概要
システム的にも同社発売の「首都高バトル」シリーズの峠版と考えてよく、ドライバーの精神値を削り合う「SPバトル」がゲームのメインになる。
唯一、峠でのレース独特とも言えるのは、「CA(コーナーアーティスト)バトル」というコーナーへの進入速度や角度、ドリフト時の速度などでドリフトの美しさを競うモードが存在すること、および天候や季節の変化が存在し、それに伴う風景や路面状況の変化があること。
シリーズ一覧
※いずれもプレイステーション2で発売。
『街道バトル 〜日光・榛名・六甲・箱根〜』(2003年2月27日発売)
シリーズ第1作目。
本作では首都高バトルにも登場する迅帝が登場する。
首都高バトル01に先駆け、チューニングショップのデモカーがスペシャルカーとして登場しているが本作では「プライズカー」という名前で登場した。
『街道バトル2 CHAIN REACTION』(2004年2月26日発売)
シリーズ第2作目。
赤城・蔵王・阿蘇が追加された。
本作よりSPバトル・TAバトルに加え先行・後追い方式バトルで後追いを引き離すか先行を追い抜いて引き離せば勝利となる「LFバトル」「FLバトル」が追加された。また、CAバトルの制限時間も廃止された。
本作より元気のデモカーだったGENKI S2000がスペシャルカーとして登場した。
『KAIDO-峠の伝説-』(2005年7月28日)
シリーズ第3作目にして最終作。
広島・裏六甲・志賀草津、そしてシリーズ初となる全面ダートコースとなる北海道が追加され、さらには距離が短く設定されたショートコースとして箱根七曲、碓氷、妙義、八方ヶ原、雪の大谷、霧ヶ峰、大垂水、さらには横浜市まで登場した。ただし第1作から登場していた第1いろは坂が削除された(作中ではメンテナンスのため閉鎖という設定)。
前作で廃止されたCAバトルの制限時間が本作で復活。
本作では一定の確率でライバルを仲間にすることができ、仲間になったライバルの車を借りることができる(ただしライバルの車を借りることができないレースもあればライバルの車を借りなければ参加できないレースもある)。
全面ダートコースの北海道が追加されたこともあってかスペシャルカーにラリーカーが多数追加されている。また、本作ではライバル専用にカスタマイズ・チューニングされた車も登場する(もちろん仲間にすれば使用することも可能)。その一方で削除された海外メーカーも存在する。
ストーリー
『KAIDO-峠の伝説-』
かつて最速といわれていた走り屋「エモーショナルキング」が突如失踪し、カテゴリーレースの頂点に立っているプロレーサー「アブソルートエンペラー」と「ミラクレスサミット」が台頭していた。
そんな中、首都高の走り屋チーム「THIRTEEN DEVILS」が街道に攻め込んでくる。
THIRTEEN DEVILSを迎撃すべく、チームが作られるが・・・?