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アザリン

あざりん

「アザリン」とは、「宇宙一の無責任男シリーズ:無責任艦長タイラー」のヒロインの1人であり、「もう1人の主人公」である。メイン画像は左側から、リライト版アザリン、原作初期版アザリン、そしてアニメ版のアザリンである。
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概要

アザリン」とは、「宇宙一の無責任男シリーズ無責任艦長タイラー」のヒロインの1人であり、もう1人の主人公である。

地球側勢力である「惑星連合」の敵対勢力である「神聖ラアルゴン帝国」の皇帝女帝、少女帝、幼女帝である、ラアルゴン人の少女。
紅色の瞳と、紅色の髪が特徴である。

ラアルゴン帝国皇帝としての名(皇称)は「ゴザ16世」。
幼名及びフルネームたる本名()は「アザリン・ド・エル・クラン・ライクン」。
主人公:ジャスティ・ウエキ・タイラーからは「アザリンちゃん」と呼ばれる。

タイラーとは、ラアルゴン帝国に捕虜として捕らえられたタイラーと様々な経緯を経て運命的な出会いを果たし、タイラーを自らの「ペット」とし、「パコパコ」と名付け、

原作版では、「飼い主とペット」、「主君と従者」、あるいは「父親と娘」、そしてそうであるが故の、強い絆で結ばれていくこととなる。
そしてアニメ版では、恋慕を伴った思慕の情をタイラー向ける事となり、
リライト版では、先祖が由縁の、そして「過去の出来事」から起因した、様々な因縁が伴った、それ以上の堅い絆で結ばれる事となる。

なお、キャラクター設定やデザインに「三つの…………………
ではなく、「四つのバージョン」があるため、それぞれに解説する。

原作版:初期

宇宙一の無責任男シリーズ
宇宙一の無責任男

声:本多知恵子
  カセット文庫版
  「無責任艦長タイラー」
  「厳冬惑星ホロシリの叛乱」

第1作『無責任艦長タイラー』では御歳11才。

一人称は「」。

父王、及び二人の兄の突然の死により、若干8才にして神聖ラアルゴン帝国 第27代皇帝とさせられてしまう。

自身を皇帝とした帝国宰相:ナク・ラ・ワングにより、傀儡君主扱いをされていたのだが、
実は皇帝としての自覚、気質、素質は十分にあり、
パコパコ」こと「ジャスティ・ウエキ・タイラー」と出会った事で、神聖ラアルゴン帝国随一の「女帝」となっていく。

髪型は、をモチーフとした、獅子のたてがみのような、が燃え盛るような、独特の癖のあるショートカット
錫杖のモチーフは
また、キャラクターデザインである、当代きってのロリータ絵師であった都築和彦により、ビキニアーマーを身に纏ったロリコンキャラとなっている。

第1巻『無責任艦長タイラー』の表紙絵では、主人公であるタイラーを差し置いて、アザリンの姿が大きく描かれており、
また、この姿のアザリンが第1巻の表紙になったが為に、本シリーズは隆盛することになった、とも言われている。
そういったわけで、実質的な、原作版を象徴するキャラクターとなっていった。

一見、可憐な少女であるが、その身には戦闘民族であるラアルゴン人の血が流れており、
惑星連合宇宙軍艦隊相手に気圧されもせず、幼少より学んだ帝王教育に基づく「皇帝の戦法」を用いた艦隊戦を繰り、戦艦「メルバ」に搭載された惑星破壊砲:通称「アザリン砲」を発射しての大量殺戮も厭わない。
いやむしろパコパコを抱き撫でながら、恍惚としている。

また、幼少より様々な武術の鍛錬もしており、パワードスーツである「ガイザースーツ」を駆っての戦闘も辞さない、
「三人のアザリン」の中では最強のアザリンである。

その一方で、うら若き少女の面も持ち合わせており、タイラーに対して、父親から得られなかった愛情を求めるファザコンの性質を持っていたり、
また「アシュラン編」では、幼なじみである「アシュラン三兄弟」との、愛憎入り混じった関係に悩み苦しみ、
またその際に知り合った「イサム・フジ」と交流し、その仲を深めていくこととなる。

アザリン16歳(小説タイトル)



本シリーズでのタイラーとの関係は、「君主と家臣」、もしくは「飼い主とペット」、そして「父と娘」であり、そうであるが故の強い絆で結ばれている。

嗚呼、無責任。 ②



「アシュラン編」の折に一時廃位されたが、事件解決後に返り咲き、立憲君主共和制国家「ラアルゴン共和国」の名誉皇帝「ルッチナ一世」として、「タイラーを、氾銀河共和国初代大統領に据える」など、銀河の平和に貢献していくことになる。

