求代目の紅茶会とは、東方Project作品の同人誌即売会の一つ。
東方Projectの中でも稗田阿求のオンリーイベントとなっている。
ちなみに「科学世紀のカフェテラス」とは主催が共通している。
2013年からこの中にプチオンリーとして稗田阿求×本居小鈴の「ビブロフィリアの休日」も併設された。
求代目の紅茶会 ~ 東方Project「稗田阿求」中心同人誌即売会
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この内2016年は阿求が東方Projectに初登場した「幺樂団の歴史1」の初発表から10周年にあたる年でもあった。本イベントを主催する「幻想ノ郷茶話会」は先述のように同様に京都で開催される秘封倶楽部オンリーイベントである「科学世紀のカフェテラス」も主催しており、秘封倶楽部に関連した作品である「卯酉東海道」(ZUN's Music Collection Vol.4)もまた同年が10周年にあたる。
この同時的な記念の年度であったことなどについて、公式サイトなどでもその感慨が語られている。
阿求は「幺樂団の歴史」をはじめ阿求執筆による「幻想郷縁起」にて音楽もその記録の対象とし、阿求本人もまた音楽を楽しんでいる様子を語っている。そして「ZUN's Music Collection」は東方Projectと「ZUN's Music Collection」オリジナルの二種類の楽曲体系と共に独自の物語が展開する作品群であり、この第二弾から登場するのが宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン(メリー)の二人の秘封倶楽部である。
メタ的な視点も含まれるが、幻想郷において「ZUN's Music Collection」の楽曲も含めた「 我々が慣れ親しんだ様々な楽曲 」(『東方文花帖』、射命丸文)を語る博麗神主を通して、両者の世界観はひと時曖昧なものともなっている。
また阿求は作中において、ファンの間ではメリーによるものなのではとも考察されている謎のメモを手にしている(『東方求聞史紀』)など、幻想郷にありながら、より外の世界の蓮子とメリーの秘封倶楽部にも近い位置にもいるのではといった視点もあるなど、阿求と蓮子・メリーの間には二つの世界をまたいで独自の縁の在り方が想像されている。
同時開催
秘封倶楽部オンリー同人誌即売会「科学世紀のカフェテラス」
射命丸文とゆかいな仲間たちオンリー同人誌即売会「文々。新聞友の会」
第十二回のみ:VOCALOIDオンリー「VOCALOID STREET」
(↓以下は第七回まで併催されていた同時開催のオンリーイベント)
・河城にとりオンリー同人誌即売会「エンジニアワルツ」(現在は開催自体を休止)
・音系(同人音楽・演劇系)オンリーイベント「MUSIC COMMUNICATION」(現在は単独イベントとして開催)
2017年はこれとは別に、「科学世紀のカフェテラス」もしくは求代目の紅茶会に参加のサークルに対して1サークル当たり2名まで、前日に行われる秘封倶楽部ライブイベント「あの日視た幻想」に招待するという特典が付いていた。
開催履歴
第一回 2011年02月20日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 1F 第2展示場にて開催。
第二回 2012年11月04日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第三回 2013年11月03日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第四回 2014年11月02日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第五回 2015年10月12日(月・祝)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第六回 2016年10月30日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第七回 2017年09月18日(月・祝)、京都パルスプラザ 1F 大展示場にて開催。
第八回 2018年11月11日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第九回 2019年11月17日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
第十回 2022年1月10日(月・祝)、京都パルスプラザ 1F 大展示場にて開催。
第十一回 2022年9月11日(日)、京都パルスプラザ 1F 大展示場にて開催。
第十二回 2023年9月3日(日)、京都パルスプラザ 1F 大展示場にて開催。
第十三回 2024年9月23日(日)、京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場にて開催。
開催の備考
第十回の開催は当初、2020年11月08日(日)で会場がみやこめっせという形であった。
しかし、新型コロナウイルス等の影響や参加規模から、科学世紀のカフェテラスおよび同時開催の「文々。新聞友の会」と共に開催中止に至った。
結果、2021年09月20日(月・祝)へ日程変更・パルスプラザへの会場変更(※1)となるものの、感染状況の一時悪化の影響からか、日程が再延期となった。
参加予定者からも心配されていたが、2022年1月10日という年明けの開催で乗り越えた。
この延期の影響もあってか、第十一回の開催は同年の9月11日に実施となり、同一イベントが1年で2度の開催という、東方同人イベントではこれまで例のない形となった。
第十二回の開催はさらに1年の中でも最も早くなり、残暑が残る秋季で開催という形が近年の傾向となっている。
※1:会場を京都市勧業館みやこめっせから変更。(開催日当日はみやこめっせが成人式会場に充てられているため。また、延期当初の日程も開催予定だった日の前日までみやこめっせが京まふ会場に充てられていた。)
関連タグ
御阿礼祭(東京阿求)