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覇邪の封印

はじゃのふういん

覇邪の封印とは、工画堂スタジオから発売されたロールプレイングゲーム。
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概要編集

1986年10月に工画堂スタジオよりPC-8801用ソフトとして発売された。

その後ファミコンセガマークⅢにも移植されている。

登場人物編集

主人公

 ファミコン版は名前が「アーガス」で固定。フルフェイスヘルムと鎧に身を包んだ若者。

ガイ

 立派な髭を蓄えた男性。後述の妖精の「好みのタイプ」であるとのこと。

メディア

 パーティの紅一点。旅芸人のダンサーとして各地を転々としているらしい。

トレモス

 矛を扱う大柄の戦士だったが、今は姿を変えられどこかに幽閉されたと伝えられる。

妖精

 見た目は可憐な小型の妖精。ナビゲーター役を担うが、少々辛辣で過激な言動が目に付く。

コサーマ

 覇邪の封印の手がかりを知る語り部の老婆。

テラリン

 覇邪の封印を奪った、異次元獣の総司令官。

 その特徴的な容姿からある意味主人公たちより知名度が高いラスボスである。

ゲームシステム編集

 本作では他RPGではあまり類を見ない、独創的なシステムが導入されている。


主人公の周囲数マスしか表示されないマップ画面編集

 原作は主人公の立っているマスのみ、移植版では周囲含め数マスのみ表示される。

 これはパッケージに付属した地図とフィギュアを連動させる遊びを想定した為と考えられる。

 ハードによっては、ゲーム中盤以降で手に入るアイテムで表示範囲を拡大出来る。

敵との戦闘は1vs1編集

 戦闘はメンバーの中から一人を選び、選ばれたメンバーと敵が交互に攻撃を行う仕様。

 経験値は攻撃を行ったメンバーのみ加算される。

アイテムの使用について編集

 「魔術品」と呼ばれるアイテムは、「主人公には仕組みが分かっていない」という設定。

 街の長老を訪ね、情報の対価として寄付を行うことで初めて使用出来るようになる。

 なお長老によって持っている情報が異なり、必然的に世界中の街を訪ね歩くことになる。

金銭の入手について編集

 人間の敵キャラから直接入手する他、魔獣から得られる牙を換金する方法がある。

 牙の換金には「ライセンス」の入手が必要。

知名度編集

 主人公の善悪度を数値化したシステム。

 原則、悪玉キャラクターを倒すとプラスに、善玉キャラクターを倒すとマイナスに大きく傾く。

 このステータスが規定値に満たないと進行不可能なイベントがいくつか存在する。

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