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「あー?弾幕に頭脳?馬鹿じゃないのか?弾幕はパワーだよ。」

「動くと撃つ!間違えた。撃つと動くだ。今すぐ動く。」

「派手でなければ魔法じゃない。弾幕は火力だぜ」

「She went and hanged herself and then there were none.(一人が首を吊って、そして誰もいなくなった)」

概要

種族人間
二つ名魔法と紅夢からなる存在()・魔法使いさん(夢、)・魔法使い(怪)、Sorceress(怪)・紅夢の魔法使い()、東洋の西洋魔術師()・奇妙な魔法使い(紅)・普通の黒魔術少女()、普通の黒魔術師(妖、永、)・普通の黒魔法少女(永)・霧雨の魔法使い()、普通の魔法使い(妖、、永、、緋、)、通りすがりの魔法使い()・普通の魔法使いさん(DS)・大胆小心な人間()、強欲の魔法使い()・極めて普通のマジシャン()・人間代表の魔法使い()、恐怖! 学校の魔法使い()・極寒に震える魔法使い()、高火力で星好きな魔法使い()・至極普通の魔法使い()、森の魔法探偵()・魔法の森の密造酒()・湿地の魔法使い()・霊長類最強の魔法使い()
職業魔法使い
能力魔法を使う程度の能力
住んでいる所魔法の森(霧雨魔法店)
登場作品ほぼ全て。下記参照
テーマ曲恋色マジック(、萃、)・Dim. Dream(夢)・Selene's light(幻)、星の器 ~ Casket of Star(幻、緋)・魔女達の舞踏会 ~ Magus(秋、萃)、恋色マスタースパーク(永、深)・オリエンタルダークフライト(花)、メイガスナイト(大、心)・魔獣スクランブル(獣)

霧雨魔理沙とは、博麗霊夢と並ぶ、『東方Project』のもう一人の主人公である。

Windows版では、霊夢と同じく、『東方文花帖』『ダブルスポイラー』『妖精大戦争』『弾幕アマノジャク』といった作品を除いた全ての作品でプレイヤーキャラとなっている。この4作の中でも、ダブルスポイラーと妖精大戦争と弾幕アマノジャクではボスとして登場する。

自機としてほぼ皆勤なのは、霊夢のキャラが主人公としてはミステリアス過ぎるため、プレイヤー目線に近くわかりやすいキャラが必要、という事情がある。 そのためか関連作品でも常識人枠やツッコミ枠を割り振られる事が多い。

PC-98版(旧作)から登場しているが、設定は異なる。

本記事においては、PC-98版の設定とWindows版の設定は別々に解説する。

初登場が第2作目である東方封魔録であった関係で、霊夢より登場作品がわずかに少なかったが、妖精大戦争でEXボスとして登場したことで霊夢と並んだ。2022年に発売されたバレットフィリア達の闇市場ではなんと単独自機として出演し、登場作品は霊夢を上回った。(単独自機経験者は射命丸文、チルノ、鬼人正邪に次いで4人目。)

容姿

片側だけおさげにして前に垂らした金髪と金色の瞳。

ただし、一部作品ではおさげがなかったり、髪の長さがセミショートからロングであるなど、描き手の好みに委ねられる。

リボンのついたつばの広い黒い三角帽、黒系の服に白いエプロン、下着は長めのドロワーズというキマりまくっt……可愛らしい魔法使い然とした身なりをしている。

この衣装は、魔理沙が「いかにも魔法使い」な格好を意識的に選んで着ているらしい。

また帽子やスカートの中に様々な小物を隠し持っている。

近年、大・東方project展により、実は三角帽の下からはみ出たフリルは、マエリベリー・ハーンが被っているようなナイトキャップを三角帽の下に被っていることが紅魔郷頒布から約20年の時が経って判明した

