概要
両者とも弾幕ごっこに参加しない(=ゲームには出演しない)組み合わせ。
原作「東方香霖堂」において、霖之助は幻想郷で11年ごとに現れる蝉について調べるために阿求の屋敷を訪れた。霖之助は阿求の知識と記憶力を賞賛しているが、霖之助の口ぶりから二人はこの時が初対面だったと思われる。
その後阿求は幻想郷縁起(東方求聞史紀)の執筆のために香霖堂を訪れているらしく、参考資料として「香霖堂目録」が挙げられている。しかし、阿求は幻想郷縁起の中で霖之助のことを「お世辞にも商売向きな性格ではない」とバッサリ斬り捨てている他、香霖堂の商品に対してもガラクタだの不人気だの毒舌全開である(とはいえ、これは阿求なりの諧謔のようで、二人の仲が険悪なわけではない模様)。
特筆すべき点は、幻想郷縁起において、人間と妖怪のハーフであり人里からは離れた場所で商売をしている霖之助が何故か英雄欄に載っていることであろう。後天性の半人半獣とはいえ人里の守護者である慧音ですら妖怪扱いされているのに、半人半妖であり怪しげな古道具屋が英雄扱いという不自然さから、何らかの思惑があるのではないか?と邪推されることが多く、霖之助=阿求にとっての英雄、という意味合いに捉えたカップリング絵が多く見受けられる。
そのため、このカップリングでは阿求がツンデレになるという珍しい二次創作が見られる。
稀に稗田阿弥(先代の阿礼乙女)と森近霖之助の組み合わせにこのタグがつけられることもあるが、長命である霖之助と阿礼乙女の特徴である短命さの宿命から悲恋に終わるケースが多い。ただ、転生時に大半が失われる記憶のうち、霖之助のことだけは転生後の阿求が覚えていた…という世代を超えた恋愛描写がされることもある。