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目次 [非表示]
  • 1 ゲーム概要
  • 2 ゲームシステム
  • 3 シリーズ一覧
  • 3.1 スーパーファミコン版『首都高バトル'94 ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明』発売:BPS(1994年5月27日発売)
  • 3.2 スーパーファミコン版『首都高バトル2 ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明』発売:BPS(1995年2月24日発売)
  • 3.3 プレイステーション版『首都高バトル DRIFT KING 土屋圭市&坂東正明』発売:BPS(1996年5月3日発売)
  • 3.4 プレイステーション版『首都高バトル外伝 スーパーテクニックチャレンジ』発売:メディアクエスト(1996年12月20日発売)
  • 3.5 セガサターン版『首都高バトル'97』発売:イマジニア(1997年2月28発売)
  • 3.6 プレイステーション版『首都高バトルR』(1997年4月25日発売)
  • 3.7 ドリームキャスト版『首都高バトル』(1999年6月24日発売)
  • 3.8 ドリームキャスト版『首都高バトル2』(2000年6月22日発売)
  • 3.9 プレイステーション2版『首都高バトル0』(2001年3月15日発売)
  • 3.10 Windows版「首都高バトルOnline」(2003年3月1日サービス開始)
  • 3.11 プレイステーション2版『首都高バトル01』(2003年7月24日発売)
  • 3.12 プレイステーションポータブル版『首都高バトル』(2005年4月21日発売)
  • 3.13 Xbox360版『首都高バトルX』(2006年7月27日発売)
  • 3.14 スマートフォン版『首都高バトルXTREME』(2017年1月26日サービス開始)
  • 3.15 Steam版『首都高バトル』(アーリーアクセス版:2025年1月23日発売、正式リリース版:2025年発売予定)
  • 3.15.1 新作への動き
  • 4 ストーリー
  • 4.1 首都高バトル0(2001年)
  • 4.2 首都高バトル01(2003年)
  • 4.3 首都高バトルX(2006年)
  • 5 主な有名ライバル
  • 5.1 チーム
  • 5.2 ボスチーム
  • 5.2.1 チーム内の主な有名なライバル
  • 5.3 ワンダラー(条件付きのライバル)
  • 5.4 ボス(十三鬼将/THIRTEENDEVILSなど)
  • 5.5 ラスボス
  • 6 余談
  • 6.1 没車・データ
  • 6.1.1 首都高バトル2
  • 6.1.2 首都高バトル0
  • 6.1.3 首都高バトル01
  • 7 関連イラスト
  • 8 関連タグ
  • 9 外部サイト
  • ゲーム概要編集

    文字通り首都高を舞台としたレースゲームでプレイヤーは走り屋となって首都高の走り屋たちに挑むというレースゲーム。PS1までの作品では土屋圭市坂東正明も関与していた。

    2006年の首都高バトルX(XBOX360)のリリースを最後にシリーズは途絶えてしまっていたが、2017年1月にスマートフォン専用アプリ「首都高バトルXTREME」をリリース。しかし残念ながら同年11月にサービス終了が発表された。


    しかし2024年になり新作を匂わせる動きを見せており、同年8月21日に新作「首都高バトル」をSteamでリリースすることが告知された

    これまでの経緯は新作への動きを参照。


    ゲームシステム編集

    初期のころは純粋に1位でゴールというシンプルなものだったが、ドリームキャスト版以降から格闘ゲームに似た要素の「SPバトル」が導入され、以降これが基本となっている。


    SPバトルは大雑把に言うと格ゲーでの体力に相当する走り屋の精神力「SP(スピリットポイント)」を削り合うバトルであり、敵車に引き離される、敵車にぶつけられる、壁や一般車にぶつけてしまうなどの「イケてない走り」をするとSPが削れていき、先に0になった方が負け、というもの。


