稗田阿求
ひえだのあきゅう
「ほぼ全て解読不能だったわ 全部暗記しちゃったけど」
種族 | 人間 |
---|---|
二つ名 | 幻想郷の記憶(後述)・九代目のサヴァン(鈴) |
能力 | 一度見た物を忘れない程度の能力 |
登場作品 | 幺樂団の歴史・東方求聞史紀・東方求聞口授・東方鈴奈庵 |
テーマ曲 | 阿礼の子供(公式では明言されていないが曲名からこの曲がテーマ曲と思われる。) |
稗田阿求は、上海アリス幻樂団制作の弾幕STG「東方Project」の音楽CD及び関連書籍に登場するキャラクターである。
幻想郷の妖怪についてまとめた書物『幻想郷縁起』編纂のため、千年以上前から転生を繰り返す。
初出は弾幕STG「東方Project」の音楽CD「幺樂団の歴史1 〜 Akyu's Untouched Score vol.1」。その後は書籍作品『東方求聞史紀 〜 Perfect Memento in Strict Sense.』にて作中作『幻想郷縁起』の著者として登場している。さらに、その続編『東方求聞口授 ~ Symposium of Post-mysticism.』でも対談の主催者として登場した。
キャラクターの元ネタは「見聞きしたことを忘れぬ力を持っていたといわれている」稗田阿礼。■「稗田阿礼」ネタの語源 -
『日本書紀』に登場する「太の祝の善事」というエピソード。
転生体の御阿礼の子の性別の決定条件は不明だが、男女別々に阿礼男・阿礼乙女の称号があり、どうやら両方とも経験しているようだ。
花の髪飾りを付けた紫色の髪。毛の長さは幺樂団の歴史1、4ではおかっぱだが、2から3ではセミロング、5でまた少し短めのセミロングとなる。
前髪もジャケットによって微妙に異なり、東方香霖堂と東方鈴奈庵では髪を伸ばしてセミロングになっている。
黄色い着物に若草色の羽織と考えられていたが、東方鈴奈庵では若草色の着物に、袖に花が描かれた黄色の中振袖を艶姿のような感じで重ね着し、その上で赤い袴、ルーズソックスのような足袋を履く。
洋的要素が入ったいわゆる女学生の外見。同マンガで登場した本居小鈴も着物自体の着方は重ね着を除いて変わらない。
この他『鈴奈庵』では長袖部分が薄い生地、コマによっては肩や腋まで透けて見えているようにも見えるシースルーのような服装が描かれている。本居小鈴も似た仕立てのものを着ているので、夏服の一つであるのかもしれない。
また、『鈴奈庵』単行本裏表紙(カラー)では、袖色が黄色ではなく桃色に近い風合いとなっている。
一度見た物を忘れない程度の能力を持つ。ただし、転生の際に記憶の大半を忘れてしまい、それを何度も繰り返してきているため、前世の記憶はあまり残っていない。文献を読んで記憶することで今世の知識を深めることは可能で、実際に『鈴奈庵』の劇中で鈴奈庵から本を大量に借りては完全に記憶している。
登場した作品によって立場や出演方法が異なるため、複数の表情が見られる。
阿求が描かれる場合の大きなパターンは次の通り。
- 『幻想郷縁起』など、記録・研究や・執筆などを通しての阿求
- 『東方求聞史紀』、『東方求聞口授』など
- 阿求が他者の視点から語られる場合
- 『東方鈴奈庵』など
記録・研究・執筆などを通して
阿求にとって『幻想郷縁起』の改訂や編纂などは、その生の中心に据えられたテーマである。それは御阿礼の子として、その生を繰り返す中でも大切にしているものである。そのため、『幻想郷縁起』の編纂、さらにそのための取材や研究などには非常に積極的である。
その熱意は記述の内容にとどまらず、一つの読み物としての性質の向上を目指すという姿勢にも現れている。阿求は自身による『幻想郷縁起』の編纂に際して、言葉遣いの変更や章立てなどの構成、記述内容の方向性等について、より近代的な読みやすさを目指し、従来の『幻想郷縁起』路線に変化を加えたとしている。横文字やイラストの積極導入も、その一つとされる。
