ふふ…ありがとう。
終わらせてくれたことじゃなくて…
…その言葉に、ありがとう。おやすみ。
概要
11年前、火星付近で起こった宇宙船の事故で死亡した少女の幽霊。
事故当時は眠っていたため、自分が死んだことに気づかず火星を彷徨い続けていた。
※エーリッヒのことを「エーリッヒおじさま」と呼ぶなど、生前から面識があった様子。
何かの拍子でRedStormと融合してしまい、全機械の暴走を引き起こした本作事件の原因。
ユイティアの弟であるラグナスは、RedStormを管理するカクタスカンパニーの社長であったため、その権限で彼女の存在を秘匿し、暴走の原因はVIVIT-rであると偽っている。
死んだことに気づいてない上に機械と融合しているため、ボスとして登場した時点で既に人格は崩壊気味であり、主人公達のこともまともに認識できていない様子だった。
寂しさからすべての機械を取り込もうとしていたと考えられる言葉を発しており、VIVIT-rにも「アナタハ…コナイノ?」と語りかけている。
自機に倒されることで正気を取り戻すが既に彼女には終わりが迫っており、別れを告げると光の粒となって消滅する。
以上のように元から戦闘中は正気ではない設定だったのだが、C74版以降は方向性が変わり「無礼者が!」「思い知れ」「愚か者め」「死ぬがよい」と妙に威厳のあるセリフになる。
バージョン3.00以降のヘンテコ版(「幡紫竜」の項を参照)になると「どこへいこうというのかね?」「わたしと戦うつもりか」「0.30秒まってやる」などと言い出す始末。
(比良乃が自機の時は、なぜかVIVIT-rが同じセリフをユイティアに向かって言い放つ。)
テーマ曲は戦闘序盤の「struggle for only existence」と、第二形態以降の「trans--」の2曲。
容姿
両サイドのもみあげは付け根をリボンのようなものでまとめている。
袖の大きな白いワンピースを着ており、金属の首輪と蜘蛛のような形のペンダントをつけている。
戦闘中は体から放出する白いエネルギーが天使の翼のように広がっている。
第二形態
序盤の戦闘が終わると衣装が変化し、黒いビキニアーマーのような装束となる。(C74版以降)
身体から放出するエネルギーも赤黒く変わり、BGMも「trans--」に変わる。
(最終局面では再び上記の白い姿に戻る。)
RedStorm
火星で発見された鉱石を用いるエネルギー発生装置。
鉱石自体を地球に持ち込もうとすると何故か制御が失敗するため、火星にて応用しやすいエネルギーに変換、地表に転送している。
実は人間の精神活動に反応する性質を持っていたため、幽霊であるユイティアを取り込んでしまったことで暴走を起こした。
S.E(Special Equipment)
C67版のみ、ボス戦でS.Eの名称が表示される。
(自機が使用するボムもS.Eと表記されている。)
取り込んだ機械を操って攻撃しているようで、パワープラントを急降下しながら自機と戦う。
使用する弾幕は、本作各面のボスを踏襲した内容となっているとのこと。
シェイク・マスター
- ホローブレイズ
- スパイダーテイル
ダンス・マスター
- ホーリー・イリュージョン
- プリズム・レイン
タンク・マスター
- ダイダロス
ギア・マスター
- 神風 ~ KAMIKAZE ~
- スキャン・レーザー ω
- ひかりあれ