    また、首都高バトル01では1VS2、勝ち抜き戦も導入されている。首都高バトルXでは1VS3、SP不要でゴールにたどり着いた方が勝ちとなる「タイムアタックバトル」が導入。


    プレイヤーの走行パターンによって通り名が決まる「B.A.D.(Battle Abillity Decision)ネーム」システムも大きな特徴である。

    シリーズ一覧編集

    スーパーファミコン版『首都高バトル'94 ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明』発売:BPS(1994年5月27日発売)編集

    シリーズ初代作品。

    当時はF-ZEROのような画面構成で、タイトルの通り坂東正明土屋圭市がゲーム中に登場し、プレイヤーにアドバイスしたりする。


    スーパーファミコン版『首都高バトル2 ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明』発売:BPS(1995年2月24日発売)編集

    シリーズ第二作。

    基本的には前作を踏襲しているが、走行するコースは自由に選べる。


    プレイステーション版『首都高バトル DRIFT KING 土屋圭市&坂東正明』発売:BPS(1996年5月3日発売)編集

    本作からメディアがディスクへ移行、車両が3Dポリゴンとなりオープニング映像等に実写映像が導入されるようになった。


    プレイステーション版『首都高バトル外伝 スーパーテクニックチャレンジ』発売:メディアクエスト(1996年12月20日発売)編集

    オープニング主題歌:Drive My Crazy / 山本京子

    タイトル通り、こちらは主にサーキットでのバトルがメインとなる。後のレーシングバトルに通ずるものがある作品。

    本作からオープニングに専用主題歌が付くようになった。

    なお、この作品での元気は監修という立場である。


    セガサターン版『首都高バトル'97』発売:イマジニア(1997年2月28発売)編集

    シリーズ唯一のセガサターン用作品。

    基本的にはPS版の移植だが、ベタ移植ではなく一部改良されている。


    プレイステーション版『首都高バトルR』(1997年4月25日発売)編集

    オープニング主題歌:Endless Highway / D/FORCE

    プレイステーション最終作にして、坂東正明と土屋圭市が明確に出演したのも本作が最後となる。

    本作は初めて元気単独発売になった作品。


    ドリームキャスト版『首都高バトル』(1999年6月24日発売)編集

    オープニング主題歌:without… / ZIGGY

    エンディング主題歌:この空の下のどこかに / ZIGGY

    本作よりフリー走行からのSPバトルが展開されるようになり、現在に至るまでの首都高バトルシリーズのイメージを決定付けた作品。

    収録コースは都心環状線(C1)及び八重洲線(ゲーム中では東京高速道路部分を含めて八重洲線とされ、料金所も割愛されている)のみだが、当時の次世代機ドリームキャストの性能を駆使して再現された、実際のレイアウトに極めて近い首都高やリアルになった車のグラフィック、何よりその首都高を自由に走り回れる要素は当時としては圧巻であった。

    ただし、コース上のビル群などのオブジェは最低限しか再現されておらずいささか殺風景であり、広告も大半が『ワィルドファイナンス(当時実際に至るところに広告があった『ワールドファイナンス』のパロディ)』で占められている。

    この時点ではまだワンダラーの概念は無いが、ローリング野郎などのシリーズお馴染みのライバルは本作で軒並み登場している。

    ライバル総数は全141人。

    なお、前述通り坂東正明と土屋圭市は登場しないが、隠し要素として坂東商会のステッカーがAE86にのみ装着できる。

    また、上述の主題歌以外に特殊条件で聴ける挿入歌『Let me go』も本作から登場している。

    海外版のCrave Entertainmentから発売された『Tokyo Xtreme Racer』では、ナンバープレートがアメリカンになっている他、あちらで人気の高いGFLF及びGFLSが追加されている。


