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外の世界

そとのせかい

幻想郷から見た外部。我々のこの世界とは似て非なる世界。本記事では、『東方Project』に登場する概念、または具体的な場所としての「外の世界」について記述する。
目次[非表示]

の夢の世界が外の世界という噂も。(『東方求聞史紀』、p49)

概要

我々のこの世界と異なる点がいくつかある。例えば洩矢神の末裔は、この世界では守矢早苗さん(実在の人物)だが、「外の世界」では東風谷早苗(『東方Project』の登場人物)である。

また、人間の月面基地計画月人によって壊滅させられている。

  その昔、人間は月面にを立てて、月を自分たちの物だといった時代があった。
  人間は自分の科学力を盲信していて、月ですら自分の物だと思ったのだろう。
  しかし、蓋を開けてみると月の都の科学力とは雲泥の差であった。
  月に月面をつくると豪語していた人間も、
  基地どころか建造物を造るような段階まで至らずに逃げ帰ってきたのだ。
  人間の惨敗だった。
  外の世界では、月面着陸は大成功のように報道されているが、
  惨敗だったときは報道されていない。最初の月面到達以来、人間は負け続き
  だったのでそれ以降月面には行っていないことになっている。
  本当は、何度も月に行っては月面基地開発に失敗している事を、
  月と通じている私たちは知っていた。
  人間は大して成長していない。むしろ退化している位である。
  (『東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate.』 第一話「賢者の追憶」)

卯酉東海道』のブックレットによると、京都は「千年以上も的研究を続けてきた」場所で、「神亀の遷都」によって首都となっている。

人口減少と選民

世界的に人口減少が進んでいる。日本はそれを逆に利用したことで、「選ばれた人間」により繁栄しているという。

世界は急速に発展して、何処のもある程度豊かになったが、人類は次のステージへと進んでいた。紀元前の頃から右肩上がりで増え続けた人口が緩やかに減少に転化したのだ。
資本主義は、ノアの方舟の如く経済による格差社会を増進させた。それにより何処の国も軒並み出生率が低下したが、これは全て資本主義の最終ステップである「人口調整」段階に入っただけである。
いち早く少子化が進み人口が減少に転じた日本は、人口減少によるデメリットを上手く回避し、選ばれた人間による勤勉精神的に豊かな国民性を取り戻す事に成功した。
(『大空魔術 ~ Magical Astronomy.』、「ネクロファンタジア Necrofantasia」、地の文)

合成物

合成食品・合成技術等の科学が普及している。それに比べて、天然物は存在感が薄くなっている。

  私は、当てもなく彷徨っていたわ。
  お腹がすいたら筍でも食べれば良いかなーなんて軽く思っていたし。
  ――そもそもの中だけどね。
  でもね私、その時気が付いたの。天然のって、どういう物なのか知らなかったのよ。
  合成の物しか見た事ないもの。筍は味しか知らなかったの――
  (『夢違科学世紀 ~ Changeability of Strange Dream.』、
   「4.ヴォヤージュ1969」、マエリベリー・ハーン


  科学が進化すると天然の筍が食べられなくなるのでしょうか? 可哀想に。
  でも、味噌汁は飲めるのかもしれない。合成で。
  そう考えるとなんて未来は夢で溢れているんだろう。
  […]
  子供達の心がどんどんと狭くなる一方のこの国でも、もしかしたら
  に子供達の笑顔が溢れる日も来るのかもしれないですね。合成で。
  (『夢違科学世紀 ~ Changeability of Strange Dream.』、「あとがき」、ZUN

幻想郷との関係

「外の世界と幻想郷を隔てているもの。それは常識非常識なのです。現実幻想でもいい。つまり外の世界で消えた物、忘れ去られた物、存在を否定された物が幻想郷では実在するのです。」
(『東方求聞口授』、「第一部」、八坂神奈子

豊聡耳神子「幻想郷に居る妖怪は、人間に忘れ去られる事を存在理由としているので、外の世界では絶滅して貰った方が都合が良いと」
聖白蓮「なる程」
八坂神奈子「そうね。まあ、今の人間が本気で妖怪の実在を信じるとは到底思えないけど……」
(『東方求聞口授』、「第二部」)

幻と実体の境界

幻想郷の中をの世界、外の世界を実体の世界とする境界。外の世界で弱まってきた妖怪達を自動的に幻想郷に呼び込む。また妖怪でなくとも、外の世界で消えつつあるものは幻想郷に現れる。

