『首都高バトル』シリーズに登場するボスキャラクター。
本名は「藤巻直樹」。迅帝(岩崎基矢)の師匠でもある。
登場作品
首都高バトル2
初登場作品。ゲーム前半の大ボスであるBig Bossとして登場。R32GT-Rに乗っている。
プレイヤーの使用する車種によっては、彼に代わり白いカリスマが登場する。
首都高バトル0
ゲーム終盤のボスチーム・十二覇聖(The Zodiac)の一人として横羽線に登場。R32GT-Rに乗っている。手塩を掛けてきた迅帝が敗れたことで首都高に戻って来た。
彼のカスタムカーは迅帝R34のフルチューンでも不可能だったパワーウェイトレシオ1切りを達成できる。
首都高バトル(PSP)
新十三鬼将(ワンダラー)として登場。R32GT-Rのカスタムカーに乗っている。サイドマフラーと特徴的なウィングから元ネタはカルソニックスカイラインJGTC1994年仕様と思われる。
プレイヤーが迅帝のカスタムカーに乗り、勝利するとチームにスカウトできる。
年齢は44歳、職業はカー雑誌編集ということが明かされている。
なお本作のプロフィールでは迅帝から冷たい扱いをされ、上下関係をハッキリさせるため首都高に復帰したことになっている。
首都高バトルX
藤巻自身は登場しているが、パープルメテオの名は捨てている。
同作ではなぜか、Be Legendというかつてのボスライバルで編成されたチームのメンバー「週末のマルコポーロ」(登場車種は180SX、職業は船員)、およびボスチーム・Phantom9のメンバー「NAMAHAGE」(登場車種はJZA70スープラ、職業は大工)は「藤巻直樹」という同姓同名の人物が二人登場する。
チームを掛け持ちしているという設定なのか、純粋な不具合なのかは謎である。が、同作は設定面でのミスが目立つ作品であるため、おそらくは後者であろう。
なおBe Legendのメンバー「乱れ咲きコロンブス」(元ブループレッシャー)のPAでの会話で「首都高最速と呼ばれた」弟子がいるというセリフ、プロフィールに「4ドアセダンの持つダイナミックな走り」と記載されているのに搭乗車種が2ドアクーペのR32GT-Rと矛盾しているため、こちらが元パープルメテオだったのではないかという考察もある。
小ネタ
『2』における彼のプロフィールには「首都高の四天王・裏四天王に勝利した」という文面が含まれている。
この四天王・裏四天王とは『首都高バトル(DC)』におけるボスチーム・4-DEVAS、および4-DEVILSのことであり、そこから「同作の主人公がのちのパープルメテオである」という考察が挙げられることもある。