっくりは、ゆ虐のゆっくりこと赤ん坊を産んだり排泄したりする上に幼稚な喋り方をするゆっくりとは全く異なるキャラクターをしていた。
ゆっくり虐待創作を行うものでも「ゆっくり実況のゆっくりと、ゆっくり虐待のゆっくりは別物」と評価する者が多い。
つまり、虐待キャラのイメージを覆すほどの、別の性質を持ったキャラクター像を流行らせるのである。
もっとも狙ってできるものではなく、ゆっくりに関しても虐厨に目を付けられて「愚かで弱くて赤ん坊を産み排泄するゆ虐のゆっくり」となる前の、
AAや駄コラなどを始めとする「シュールでわけのわからない謎の存在」としてのゆっくりの性質に注目した層がいてこそ起こったことなので、限りなく偶然に近い事例となった。
④早い段階で権利者がキャラを貶めたり虐待するような創作を禁止する
最強の手段。
コレでも完全に虐厨が止まることはまずないが、たぬき(ウマ娘)(ションボリルドルフ=シンボリルドルフ)の例にあるように大本の権利者(この場合はウマ娘公式)がキャラクターを貶める二次創作を禁止すれば、界隈の自浄作用が強く働き虐厨が寄りにくくなる。
ずんだもん(擬人化される前の原型ずんだもん)が虐厨のターゲットとなった際、ゆっくり虐待と同じく畑や人家を荒らす害獣としての設定を虐厨に付与されて風評被害を受ける危険があったが、虐待創作が広まる前にずんだもん公式が虐待行為の禁止を行い、虐待二次創作動画を権利者削除したことでずんだもんを人間に迷惑をかける害獣として虐待する作品が減り、キャラクター風評被害が起こることを抑えたのである。
ただしゆっくりの例にあるように権利者がキャラクターを貶める二次創作を禁止していてもすでに蔓延していた場合は手遅れとなるので、早急な対応を必要とする(ゆっくり虐待の発生は2000年代後半で、ゆっくりが公式化して貶める二次創作を禁止されたのは2020年)。
ガイドラインにおいては「作品を貶める二次創作の禁止」とふんわりとした禁止事項ではなく、「虐待禁止」と早い段階で釘をさしておかないと、虐厨はキャラクター虐待は二次創作における正当な権利だと主張してきて、キャラクターを下等生物へ貶めていくのである。
なお、確かに最強の手段なのだが任天堂の様に管理者側が元の作品の売り上げに関与しないと判断した際に『所詮、少数派が何かしてるだけ』と無視してしまう可能性もある為、確実性に感しては欠けていると言える。
⑤警察に訴える。
誤解されないように先に述べるが、ただ虐待作品を投稿しているだけの人間は罪にならないので注意。
虐待という犯罪行為とはいえ、あくまでも「作品の中の出来事」であるためだ。
しかし、自作への執拗な虐待二次創作や虐待コラをされる等の風評被害を被り精神的肉体的被害を被ったり、自分のアバターを虐待キャラにされて虐待された場合は親告罪となりうるケースもある。
ゆっくり虐待が最も勢いがあり悪質だった2000年代後半頃に「現実の人間のアバターやpixivアイコンの自画像を元にゆっくり化して虐待(虐殺)して『これはゆっくり虐待だから大丈夫です!』と主張するような行為が見られた。
だが2020年代現在ではVtuberへの嫌がらせ行為への判例にあるように、ネット上でのアバターへの嫌がらせへの精神的苦痛を受け、それを証明できる診断書等がある場合は訴えられたら親告罪となる可能性がある。
また健全な著作物への虐待改変の二次創作での嫌がらせ行為も、権利者やpixivの創作者が精神的苦痛による被害を証明できる場合は同じく親告罪となる危険がある。
さらにずん虐のように権利者が風評被害による金銭的損害を恐れてキャラクター虐待行為を禁止したのにそれを違反して虐待二次創作を行った場合、もしも権利者から訴えられて裁判となったら非常に不利となる。
番外①ーコミュニティの離脱。
虐厨がいるコミュニティから離れる。
上で「虐厨にスルーは逆効果」と述べたようにそのコミュニティを虐厨に乗っ取られることになるが、少なくともユーザー本人は虐厨からは遠ざかることが出来る。
ユーザーはただそのキャラが好きなだけだったのに嫌な思い出を残して去ることになるが、虐厨とこれ以上関わらずに済む。
そのキャラクターのファンからすればふざけるなと憤慨したくなるものだろうが、虐厨が止まるのはそのキャラクターの虐待行為が公式より禁止され罰則の恐れが出てくるか、単純に虐待行為に飽きたかのどちらかで、まず話が通じない為関わるだけ損となるのである。
pixiv等のSNSよりも2ちゃんねるの各キャラクタースレッド等の匿名掲示板の方がキャラクターコミュニティとして隆盛した2000年代頃まではユーザーに気軽に出来る対処法がコレの他に存在せず、
虐厨に対して有効な対処法が存在しなかったため、この方法を取らざるを得ないケースが多かった。
けれども近年では上記のようにネット上のSNS各種サイトの迷惑ユーザーに対する対処法が確立されているので、そちらの方が有効である。
上記のような対策があるが結局のところ