ここには『幻想郷縁起』をさらに良いものにしていこうという熱意と、転生を経ての長いキャリアを持ちつつも、時代の流れを見て新しい試みを積極的に導入するという、阿求のフレッシュな心性が表れている。
加えて執筆だけでなく、その調査にも積極的で、新しく幻想郷にやってきた実力者たちの会談を設定し、対話形式で生の声に接することによる新たな記録づくりに挑んでみたり、実際に記録対象者の生活圏やテリトリーといったものに飛び込んでみたりと、実践的な高い行動力も見せる。
一方、その境遇に関する阿求の想いも語られており、自身の過去における悲しみや不安、あるいは未来への展望など、阿求という一人の人間の想いも同時に垣間見る事ができる。
物語作中に登場する阿求
主に『鈴奈庵』にて様々に活動する阿求が描かれており、また違った一面を見る事ができる。
同作では小鈴が主人公であるため、小鈴に関連しての登場となることが多いが、その際には小鈴と気兼ねなく話したり楽しそうにしたりと、明るく表情豊かな阿求の姿が見られる。定期的に鈴奈庵の書物を資料としてレンタルしているようで、その返却についても阿求本人が返却に訪れ、小鈴との会話を楽しんでいる様子などが見られる。
また、自身が転生を繰り返す中で蓄積した記憶や知識には自信、あるいは誇りを持っている様子も描かれている。一方で、わからないこと、知らないことについてはきっぱりとわからない、知らないと言うこともある。
この他、その知識と経験が人里の人々に頼られることもあり、阿求もそれに応えて実際に人々の力になっているなど、自分が誰かの力になれそうなときは他者のために行動する姿も見られる。とある経緯で小鈴が能楽について知りたがった際には、小鈴から教授を頼まれたわけではないようながらも資料を広げて隣に座り、彼女に能楽の歴史について「 見てきた 」事も交えて語っている。
ただし、この流れの中で発した何気ない小鈴の一言が、阿求の触れてはいけない部分に触れてしまったようで、詳細の記述はないものの、その後なにがしかの苦労をした小鈴が描かれている。笑顔ながら静かな迫力を放つ阿求が見られる場面である。
また、時には身振り手振りを交えて楽しそうにその知識を語る快活な部分や、小鈴と冗談を言って笑ったりする場面も見られるなど、本人の性格の明るさに加え、感情表現豊かで活動的な面が多数の場面で披露されている。
阿求と他のキャラクターとのかかわりとしては、次のようなものがある。
他の東方Project登場キャラクターとのかかわり
阿求は『幻想郷縁起』を通してほとんどの登場キャラクターと接点を持つ、あるいはこれから持つ可能性が高い。特に博麗霊夢や霧雨魔理沙などについては、その記述から『求聞史紀』の段階で接触がすでにある様子が窺える。しかし、その記述については好評価なものもある一方で「緊張感に欠ける」としたり、蔵書を盗まれないか警戒したりと阿求らしいシビアなものもみられる。
一方的な記述ではなく、対話の場面としては『鈴奈庵』で登場した際に霊夢や魔理沙らとも直接話す様子が描かれている。各エピソードを見るに険のある様子は見受けられないが、魔理沙については本を堂々と盗まれることを警戒する様子が描かれている。『鈴奈庵』第一話冒頭で。
また、上白沢慧音との関係においては、彼女が寺子屋で使う資料の大半は稗田家が纏めてきたものであるようで、慧音はその資料を活用して子どもたちを指導しているようである。さらに慧音の能力も稗田家の蔵書には影響が及ばないようで、阿求によれば稗田家が保有する歴史・記録は稗田家が慧音の能力の干渉を受けずに独自に保有しているとのことである。
小鈴と様々な形で交流する場面も多い。阿求が鈴奈庵を訪ねたり逆に小鈴が稗田邸を訪ねたり、時には一緒に問題に挑んでそれぞれの力を合わせて解決に向けて奮闘したりする様子が見られる他、時には内々の相談をしたりと、二人はかなりフランクかつ信頼し合う間柄のようである。
