オールドメディア
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おーるどめでぃあ
直訳すると「古い媒体」の事であるが、マスメディアへの批判に使われている。
オールドメディア(Old media)とは、読んで字のごとく古い世代のメディア(媒体)である。
本来の『メディア』の意味に則るのであれば、瓦版や石版、壁画、CDやカセットテープといった、世代が古い情報記録媒体や、古い時代から情報を残し続けている媒体もオールドメディアである。
21世紀以降から急激に「情報化社会以前のマスメディア」という意味で使われ始め、英語圏でも同様の意味で用いられている。
実態としてはインターネット世代の目線から見た新聞・テレビを始めとした情報通信技術発達以前のメディア、特にそれまでの主流メディアであった地上波放送のテレビ番組や指標となる視聴率などを纏めて「時代遅れの価値感」という差別的な意味を込めて用いられることが多い。
中でもマスメディア(報道媒体)への侮蔑の意図が強く、いわゆる「マスゴミ」とほぼ同じ意味で使われている。
同義語にレガシーメディア(legacy media)やトラディショナルメディア(Traditional Media)があり、どちらも「伝統・伝来」を皮肉に捉えた「旧世代・過去の遺産」と訳されている。
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