    ドリームキャスト版『首都高バトル2』(2000年6月22日発売)編集

    イメージソング:永遠のjustice 〜この道の果てに / SNAKE HIP SHAKES

    DC版の続編で、前作からコース・車両のグラフィックが一新されてより実物に近くなった。

    コースは前作のC1と八重洲線に加え、新環状横羽線湾岸線が収録され大幅にボリュームアップ。収録車種も大量に追加された。

    本作よりワンダラーが実装され、それに伴いライバルが大幅に増加した。

    ライバル総数は全372人。

    前作や後のシリーズにあるライバル専用車は本作のみ存在せず、後のシリーズに比べてライバル車両の外装変化が控えめになっている。

    前後のシリーズ作品に比べてBGMなどは全体的にアングラテイストである。

    イメージソングに関して、ゲーム中ではオンボーカル版は使用されていないが(当時のCMなどで使用)インストゥルメンタル版はゲーム中でも聞くことが出来る(歌手については、ZIGGYが当時諸事情でバンド名を変更せざるをえない状況で名前が違うだけでZIGGYである)。

    なお、本作で制作されたコース・車両のグラフィックは後述の他作品含め長く使用される事になる。

    海外版は前作に続き『Tokyo Xtreme Racer 2』として発売。前作同様、海外から需要のある車種が何台か追加されており、それに伴い一部ライバルの車種が日本版から変更されている。

    エンブレム類も海外で車名や販売ブランドの異なる車を中心に削除されている車種が目立つ。

    実写オープニングも追加されており、こちらは往年のビデオオプションさながらの日本の公道レース映像が収録されている。

    また、購入予約特典としてNSX(NA1)とRX-7(FD3S))の特注トミカが貰えた。


    プレイステーション2版『首都高バトル0』(2001年3月15日発売)編集

    プラットフォームをPS2に移したDC版2の続編。

    グラフィック類は基本的に前作を踏襲しつつ、プレイアブル車・アザーカー双方で追加車種がある(主に海外版『Tokyo Xtreme Racer』前2作で追加された海外専売車などがメイン)。

    BGMは前二作のアレンジが中心。

    本作からハザードランプ及びウインカー・クラクションなどの操作を自由に行うことが可能になり、これが特定のワンダラーの出現条件にもなっている。

    自動車メーカーからのライセンスを得ていない作品は本作が最後となるが、その分収録車種は歴代最多を誇り、カスタマイズのバリエーションも非常に豊富である。またシリーズを通して自車・敵車共にマシンのスペックが最もインフレし、通常ライバルですら1000馬力超えの車両に乗る者がゴロゴロいるほか、特に中盤以降のボスでは最高速425km/hに到達する車両も珍しくない。Abflugが湾岸線のライバルとして登場する他、ステージボスのマシンも実在のチューニングカーをオマージュした物が多い。

    ライバル総数は全400人。

    全ライバルに一度も負けることなくゲームをクリアすれば、「首都高の伝説」という通り名を獲得できる。

    本作のみの要素として、アザーカーが路上で事故を起こし停車していたりオービスの概念があったりする。

    また、非ライセンス作品故か廉価版が長きに渡って出荷されていたようで、2013年12月が最終出荷だったと元気の公式Twitterで公表されている(同時に、続編の01はこの6年前には既に廃盤になっていたとも明かしている)。

    海外版は『Tokyo Xtreme Racer: Zero』として発売。

    本作のグラフィックをベースに制作されたアーケードゲームが二作品あり、ナムコ発売の『湾岸ミッドナイト(2001年稼働開始の初代と2002年稼働開始のR)』とセガ発売の『頭文字D Arcade Stage Ver.1(2002年)』である(前者は開発が元気である為コース・車両グラフィックからゲームシステムまで0のゲームシステムの大半を、後者は車両グラフィックを提供し実車に近くなるよう手を加えて使用しており(Ver.1のエンドクレジットのスペシャルサンクスに元気の社名がある)、いずれも自動車メーカーからの正式ライセンスにより実名で登場し細部も実車通りに修正されている)。