『儚月抄』では紅魔館で行われたレミリア・スカーレットらが主催のロケット完成記念のパーティにも列席しており、多様な種族がある中で堂々とその輪に加わっている。これについては『幻想郷縁起』の独白に、これに類する記述がみられる。
阿求が生まれた時は「御阿礼神事」として博麗神社で祝賀祭が行われたそうだが、この時の博麗の巫女が霊夢なのか先代だったのかは不明。
この他、阿求は後述の寿命とその転生に関係して四季映姫・ヤマザナドゥと設定的に深い関係がある他、八雲紫とも面識があり、人里だけでなく妖怪界隈にも顔は広いようである。
具体的なキャラクターの名前は不明ながら「花屋の娘」ともフランクな関係であるようで、「花屋の娘」は阿求の事を「 阿求ちゃん 」と呼び、自身が通う慧音の寺子屋に阿求は通学しないのかと尋ねている。
人里とのかかわり
稗田家は人里の中で最も有力な家の一つであり、屋敷に多くの使用人を抱え、小作人には農地を貸し、祭事には祝宴を催している。また阿求個人としては上白沢慧音と協力して稗田寺子屋の運営に携わっており、阿求自ら教科書を執筆している。
『鈴奈庵』作中、人里で起きた怪異についてそれを行うような妖怪はいるだろうか、と人里の人々から相談を受けている。さらに、相談を受けて知識を提供するだけでなく、自ら率先してその怪異の解決に挑んでみるバイタリティも発揮しており、作中ではその知識を元に稗田家に勤める女性たちとともに、とあるレシピを再現している。
その後、この怪異をもたらした元凶への罠として、同レシピの成果物を設置するのだが、これは稗田邸の敷地内に設置したようである。
同エピソードでは、これを鈴奈庵に持ち込んで床に降ろし、一息入れて汗をぬぐった後は嬉々としてそのレシピについて語っており、阿求の溌溂とした、アクティブな一面も描かれている。
阿求以前の御阿礼の子が具体的にそれぞれどのような活動をしていたかについては「幻想郷縁起の編纂」ということ以外は不詳である。各代の名前こそ『求聞史紀』にあるものの、同作では阿一の時代の編纂の方向性やその意図が一部語られているだけであり、それ以外のこととなると未だ語られていないのである。一方『鈴奈庵』において、いつの代の誰であるかは不明ながらその一部が語られている。
それによれば、とある経緯で道端に設置されていたあるマジックアイテムについて、その効用を鑑みて別の一般品と入れ替え、本物は回収し、稗田家で保管することとした。回収されたアイテムは作中で阿求が検品を行っており、過去の御阿礼の子と阿求との直接のつながりを実感させるものとなっている。
阿求は人里にある大きな屋敷に住んでおり、ここには歴代の御阿礼の子を含む稗田家による蔵書が多数存在するという。幾度もここを訪れた事のある様子である本居小鈴曰く、「 仰々しいお屋敷 」。『鈴奈庵』ではその邸宅の一部が描かれており、和風建築の立派な門や中庭、何畳もある広間のようなスペース、あるいはそこほどではないがある程度の広さのある和室など、内部も立派な広さを持つ。同作中で阿求を訪ねた小鈴が通された場所は広間のようなスペースである。
さらに、表には「稗田」の表札もみられる。稗田邸には護衛、家事、儀礼などのために複数人の使用人が出入りしており、人里における雇用の場にもなっているようだ。また、稗田邸内では黒猫が複数回登場している。飼い猫かどうかは不明であるが、登場した際はおとなしく座敷におり、小鈴が寝そべった時には胸元に登ったりする、人懐っこく穏やかな性格のようである。この猫は、『鈴奈庵』単行本第一巻巻末の阿求にまつわる設定資料の頁にも描かれている。
この他、その活動範囲は人里に限らない様子である。