昔は三角帽の中に縫ってある、といった言及もあったが、東方は最新の設定が正しい、という発言に基づくとこちらが最新の設定になるのだろう。

服装は基本的に全作品共通であるが、細部やデザインが作品によって毎度異なっており、かなりバリエーション豊富。

pixivでは、香霖堂仕様鈴奈庵衣装で描かれることが多い

実年齢は不明だが、人間なので恐らく外見どおりの年齢であると思われる。

身長は「やや低い」のグループに属し、霊夢アリスと比べて低めで、妖夢パチュリーよりは高いようである。

人物

普段は人間だけでなく妖怪すらも近寄らない「魔法の森」で 何でも屋「霧雨魔法店」を経営する傍ら、日々魔法の研究にいそしんでいる。 時々、妖怪退治に喜び勇んで出かける。(無論霊夢の依頼をかっさらうのは当たり前。)

魔法使いの宿命として、人々の生活から離れて暮らしている。

魔法の森に籠もる理由の一つは、人が寄りつかないため。研究中に邪魔が入って欲しくないし、人に会いたいときは自分から出掛ければいい、とのこと。

蒐集癖があり、自身の蒐集癖を「集める事に意味がある」と思っている。物が捨てられない性格なため、魔法の森にある彼女の自宅(霧雨魔法店)では、整理されていないマジックアイテム等がちょっとした森の様になっている。

魔法使いである為に魔法を使う妖怪と相性が良い。が、好かれてはいない。アリス・マーガトロイドとは犬猿の仲(縛り上げてグリモワールを盗んだので当然だがその割にでよく組んだりしている)。

意外なことに料理は結構得意でレパートリーが豊富。

博麗神社では平時でもたまに食事当番にされている。また、東方酔蝶華では咲夜と料理の腕を比較されるような話の流れになったことで、次は自分が料理を披露すると豪語したあたり、同作中で咲夜には及ばない描写がされるものの、自分の料理の腕にそれなりに自信とプライドがあることが窺える。洋風な見た目に反し和食派(紅魔郷までに食ったパンの枚数は13枚、二次創作「東方LostWord」でもそう発言している)。

霊夢とは友人であり、各作品のエンディング等では博麗神社へ遊びに来る事も多い。

神社で宴会をする際には幹事役を担ったりもするらしい。 他には紅魔館永遠亭、地底の旧都へ遊びに行く事もあり、異変が終わる度に行動範囲を広げている節がある。

出生

人間の里に大手古道具屋を営む実家があるが、父親とはほぼ絶縁状態

魔法の道具を扱っていないことと関係があり、どうやら実家から勘当された身らしく、魔理沙のほうも実家(というより、親父さん)には関わるのを避けている。

また、魔理沙が生まれる前からその古道具屋で修行していた森近霖之助とは物心がつく前からの付き合いで、その時点で既に独立し香霖堂を開いていた。そのせいか収集癖、星の魔法など彼から影響を受けた物が多い。霖之助のことは彼の店の屋号から、「香霖(こうりん)」と呼ぶ。香霖堂を幼い頃から心地よく思っているらしく、「これほど気楽なところもない」と発言している一方、霖之助が自身及び実家に遠慮することを気に喰わないとも感じている模様。