    迅帝」「十三鬼将」「十二覇聖」といった概念は本作初出であり、派生作品を含むシリーズの世界観に多大な影響を与えた。


    Windows版「首都高バトルOnline」(2003年3月1日サービス開始)編集

    シリーズ初のオンライン対応タイトル。

    基本的なグラフィックやシステムは0をベースとしつつ、自動車メーカーから正式にライセンスを取得した事によりエンブレムなどが実車に準じた仕様に修正されている。

    …が、これにより本作以降ホンダからライセンス許可がおりず、ホンダ車は全車削除となった(理由は余談を参照)。

    2005年9月1日にサービスが休止し、以降再開されていない。


    プレイステーション2版『首都高バトル01』(2003年7月24日発売)編集

    0の続編で、グラフィック類は全て作り直された。

    本作より据え置きゲーム機シリーズでも自動車メーカーから正式にライセンスを得た為に全車実名での収録となり、エアロパーツも形状毎の性能差は無くなった。

    ただし、Onlineに引き続いてホンダ車は未収録となっている。

    このためライバルにも大きな変化が起こり、車を乗り換えた者やチームごと削除された者もいる。

    なお、本作からはライバル専用カスタム仕様の車はカスタムカーとして位置づけられるようになり(※ただし本作以降からカラー変更・ホイール変更が不可能になりチューニングもエンジンチューンのみ(PSP版ではチューニングも不可)になった)、さらに本作にのみカスタムカーに加えチューニングショップのデモカーであるスペシャルカーが登場した(カスタムカーと異なり一切のチューニング・ドレスアップが不可能。なお、スペシャルカーは街道バトルレーシングバトルにも登場している)。

    ライバル総数は全600人。

    無敗クリアを達成すれば、「無敗の漢」の通り名を獲得できる。

    車両の改造についてはエンジン換装やカスタムペイントが可能となった一方、収録されたエアロは大幅に減少。そのため大半のライバルがノーマルとほとんど変わらない外観で登場する。またチューニングによるスペックの変化も前作ほどではなく、現実に近い物となっている。最高速度の上限は370km/h。

    また、実名収録にあたってゲームの設定そのものも変更され、本作での収録コースはすべてサーキットという扱いになっている模様。この為、アザーカーは全車『元気レーシングプロジェクト』の黄色いカラーリングをまとったハイエースに統一されている。

    コースは、首都高エリアは新たに横浜環状が追加された一方、八重洲線が削除された。また、首都高以外にも新規で名古屋エリア(名古屋高速道路東名阪自動車道※現在の名二環区間)及び阪神エリア(阪神高速道路)が追加された。

    本作から追加されたシステムとして天候変化があり、雨天や雪の中を走る事が出来る。

    主題歌は存在しないが、隠し条件を満たすと聴けるゲーム中挿入歌が存在し、首都高エリアで「feel love」、阪神エリアで「STEP TO THE FUTURE」、名古屋エリアで「FLASH」がそれぞれ用意されている。中でも「FLASH」は本作屈指の人気楽曲で、2024年になってカラオケ楽曲としてDAMで配信された程。

    海外版は『Tokyo Extreme Racer 3』として発売。2005年にCrave EntertainmentがHandleman Companyに買収されたことでここからの発売はこれが最後になった。

    ちなみにOPは片渕須直が関わっている。


    プレイステーションポータブル版『首都高バトル』(2005年4月21日発売)編集

    シリーズ唯一の携帯ゲーム機用作品。

    収録コースは01の首都高エリアに準じている。

    登場車種は日本の主要メーカーのみになり前作から大幅に減ったものの、ホンダからとある車種が非ライセンス車両のカスタムカーとして一台だけ登場する。

    本作ではカスタムカーがプレイヤーとは違うライバル専用仕様カラーで登場するようになった(ライバル専用カラーはタイムアタックモードでのみ使用可能)。また、チームリーダーもカスタムカーに乗るようになった(チームリーダーのカスタムカーもタイムアタックモードのみ使用可能)。

