概要
ビキニアーマーとは、ファンタジー作品などで女戦士が身に着けているビキニタイプの鎧のこと。おっぱいと股間をカバーする部分が金属等で頑丈にできている。
肩当てやガントレット、ブーツ等肩手脚はフル防御されている場合も多いが、ビキニアーマー故胴体はビキニ一択である。これだけは譲れない。
「実用性に欠ける・・・」などと、インターネットでよく話題になる。
ただし「動きやすくするために、装甲を急所である胸部と腹部に絞る」ということならば、防具の発想としてもコンセプトとしても、それほど異質でも非合理でもない。
実際「ブレストアーマーだけ装備」と考えればお色気路線でなくても同じ様な装備をしているキャラは結構いる。なんなら男も普通にいる(さすがに鎧下は着ている場合が殆どだが)。
ただちょっとばかり肌面積が広いだけであり、それにしたって上半身裸で戦う奴らと比べれば一部分でも鎧を身に着けているだけマシとも言える(かもしれない)。あと弓を使用する際にも弦が直撃しても痛くないので便利なはずである。
一応、Youtubeでも考察する動画が配信されているので、一度見てみるといいだろう。(設定で字幕あり、日本語翻訳にすること)
起源
ウィキペディアとピクシブ百科事典では「詳細な考証はなされていない」と述べられたまま長期に更新されなかったが、インターネットで研究サイトが公開されたことによって、解消された。
これによると、1930年代にアメリカのパルプ・マガジン(フィクションを扱った雑誌の総称)内で変化が起こり、デザインが完成されたという、女性にも肌を晒し権力を付けたいの、解放的な意匠を込めて考案されたらしい。
ドラゴンクエスト3の女戦士
日本におけるビキニアーマーの金字塔的存在。
社会現象にまでなった原作ゲームの圧倒的知名度により「ビキニアーマーと言えば真っ先に例に出されるキャラ」として有名になった。
令和現在においても、ファンタジーRPGをテーマとした漫画では「テンプレ表現」として同キャラのデザインをオマージュした女戦士が登場することがしばしばある。
関連作品
メジャーからマイナーまでたくさんあり、現在も新キャラが各社から発表されている。昭和期から現在に至るまでのメジャー作品をピックアップすると以下のようなキャラがあげられる。
ゲーム・パチンコ
- 『ドラゴンクエストⅢ』の女戦士
- 『夢幻戦士ヴァリス』の麻生優子
- 『ゴールデンアックス』のティリス・フレア
- 『モータルコンバット』のリ・メイ
- 『カオスブレイカー』のフィーナ
- 『ドラゴンズクラウン』のアマゾン
- 『けものフレンズ』のインドサイ
- 『アズールレーン』のZ23のエンハンス失敗?!
- 『ファイアーエムブレムif』のシャーロッテ
- 『ロックマンXDiVE』の碧海装甲のアイコ、緋天装甲のシエル
- 『Fate/GrandOrder』のカーマ
- 『戦国乙女』の織田ノブナガ
漫画
- 『うる星やつら』の弁天
- 『アウトランダーズ』のカーム
- 『ドラゴンボール』のチチ幼少期
- なお一部ゲームでは結婚後も着用可能。
- 『ザナドゥ ドラゴンスレイヤー伝説』のリエル、カーラ
- ゲーム『ザナドゥ』を原作とした漫画だが、一部の固有名詞以外は別物な内容。原作にはビキニアーマーどころかカーラ自体存在しない。
- 『遊戯王』のアマゾネス族
- 『BLEACH』のティア・ハリベル ※皇鮫后
- 『聖闘士星矢 ネクストディメンション』のラスクムーン
- 『マギ』のマイヤーズ
- 『べるぜバブ』のアギエル
- 『ONEPIECE』のレベッカ、バカラ、ジンラミー
アニメ
ライトノベル
特撮・実写
作中でのパロディやコスプレで着用したキャラ
- 『Rio-RanbowGate!!-』リオ・ロリンズ・タチバナ ※11話
- 『めだかボックス』黒神めだか ※原作137話オリエンテーリング
- 『のうりん』木下林檎 ※アニメ3話
- 『Fate/GrandOrder』エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕
関連イラスト
関連タグ
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全身貞操帯:貞操帯と貞操ブラのセット。見た目はそっくり。最低限大切な部分(意味深)を守るという意味でもそっくり。用途がちょっと違うだけ。