一度勢力を増した虐厨に対して相手に1ユーザーが出来る完全に有効な対策は存在しないので、虐待二次創作の勢力が増す前に公式が虐待二次創作を禁止する声明を出すか、そもそも自分の好きなキャラクターが目を付けられないように祈るしかないのである。
一度でも虐厨に目を付けられて『虐待するのに都合のいい設定や生態』を付与されて広められて徒党を組まれてしまったら最期、虐厨は飽きるか罰則を受ける恐れが無い限り止まらない。
虐厨の手で貶められたキャラクターはネット上で「このキャラは虐待してもいいんだ」という扱いにされてしまい、事情を知らない多くの人から軽い気持ちで「〇虐」と茶化され、そのキャラを純粋に好きなユーザーがキャラクター虐待の被害から完全に逃れて創作活動を楽しんでいくことは難しくなる。
虐厨は「住み分けている」と主張する者も多いが、実際のところ完全にゾーニングを行うことは難しく、弱い者いじめをして褒められる特殊環境故に愉快犯確信犯的な荒らしは必ず出てくるし、そういった荒らしに対しては虐厨間では見て見ぬふりをしてなぁなぁで済ましてくる。
そのキャラを虐待している者達の間で自浄作用が完璧に働くことはほぼなくて、そのキャラを純粋に愛している人達が絶対に見たくはないような悪意を持った扱いを目にすることが増える。
好きなキャラクターが「害獣」「下等生物」と、心無い輩に馬鹿にされ続ける羽目になる。
ただそのマスコットキャラが好きなだけの人が、そのキャラが純粋に好きな人が、ずっと嫌な思いをし続けることになるのである。
界隈全体がR-18Gであるので未成年の創作及び閲覧禁止
どれほど取り繕おうが結局のところ「虐待」であり、R-18G項目である。
特に虐厨による荒らし被害が酷かったゆ虐においては「饅頭だからどれだけグチャグチャにしてもグロじゃないでーす」と全年齢で投稿する者が多く、虐「厨」の代名詞となってしまった。
元々荒らしとしての側面が強い界隈であり、更に「弱い者虐めをして褒められる」という非常に特殊な環境は未成年者に対して非常に刺激が強いものとなり、インターネットトラブルへのゲートウェイ的な役割を持たせてしまう。
インターネット倫理が養われていない未成年が周囲に迷惑をかけてしまったら加害者となってしまうだけでなく、デジタルタトゥーとして残ってしまい、将来の人生への悪影響を残す被害者となってしまう危険もある。
故に未成年者は創作しない、閲覧しないように周囲が配慮をすべきだと考えられる。
二次創作ガイドラインの確認
平成の時代と違い令和の時代においては創作物には二次創作ガイドラインがあるものが多い。
二次創作とはあくまでも原作あってのものであり、原作への尊重を軽視してはならないものであるため、何が許されて何が許されていないか確認をしよう。
例えばずんだもんはイラスト使用のQ&Aにあるようにずん虐は公式より禁止されていて、
「ゆっくり」の公式の権利元である東方Projectの最新版二次創作ガイドラインでは「ゆっくり」を含めた「東方Projectのイメージを損なう内容」が本来は禁止となっている。
https://touhougarakuta.com/article/yukkuri_dptakezaki/
東方Projectの二次創作ガイドライン-東方よもやまニュース
もっともこれらは虐厨創作における風評被害が凄まじかった故にの、いわば被害が起こった「事後」に作られたものである。
普通はキャラクターが「虐待・虐殺することを正当化するために下等生物に貶める」ことを名指しで禁止しているような公式は滅多にない。
常識的に考えて二次創作とは原作を尊重したファン活動であり、キャラクターを悪者にして虐待するヘイト創作をすると想定すらしていない権利者が多い為である。
故に虐待創作を行う者の中には故にマスコットを害獣及び下等生物に改悪して「公式が名指しで禁止していないから何をやってもいい。表現の自由で保障されている」と原作への尊重が無い者も多く、原作及びそのファンとの軋轢の原因となっている(被害者だけでなく加害者役のキャラもまた同じである)。
また唯一の例外としてセ虐はセヤナーの作者である片昆布氏は虐待創作に対するセヤナーガイドラインを設定しており、言い換えれば「ガイドラインに順守していればセヤナーを虐待してもいい」と許可を出している。
けれども一方でセヤナーの更に元ネタである琴葉姉妹公式ガイドラインではキャラクターイメージを損なう表現は禁止となっている。
セヤナーはあくまでも二次創作キャラであることを考えると、元ネタである琴葉姉妹の方が権利として強い為、セヤナーに対する虐厨創作はやはりガイドライン違反していると考えられる。
2024年1月現在二次創作ガイドラインを無視したことによる刑事罰のような罰則は確認されていない為に、二次創作ガイドラインを無視しても特に何かあるわけではない。
だが二次創作ガイドラインを無視するということは「自分はガイドラインを無視するような人間です」と公言しているようなものである。