旧作では、魅魔の元で修行していたかのような節もある。

※新作のネタバレ注意

東方獣王園でなんと「泣きながら森に逃げてきた」と作中で語られた。詳細は是非獣王園で。

盗癖

よく人のものを奪っていくことで有名。こちらが本業じゃないかとまで言われていた。

口調も盗んだ疑惑がある。

これは相手は大抵人外なので自分が死ぬまで借りるだけ、自分が死んだら返しに来ればいいとのこと。

例として、彼女の代表技であるマスタースパーク旧作幽香幻月が似たような技を使用しており、公式で明言されてないが二次ではパクり扱いされる事が多い。

また恋符「ノンディレクショナルレーザー」パチュリーの通常弾幕、

「コールドインフェルノ」は永夜抄でのレミリア自機ショット。

なお、パクる際はただパクるだけではなく、同じ弾幕でも魔法を用いて独自に再現する手法をとっているため、完全にコピーしているわけではないようである。

人間の里では、鈴奈庵小鈴から借りた本のレンタル料を払う、など普通に買い物をしたりするので、いたずらに一般人相手には盗みを働いたりはしないのではと思われる。

もしくは、稗田家に盗みに入ろうと考えていたら実家と付き合いがあると知って悔しがりながら断念していたので、 里でやると実家と関わる事態になる可能性があるのを厭ってるのかもしれない。

ただし、妖怪の被害にあった家に出向き、妖怪避けの効果があると商品を押し売りする等の描写はある。たまたまか知っててか、ちゃんと効果はあった記述があるため、結果的には問題にならなかった。

憑依華では、華扇の魔理沙勝利時セリフに「最近は泥棒稼業が大人しい」といった旨の台詞があるため、華扇一人の見解ではあるものの今はあまり盗みをしていない可能性がある(実際、近年は泥棒描写がめっきり減っている。)

ちなみに明確な描写がある中で最初に盗んだ物は

博麗霊夢の持っていた風見幽香が呼び出した悪霊を封じ込めたビン(東方幻想郷)」ではあるのだがあくまでも

正史と言えるEDかつ明確な被害を出したとして最初に盗んだ物は

アリス・マーガトロイドの持っていたグリモワール(東方怪綺談)」である。

性格

非常にサバサバとした性格。息を吐くように嘘をつくが、他のキャラと比べて良識こそ無いものの比較的常識人な部分があり、雑学にも詳しい。

基本ジャイアニズムの塊(これには盗む相手との寿命の違いも絡んでいる)。

ただし、魔理沙本人は東方求聞口授を筆頭に書籍でたびたび「人里の人間は妖怪と比べると不公平、人間は常に被害者側」だと語っている。人間に対し被害の及ぶ異変を起こしたり、人間に危害を与える類の妖怪に当たりが強いのは、ある種で当然という見方もある。

負けず嫌いでひねくれ者であり、何処へ行っても迷惑がられ、実際に迷惑な行動を起こすことも多い。

しかしながら、このように性格が悪いのは事実だが、根は非常にまっすぐ。

大・東方project展のキャラクター紹介で根は真面目な性格と紹介されている。異変の調査は魔理沙から霊夢に話をふる流れが定番だが、異変に対し面白半分なようで実は真面目な性格ゆえかもしれない。

求聞史紀では『一緒にいると面白い』とあるため、要は迷惑だけど“しょうがない奴”くらいで済ませてもらえるふしぎな魅力を持っている、ということだろうか(霊夢を飛べない時に空に無理矢理連れて行ったり、アリスを縛って泥棒行為を働いたりしたのに両名からは悪く思われていないのは特にそれである)。

また変な奴に好かれやすいとのこと。

実際に、先輩魔法使いの聖白蓮、幻想郷の賢者である摩多羅隠岐奈、魔女達を守護する神様であるヘカーティア・ラピスラズリといった大物からも気に入られ、一目置かれている模様(しかも全員魔理沙にとっては関わった事自体がプラスである)。

力に執着し、力を誇示する自信家。しかしその力は誰にも見せない「努力」を積み重ねて得たものである。

友人の博麗霊夢は、努力が報われる事を信じておらず、修行や一生懸命に努力する事が好きではないなど、対照的。修行もせずそこそこ強い霊夢に、努力で追いついているようなものらしい。

(しかし、ただの人間であの霊夢と並び、独学(?)で魔法を習得し少女の時点で霊長類最強=人類最強クラスで操れるレベルに達している事実が並みの人間ではないことを表している。凡庸(能力を持たない普通の人間)なるものの頂点、努力型の天才なのかもしれない。自機の他のメンバーも普通の人間を超える能力を持っていたりそもそも人間じゃないので純粋な人間でここまで行ける魔理沙は凄いと言える。