    アザーカーは本作ではプレイアブル車種が走っている。

    移植機種の性能上、バトル方式はこれまでのフリーランからのパッシングではなく、バトル画面でライバルを選択してそこからのスタートとなる。

    後に、本作をベースにして発売されたのがPSP版湾岸ミッドナイトである。

    海外版は『Street Supremacy』のタイトルでコナミ(海外法人)から発売。


    Xbox360版『首都高バトルX』(2006年7月27日発売)編集

    現時点では据え置き機でのシリーズとしては最新作。

    グラフィックは大幅に進化したものの、車種はカスタムカーを除くと僅か15台しか存在しない。この為、ライバルの数に対して車両被りが非常に多く目立ってしまっている。

    本作では、走行する時間帯を選ぶことができ、夜、深夜、明け方の3つのロケーションを選択できる。

    ライバル総数は全400人。

    しかしその分1台あたりのモデリングの質が向上し、エンジンルームは3Dモデル化され、強化が進むと部品が交換されたり、一部の部品が変色したりなど、チューニングによる変化を楽しむ事が出来る。

    新規収録車種は、三菱自動車からランエボXのプロトタイプである「CONCEPT-X」や、米国三菱限定のエクリプスGTが追加された。

    なお、本作ではAE86トレノ/レビンを例に通常仕様の車がNPC専用となり、プレイヤー側が使用できる車がカスタムカーのみになってしまった車種もある。

    収録コースは渋谷線新宿線が追加されたものの、入れ替わるように横羽線・湾岸線・横浜環状が削除されてしまった。

    一方、アザーカーは0までの様に一般車を思わせるバリエーション豊かなものになった。(日産マーチK12やトヨタ エスティマ等)

    Xbox360自体が日本で販売不振だった事に加えて本作の知名度も低く、元気自身も本作の出荷数が少ない事を認めており中古価格も下落せず現在プレミア価格である。

    海外版は『Import Tuner Challenge』のタイトルでUbisoftから発売。

    また今作のカスタムカーは、後述する湾岸ミッドナイトPS3版に隠しカーとして出張した。


    スマートフォン版『首都高バトルXTREME』(2017年1月26日サービス開始)編集

    スマートフォン用タイトル。

    本作以前にも「Mobage版首都高バトル」や「首都高バトルA」などいくつかのスマートフォン用タイトル存在するが、レースゲームでストアや端末の制限がないタイトルとしては初。

    システムはバンダイナムコゲームスドリフトスピリッツに類似しているが、縦画面かつフリック操作である事などと差別化されている。

    コーナー付近でタイミング良くフリックする事で車が加速してスコアを稼ぐ。

    アザーカーの居ないクローズドコースな設定のためか、実名登録作品では初めてホンダの車両が実名で登場した。

    とは言えスリップストリームによるスコア稼ぎの為に、少なからず存在する。

    また、01以来となるスズキダイハツの車も登場したほか、トヨタからはプリウスFJクルーザーヴェルファイア等の身近な車種もラインナップされた。

    2017年11月29日をもってサービスを終了した。


    Steam版『首都高バトル』(アーリーアクセス版:2025年1月23日発売、正式リリース版:2025年発売予定)編集

    シリーズ最新作で、自由に走れる形式のシリーズ作品としてはX以来18年ぶり、パソコン向けタイトルとしてはOnline以来22年ぶり。

    本作は海外版『Tokyo Xtream Racer』も同時進行で制作しており、発売日も時差はあるがほぼ同じである(海外ではTXR名義としてはTXR3以来22年ぶりの新作となる)。

    現時点ではパソコン専用で、PlayStation5等のコンシューマー機器への展開は未定

    2024年8月21日に本作を制作中であることと2025年内発売予定であることが告知され(参照)、2025年1月23日にはアーリーアクセス版が3960円(税込)で発売された。

