魚座のカルディナーレ
ぴすけすのかるでぃなーれ
魚座のカルディナーレ（ピスケスのカルディナーレ）は『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』に登場するキャラクター。
聖域十二宮の双魚宮を守護する魚座の黄金聖闘士で、薔薇を武器とする美しい戦士。
長い金髪を、赤い薔薇の髪留めで括っている。
死後の安寧を得るために、ハーデス側につく道を選んだ黄金聖闘士の一人で、シジマを殺そうとし、教皇の間の迷宮に城戸沙織をつれて迷い込んだシジマを追撃しようとする。
シリーズ通してアテナに歯向かった黄金聖闘士は(遺憾ながら)大量にいるが、なんと彼は正伝、外伝通して初めてアテナに直接制裁されるという名誉を賜ることになった。クロノスの手により幼女形態にされ、大幅に弱体化したアテナに対しても、何一つ通用せず自分の必殺技を跳ね返されて恐怖のあまり悲鳴をあげて気絶、しかもその後完全無視でほっとかれた。最底辺争いをしていた蟹座は優遇されたにもかかわらずこの有り様である。
ただし彼の奥義ダガーローズは黄金聖衣にザクザク刺さるという驚異的攻撃力を誇る。他陣営の最高位の鎧と比べても黄金聖衣の強度は圧倒的で、中身が蒸発するような攻撃を受けても傷一つつかなかった例もあるほどである。
実際、黄金聖闘士の同士討ちはかなり繰り返されているものの、黄金聖衣を多少なりと破壊することができた黄金聖闘士は彼を除けば今のところサガが自害したときのみ。
アテナがべらぼうに強いのであって彼の実力は歴代の黄金聖闘士のなかでも屈指と思われる。
のちに未来から来た沙織をアテナと認め、オデッセウスの放った毒蛇と、双魚宮へと続く階段に敷き詰められていた魔宮薔薇に行く手を阻まれていたシジマたちを救った。
魚をモチーフとしており、そのヒレを思わせる突起が特徴的な聖衣。階級は黄金。
この聖衣を纏う他の魚座の黄金聖闘士は以下の通り。
- 魚座のアフロディーテ・・・『聖闘士星矢』（原作）に登場。カルディナーレの時代からみて次の世代の聖戦で活躍。
- 魚座のアルバフィカ・・・『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』に登場。カルディナーレと同じ時代の聖戦を描いたパラレルストーリーのキャラクター。
- 魚座のルゴニス・・・上記アルバフィカの師。
- 魚座のアモール・・・『聖闘士星矢Ω』に登場。アフロディーテの次世代にあたるが、他の魚座担当とはルックスの傾向がかなり違っている。
作者車田正美に優遇される宿命を持った星座なのか、美形揃いである。
