概要
魚座の黄金聖闘士は代々、毒や植物を扱うことを得意としており、双魚宮にて魔宮薔薇(デモンローズ)を栽培している。
毒といっても喰らった相手は苦しむこと無く、むしろ陶酔や安らぎの中で緩やかに死する性質である(ある意味拷問技として有名な蠍座の黄金聖闘士のスカーレットニードルより遥かに慈悲深い技とも言えなくもないが、逆に加減しない限りロイヤルデモンローズは致死性であり、スカーレットニードルには苦痛が激しいが降伏による生還の余地がある)。
主に口から呼吸と一緒に体内に侵蝕するが、皮膚からも吸収されるので防ぐのは難しく防毒マスク等で軽減はできるようだが限界がある。
麻痺の効果もあるようで、アニメ版では一本のデモンローズでアルビオレを完全に麻痺させて動きを封じていた。
双魚宮から教皇の間へと続く道には、これらが大量に敷き詰めてあり、双魚宮をも突破した敵への最後の防御となっているものの関係者が行き来する時はどうしてるのか明らかにされていない。
おそらくは抜け道が存在するか、劇場版でのアフロディーテのセリフからすると魚座の黄金聖闘士の小宇宙によって無効化することができるものと思われる。