博麗大結界

外の世界(常識)に対して幻想郷を非常識とする結界。これによって幻想郷に存在するものは、外の世界(常識)が迷信・幻とする非常識(妖怪や夜の世界)となる。

幻想郷は強力な結界によって幻想郷外部と遮断されているため、外部から幻想郷の存在を確認することはできず、幻想郷内に入ることもできない。同様に幻想郷内部からも外部の様子を確認することはできず、幻想郷から外へ出ることはできない。

そのため、幻想郷では外の世界とは異なる独自の文明が妖怪たちによって築き上げられている。

人間の繁栄と幻想郷の繁栄

外の世界で妖怪が消えれば消えるほど、幻想郷では妖怪が強くなる。外の世界が人間の天下である以上、幻想郷では妖怪の天下が続いている。

「外の世界」から幻想郷への来訪者

幻想郷が閉ざされた世界である一方、様々な理由で「外の世界」から幻想郷へとやってくるものもある。

例えば先述の東風谷早苗とも関連して、『東方風神録』の前日談では、祀られる神の一柱である八坂神奈子の決断の元、守矢神社が幻想郷へと「 引っ越し 」てきた。『風神録』以後は神奈子を中心に積極的に「外の世界」の技術や情報を武器に現地の妖怪勢力と交流し、時には科学技術による革新を企画したりもしている。

守矢神社の一件以外では、次のようなケースがある。

  • 二ッ岩マミゾウ
  • 万歳楽
    • 「外の世界」で一度は人間から名前と戸籍とを与えられた海獣「万歳楽」が、人間たちから忘れられた結果幻想郷へと至っている(『東方茨歌仙』)。
  • 宇佐見菫子
    • 人間の身でも、ある程度幻想郷への出入りを任意で行う事が出来るオカルトボールを用いて宇佐見菫子が幻想郷へと介入した。さらに同作ではその騒動の過程で博麗霊夢霧雨魔理沙をはじめ複数の幻想郷の面々が外の世界へと出ており、その際には同時点での「外の世界」の様子の一部が描かれている(『東方深秘録』)。

この他のケースとしては稗田阿求著による「幻想郷縁起」(『求聞史紀』)にて、「外の世界」から主に人間が迷い込むケースの一例が紹介されており、「 外来人 」の項目としてまとめられている。その記述では外来人の生態や妖怪との関わりによるその生死の行方、あるいは生き延びた場合の二通りのケースなどが語られている。
外来人 」にまつわる具体的なケースとしては、幻想郷にサッカーをもたらした者もいたようである。

『ZUN's Music Collection』

上海アリス幻樂団の作品である『ZUN's Music Collection』においては、第二弾『蓮台野夜行』以降、『東方Project』の視点から見れば「外の世界」とも言える世界で主に物語が展開される。

両者には共通する地名または概念が様々な文脈で登場しており、例えば『蓮台野夜行』で名称が登場した「 博麗神社 」や、具体的な名称こそ登場してないがファンの間では「紅魔館」ではないかと考察されている「 真っ赤なお屋敷 」、「迷いの竹林」と思しき「 夜の竹林 」などがそれに当たる(『夢違科学世紀』)。
一般名称としてのものとも共有するが、「冥界」(『蓮台野夜行』、『大空魔術』)や「月の都」(『大空魔術』)といった地名なども両作品に登場する。

『ZUN's Music Collection』の世界では先述のように日本首都が東京から京都へと移っており、東京はその通常インフラ含め荒廃した側面も持つとともにその文化形態も変化している様子が語られている(『卯酉東海道』)。

加えて発展した科学は人々の生活を変え、一般化した情報の公平性は人間のメンタリティをも変化させた(『夢違科学世紀』、『伊弉諾物質』など)。
世界と人々の変化は、『ZUN's Music Collection』の複数の作品で様々に語られている。

このような世界にあって、同作で登場する宇佐見蓮子マエリベリー・ハーンの二人は、その活動である「秘封倶楽部」を通して世界に隠された秘密を見つけ出そうとしているのである。

「秘封倶楽部」については、『東方Project』において「外の世界」からの介入者として先述の菫子が「秘封倶楽部初代会長」として登場したが、『東方Project』が『深秘録』の時点、『ZUN's Music Collection』が「伊弉諾物質」の時点では、両者の時間的、または空間的な関連性は語られていない。

関連イラスト

  • 様々に想像される「外の世界」
にとあや
紫 , 霊夢



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東方Project』 異世界 幻想郷
秘封倶楽部 宇佐見蓮子 マエリベリー・ハーン

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