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プレートアーマー

ぷれーとあーまー

プレートアーマーとは、人体の胸部、あるいは全身を覆う金属板で構成された鎧。金属板で構成されるため、板金鎧(ばんきんよろい)とも呼ばれる(Wikipedia)。
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概要

アーマー(Armor)には本来『全身を覆う甲冑』という意味があり、RPG等の装備品として登場する『胴体のみを覆う防具』をアーマーと称するのは厳密には誤りである。

正式なプレートアーマーは

からなる。

胴体部分のみの板金鎧はキュイラス、あるいはブレストプレート(胸あて)のことであり、プレートアーマーに特殊な籠手脛当てを併用することは(本来は)出来ない。

こうした重武装軍馬に跨り戦場に赴く者の装いであり、ファンタジー系の作品においてモンスター退治やアイテム収集のためにダンジョン探索を行うことには全く向いていない。
が、敢えてそのあたりの問題を力技で押し切って見せてこそ、板金鎧を装備できる戦士ジョブといえるのかもしれない。

また一部の作品では、兜・篭手・までを含む完全武装を『フルプレート』と呼び、胴鎧と肩周り・腰周りのパーツで構成された鎧を『プレートアーマー』と呼ぶこともある。

DQ1 Hero Attack Wallpaper


兜・篭手・靴が別扱いになっている場合はこのパターンと考えるのが自然だろう。
『ブレストプレート』と『フルプレート』の中間的な位置づけとなり、戦闘探索の双方に対応可能なバランスの良い装備といえる。

なお、たまに「実際のフルプレートを着込んだら重さで立ち上がることなんて出来ない」と言われるが、厳密に言うとこれは誤り。
実際には全身に重量が分散されることにより、鍛錬を積んだ者ならば、十分に動き回ることができた(何しろ当時の騎士は扱う武器の性質上、相当な筋力もつけねばならなかった)。15世紀頃に書かれた戦術指南書には全身甲冑を着込んだ状態での泳法やへの飛び乗り方、さらには宙返りする姿の挿絵まで描かれている。ただし(当たり前であるが)これを出来たのは当時でもごく一部の人間に限られていた。

そして馬を降りての長距離の行軍等はできなかったし、全身を金属で密閉されてるようなものなので排熱も困難だった。直射日光に当たれば鎧が焼け、中の温度も上昇するので、火傷熱中症のリスクもあった(いわゆるサーコートはこれを防ぐためのものでもある)。

重さで動けなくなるという誤解は、主に戦乱期が一段落してから盛んになった馬上槍試合や模擬戦闘で用いられたプレートアーマーの一種である『トーナメントアーマー』と混同したことによるもの。
馬上槍試合はスポーツとはいえ、猛スピードの馬に乗った状態で木製の槍を正面から互いに激突させ合う危険なものであったため、必然的に装甲は厚くなり、どうせ正面しか向かない上に可動すると逆に危険ということで関節部は簡略化、首は正面を向いたまま固定され、それでも不安なので追加の装甲板を取り付け・・・とやってる内に鎧はゴテゴテと重量を増していったのであった。
トーナメントアーマーの中には馬を降りるとそこから一歩も動けない物もあり、疲弊した騎士が落馬して動けずそのまま死んでしまったこともあったという。

当初から儀式的な意味合いの強かったプレートアーマーはマスケット銃などの火器の登場によって完全に時代遅れのものとなってしまった。プレートアーマーの防御力をマスケット銃は容易く貫通してしまうので、全く意味が無くなったのである。

以後は日本の甲冑と同じく儀礼用ないし装飾用として使われるようになる。古い洋館にプレートアーマーが置いていたら動き出すのはお約束。

関連タグ

/ 甲冑 / 鎧兜 / 装甲
フルプレート / プレートメイル表記揺れ

外部リンク

プレートアーマー - Wikipedia

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