概要
同人サークル『瞬殺サレ道?』によって制作された弾幕シューティングゲーム。
ZUN氏が制作している「東方Project」とは対になっており、本シリーズの制作スタッフは大学時代の後輩にあたる。
東方と比較すると知名度は低いが、東方二次創作においては「西方Project」のキャラクターが(東方キャラ扱いで)出てくることが稀によくある。
(同じく神主の大学の後輩の作品である「五月雨」のキャラクターが出演することもある。)
東方Projectとの関連性
本シリーズでは第2作目である「稀翁玉」までのBGMをZUN氏が担当している。
その他、東方からのゲストキャラとして、「秋霜玉」では博麗霊夢と霧雨魔理沙、「稀翁玉」では幽香(風見姓はまだ無い)が出演している。
システムも東方のそれを踏襲し『ステージが全6面とEX』『ボスの弾幕に段階があり体力を減らすごとに弾幕が変わる』といった共通点がある。
東方が『古風な世界観』『人間と妖怪を始めとする人外』『ファンタジー成分の多い要素』を特徴としているのに対し、西方は『未来の世界』『人間・ロボット・兵器』『SF』をテーマとしており、一般的なシューティングゲームに近い世界背景となっている。
また「秋霜玉」の設定では、東方の舞台『幻想郷』の外の世界は『西方の世界』となっている。
(あくまで合作的な要素なので、東方側の設定がそうなっている可能性は低い。)
舞台背景(秋霜玉のtxtより抜粋)
この物語は、とことん未来の地球が舞台。
悪化した環境は、地球に本来生息していた植物すべてを絶滅させた。
たったひとつ、サボテンを除いては…。
このままでは地球は滅んでしまう…。
人類は生き残りをかけ、サボテンからエネルギーを抽出する研究を進めていく。
そして、ついにカクタスカンパニーがサボテンエネルギーを完成させた。
サボテンエネルギー ―― 原子力さえもはるかに凌駕するエネルギー。
それによって、地球滅亡の危機はなんとか回避することが出来た。
しかし、サボテンエネルギーはまだ不安定な存在。
エネルギーが暴走し、深刻な被害を与えることもあったという。
カクタスカンパニーもそのエネルギーの強大さゆえに、大きな事故を起こし、
一時は壊滅寸前にまで追いこまれた。
数十年後、人類はサボテンエネルギーの制御に成功し、再び繁栄を築き上げた。
そんな中、カクタスカンパニーは人型の戦闘ロボットを開発する。
開発者の趣味だかなんだかは知らないがメイド型。
しかしながら、テストでは既存の兵器の戦闘力を遥かに凌駕した。
そう、彼女もまた、サボテンエネルギーを利用して開発されたのだ。
「おつかいに行ってきます!」
登場キャラクター
秋霜玉
自機:VIVIT
stage1ボス:ミリア
stage2ボス:めい&まい
stage3ボス:ゲイツ
stage4ボス:マリー
stage5ボス:エーリッヒ
stage6ボス:ビビット
稀翁玉
自機&対戦相手:VIVIT・ミリア・めい&まい・ゲイツ・マリー・エーリッヒ
中ボス、自機&対戦相手:モーガン
ラスボス、自機&対戦相手:ミューズ
隠しキャラ、自機&対戦相手:幽香
幡紫竜
stage1ボス:エーリッヒ
stage2ボス:桐島雄太(stage2中ボス、stage5中ボスを兼務)
stage5ボス:ラグナス(戦闘の途中から雄太の機体と合体)
stage6ボス:ユイティア
幡紫竜EXステージ(ボスラッシュ)
1戦目:マリー
2戦目:ミリア
3戦目:めい&まい
4戦目:ゲイツ
5戦目:モーガン
6戦目:ミューズ
ラスボス:イカロス
関連イラスト
関連動画
二次創作
西方キャラの日
2021年にTwitter(当時)で、2(に)4(し)の語呂合わせから「毎月24日は西方Projectの日」企画が立ち上げられた。