このゲームは平成14年の海の日に発売された。ジャンルとしては行動選択式のアドベンチャーであり、「発明品を開発し、各タウンに権利を売る」ことにより町を発展させていくシミュレーションの要素を含むゲームであり、成人向けではないものの、ギャルゲーの内容を大量に含むゲームである。キャラクターデザインは駒都えーじ氏である。
また、この作品の続編等の発売によりそれらはDeep-Blueシリーズ(蒼いシリーズ)としてまとめられている。
なお、家庭用ゲーム機移植の際CEROのレーティングが行われ、Cとなった。
また、OVAや2種類のノベライズ(それぞれPC版とPS2版)も発売され、コミックやラジオなども存在している。
ストーリー
海上移動都市であるトリスティアは、11年前に発生したドラゴンの襲撃を機に、海上の一大交易拠点として繁栄は失われ、寂れる一方であった。そこでパシアテ文明(伝説の古代文明)の技術を復活させた発明家、プロスペロ・フランカに町の際発展を依頼した。
しかし、トリスティアに派遣されたのは彼の孫娘、ナノカ・フランカであった……。
プレイヤーはナノカ・フランカとなり、荒廃してしまった都市を復活させるため発明を行いながら都市計画を立てることになる。
移植等
このゲームはwindows用ゲームとして発売されたが、PS2に移植され、平成17年8月11日に日本一ソフトウェアより発売された。この際ストーリーや登場人物に変更が見られる。また、平成24年8月7日にはPSPに移植された。
海外においては光譜資訊というメーカーが翻訳し『發明工坊』というタイトルで中国、香港、台湾で発売した。
続編等
平成15年7月18日にはファンディスクである「トリスティアどき! どき! オペレーション」が発売された。音声データや壁紙、タイピングゲームなどであった。
また、続編である蒼い空のネオスフィアが平成17年3月25日(平成19年にはPS2に移植発売)に発売(ファンディスク「蒼い空のネオスフィアどきどきアドベンチャー EfectiveE」は12月6日発売)されている。
その他、Deep-Blueシリーズとしては暁のアマネカと蒼い巨神が平成20年5月30日(PSPおよびXBOX360にサイバーフロントにより平成22年に移植済み)に、白銀のカルと蒼空の女王が平成22年6月25日に発売(PSPへはサイバーフロントが平成23年10月23日に移植、これだけはCEROのレーティングがD)されている。
東京ゲームショウ2022にて、グラフィックを完全リニューアルした『トリスティア:レガシー』と工房作業を一新したアクションゲーム『トリスティア:リストア』が令和5年春に発売される事が発表された。
pixivにおいて
pixivのタグとしては主人公のナノカ・フランカや、登場キャラクターのネネ・ハンプデンが多い。
なおはいてないタグが多用されるが、これはデザインの駒都えーじ氏の影響かもしれない。また、R-18作品が三割くらい存在する。