キャラヘイト・ヘイト創作の自覚
キャラクターを貶めるキャラヘイト・ヘイト創作であることは紛れもない事実であり、その原作及びキャラクターが好きな人達の気分が害されるということは自覚しておかなければならない。
またキャラクターを貶めていくとどうしてもキャラクターに暴言を吐いたり、そのキャラのファンに喧嘩を売っていくような困ったさんが現れる。
そういった困ったさんを生み出す手助けをしてしまうということは留意しなければならない。
ゾーニング
①R-18Gタグを付ける
②原作タグを付けないようにして検索避けをした上で「〇虐」タグを付ける
③閲覧注意設定を使用する
④マイピク限定設定にしたり、自身のHPでのみ閲覧できるようにする
等未成年及びその作品のファンの目に入らないようにゾーニングしよう。
後者になればなる程虐厨創作を目に入れたくない人に見せずに済む。
ゾーニングを行えば行う程閲覧できる者が減り、その分評価数も落ちていくのだがゾーニングとはあくまでも気配りである。
つまりゾーニングをどの程度行うかで、その創作者がどれだけ周囲に気を配っているのか判断出来るのである。
最も平和的な解決法~オリジナルキャラでの昇華~
マスコットキャラクターのような小さくて可愛らしい存在を貶めたり、害獣や弱い悪役を虐殺したり、弱い相手を必要以上に痛めつけたりするような虐待創作を行いたい欲求がある場合、
もっとも平和的な解決法は
自分の作り上げたオリジナルの世界観とキャラクターで虐待・制裁創作を行う事
である。
世間一般的な倫理観においては忌避される「小動物、とくにその赤ん坊への虐待」「害獣や悪役への必要以上の暴力や拷問」だが、あくまでも創作の世界では犯罪とならない。
けれど犯罪ではないとはいうものの、犯罪ではないこととソレを見た人がどう思うかはまた別の話である。
結局のところ既存人気キャラクターの虐厨創作が他者と軋轢を生んでしまうのは「元々そのキャラクターが好きな人が大勢いる」「他の作者が作り上げたキャラクターを」「害獣的な存在に貶めて」「虐待虐殺を楽しむ」ことが問題なのだ。
それならば自分の作り上げた世界観とキャラクターであれば、少なくとも誰からも文句を言われる筋合いはないのである。
平成後期から令和における小説家になろう(俗にいうなろう系)での非常に強い主人公が圧倒的な力で矮小な悪役を思いっきり痛めつけるざまぁ系や、小動物的なマスコットキャラクターが世間一般でも引かれない程度に酷い目に会わせるキュートアグレッション的な商業作品は非常に人気がある。
オリジナルの創作であれば、その権利も利益も全て作者のものとなるのである。
そのような「社会的に評価されがたい欲求」を「社会的に認められる形に生かすこと」を心理学においては昇華と呼ぶ。
しぃ(しぃ虐)
AA虐待の被害者にして、虐厨のターゲットとなった存在の元祖。
2002~2003年にかけて2ちゃんねる掲示板にて、AAキャラクターを虐殺・虐待するAA作品を発表する「虐殺ブーム」が起こり、
しぃなどの可愛らしいAAは特に被害を受け、一時期はしぃが書き込まれただけでスレが荒れるようになった。
AAに悪評が付くなどの被害が出たが、上記のように2ちゃんねるで大規模規制が起こり虐待AA荒らしは激減。
また虐待設定の付いたしぃは「アフォしぃというしぃと別のキャラクターだから虐待してもいいよね」としぃ虐厨は主張していたが、
そうやって「虐待してもいい〇〇」を作る手法はキャラクターを虐待キャラにする乗っ取り行為のゲートウェイ的な物であり、最終的にはそのように区別されることなく全て虐待の対象となる。
やはり大きな風評被害に会っていると言える。
そもそもAAというのは非常に特殊な界隈であり、AA職人が作ったAAを別の人間が二次創作し、それをまた別の人間が三次創作するという「皆で作ったキャラ。皆で作った作品」という面がある。
けれどもここで問題となるのが「悪意のある創作者が混ざってくることに非常に弱い」ことであり、しぃに限らずマスコットや美少女キャラクターのグロ改変及び下品な改変(例に挙げるとそのキャラの下半身を便を排泄する中年男のAAと合体させられ、悪趣味な姿にコラージュ改変される)などがある。
しぃもそのように悪意のある人間が流入し、キャラクターイメージを乗っ取ろうとしたことにより、健全なAA創作者が去っていくこととなったのである。
「AAは悪意ある改変に弱い」というのは下のゆっくり虐待の項目に通じるものがある。
実装石
最も有名な虐待キャラ。
上記しぃがインターネットにおける虐厨被害の開祖なら、実装石はイラスト及びSSにおける虐厨被害の開祖。
しぃ虐で生まれた糞虫設定(虐厨設定)と呼ばれる、マスコットを効率よく貶める設定が発展することに。
後述のゆっくりが最も虐厨から被害を受けたキャラならば、実装石は虐厨から取り返しのつかない被害を受けたキャラである。
ゆっくりと違い他に健全なファン創作がされておらず、虐待されるキャラクターのイメージで固定される羽目となった。