    なお、アーリーアクセス版は「特別価格」で、正式リリース版では値上げされる可能性があるが、アーリーアクセス版購入者は正式版の価格との差額を支払わなくても正式版が遊べるようになると告知されている(参照)。

    収録コースは概ねPS3版湾岸ミッドナイトに準じたものとなっており、横浜環状、渋谷線、新宿線、八重洲線(現実では東京高速道路部分の廃止が決定しており、八重洲線部分も長期通行止となっている)は現時点で収録されていないが、プロモーション冊子などでは八重洲線以外の路線やC2が描かれており、本リリースまでにどうなるかは不明。

    また、後述の通りカスタムショップから情報がリークされ参戦の期待されているホンダ車はアーリーアクセス版の時点では実装されておらず、国外メーカーも現時点では実装されていない。

    アザーカーに関してはX同様一般車も登場しているが、同社のレーシングバトルと同様にアザーカーにバトルを仕掛ける事が出来るようになっている(中には、トヨタクラウン個人タクシーや、トラックであるトヨタダイナとのバトルなんてシチュエーションも可能になっている。ちなみに一般的なトラックが出るゲームは、過去にはコナミのロードファイターズでは日野デュトロが選択出来た)。

    ストーリーはXから4年後の世界(2010年頃)と作中内で説明されており、大井JCTや生麦JCTが改修前の状態だったりとそこまで年月は経過していないが、2010年代以降に発売された車(トヨタ86スバルレヴォーグなど)も登場しており、現実とは時間軸が異なる模様。


    新作への動き編集

    • 2023年7月、バンダイナムコゲームスの『ドリフトスピリッツ』と首都高バトルシリーズのコラボが発表、この時はユーザーからは懐かしのゲームとコラボした位の反応であったが、下記の出来事を経由し2024年8月にもコラボが決定し、シリーズ復活に向けてこの当時から少しずつ動きがあった(当時は01の発売20周年でもあり、01のオープニングムービーやBGMがドリスピ側で使用された点などからこちらの20周年記念の意味合いもあったと思われる)。
    • 2024年1月頃、「Eco Car Cup 2024 Winter Festival」にチームGenki Racing Projectが首都高バトルを冠した名前でエントリーしていることが確認される(参照)。
    • 2024年2月17日、上記イベントにてGenki Racing Projectより、具体的な作品名の言及はなかったものの夏頃~年内に何らかの発表があると告知される(参照)。
    • 2024年2月20日、NSX等のエアロパーツを発売するルートKS社のブログにて「元気株式会社様がご来店し、年内発売予定の首都高バトルの新作に当店のエアロパーツが採用された事をご報告させて頂きます」との記事が掲載され、それから1ヶ月後にTwitter(現:X)のユーザーに発見され、瞬く間に拡散された。
    • 同年7月31日、元気社のSteam参入第一弾として完全新作ゲーム『Devil Road Run(デビルロードラン)』を発売した。内容は、勇者から追われる女の悪魔【魔王ちゃん】を、テトリスの様なブロックで道を作り、ゴールまで導くと言うもの。かつてスーパーファミコンで発売された『マリオとワリオ』を彷彿とさせる。その紹介映像の最後では、何故か車に追われており、これが後述する新作への伏線ではないかと言う考察もあった。

