概要
フルカラーによる週刊少年チャンピオン不定期連載。
2006年22・23合併号にプロローグを掲載したのちに、同年36・37合併号より連載開始。だいたい四季ごとに数話づつくらいのペースで発表され、2024年31号にて完結した。
嘗て「聖闘士星矢」の続編予定として企画され、当初は映画での連作予定だった「天界編」が1作目「聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜」のみでストップした格好になっているが、本作は一部「聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜」の設定を使いつつも、更に改変した格好になっており、原作の続編としての側面も持ち合わせ、新たな事実(神聖衣の役目、サガの悪心の真相、黄金の短剣の真名)を外伝(サイドストーリー)も含め、織り交ぜながら公式設定を与え深みを持たせた。これらは秋田書店 最終修正版単行本に収録。
コミックスがフルカラーになっているのが大きな特徴。
コミックスは全16巻、実に18年もの連載期間だった。
あらすじ
1990年、ハーデス戦が終了してしばしの時が経った聖域で廃人同然となったペガサス星矢を介護していた城戸沙織。
星矢の胸には見えないハーデスの剣〈インビジブルソード〉が刺さっており、あと3日の命。
やがて崩壊した冥界から帰還したアンドロメダ瞬とともに、星矢を救うために沙織は「時空をさかのぼってハーデスの剣を消し、星矢を助けたい」との願いからオリンポスのアルテミスの元へ出向くも、彼女からは「自分にその権限はない」「人間等滅びるべき存在、1人の人間の生死など忘れろ」と拒絶される。
しかし諦められない沙織は瞬とともに時の神クロノスの元へ出向き、彼の力で200年以上前の時代のハーデスとの争いのまっただ中に飛び、その時代の聖闘士達の戦いの最中に降り立ち巻き込まれていく。
一方アルテミスの部下カリストは沙織への憎悪を募らせ1990年の世界で星矢を抹殺すべく動き、他の聖闘士や天闘士をも巻き込んだ戦いが始まり、2つの時代での争いが同時に始まっていった。
本作のキャラクター
旧作と共通のキャラクターはこちらを参照。
青銅聖闘士
黄金聖闘士
- 牡羊座のシオン 旧作にも登場した人物。
- 牡牛座のオックス
- 双子座のカイン・双子座のアベル
- 蟹座のデストール
- 獅子座のカイザー
- 乙女座のシジマ
- 天秤座の童虎 旧作にも登場した人物。
- 蠍座のエカルラート
- 射手座のゲシュタルト
- 山羊座の以蔵
- 水瓶座のミストリア
- 魚座のカルディナーレ
- 蛇遣座のオデッセウス
- 教皇 本名、守護星座は不明。