以下、余談。

原作版アザリンのキャラデザに対する原作者の反応

原作版第3作目『ワングの逆襲』のあとがきにて、このような原作者:吉岡平の述懐がある。
以下、要約。

第1作『無責任艦長タイラー』の見本本を初めて手にしたときに、都築和彦によるカバーイラストを見て、思わずぶっ飛んだ。

「主役のタイラーよりも大きく描かれている、真っ赤なビキニ姿の、あられもない格好の女の子が、神聖にして冒すべからざる、神聖ラアルゴン帝国の皇帝陛下……………。」

素晴らしいじゃないか

と、とある感情がムラムラと込み上げ、叫んでしまった原作者先生なのでありました。

まあ、つまりは原作者先生こっち側の人間だった、というわけで。

そして、この都築和彦のキャラクターデザインやイラストにインスパイアされる形で、『ワングの逆襲』は著されることになったのであった。

そして、それはつまり、リライト版での『無責任提督タイラー』の、「事の詳細の描写」に、繋がってしまった事になったわけで……………。

リライト版についての詳細は後述とする。

そして後年、刊行された「スーパーデラックス版」では、「旧作タイラーといったら、都築先生のイラストしかないでしょう」という原作者の意向により、都築和彦のイラストが起用されている。

『タイラー』がアニメ化されるなら同盟
さて、この当時、原作者:吉岡平都築和彦は、「もしも『タイラー』がアニメ化されるなら、アザリンの声は本多知恵子しかいない!!」と意気投合し、同盟まで結成し、後にその同盟名が、作者公認『タイラー』ファンクラブの名称として使用される事となる。

名付けて「タイラーがアニメ化されるならアザリンの声は本多知恵子しかいない同盟
略称:TAD

って、まんまじゃないすかw

そして後に、カセット文庫版「無責任艦長タイラー」が制作販売された時に、その念願への第一歩、即ち本多知恵子がアザリン役を演じること、が叶うことになる。

そして、本多知恵子の口から「パコパコ!」の第一声が出たときに、
原作者先生は目頭が熱くなり、
「自分はこの瞬間のために、『タイラー』を書いていたんだな………」と思い、

そして、「もう、いつ死んでもいい………」とも、思った、そうである。

しかし、最終的には本願は叶わなかったわけなのであるが、
(アニメでの本多知恵子アザリンを聞く事は叶わなかった)
今でも、こちらの本多知恵子アザリンが好き、というファンもいる。

本多知恵子の声で、
パコパコ、愛いヤツ
とか、
パコパコぉ~~~~~~~!!!(絶叫)
とか、

その他、いろんな本多知恵子アザリン様のセリフを、もしも聞きたければ、あっこにあるから、探しといでー。

アニメ版

無責任艦長タイラー

声:笠原弘子

第1話「なぞの無責任男」にて、父親である先代皇帝が「謎の事故死」をしてしまったことにより、皇帝と「なってしまった」、ごくごく普通の、16歳の女の子。

髪型はストレートのセミロング。
錫杖のモチーフは、鳥の頭と
服装は、お腹が開いたデザインのレオタードに腰布を重ねたもので、ビキニアーマーほどではないが、こっちはこっちでかなり際どいデザインである。

アザリン・ド・エル・クラン・ライクン
アザリン



ちなみに、アニメ版のラアルゴン人は、座るときに「立て膝をつく」という風習があり、つまり、アザリン様も、立て膝をつく、わけなのである。
この格好で。
(例:「ひとりぼっちの戦争」での冒頭シーン)
さすがに思うところがあったのか、原作者先生がオーディオドラマでその様を突っ込む(突っ込んだのはドムだけど)、という一幕もある。
まあ、気持ちはわかる(笑)

閑話休題。

一人称は「」。

さすがにテレビでは「これを想起させる言葉」を女の子に口にさせるのは、気が咎められたようである。


アニメ版のアザリンは原作とは異なり、「帝王学を学ばず、いきなり皇帝となってしまった、ごくごく普通の女の子」として描かれた。

なので、政治力、戦闘力、そしてもちろん艦隊指揮能力も全くの皆無。
「三人のアザリン」の中では「一番弱いアザリン」となる。

そんなか弱い普通の一人の女の子が、父王の跡を継ぐべく、「皇帝とはなんぞや?」、「戦争とはなんぞや?」、そして「和平とはなんぞや?」という命題と対峙し悩み葛藤し、成長していくことになる。