    • 同年8月中旬「Eco Car Cup 2024 Summer Festival」にチームGenki Racing Projectが首都高バトルを冠した名前でエントリーしていること、および「アレのお知らせに参りました」とのコメントが確認される(参照)。
    • 同年8月19日、カウントダウンサイト「https://2024-00-countdown.genki.co.jp/」が公開、カウントダウンの終了は2024年8月22日16時。なおGenki公式Xでの告知ではサイトURLと併せてハッシュタグ#GenkiRacingProjectがつけられている。
    • 同年8月21日、カウントダウン終了と同時に新作「首都高バトル」をSteamでリリースすることが告知された。これはコンシューマーではXbox360版「首都高X」以来18年振りであり、シリーズ全体で見ればスマートフォンアプリ「XTREME」以来8年振りの新作となる為、期待が高まっている。
      • 発売に向けて、首都高バトルの公式SNSやYouTubeチャンネルではパーツメーカーや登場車種に関する情報を小出しに発表しており、登場ライバルも御馴染みの車種や、新たに乗り換えての登場も告知されている。また、先述の『Devil Road Run(デビルロードラン)』の魔王ちゃんが『自称魔王系女子』として、スズキのカプチーノで参戦することも明かされた。

    参照1参照2


    ストーリー編集

    首都高バトル0(2001年)編集

    ある夜、瞬く間に首都高を制圧した一人の走り屋が現れる。その名は「迅帝」。その最速の走り屋に最も近い場所にいる13人の走り屋をまとめて「十三鬼将/THIRTEEN DEVILS」と呼ばれるようになる。

    首都高バトル01(2003年)編集

    首都高最速の走り屋「迅帝」がある日、首都高バトル0のプレイヤーに敗れた。その敗北から首都高が弱体化し、それに呼応して名古屋、阪神の走り屋が動き出す。

    首都高バトルX(2006年)編集

    3年前、復活を果たした「迅帝」が突如姿を消す。この間に首都高の環境は大きく変化を遂げ、古参の走り屋が去り、新たな走り屋たちの台頭により、王者無き首都高の世界はより混沌へと向かっていく。


    主な有名ライバル編集

    チーム編集

    ROLLING GUY

    R.R.

    UNLIMITED

    Abflug SRT

    A.P.S.

    ボスチーム編集

    NOLOSER

    DARTS

    チーム内の主な有名なライバル編集

    グラマラスマミ(後のブラックキャット。CATxCAT)

    ブラックエンジェル(Speed Master)

    堅実部長(後のC1の大御所Galaxy Racers / A.S.F

    イナズマシフトの拓也(DIAMOND_IMAGE)

    白銀の貴公子(R.R.)

    異端のカノープス(DESIRE)

    ワンダラー(条件付きのライバル)編集

    ポルノ鈴木

    死神ドライバー

    12時過ぎのシンデレラ

    真夜中の銀狼

    ZERO

    SPEED BOX

    焦燥の迅姫

    ドリフト侍

    ゴールデンウルフ

    首都高番長

    NOB

    オリマブ

    デビルロードラン

    ボス(十三鬼将/THIRTEENDEVILSなど)編集

    裏切りのジャックナイフ

    ブラッドハウンド

    ユウウツな天使

    夢見の生霊

    シャドウアイズ

    迅帝

    ミッドナイトローズ

    紅の悪魔

    パープルメテオ

    エキゾーストイヴ

    白いカリスマ

    ザ・ナイト

    スカールバレット

    スネークアイズ

    久遠のポラリス

    シュワシュワストロング

    ラスボス編集

    ???



    余談編集

    首都高バトル0ではパロディ要素が多く詰め込まれ、実在のレーシングカーをそのままコピーしたようなマシンや、アニメのロボットを車にしたようなマシンが登場。名称不明のラスボスの車は悪魔のZによく似ている。


    パロディは後継作品でも多く見られ、ライバルの中には「SHINSEN-GUMI」なるチーム(PSP版及びレーシングバトルのみの登場)や阪神エリアの舞台となる大阪に所在するユニバーサルスタジオジャパンをネタにした「Univer-SARU」なるチーム(01のみの登場)も存在したり、実在する人物(プロレーサー、ゲーム雑誌や車雑誌の編集者、ゲーム制作のスタッフ、チューニング会社の社長や社員)が登場しているが挙げるだけでかなりキリがない。