そもそも本格的に魔法を勉強を始めてから数年程度しか経っていないであろう事を考慮すると能力を抜きにした才能はある意味相方以上かもしれない)

書籍では比較的冷静で、頭脳を用いることが多い。また秘密主義が徹底しているのも特徴。

地道な調査や裏工作などの搦め手で状況を打破する展開が多く、どちらかというと力技による解決が多い霊夢とは対照的。

力で解決しようとする霊夢を止めて、状況が悪化しないようブレーキ役を担うことも多く、霊夢を止めることのできる人物のひとりと思われる。

例として、

儚月抄では力の差が圧倒的過ぎて勝てないと悟り、綿月依姫に弾幕勝負を提案し承諾させる。

鈴奈庵では台風で行方不明となった本居小鈴を誘拐されたと判断し霊夢と捜索。

神降ろしを使う霊夢をよそに、頭脳を用いて証拠(天狗の下駄跡、黒い羽)を見つけ犯人を割り出し、

ちょうど一触即発だったと霊夢の間に割って入り、文の考えを見切った上でそれに乗り、霊夢を納得させる。

同じく鈴奈庵にて、小鈴の靴が紛失した際、前もって呼んだ本の情報を役立てて霊夢たちに気付かれないように静かに解決した。

その他、病気を患った霊夢やアリスを付きっ切りで世話したり、酔蝶華では美宵の店を手伝ったり、自分から問題事の相談に乗ろうとするなど面倒見が良く、根は真っ直ぐな普通の女の子らしい優しい一面を覗かせる事が多い。普段は迷惑がられながらも色々な人物から邪険にされず、寧ろ妙に好かれてたりしているのは異変以外ではこういう面をしっかり見せているからなのだろう。

口調

一人称は「私」。語尾に「~ぜ」「~だ」「~よ」「~か?」等をつけるが、たまに丁寧な女口調になることもある。

能力

曰く「派手でなければ魔法じゃない」「弾幕は火力」。

これは彼女の代名詞的スペルカードマスタースパーク」にも端的に表れており、パワーに偏った魔法を得意とする。

弾幕ごっこをこよなく愛しており、他の人妖が扱うスペルカードを纏め、自分なりに考察するなど、研究や勉強にも熱心。ついに自分の本まで書いてしまった。

ちなみに派手な魔法を使うに至るまでの道程は、

魔法の森からキノコを採取→家に持って帰って実験

→使えそうなら自分の魔法に生かし、使えなくてもその反応等を細かくメモし、後の実験に生かす

→魔法の森からキノコを(以下ループ)

という、非常に地味な作業の繰り返し。見えないところで努力を積み重ねている、これが魔理沙が努力家と言われる由縁である。

また、『香霖堂』では、彼女が星の魔法を使うようになったのは、現在から4〜5年前に霖之助・霊夢と三人で「流星祈願会」(香霖堂で流星雨の観賞とその流れ星に願い事をする会)を毎年行うようになってからとされている。

霧「雨」という名前に反して、派手で火力重視な弾幕を好む。

が、五行の属性では「水」らしい。布都にも「おぬしは水属性」と断言された。

つまり現在の魔理沙は自分とは違う属性に突っ走っている状態である。

それであの火力と強さなのだから恐ろしい。よほど努力したのだろう。

…そして近年、『剛欲異聞』にて「こう見えても水の扱いには慣れているんだ」と発言し、攻撃で水を用いた魔法も扱っている(システムの仕様等と言ってはいけない。なお、その前の東方天空璋では氷技を使用していた)。

彼女が好む火力重視の弾幕を自分に合った水属性で放っているのだから、かなりの威力になることは想像に容易い。

事実、ヤマメから「水の扱い方中々やるじゃん」、水蜜には「意外と水の扱いに慣れているね」と言われる。水を扱う種族(舟幽霊)の水蜜にその腕を認められたのだから、やはりとんでもない火力だったらしい。