そして、宮廷内で権力を持つナク・ラ・ワングになかなか逆らえないでいたが、
ル・バラバ・ドムの報告を通して主人公:ジャスティ・ウエキ・タイラーに興味を持ち、「ラアルゴン帝国の捕虜」となったタイラーと「ローマの休日」的な出会い方をしたことで、その転機が訪れる。(第16話「ストレンジ ラブ」)

Strange Love



そのタイラーへの想いは、「兄を慕う妹」的な思慕の情を伴うものとなっている。

アザリンちゃんとタイラー



そしてその情が深まるあまり、
第21話「パコパコ ジュニア!」では、タイトル通りの騒動(もちろんウソ)を巻き起こしてしまったり、
特別編「ひとりぼっちの戦争」では、再びラアルゴン帝国にやってきたタイラーに対して、思いあまった挙げ句、こんな格好になってしまうなど、
「大人になる前の、思春期の女の子」が取る行動をし、周囲を困惑させてしまうこともあった。

そしてその一方で、駆逐艦「そよかぜ」の面々と交流したことにより、「地球人類に対する好感」を持つようになり、
果たしてこの戦争は必要なものなのか?
別の道もあるのではないのか?
という悩みを持つようになる。

自らの人生と、初恋と、これからの道に悩み、葛藤する様は、同年代の女の子たちの共感をも得る事になった。
また、これがアニメ版のアザリンが16才から始まった最大の理由である、とも推測される。

以下、余談とネタバレ。





























宿願は叶わなかった、けど。
そんなわけで、アニメ版アザリンの声は笠原弘子となり、先述の原作者先生たちの宿願は叶わなかったわけなのであるが、

この配役は、これはこれで、なんだかんだで楽しんでいたりもした。

そこんとこは、伊達に古くからの声オタはやっちゃあいない。>原作者先生

ちなみに原作者先生の仲間内では、当時、笠原弘子が演じていた、人気のあった某作品のとあるキャラになぞらえて「さんごアザリン」と呼ばれていたりした。

そして、笠原弘子もその持ってる性質を存分に生かし、歌手として、アニメ版「無責任艦長タイラー」を牽引していくことになる。

キャラクターソングとして、
タイラー辻谷耕史ユリコ天野由梨、そしてアザリン:笠原弘子三角関係をモチーフとした、三人による三重奏トリオ)である「銀河の神話」。

そして、アザリンの恋心を切なく歌い上げた「ストレンジ・ラバー」は、そのオリジナルアニメーション(PV)も制作されたこともあり、特に有名となっている。

「新OVAシリーズ」の結末:ネタバレ注意
テレビアニメ版、特別編の「完結編」として企画制作された「新OVAシリーズ」。

なのであったのだが。

それまでの制作スタッフが大幅に変更になってしまったが為に、

  • キャラデザが変わってしまった。
  • ストーリー性が変わってしまった。
  • 作風が大幅に変更されてしまった。
以上の理由で、

テレビアニメ版からのアニメ版ファンたちから総スカンを食らってしまい、
全く売れないシリーズとなってしまった

そして、その結果、アニメ版は、

「捕らわれのお姫様」となったアザリンが、タイラーたちに助けられる前に完結してしまう

という、なんとも消化不良な終わり方となってしまった。

そのため、
  • なんで元のスタッフで制作しなかったのか?
  • 元のスタッフだったら、また異なる終わり方になったのではないのか?
  • せっかく『ワングの逆襲』と「アシュラン編」を参考にしてたのに、どうしてこうなった?!
  • ワングの末路はあんなんでいいのか?!
  • とりあえずどうでもいいから、アザリンちゃんを助けてあげて!!
というアニメ版ファンの声が、未だに聞かれることになってしまっている。

アニメ版以降:『キッズ』『カルテット』『三国志』

無責任三国志

さて、アニメ版以降に刊行された「原作続編シリーズ」であるが、
イラスト担当が都築和彦から、アニメ版キャラデザイン担当の広田智浩に変更になったため、

外見はアニメ版アザリンだが、中身は引き続き原作版アザリン様であるという、かなりややこしい状況となってしまった。

どのくらいややこしいか、というと、
原作続編シリーズ番外編『カトリくんタンマ』に収録されている「オキュパイト ハネムーナー」の挿し絵を見れば、一目瞭然となる。

こちらのリンク先の、試し読みの、4ページ目をご覧頂きたい。
宇宙一の無責任男シリーズ外伝5 カトリくんタンマ - 吉岡平/平田智浩(富士見ファンタジア文庫):電子書籍ストア - BOOK☆WALKER -

「これで斬られたら、さぞや痛いであろうなあ」
とほくそ笑む、
刃を手にし、永久の婚姻の誓約を交わしたばかりの新郎:イサム・フジを脅す、姿見はアニメ版のアザリン様。

なんか、嫌(笑涙)

これに関して文句を言うなら、当時、この決定を下した富士見書房の中の人に言ってくれい!!