他のキャラクターと違い『〇〇虐待』のような虐待創作への呼称が無く、実装石という名前自体が虐待ジャンルを示すようになっている。
卵が先か鶏が先かは不明だが、大量に赤ん坊を産む、糞尿を巻き散らかす、ペットショップ設定、金バッジ設定等多くの設定がゆっくり虐待と共通する辺り、
実装石虐待に関与していた虐厨がゆっくり虐待にも関わっているとされる。
過去にふたばちゃんねるの掲示板内をグロ画像を見たくない人がいるにも拘らず、大量に実装石のスレッドを立ててカタログをグロ画像まみれにした経緯があり、
管理人から「2次元グロ裏」という場所に隔離されたのだが、結局実装石住人はそのような意向を無視して「2次元グロ裏」以外の他の板に実装石スレッドを立てている。
ゆっくり(ゆっくり虐待)
被害状況
あまりにも被害が大きくなり、虐厨の代名詞ともなった界隈(※この記事も元々はゆ虐民を指していた)
虐待行為の正当化と出産及び生態系関係の非公式の二次設定に特化した、虐厨から最も被害を受けたキャラとなっている。
健全なゆっくりAA作者や絵師への嫌がらせが非常に多く、被害者が続出した。
AAの虐待改変、ゆっくり絵師への粘着嫌がらせや個人攻撃、ゆっくり絵やAAのネタの盗用、ゆっくり絵に対して他人が勝手に虐待及び虐殺される続きを描いて嫌がらせをする、ゆっくり絵を悪趣味な虐待コラされてふたばちゃんねるや海外の画像掲示板に無断で貼られて拡散される(2000年代のpixivで評価の高いゆっくり絵師はほぼ全員虐待コラされている)、
ゆっくり絵に対して「虐待したい」「殺せ」等の虐待コメントが相次ぐ等、最も虐厨から被害を受けたキャラ。
「饅頭だから殺してもR-18Gに当たらない」との言い訳のもとに全年齢の場やpixiv内にてR-18Gを付けずにグロテスクな画像が投稿されたり、
決まった設定がない事をいいことに虐待コミュニティ内ではまず畑や人家を荒らす害獣としての設定を付けられ、
次にふたば☆ちゃんねるに輸入された結果実装石の設定が多く受け継がれ、虐待・虐殺して遊べるペット的な存在へと貶められた。
ただし元々健全にゆっくり(虐待設定以外のゆっくり)が好きなファンが非常に多く、動画やイラスト、ファンからの二次創作により完全に虐厨の手に落ちていないのが救い。
ゆ虐のゆっくり
あまりにも虐待作品におけるゆっくりの設定(非公式の二次設定であり、本来何の強制力もない)が既存のゆっくりと姿性格喋り方といった様々なものがかけ離れたものとなったせいか、「ゆ虐のゆっくり」「虐待設定のゆっくり」「虐待用ゆっくり」等、
既存のゆっくりとは別キャラクターと扱われるようにすらなった。
「ゆ虐のゆっくり」の数と傍若無人さに任せてあらゆる場を荒らす生態は、皮肉なことに虐厨そのものであると揶揄される。
虐待設定のゆっくりに対してゆっくりしていってねのAAまとめWikiでは「ゆっくりの偽物」、アンサイクロペディアでは「ゆっくりししていってねではなくゆっくりさせろ」「それ位ゆっくりしていってねに対して失礼な物体なのである。」ともはや別物として扱われている。
けれどもネット上特にpixivではゾーニングがされておらず、「饅頭だからグロじゃない」とR-18G相当の内容が投稿されていたり、「ゆっくり」タグでゆ虐のゆっくりが投稿されたりしている。
本来は原作二次創作ガイドラインの違反
東方Projectの最新版二次創作ガイドラインでは「東方Projectのイメージを損なう内容」が本来は禁止となっている。
東方Projectの二次創作ガイドライン-東方よもやまニュース
ゆっくりしていってねが東方project内における二次創作キャラクターとして認められるまでhttps://www.youtube.com/watch?v=yib_KiAoXVM&t=189s
よってゆっくりを害獣に貶める二次創作も本来禁止であると考えられる。
タブンネ(タブ虐、虐待アイドルタブンネちゃん)
虐厨が無理矢理作成した百科事典項目があるが、ネット上で多い表記はタブ虐。
乱立荒らしの手で作られた非常にふざけたタグ名であるが、どさくさに紛れてそのままタグとして使用され、pixiv内では定着してしまった。
倒すと経験値が多く貰える仕様により、サンドバッグ化からの虐厨発生は時間の問題だった。
こちらも例によって性格や知能が悪いという設定改変、食肉扱い、殴ると肉の旨味が増すというアンオフィシャル設定による二次創作が濫造された。
また、モチーフが明言されていないにも拘らず「豚」「糞豚」という蔑称が多用されている。
体高1.1m、体重30kgと比較的大きく、そのため存在しない「ミニタブンネ」を捏造したり、赤ん坊(ベビンネ)や子供(チビンネ)を虐待対象とする傾向が強い。
こういった虐厨の動きにゲームフリークも気が付いているのいないのか、ORASではタブンネに格闘タイプが半減となるフェアリー複合メガシンカの追加、シールドの図鑑説明で「心優しい」との公式からの名言がされているが虐厨はそれを無視し続けている。
