このタグはpixivでR-18 or R-18Gとも取られかねない内容を扱ったものです。
人によっては精神的に不快になられる可能性がありますので、そのようなものが苦手な方はブラウザバックを推奨します。
概要
WEB漫画『ちいかわ ~なんか小さくてかわいいやつ~』の主人公であるちいかわが惨い虐待を受けているイラストに付けられるタグ(稀にハチワレ、うさぎ、モモンガ、モブキャラといった他のキャラクターが被害に遭うことも)。
内容は、暴力行為、暴言による精神攻撃(心理的虐待)、パワハラ、強姦(性的虐待)等多岐に渡っており、その内容上、R-18・R-18Gタグのつけられたものも多い。ヘイト創作的な意味合いも多分に含んだ二次創作である。
当然ではあるが、純粋なファンが閲覧すると非常に不愉快な思いをすること請け合いなので、念のため「ちいかわ」タグとは併記せずに棲み分けるのが望ましいだろう。
公式が最大手?
『ちいかわ』の作者であるナガノ氏は割と情け容赦のない描写(ものによっては悲惨だったり残酷だったり…)を描くことに定評があり、作中の登場人物たちも当然ながらその脅威に容赦なく晒されている( 怪物に襲われて危うく死にかけたり、草むしり検定の5級に2回挑戦して2回とも落第を喰らったり、せっかくアイドル活動が軌道に乗ったと思ったら仲間たちが謎の怪鳥に襲われて消息不明になったり、謎の光線を浴びたハチワレが石化してしまう等。 )
加えて、商品展開においてもちいかわがボールをひっくり返して中身をぶちまけて涙目になっている様子をプリントしたTシャツを販売したり、泣き顔を象ったグッズを販売したりと、割と遠慮なく弄り倒している節がある。
こうした事情から「ちいかわ虐待の最大手は作者のナガノ氏」といった意見もある。
……それはそれでコンテンツとしてどうなんだろうか。
原作の方はネームドキャラ、つまりモブではないメインキャラへの肉体に直接危害を加える虐待行為はほぼないので、そういった点では安心して観られるのかもしれないが…。(とはいえ、怪物からの攻撃で傷つくこと自体はしばしばある。戦いを虐待と見なすかという読者の捉え方にもよる。)
また、ナガノ氏ならではの独自の描写でしか引き出せないちいかわ虐待の表現により、世界観の闇の深さが強調されていることから、信仰に近い形で原作でのちいかわ虐待を称賛する一部のファンも存在するが、そのようなファンの中には「原作が最大手である以上それ以外の二次創作は取るに足らない」として、非常に攻撃的な態度を見せる者もしばしば見受けられる。
各々の好き好きによって一番好きなカタチというものは異なり、原作にしか出せない表現が強烈であることは揺るぎない事実であるが、「原作が最大手だから・最強だから」がそれを正当化することにはならない、ということは念頭に置かねばならないだろう。
二次創作におけるちい虐には、嫌がらせの意図で公式タグやファンアートタグを付ける迷惑な作者も存在するが、逆にトラブルを避ける為にタグや検索避けに配慮する二次創作者もいる。褒められた界隈ではないが、「棲み分け」を可能な限り行う者もいる。
「最強の原作を味方につけていれば自分も最強」などと傲って攻撃行為に出ることは、そういった棲み分けをできる二次創作者と比べて「自分は棲み分けができない人だ」と自己紹介することと同じである。
よそはよそ、うちはうち、そして一般の原作ファンの方々への配慮。褒められた界隈ではないからこそ、このコンテンツに関わるからには個々の好き好きを尊重し合うことが肝要だろう。
余談
何をどう間違ったか、あのYahoo!ニュースでも取り上げられてしまったことがある(現在、Yahoo!ニュースの方はリンク切れにより閲覧不可。リンク先はKAI-YOU POP PORTAL CULTURE MEDIAにおける元記事)。
当然純粋なファンからは「そんな創作物なんて見たくもないし知りたくなかった」と非難轟轟であり、一方の虐勢からも「アングラなジャンル故にわざわざ普通のファンからは距離を置いて活動してきたのに、さも流行っているように書き立てるられるのは迷惑極まりない」と批判する声が相次いだ。