曖昧さ回避
- 『聖闘士星矢』における魚座の黄金聖闘士の伝統技 。
- 『仮面ライダーキバ』に登場するバイオリン。
- 『テイルズオブシリーズ』に登場する剣技。使用者はルーティ・カトレット等。
- 『首都高バトルシリーズ』に登場するライバルの通り名(本名は阿修羅面彦)。チーム「MAX Racing」のチームリーダー(PSP版ではワンダラーとして登場)。
概要
小宇宙を込めた白薔薇を相手の心臓に目掛けて投げつけ、刺さった白薔薇が対象の血液を全て吸い上げて赤く染まる。相手の死体さえ美しく彩る技である。
白薔薇自体が聖衣をも貫ける程の破壊力を持ち、更に刺された本人には抜くことが出来ないという特性を持っている(これは敵に跳ね返されて自分に刺さった場合も同様である)。また、別に一度に一本しか使えないわけでも無く、敵の全身に複数のブラッディローズを投げつけるといった芸当も可能である。
欠点として、まず相手の体に当たらなければ効果が無くクリスタルウォール等のバリアで防がれるとどうしようも無い。また植物なので火属性の小宇宙を扱う相手にも相性は最悪。命中しても第三者がその場に居た場合は、完遂する前に白薔薇を抜かれてしまう事もある。
「真紅の少年伝説」でのアフロディーテは上記の欠点を全て突かれ、フェニックス一輝に完封された挙句、自分の心臓にブラッディローズを撃ち返されて死亡している。
「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」でも魚座の黄金聖闘士アルバフィカが使用。
聖域へ攻め上がる冥闘士を迎撃するために敷かれた魔宮薔薇の陣の“第二陣”として用いられるという変則的な使用法が披露され、作中では聖域からロドリオ村に繋がる道で侵入者に感応して発動する罠として配置されていた。
また冥界三巨頭ミーノスとの決戦ではアルバフィカの毒血を吸って赤く染まったブラッディローズが勝敗の決め手になっている。
クリムゾンソーンの弾幕を布石として冥衣の堅固な防御を掻い潜り、吸血性能のある白薔薇を介して多量の猛毒を相手の心臓に直接流しこむという、ブラッディローズの利点を活かし弱点をカバーした必殺の一撃として使われている。