(他にもポケパーク2で看護師、超不思議のダンジョンでは教師など基本的に虐厨の脳内設定とは真逆なインテリ系のキャラ付けがされやすいポケモンである)
- さらに言えば実際のところ、近年のLEGENDSアルセウス等の作品の描写からしてタブ虐に多くみられる「人間に素手で簡単に負けるタブンネ」はどう考えても無理がある。
初期~中期には純粋にキュートアグレッションからの「かわいそかわいい」系二次創作で必ずしもタブンネが命を落とす作品ばかりではなかったが、それに虐厨が不平不満を言うことで穏健な意見の投稿者がジャンルを離れ、先鋭化が進んでいった。
なお過去には彼らの手により、マナーを守って活動していたポケモン全般のリョナ系掲示板が閉鎖に追いやられているのだが、その時の言い訳が「色々なファンがいる他のポケモンを虐待するからトラブルが起きるのであって、誰もが嫌っているタブンネを虐待すれば誰も文句を言わない」という斜め上のもの。
(他、やる夫系掲示板やふたば☆ちゃんねる等でも嫌がらせのスレ立てが確認されている)
タブンネ以外のポケモン絡みのリョナ系二次創作の投下場では必ずと言っていいほど虐厨がタブンネ虐待SSのコピペ荒らしを行っているが、それらを全てタブンネ虐待アンチの仕業であり自分達は被害者であると言い張るため対話が難しい。
ここ数年の間でも虐厨の活動が確認されており、全年齢系のほのぼの作品用のタグを虐待作品に付ける、虐待と無関係のイラストへの虐待コメントを付ける嫌がらせ等を繰り返している。
また、2024年8月末現在、虐待と全く関係のないイラストへ虐待アイドルタブンネちゃんをはじめとした虐待を助長、あるいは暴力を賛美するかのような悪質なタグ荒らし行為が確認されている。
たぬき(ウマ娘)(たぬ虐)
虐厨からの被害を免れた貴重なキャラクター。
近年新たに虐厨の標的となったキャラ。
人気ジャンルの二次創作キャラということもあり、人気者に群がる荒らしの標的とされかけた。
だが元々ウマ娘は元となったキャラの権利者である馬主が非常に経済的及び社会的地位的に強く、もしもその耳に二次創作キャラとはいえモデルとなった競走馬の風評被害が起こったら訴訟されるリスクがあると容易く想像できる上、
ウマ娘ファンユーザー間で「キャラクターイメージを貶める創作は禁止」と広く周知されていること、
更に上述のゆっくりや後述のメンダコぼっちが非常に描きやすい(形がシンプルな上に区別しやすい程度にわかりやすい装飾があり、何より内蔵のような書き込みが必要な器官がない)のに対してションボリルドルフは細かいパーツが多くて描きにくいのでよほどウマ娘に対してヘイトか粘着している層でもない限りはこちらの虐待を描くことはまずない等、
虐厨が群がる要因が徹底的に潰れているのでpixiv内では上記のキャラクター達程の被害は起こっていない非常にほそぼそとしたものになっている。
よって現時点では下記のずんだもんと並び唯一の虐厨から目を付けられてもその被害から免れているキャラと言える。
もしも公式がそのようなキャラクターイメージを貶める二次創作を黙認していたら①競馬というギャンブル要素の強い業界②成績の悪い競走馬が食肉となる風習などから考えると上記のゆっくり以上に悪趣味な虐待二次創作が蔓延していたと予想される。
ペギタン(ペギタニスト)
ペ虐及びペギ虐と呼ばれるがpixiv内ではペギタニストタグのみしかタグが無い。
他人のペットを誘拐して虐待する行為が多く見られた、虐厨ジャンルでも珍しいケース。
プリキュアシリーズのマスコットキャラクターでありネット発の非公式キャラクターではなく、商業作品の公式キャラクターが虐厨がターゲットなったのは当時非常に珍しいケースだった。
虐待行為を正当化するためにペギタンのキャラクターをウザく嫌われて当然な存在として改悪したり、本家プリキュアのキャラクターをペギタンを虐待するような加害者として扱う辺り、キャラクターを貶める被害が非常に深刻な問題となっている(元々プリキュアは子供向け作品だがそういう作品が子供達の目に入ったとしたらどうなるかは分かるだろう)。
ペギタンを「誘拐犯」というモブ男(女)が誘拐して虐待する作品が多く作られたのだが、他人の「ペット」を誘拐して虐待虐殺するのは実は虐厨ジャンルでも非常に珍しい。
他の項目にあるような別のキャラの場合だと虐待ジャンルであるにも拘らず、何故かそういう「他人のペットに手を出すのはアウト」な不文律が作られるケースが見られたため。
また虐厨がターゲットにしたキャラクターの例に漏れずベビタンという赤ん坊を産むように設定され(本家ではそのような設定は存在しない)、非常に醜い毒親として描かれる被害が生じている。
