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概要編集

『首都高バトル』シリーズに登場するドライバーの一人で、走り屋チーム「D3(三龍皇)」のリーダー格。

初登場は『首都高バトル01』名古屋エリアにおける第二部のラスボスとして。極悪な難易度でプレイヤー達に絶大なトラウマを植え付けた(後述)。


D3(三龍皇)について編集

名古屋最強と評される走り屋のグループで、記事タイトルの「ザ・ナイト」を筆頭に「ザ・ビショップ」「ザ・ルーク」を含めた三人のドライバーで構成される。


ザ・ナイト編集

本名・荒井啓太。職業は探偵。モットーは「事を成すは天にあり」。黒いボディカラーの80スープラに搭乗する。名古屋で最強・最速と称されるD3の中でも特に抜きん出たテクニックを持つ。過去の職業は刑事だったらしいが、とある事件をきっかけに彼は警察を追われたようで、その事件が走り続ける理由に関係があるのではないかとの事。バトル中はオーラとスパークを纏っている。通り名の由来はチェスの駒のひとつナイト(チェス)から。ちなみにレーシングバトルではJUN仕様ランサーエボリューション5に乗っている。


ザ・ビショップ編集

本名・金谷信一郎。車種は白い80スープラで職業は食品会社勤務、モットーは「法は導きに加えず」。D3の中堅。常に自分こそが最高と称する自信家だが大口を叩く実力は持ち合わせており、一歩間違えればどこに飛んで行くかわからないピーキーなマシンをクレバーに乗りこなせる程。うんざりするほどにセッティングを重ねに重ねた80スープラは「走る芸術品」と呼ばれるマシンになっている。バトル中は雷(スパーク)のオーラを纏っておりこちらも初見のインパクト大(ザ・ナイトと同じに見えるがザ・ナイトがオーラ+雷なのに対しビショップは雷のみ)。通り名の由来はチェスの駒のひとつビショップ(チェス)から。ちなみにレーシングバトルでの車種はHKS仕様アルテッツァ(しかも元気のステッカーつき)になっている。


ザ・ルーク編集

本名・桜庭宏昭。車種は灰色(グレー)の80スープラで職業は税理士、モットーは「不動の境地」。D3の先鋒。いつも眠そうな顔をしているがバトルになると豹変すると言う二面性を持つ人物。完成された走りの理論に信奉者は多いようだまたバトルの駆け引きに長けているのか予想もしない所で仕掛けてくる気が抜けない一面も。バトル中はのような白いオーラを纏っている。通り名の由来はチェスの駒のひとつルーク(チェス)から。なお、レーシングバトルでの車種はマインズ仕様R34スカイラインGT-Rになっている。


ゲーム中における難易度の高さ編集

先にも触れた通り『首都高バトル01』においてはみんなのトラウマとして知られているザ・ナイトとD3だが、その理由は彼らの絶対的な速さもさることながら、勝負の際にプレイヤーが圧倒的に不利になる条件を押し付けてくることにある。

彼らとの勝負は3連続でバトルをするのだが(ザ・ルーク>ザ・ビショップ>ザ・ナイトの順)、一度に3人を倒しきってしまわないと勝ったことにはならず、一度でも負ければ最初のザ・ルークからやり直し。しかもバトル中に減少したSP(いわゆるHP)は途中で回復できないうえ、走行時間に応じてタイヤの摩耗・エンジンの熱ダレによる性能低下が起こる仕様も相まって、ザ・ビショップやザ・ナイトとは万全の状態で勝負することができない。

とどめにバトルの舞台となる名古屋エリアは、CPU補正により強烈な直線加速を見せるライバルの走りを最大限に生かせる直線主体のコースレイアウトで、チューニングや車種選びが万全でなければそもそも同じ土俵にすら立てない。

ゲームバランスの悪さで知られる当時の『首都高バトル』シリーズでも一、二を争う難関であり、数多のプレイヤーを絶望のドン底へ叩き落とした。


なお、後発作品『レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-』『首都高バトルX』で登場した際には、決して弱くはないものの初登場時の理不尽さは鳴りを潜め、ボス格のドライバーの一人という地味な立ち位置に落ち着いている。


余談編集

同社から発売されたPS3版湾岸ミッドナイトでも『首都高バトルX』仕様でゲスト参戦している(ある条件を満たすと使用可能になる)。


関連タグ編集

首都高バトル スープラ JZA80 チェス みんなのトラウマ

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