稗田阿礼の最初の転生体であり、初代御阿礼の子である稗田阿一が編纂し始めた書物のこと。妖怪が跋扈する幻想郷において人間の安全を守るために編纂される書物であり、幻想郷で目立った妖怪について纏めている。阿一はその後も縁起の編纂を続けるために転生を繰り返し、自らの子孫である稗田家に百二十から百八十年周期で現れては、編纂作業を行っている。稗田家にはこの編纂作業のための資料が大量に所蔵されており、九代目の阿求はこれらの資料を既に全て暗記しているという。
阿求の代で九回目となる幻想郷縁起の編纂だが、妖怪と人間の距離が近くなった現在の幻想郷ではかつてのように「人間を守るための書物」としての意義は薄れており、妖怪からのアピールも取り入れた「読み物」としての側面が強くなっている。そのため『求聞史紀』における独白では、自分がこれ以上転生してまで編纂を続けるべきか迷っている様子もある。
また、妖怪の個別記事に関しては特に具体的な対策が挙げられている場合もある。例えば何らかの理由でアリス・マーガトロイドと対峙した場合の狙い目や獣道を歩く時の妖獣対策、八坂神奈子を怒らせてしまった際の対処などにおいてはかなり具体的な記述がみられる。
一方、状況によっては人間には対応できず、お手上げとなる場合もあることも記述しており、例えば魂魄妖夢の記述においては、妖夢から攻撃を仕掛けられた場合については「 人間に出来る事は念仏を唱えることぐらいである 」としている。半分幽霊である妖夢にも念仏が有効であるかどうかの記述が無いため、これは積極的な対策の紹介とも、諦めるしかないことの表現ともとれる。
他、風見幽香や八雲紫など人間とは比較にならないほど強力な存在については、人間に採り得る唯一の方法として紳士的かつ節度を以て接する以外には無いと紹介している。
対策としては一見匙を投げているように見えるが、事前警戒の推奨、あるいは出会ってしまったときにどう行動すればよいかという意味で、これもまた妖怪に対する立派な対応策の紹介である。即ち「敵うと思ってむやみやたらに敵対的な姿勢をとらないように」という意味を含む。
この他、それぞれの記事には時に辛口なコメントも見受けられる。例えばサニーミルクの項では、妖精一般の悪戯好きについて述べつつ、「光を屈折させる程度の能力」で普段は隠れてしまう彼女が、ある特定の場合には姿を現しやすいことを挙げ、その際は「 普段の鬱憤を晴らすチャンスである 」としている。またレティ・ホワイトロックに関しても同種の記述がみられる。加えて森近霖之助の項では、香霖堂で取り扱っている商品について一部を除いて悉く一刀両断している。
転生が不完全なのか、転生による過剰な知性が負担となるのかは不明だが、どの転生体も30年前後しか生きられない。そして次の転生までの100年あまりは地獄の閻魔の下で働く。
東方Projectには人間以外のキャラクターが多く登場しており、そのため長命な存在である者が多い。その中では阿求は例外的に短い寿命が明記されている珍しい存在といえる。
転生を繰り返すため死を恐れる様子はないが、人間関係がそのたびリセットされるのを残念がっている。しかし、現在の幻想郷は妖怪とも友好的になっており、妖怪の知り合いが増えたことから次の転生でも知り合いがいると喜んでいるようだ。このただでさえ短い寿命に、幻想郷縁起の執筆や転生の準備などで忙殺されるため、人間らしい生活はほとんどおくることが出来ない。このことをもとに、二次創作では悲劇のキャラクターとして描かれることがある。
もっとも、転生も縁起の編纂も全て自分の意思で行っていることであり、寿命に関しても転生体としての人生を総合すれば、幻想郷における普通の人間よりは遥かに長生きしている方とされる。『求聞史紀』などを見る限り、本人は自分の境遇に対してあまり不満は無いように見える。
超病弱
設定では知性が高い分体が弱いと明記されている。この体の弱さを寿命として解釈するか、病弱な体を引き摺るように各地を巡ったか、具体的なところはわかっていない。そのため受け取り手の解釈の幅が広く、「体育を貧血で休みがち」から「いつ死んでもおかしくない」レベルまでよりどりみどりである。おまけに漫画の彼女はむしろアクティブである。技術向上で寿命が伸びているのかもしれない。