この時期の虐厨のターゲットになったキャラクターは博麗霊夢→ゆっくり霊夢→れいむ種→胴付きゆっくりの例にあるように、美少女キャラクター→マスコット→虐待するために改悪された存在→元の美少女キャラクターに似たオナペットの変遷を辿るのがパターンなのだが、ペギタンはマスコットキャラクター→虐待のルートを辿っているので、胴付きゆっくりや実装人のようにオナペット的な美少女キャラクターが存在しないのが特徴である。
ずんだもん(ずん虐)
東北地方応援キャラクターの「東北ずん子」の関連キャラ。
初期は全くと言っていいほど人気がなかったが擬人化され、その声をVOICEVOXにて無料ソフトとして配信されたことで人気が爆発し、元から不憫なキャラクターという位置付けであったことと、収録されている過呼吸ボイスを含めてキュートアグレッションに起因するジャンルであるずんだもん過呼吸部が誕生し、その流れでずん虐という単語が使われるようになった。
当初は軽めのリョナ系のジャンルであったが、原型ずんだもん(妖精ずんだもん)の素材の充実と腰振りヘコヘコずんだもんの設定の悪用、そしてゆ虐経験者の流入によってそれらの設定が輸入、肉付けされ徐々に虐厨ジャンルへと変質していった。
例に挙げれば畑荒らしを行う原型ずんだもんが人間の手によって制裁される等、原型ずんだもんに悪事を行わせるような風評被害が起こりうる二次創作が増えていった。
またそこから他の東北キャラが原型ずんだもんを害獣として駆逐し虐げる作品も増えつつあり、東北キャラ達に「害獣(原型ずんだもん)を制裁の名のもとに弱い者虐めする存在」として「虐待『する側』」の悪役にされる風評被害が起こる危険が生じたのである(※似たようなことがゆ虐発生初期にあり、畑や人家荒らしをする害獣として設定されたゆっくりを東方キャラが駆逐する、東方キャラを悪役にする風評被害となる作品が多々見られた。特に稗田阿求が酷く、悪役や加害者のレッテルを貼られる事となってしまった)。
当時は主にYoutubeやニコニコ動画で流行し、ゆ虐とは反対にPixivといった画像投稿サイトでは全く流行していないことが対照的である。
このジャンルの確立後の数か月は運営も黙認状態であったが、次第に増え続けるずん虐勢力に対し、このまま放置したら東北地方応援キャラクターであるずんだもんへの風評被害が無視出来ない状況となることを危惧した運営は2022年11月10日にずんだもん公式がガイドラインでキャラクターイメージを悪化させる表現の禁止を行った。
その後ずんだもんの動画の削除を開始し、大手投稿者のアカウントがBANされ徐々に駆逐が行われている。
その結果ずん虐勢力は次第に勢力を落とし、ずんだもんの風評被害が起こる危険を回避したのである。
セヤナー(セ虐)
株式会社エーアイ初の自社が版権を保有する、各種合成音声ソフトのイメージキャラクター琴葉姉妹の琴葉茜を元ネタに片昆布氏が作った二次創作キャラ。
多産多死な生態や飾りを無くした個体は同族から固体の識別がされなくなる等、実装石やゆ虐を始めとした虐厨設定が多く流用されている。
それはR-18Gのセ虐界隈どころか、全年齢の健全な創作であるはずのセヤナー総合wikiにおいても見られる事態となっている。
セ虐最大の特徴はセヤナーの作成者である片昆布氏が作ったセヤナーガイドラインにあるようにセ虐は他の虐厨創作と違い、唯一「キャラクターの作者本人からガイドラインの範囲ならば虐待創作してもいい」と許可を得ているのが特徴である。
だがその一方でセヤナーの更に元ネタである株式会社エーアイ及び株式会社AHSの琴葉姉妹公式ガイドラインではキャラクターイメージを損なう表現は禁止となっている。
二次創作キャラであるセヤナーの権利者である片昆布氏よりも、元ネタの琴葉姉妹の権利者である株式会社エーアイ及び株式会社AHSの方が権利者としての格は上の為、明確に言えばセ虐もキャラクターガイドライン違反と言える。
アライグマ(アラ虐)
メディアミックス作品「けものフレンズ」に登場する「アライグマ」(通称:アライさん)をターゲットにした虐厨創作のタグ。
アニメ1期において失敗や失態をやらかしたことが多かったことに加え、アライさんの場合は現実のアライグマが「多産」で「盗むし不衛生で有害」の二要素を持っていた。
そのため従来の虐厨ジャンルでターゲットとされるキャラクターに対して付けられていた「弱くて簡単に虐待できる」「多産で何匹でもいる」「盗みを働いたり不潔で有害(なので駆除や制裁の対象にしやすい)」という虐待に都合がよくなる設定との親和性が高かったゆえ、ジャンル化した要因となったと考えられる。
メンダコぼっち(メぼ虐)
界隈の特徴
「アニメ(ぼっち・ざ・ろっく!)」の第11話で失踪した後藤ひとりを捜索する時に
喜多郁代がダーウィンが喜多!という妄想を語り出し、その時に後藤ひとりの比喩(ナメクジが隠れそうな所や石の裏という陰キャへの偏見)として茂みの奥から現れるのがめんだこぼっちである。
アニメ版喜多郁代の妄想上の存在なので生態系が作られたりペットショップに売られるような存在ではないのだが、虐厨のターゲットになった結果上記のキャラクター達と同じく「赤ちゃんメンダコぼっち」というキャラが生まれ、原作にはない虐待するのに都合がいい独自の設定と生態系が作られたり、モブ男に「飼われる」という概念が生まれた。