他に関連することとして、『地霊殿』以降は温泉脈を呼べる能力を身につけており、その能力を活かして水道工事の依頼(主に相手はアリス)を請け負ったり、自分の家の地下に温泉脈を呼び寄せ床暖房を引くなどしている。

余談だが、木属性の霊夢と戦闘では相性が悪く、通常生活では相性が良いとの事。

道具

魔法の箒

空を飛ぶ際に乗っている箒。別に無くても飛べる。『求聞史紀』によると竹箒。

これ自体はただの箒のはずだったが、魔理沙が長いこと魔法の媒体に使っている影響で、成長したり葉が生えるようになった。

ミニ八卦炉

魔力を燃料とする小さな火炉。魔理沙の宝物。普段はスカートの中や帽子の中などに隠し持っている。

これを使えば、一晩煮込むようなトロ火から山一つ焼き払う程の異常な火力の炎まで出せる。

また、夏には炉の一角から風を吹かせて涼むことも出来るほか、魔除け、開運、空気清浄機能など、様々な能力が付与されている。

これは魔理沙が実家を勘当され魔法の森で一人暮らしを始めたとき、心配した霖之助が作成して与えたマジックアイテム。後に霖之助自身の手によって、錆びない上にあらゆる環境においても材質がほとんど変化しないという「緋々色金」製に作り変えられた。

マスタースパークもこのミニ八卦炉に呪文をかけて使用しており、彼女自身の手から出ているわけではない。このことは、『萃夢想』や『緋想天』のドット絵をよく見るとわかる。ちなみに『風神録』以降の魔理沙のオプションにはこれが使われている。

ゲーム中の性能

ゲーム中では攻撃範囲が狭く移動速度が速い(=微調整がききにくい)ため、同じく全作品でプレイヤーキャラである霊夢よりも上級者向けの性能となっている。

敵ボスとして登場する場合は、星(ペンタグラム型)を模した弾やレーザー等で弾幕を形成する。

スペルカード

ほとんどのスペルカードが星弾幕系かレーザー攻撃系のどちらかに分類される。これに該当しないのは、現在のところ『魔廃「ディープエコロジカルボム」』(爆弾のような瓶を放り投げるもので、星弾幕でもレーザーでもない)と『妖精大戦争』の一部のスペルカードくらい。レーザー系は代表的な「マスタースパーク」およびその派生系が多くを占める。また、星弾幕系は宇宙に関する用語が使われている事が多い。

また、神主いわく恋符と付くものは他の人からパクったものらしい。

PC-98版の魔理沙

東方ProjectでもPC-98版、いわゆる旧作に登場した魔理沙のこと

旧作魔理沙及び誤字である魔梨沙(『封魔録』4面では「魔梨沙」と表記されているが、BADEND、MUSIC MODE、付属テキスト、体験版では全て「魔理沙」になっている為、誤植の可能性が高い)と呼ばれることがある。

秋霜玉でも登場。

西方Project』の設定であり、東方でもそうであるか分からないが「力に執着し、力を誇示する自信家で、いつも闘う相手を探しては、難癖を付けて遊んでいる」「才能だけで強い霊夢に妬みを持つこともあり、いつもいじめたりする。その実、魔理沙は霊夢がいないとつまんなくて死んでしまう位、仲がよい」「(霊夢のテキスト)いつも何か変な事に巻き込まれてしまうが、その半分は陰で魔理沙が引き起こしているらしい」そうである。口調は「~だぜ」という語尾はないが、全体的にWindows版に近い口調になっている。