腹黒
幻想郷縁起に抉るような毒舌を書き記している。猛毒のような毒舌から、なにかを企んでいる悪役、腹黒属性として扱われる場合もある。もっとも戦闘力が皆無のため、戦いに持ち込まれる話にはなりにくい。とある二次創作動画で阿求が発言した「稗田なめんな」というセリフは、一時期話題を呼んだ。
東方ロストワード
公認二次創作ゲーム『東方LostWord』。
イベント「本居小鈴の事件簿」にて登場。ストーリーシーン限定ではなくプレイアブルキャラの1人として実装される。大切な本が行方不明になってしまったので魔理沙、パチュリー、アリスに頼んだ所、現れた紫にスペルカードルールが今回の騒動を解決するのに丁度良いか、解決する人間の数により幻想郷の均衡を保てるかと言う試験としてスペルカードルール仮免許証を貰う事で弾幕を使えるようになる。
それによりオリジナルの技が追加されている。
- 拡散ショットが墨時雨、集中ショットが幺樂団
- スペルカードには雨男「記憶のサヴァン」、叙述「信頼すべき語り手」
- ラストワードは「幻想郷縁起 第九版」
東方ロストワードという作品自体があくまで二次創作であるため、彼女の戦闘描写どころかスペルカードルール仮免許証等、この作品に関するストーリーや用語、設定等全てが二次創作である事に注意。
誕生日
東方求聞史紀に収録されている「第百九季 文月の一」発行の文々。新聞の記事において、阿求の生誕が報じられている。
第百九季は大結界成立の1885年を元年とし、その109年後として1994年。
最後の数字は他の新聞記事も含めると一から四、たまに五の表記となっており、その月の発行回数と判断できる。そのためその月の1~7日。
以上の情報と推理から、阿求の誕生日を1994年8月7日とした二次創作が幾つか見られる。
阿求の「30年前後しか生きられない」という設定と合わせて、2024年8月7日が阿求の命日になるとする二次創作も主に海外で流行した。
東方人気投票
非公式人気投票イベント「東方Project人気投票(旧東方シリーズ人気投票)」での順位。第五回から登場している……が、まずはこれを見て欲しい。
第五回 | 40位 |
---|---|
第六回 | 51位 |
第七回 | 58位 |
第八回 | 64位 |
第九回 | 61位 |
第十回 | 59位 |
第十一回 | 69位 |
第十二回 | 69位 |
第十三回 | 65位 |
第十四回 | 74位 |
第十五回 | 72位 |
第十六回 | 72位 |
第十七回 | 83位 |
第十八回 | 87位 |
第十九回 | 86位 |
第二十回 | 39位 |
……と、ここまで見て分かる通り、第十九回までは下位にいた彼女だが、第二十回で47位分急上昇をしている。上記の寿命ネタも重なり、海外からのファンからのコメントによりここまで順位が上がったというのが要因だろう。
実は絵師によって彼女の外見が分かれてくる。
幼女っぽく描いたあなたは、おそらく音楽CDや書籍関連からの影響。
もしくは、幼さを出して大人しい子供の雰囲気を出したいから。
少女っぽく描いたあなたは、おそらく知性的ということで、そういう雰囲気を出したいから。
もしくは容姿端麗になりやすいキャラな為、原作絵の幼い感じより長生きできないという設定を生かした儚げさを出したいから。そこまで考えている人はキャラよりも絵を描きたいという人。
このように、絵師によって幾分外見が変わってくるキャラである。胸の大きさはともかくとして、ここまで身長や顔立ちまで変わってくるキャラは、東方キャラがいくら多いと言えども彼女ぐらいだろう。
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