人気作品のマスコットキャラであり、常に泣いているためか見るものの加虐心を煽り、何よりも描きやすいシンプルなデザインをしていたことが虐厨のターゲットとなった要因と考えられる。
近年はインターネット上の倫理観の向上のためか、メぼ虐もマスコットキャラクター虐待のターゲットとなってはいるものの「作品名やキャラ名、メンダコぼっちのタグを付けない」「R-18Gタグを付ける」等の純粋にメンダコぼっちが好きなユーザーへの配慮を行う者が多く、ゆっくり虐待やずん虐等の荒らし目的のユーザーが多かった頃と比べて大分ゾーニングが行われてる。
だが近年では健全なメンダコぼっち作品を投稿したように見せかけて別バージョンでグロテスクな末路を与えるメぼ虐作品や、メぼ虐及びR-18Gタグを付けず全年齢で一見メンダコぼっちを描いた平和な作品を描いてメンダコぼっちが純粋に好きな者を誘い込んだ後に、その続きとしてメぼ虐作品を投稿することでメンダコぼっちが落差で苦しむところを見せつけ、メぼ虐が苦手な者に嫌がらせを行って愉悦するいわゆる「釣り」と呼ばれる手法が横行している。
この「釣り」とは過去にゆっくり虐待でよく見られた、表面的には平和なゆっくり愛で作品を投稿しゆっくり好きを誘き寄せた後にその続編でゆっくり虐待作品を投稿したり、健全な全年齢の範囲でのゆっくりが突っ込みやオチを付けられる作品に対して別バージョンとしてグロテスクな死に様をする作品を投稿する手法であり、ゆっくり愛でがゆっくり虐待の仲間と言われる所以となっている。
「釣り」においてメぼ虐がゆっくり虐待以上に悪質なのは、この「メンダコぼっち愛で」作品にはメぼ虐やR-18Gタグを付けないところがある。
(※ゆっくり愛ではゆっくり虐待の仲間でありR-18Gタグを付けることが周知されつつあり、ゆっくり虐待では「釣り」における愛で作品にもR-18Gタグを付ける者が多い)
釣り作品の見破り方としては「生態系等の聞きなれない単語が出てくる」「赤ちゃんメンダコぼっちが出てくる」「ペットショップに売られていたり、モブ男かモブ女が飼っている」「作者がメぼ虐作品をブックマークしている」等がある。
Discordサーバーでの事件
過去にDisocrdサーバーにおいてメンダコぼっちの純粋なファンの集いである"メンダコの集い"と"メぼ虐"は管理人が同一人物である疑惑があった。
https://note.com/jeytcbg2341/n/n5c6b1b6aafec
https://note.com/jeytcbg2341/n/n03329d6ae460
https://note.com/jeytcbg2341/n/n6fc820e291f8
ファンコミュニティの管理人がそのキャラを貶める虐待創作コミュニティの管理人と同一人物という疑惑は、メンダコぼっち好き界隈では衝撃的な事件であった。
現在では削除されているが管理人はその件についてXで認め、別の人物が管理人となっている。
なおこのコミュニティは現在新規受付はされていない。
現実の人間への被害の増加
上記のようにメぼ虐はゆ虐等の虐厨被害が非常に酷かった時期と比べて大分ゾーニングされインターネット倫理が浸透しつつあったゆえ、虐「厨」と呼ばれる程の現実の人間への悪行が行われているとは言い難く一見この一覧に乗るほど被害は受けていなかったのだが、「弱い者いじめをして褒められる」「キャラクターを貶めれば貶めるほど賞賛される」という界隈の性質上困ったさんの割合が増え、2023年後半より徐々に虐厨創作における現実の人間への被害が見られるようになった。
①メンダコぼっちの健全SSを一字一句コピーし、内容を寄せた上で虐待二次創作として転用し、作者曰く「私の作品を踏みにじってあろうことか虐待作品として転用し、それを堂々と投稿した」「当然その作者にメッセージを送ったが返信は無く、無視を決め込まれた」と被害を訴えた(※現在その虐待二次創作は削除されている)。
作者はこのショックにより、SSのシリーズを打ち切りにすると宣言している。
②二次創作者オリジナルキャラのケモノ型ぼっちがメンダコぼっちを食い殺す二次創作絵をキャラクター原案者に無許可で投稿される事態も生じた。
③Xにおける自画像をモチーフにしたオリジナルメンダコぼっちがメンダコぼっちへの加害行為を行う嫌がらせ画像が投稿される。
④Xにおいてずんだもんの衣装を着た一般ユーザーをずんだもんに見立てて、虐待と言う名の誹謗中傷
等、他者への加害行動が酷かったゆ虐全盛期を彷彿とさせる界隈になりつつある。
ちいかわ(ちい虐)
非常にややこしいことに、
ちい虐という界隈には
①いわゆるキャラ虐(キャラを貶めることなくドSホイホイ的にキュートアグレッションを楽しむ創作)と、
②ちいかわというキャラクターを多産多死の下等生物に貶めて嘲笑う、この記事にあるような虐厨創作としてのもの