詳細は「旧作魔理沙」「魔梨沙」も参照。

人物

初登場は『封魔録』の4面ボスで、魅魔が完全復活するまでの足止めとして現れる。

次作の『夢時空』では自機キャラクターの一人になり、その次作の『幻想郷』からはもう一人の主人公という位置付けとなった。

テキストによれば強力な魔力の持ち主で非常に頭が良く、強い力に執着している。魅魔のことを「魅魔様」と敬称で呼んで慕っている。靈夢と歳は同じくらいで、靈夢とは異なった行動原理をもっているらしい。

口調

『幻想郷』のエンディングではWindows版と同じような口調だが、それ以外は女口調で喋っている。『封魔録』の4面では一人称が「あたい」で「きゃはは」と笑い、『封魔録』の体験版・『夢時空』・『幻想郷』ではうふふ」と笑っている。

容姿・服装

『封魔録』では耳が尖っており、赤毛で、ジャケット絵では三つ編みだが、ゲーム内では縛ってないように見える。

『夢時空』からは現在と同じように金髪となった。ただし三つ編みはない。

Windows版の白黒の服装と異なり、全体的に紫色の装飾がされた服(『怪綺談』は黒一色)。

『封魔録』と『夢時空』では長袖で『幻想郷』と『怪綺談』では半袖。『封魔録』と『夢時空』では頭の帽子に三日月の形をしたペンダントを付け、『封魔録』のエンディングではマントを身に着けている。

道具

ビット

『封魔録』と『幻想郷』で敵として出てきた時に使った赤・青・緑・紫の4つの球体。

『封魔録』では魅魔も使っている。書かれている模様はそれぞれ別の宗教のマークになっている。

蔓状の植物

『封魔録』と『幻想郷』で敵として出てきた時に魔理沙が乗っているもの。

Windows版でも何度か描かれており、現在でも魔理沙の家にあるらしい。

ミミちゃん

『夢時空』で岡崎夢美に勝利後に貰ったもの。

元ネタは永野のりこ氏の漫画「みすて♡ないでデイジー」に登場するICBM。

こちらは現在どうなっているか不明。

ゲーム中の性能

魔理沙をプレイヤーキャラとして使うことが出来るのは『夢時空』・『幻想郷』・『怪綺談』の3作。

全体的に攻撃範囲が狭くて攻撃力が高い。テキストには「でたらめな威力(夢時空)」・「ボスもあっさり倒せる(幻想郷レーザー装備)」「最高の攻撃力を誇る(怪綺談)」と書かれている。

速度が高めだが魅魔の方が速いためスピードキャラという印象はあまり強くない。

二次創作

霧雨魔理沙(二次創作)

原作設定との混同を避ける目的で、本記事と分離された。原作以外の出演作品や非公式人気投票イベント「東方Project人気投票」での順位、二次創作関連タグなども掲載。

対人関係

主人公ということで対人関係も広い。ここでは特に親交のあるキャラを記載。

友人。よく博麗神社に遊びに来たり、一緒に異変解決したりしている。

魔法の森に住んでる人形遣い。原作では犬猿の仲と言われているが、二次創作ではむしろ一緒にいることが多い。霊夢同様、旧作からの仲。

紅魔館の大図書館。よく本を盗まれる。魔法使い仲間の魔理沙やアリスと一緒にいることが多い。

香霖堂の店主。魔理沙の幼少期を知っており、世話を焼くことが多い。

河童。発明家仲間として一緒にいることが多い。

レミリアの妹。二次創作では一緒にいることがあり、疑似姉妹や、疑似師弟関係になることも。

魔理沙の師匠。魔理沙が唯一敬称を着けて呼ぶ人物。博麗神社の陰から魔理沙を見守っている。

魔法の森の魔法地蔵。魔理沙とは幼馴染みらしい。

魔法の森のケルベロス。魔理沙が小さい時に魔法の森に来たことを知っている。

他にも魂魄妖夢、光の三妖精、聖白蓮とも親交がある。

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4面ボスの系譜

プリズムリバー三姉妹博麗霊夢or霧雨魔理沙射命丸文

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