それはさておき、

原作続編シリーズとなる『無責任キッズ』と『無責任カルテット』では、
氾銀河共和国連邦 ラアルゴン自治領 名誉皇帝 ルッチナ一世」として、ジャスティ・ウエキ・タイラーと共に「共犯者」のような間柄となり、「銀河の裏側」から、主人公たちの活動を支援していくことなる。

また『無責任三国志』は、アザリンが、身罷られた後の物語となる。
そのため、物語には登場しないが、登場人物たちの口には登る存在となっている。

そして、アザリンの曾孫の一人と、アザリンのが婚姻を交わした結果、二人の血が交じり合った子孫である、「バグジー」が誕生することになる

リライト版

真タイラー

神聖ラアルゴン帝国皇帝となり、主人公:ジャスティ・ウエキ・タイラーと出会い、そしてその運命に流されていく。
その、大まかな流れは原作版と同じ。

キャラデザは吉崎観音により、リライト版独自のものとなり、中世ヨーロッパ風の衣装に、縦ロールの髪型となる。

ゴザ十六世



錫杖のモチーフは「」。
一人称は「」。

艦隊指揮能力を含めた基本設定も、原作版と同じである。
また「文武両道」との記述があるため、具体的な描写は無かったが、実戦格闘能力もあるものと思われる。

そしてアニメ版の影響を受けた為か、タイラーへの思慕の情が、片想いレベルに強くなっている。
また、タイラーへのアプローチが激しくなり、ユリコへの嫉妬も全く隠さない。

また、

  • ナク・ラ・ワング傀儡であった時期の孤独感が強くなる。
  • 外伝『LOVE & WAR』にて、「新しい過去の設定」が追加となる。
  • 『無責任提督タイラー』での「人質になった際の、『アザリンに降りかかった災禍』」の詳細な描写が追加となる。
などの改変により、
悲劇のヒロイン」度が強くなり、
それに伴い、「タイラーとの縁」が強くなっている

そして特に『無責任提督タイラー』、即ち原作版『ワングの逆襲』の「事の詳細の描写の追加」は、刊行当時から、特に原作版からの古いファンからの反発が激しかった。
恐らく、今、同じ事をしたのなら、いわゆる「大炎上案件」となっていたであろうと思われる。

そのため、もしも『無責任提督タイラー』を読む際には、覚悟をして読む事をお勧めする。


ていうか、イサムよ。
それで一目惚れって、そんなもんなんか、ねぇ?

「第5のアザリン」


そして、2017年6月13日、宇宙一の無責任男シリーズ』:「無責任艦長タイラー」の、まさかの再アニメ化が発表された

無責任ギャラクシー☆タイラー:「宇宙一の無責任男」シリーズが24年ぶりテレビアニメ化 7月スタート - MANTANWEB(まんたんウェブ) - MANTAN

新作アニメのタイトルは、
無責任ギャラクシー☆タイラー」。

無責任ギャラクシー☆タイラー 公式サイト

少女の名は「ゴザ168世」。
またの名を「アザリン」。
フルネームは、まだ不明。

CV高尾奏音

主人公:バンジョー・ウエキ・タイラーに、「たまたま拾われ」、出会った事で始まる物語。

このキャラの名前も「アザリン」となっているため、
シリーズ上での「第5のアザリン」と誕生となる。

もしもpixivで作品が投稿される時には「アザリン」タグが使用される事が予想される。

そのため、こちらのアザリンには、
皇称となる「ゴザ168世」タグか、
作品名である「無責任ギャラクシー☆タイラー」タグとの併用を推奨する。

だって、ややこしいじゃん、ねぇ?(笑涙)

関連タグ

吉岡平

宇宙一の無責任男シリーズ

宇宙一の無責任男:原作版タグ
無責任艦長タイラー:アニメ版タグ及び作品総合タグ
真タイラーリライト版タグ

無責任ギャラクシー☆タイラー:新アニメ版タグ

神聖ラアルゴン帝国
ラアルゴン

少女
幼女 ょぅι゛ょ
女傑

女帝

皇帝

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