の二つが存在している。
原作のちいかわからして、①のキャラ虐のようなドSホイホイ的なキュートアグレッション要素を含んでいる為、それを揶揄して「ちい虐の最大手はナガノ」等と冗談めいた言い方をされることがある。
けれど原作はキャラを貶めて嘲笑う②の虐厨界隈とは別物なので注意。
pixiv上では現在は①のキャラ虐としての創作の方が多い為、ちい虐の親記事はそちらとなっている。
②の虐厨創作としてのちい虐の特徴は
⑴「ベビチャン・ブナという名前の非公式の赤ちゃんキャラ(上記項目にあるように、虐厨創作のターゲットとなった際に必ず作られる非公式の赤ちゃんキャラ相当のもの)が出現し、虐待・虐殺される。
⑵それに伴い、ちいかわにも原作には存在しないとってつけたような「母性」という個性が与えられている。
⑶「豚」「糞」等の、キャラクターを汚い言葉で罵倒する用語が飛び交い、ちいかわを罵倒することがユーザー間で褒められる環境にある。
等が挙げられる。
キャラ虐……本来ならば〇虐というスラングの元ネタとなったのだが、〇虐と呼ばれるキャラ虐ジャンルと虐厨と呼ばれる人種によってターゲットにされた上記の被害に会ったキャラクター達には決定的に異なる点がある。それは虐待の為にキャラクターを貶めることに執着されることである。
嫌なら見るな(※関連サイトへのリンク)……「嫌なら見るな」と言いつつ、相手が嫌がるモノを無理矢理見せ付けている厨房(ネットスラング)を風刺し、戒め、煽るためのAA。またゆ虐が最もネット上で大暴れしていた頃はあらゆる場であえて見せつけてくる者が多々見られ、それに対する皮肉として浸透した言葉となっている。
設定厨……虐厨は設定厨を併発している者が多い。設定とは言うものの、「これが原因で酷い目に会う」と、キャラクターが虐待されたり苦しんだりすることを正当化するために作られた非公式のもので、そのほぼ全てが虐待・虐殺の理由付けとされる。この「設定」をそのキャラのファンにひけらかしたり、無関係な所で広めたりする者が非常に多い。また虐厨間でも「設定」から外れた作品が作られると暴れる者も多々見られる。なお虐厨創作の「設定」は「虐待しやすくするため設定」であり、それを流用することが最も効率的にターゲットを虐待キャラに貶める事が出来る為、代々虐厨のターゲットとなったキャラクターに受け継がれていく関係上、非常に似通ったものが多い。
キュートアグレッション……虐厨のターゲットとなったキャラクターはまず「かわいそうなのはかわいい」との名目で、キュートアグレッションを言い訳に虐待虐殺行為を行っていくが、実際には下記の項目の比重が大きくなる。
ざまぁ……次第に害獣の生態設定を付けられたターゲットを制裁の名のもとに虐待虐殺するようになっていく。そこにはキュートアグレッションを言い訳にするのも不可能なほど、醜悪な下等生物へと貶めていくことを行ってくる。
キャラヘイト、ヘイト創作……キャラクターを貶めて虐待するという行為の、この「貶める」という箇所が問題で、それがヘイト創作に相当する。
イライラパート……キャラクターへの虐待を正当化するために、そのキャラに悪事を働かせて読者のヘイトを溜めさせるパートを示す。ゆ虐等虐待ジャンルで主に使われていたが、鶏が先か卵が先か、ネット小説界隈でも主人公に成敗される悪役をスカッと気持ちよく倒されるようにとヘイトを溜める為に悪事を働かせるパートを示すようにもなった。
マ虐論争……キャラクターを害獣や下等生物に貶めて虐待する層が出てくると、当然元のファンとの衝突が起こる。その後嫌気がさして元のファンが離れて虐厨のみが残った結果キャラの下等生物化が進み、最終的にはそのキャラの虐待創作と猫かわいがり(俗にいう愛で)が主流になる。この「愛で」というのが曲者で、一見虐待勢力とは別の勢力に思えるが、実はキャラを下等生物にした上で可愛がる虐待勢力の一部である。「愛で」は虐待趣味も兼任していたり、気が変わって反転して虐待方向に進むこともある存在である。要は『気まぐれなDV男』である。
エルサゲート……既存の人気キャラクターを使った過激な二次創作が未成年者の目に触れることに関する問題として共通するところがある。
ふたば☆ちゃんねる……あまりにもこの画像掲示板内で周囲を荒らしまわったせいで管理人が新たに二次元グロ裏という隔離版を設置。現在では上記の虐厨のターゲットになったキャラクターの虐待は主にここで行われている。なお隔離されているにも拘らず、ふたばちゃんねる内の他の場所にも出てきて虐待行為を見せつけてくる者が後を絶たない。
イオク・クジャン……機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズの登場キャラ。例えるなら『虐厨創作で改悪されたキャラが人格と扱いがそのままで通常の作品に出たら』と言える。ネットにおけるイオクへの過剰な反応は虐厨のそれと捉えられてもおかしくはない。