概要
『首都高バトル』シリーズに登場するライバルの一人。
当シリーズの定番中堅ボスであり、歴代のライバルの中では登場回数はかなり多い部類に入る。
シルビアに乗っている事が多いが、全体を通してみるとこの限りではない(後述)。しかし搭乗者車種は一貫してFRという共通点がある。
本名は黒江世津子。職業は秘書。物憂げな雰囲気を漂わせた女性というが?
登場作品
(発売日が早い順)
首都高バトル2(ドリームキャスト )
初登場作品。
日産シルビア(S14)の前期型に乗っている。ボディカラーは紫。
首都高バトル0(PlayStation2)
第1部のボスチームである「十三鬼将」の一角として登場。彼女を倒すと第2章に突入し、銀座線~深川線~湾岸線~台場線を一周する新環状ルートが解禁される。
登場するのは白と赤のツートンで彩られたS14後期型。序盤のボスというのもありマシンパワーは550馬力と、スペックのインフレが激しい今作では比較的大人しめ。しかし現実ではSR20DETでこのパワーを出すのは相当なハードチューンとなる。
首都高バトル01(PlayStation2)
第1部の首都高エリアのラスボスとして登場。裏切りのジャックナイフ/ブラッドハウンドを倒すと登場し、彼女を倒すと第1部首都高エリアはクリアとなる。
愛車はやはり白と赤のシルビアだが、本作ではS15に乗り換えた。バトル時、ドライバーの視界に集中線のような特殊エフェクトが出るのが特徴。
レーシングバトル C1 GRAND-PRIX(PlayStation2)
迅帝達と共に大会であるC1GPにスカウトされたという設定。
そのため、職業は彼らと同じく「プロレーサー」になった。
マシンも元気がレース事業を立ち上げた際に作り上げたS2000のデモカーになっている。
他の作品とは打って変わって進路妨害、ブロックをするAIタイプになった。
首都高バトル(PSP)
新・十三鬼将の1人として羽田エリアのワンダラーとして登場する。年齢は25歳。
同作でFR至上主義である事が明かされ、FRマシンに乗っていないとスカウトしてもめちゃくちゃエキサイトして断ってくる。
KAIDO-峠の伝説-(PlayStation2)
特定の条件を満たした後、裏六甲に出現。
『首都高バトル01』同様S15に搭乗。
首都高バトルX(XBOX360)
これまではストーリーの早い段階で登場していたものの、同作では終盤の第3部に登場している。
愛車は大人の事情により、これまでとうってかわってRX-8(SE3P)。屋根に天使の羽根のような飾りがついている。
マフラーはハート型で、リアバンパーから生えて来る形で装着される。
ちなみにこのRX-8は排気量4830ccのロータリーエンジンを搭載するという異常な設定になっているが、同作の設定ミスの多さを加味すると誤植の可能性が高い。
PS3版湾岸ミッドナイト
X仕様で隠しカーとして登場し、サバイバルモードのモンスタークラス(99人抜き)をクリアする事で使用可能になる。
こちらでも車種がRX-8になっているが、カスタマイズによりカーボンボンネットが赤みが掛かっていたり、マフラーは十字架やトランペット型に加え、「ANGEL」の文字が象られた物が追加。X初登場時のハート型も引き続き登場する。
そしてリアウィングには翼に加え、なんと光の輪が浮いている。どう言う原理だろうか…
首都高バトルXTREAM(iOS・Android)
ゲリラバトルに登場。X仕様を意識したS15シルビアに再び乗り換えている。
なお、本編にも登場しているが「谷村カンナ」という偽名で登場している。カンナとしての使用車種はNA型ロードスターとZVW30プリウス。
ドリフトスピリッツ(iOS・Android)
首都高バトルとのコラボの一環でボスバトルイベントに登場。愛車も首都高バトルXTREAM仕様をモチーフにしたシルビア ユウウツな天使となっている。
ちなみにストーリー中ではセリフを一言も発していない。
彼女本人も仲間として登場し、ピックアップ仲間オーダーで入手可能。
首都高バトル(2025年発売予定)
X同様にRX-8での登場。
ドリフトスピリッツでシルビアだったので続投と思われたが、これは少し意外である。
ただしXや湾岸PS3と異なり、Xにてプレイヤー側が選べるボディキットを装着しての登場。
マツダスピードをワイドボディにした様な形状。