    さらには最新作のSteam版ではドラえもんMARVEL作品を思わせる設定のチームまで登場した。


    首都高バトル01から本田技研工業の車両が一切登場しなくなった理由は、かつてホンダは阪神の環状族の起こした事故のせいで関連会社の無限共々書類送検された過去があり、以降アザーカーの登場する作品=高速道路や一般道での暴走行為を連想させるゲームに長い間使用許可を出さなかった為と言われている。

    しかし、2010年代後半から規制が緩くなったのか徐々にではあるがその手のゲームにも許可を出すようになり、「首都高バトルXTREME」で実名登場作品としては遂に初めてホンダ車が収録されることとなった(アザーカーが登場するという前提より)。

    類似例として、日産のカスタムカーもXから激減しており迅帝や紅の悪魔の搭乗車種も変更になっていた。


    同じゲームシステムが用いられているPS3版「湾岸ミッドナイト」のサバイバルモードに、先述のとおり湾岸ミッドナイトのキャラに混じって登場し、プレイヤーの前に立ちはだかる。ある条件を満たすと首都高バトルXの車も使えるようになる。

    その条件とは、

    サバイバルのモンスタークラス(99人抜き)をクリア】する事であり、所有時間は40~50分を要する

    Xからホイールやカラーリングが若干マイナーチェンジされ、カスタマイズ項目にも対応しており、マフラーやリアウィングの交換が可能なので、興味のある方、腕に自信のある方は、PS3本体のコンディションに注意しながら挑戦されたし。


    没車・データ編集

    ソフトに改造コードを適用することで、製作段階で没となった車両や本編には未収録の車両を見ることができる。以下は主な例。

    首都高バトル2編集

    フェラーリ・512TR

    体験版のみの収録。フェラーリはライセンスに非常に厳しいことで有名であり、(「実車にソックリな架空の車」という建前があるとはいえ)仮に出していたら良くも悪くもエラい騒ぎになっていたかもしれない。

    ・トヨタ・アリスト(初代・JZS147)

    実写は2代目(JZS161)の陰に隠れてマイナー車となっているが、泣く子も黙る2JZ-GTE搭載車であり、戦闘力は十分。

    なお2代目は既に出演しており、ブラッドハウンド等ボス車のベースに抜擢されている。


    首都高バトル0編集

    ポインター号(クライスラー・インペリアル)

    体験版のみの収録。なぜか収録されていた。

    首都高バトル01編集

    プジョー・206/406セダン

    両車ともにボディ・シャーシデータおよび車両解説文もしっかり存在しており、ほぼ完成状態。

    前作0では106が収録されているので、その後継として収録予定だった可能性がある。

    406にはエアロも設定されており、どこかで見た外観にすることもできた。

    RUF・RCT(ポルシェ・964)

    ボディデータのみ残っている。

    ZERO用に用意された可能性があるが、没に。おかげで当該ライバルは著しく弱体化してしまった。

    なおポルシェベースの改造車としてゲンバラGTR500(ボクスターベース)・GTR750(996ターボベース)が収録されている。

    ・謎のカスタムスープラ

    ボディデータのみ残っている。

    JZA80スープラをベースに、Veilside・C1モデルのフルエアロに透明なボンネット、カスタムペイント、アンダーネオンなどの専用チューンが施されたモデル。

    スネークアイズの原型説、製作段階のテスト車両説など様々な考察がある。

    ラスボス「不明」説もあるが、出現させるチートの副産物であり可能性は低い。

    マツダタイタン(自社製最終型)

    恐らく一般車のアザーカーとして製作されていたが、製品版では全てGRPハイエースとなっており没になったと思われる。

    テクスチャが非常に粗く、製作段階の比較的初期に没になった可能性がある。

    関連イラスト編集

    首都高バトル0 紅の悪魔夢見の生霊

    関連タグ編集

    元気(ゲーム会社) BPS(かつての販売元) 街道バトル レーシングバトル


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