概要
修行者が疑問を問い、師家(しけ)がこれに答えるもの。転じて、何を言っているのか、はたからは分からない問答。よく難題に直面した際に「まるで禅問答のようだ」と言うのは禅問答自体が非常に意味不明・非常に難解である所からきている。
禅問答の内容もとても仏門では考えられない「僧侶が動物の殺生」とか「指を切り落とした」とか残酷なものもあったりと様々なパターンがある。
有名なものとして瓢箪を持った男がナマズを捕えようとするというものがあり、絵に表した瓢鮎図もある。
実は…
有名な一休さん(一休宗純)の頓智話は実は禅問答が元になっている物が多い。