概要
スポーツカーのうち、2シート・2ドア・オープントップの車両の事。
(pixivではマツダ(ユーノス)・ロードスターのイラストが大半を占めている)
当記事ではマツダ・ロードスターについて解説。
曖昧さ回避
マツダ・ロードスター
1989年2月にシカゴオートショーで「MX-5 Miata」として発表、アメリカでは同年5月から発売された。
日本国内では1989年8月より先行予約を開始、同年9月1日に当時のマツダ5チャンネルのうち「ユーノス」の第一弾車種として「ユーノス・ロードスター」の名称で発売された。
1998年のモデルチェンジ以降は「マツダ・ロードスター」という名前で販売されている(海外では「MX-5」)。
駆動方式はFR、エンジンは直列4気筒DOHC(1496~1998cc)。
2019年から日本で順次進められているマツダ車の世界統一名称化の中で、唯一日本独自の車名を継続すると明言された車種でもあるが、ただ次期モデルは世界統一名称化される可能性が高い。
本車登場時、「ライトウェイトオープンスポーツ」というコンセプトは過去のものとなっていたが、このロードスターの成功によって見直され、トヨタやホンダといった国内メーカーはもとより、メルセデス・ベンツやポルシェといった海外メーカーからも多くの中小型オープンカーを開発させる契機となった。しかしその中でも、オープンカーでありながら手ごろな価格と日本車ならではの信頼性を併せ持ったロードスターの人気は圧倒的であり、累計生産台数は100万台を超え「世界で最も生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」のギネス世界記録を保持している。
1980年代までは性能や信頼性で評価されることの多かった日本車の中で、車作りのコンセプトという面で評価された最初のモデルである(今日、独創的コンセプトで人気を集めているスズキのジムニーや日産のパイクカーなどの世界的評価が高まったのは後年のことであった)。
もちろん、ライトウェイト・かつFR車であるため、モータースポーツを志す者やいわゆる走り屋も自分のドライビングを磨くべく普段乗る車の一台として、このロードスターを選ぶ者は多い。
各モデルの販売期間
NA型(初代):1989年9月~1998年
NB型(2代目):1998年1月~2005年
NC型(3代目):2005年8月~2015年
ND型(4代目):2015年5月~<販売中>
RF(リトラクタブル・ファストバック):2016年~<販売中>
車なごコレクションにおけるロードスター
NA6が「初代ロードスター」(CV:渋谷彩乃)、NCが「ロードスター」(CV:中村桜)、NDが「新型ロードスター」(CV:凛)という名前で登場している。
ちなみに現時点でpixivに単体イラストが上がっているのはNC(左)とND(右)のみである。
関連イラスト
関連タグ
RX-7 RX-8 787B デミオ AZ-1 アクセラ アテンザ
フィアット アバルト…ND型の兄弟車・124スパイダーとして発売(ND型と同じ日本生産)
リッジレーサー…マツダロードスターを用いた『リッジレーサーフルスケール』が作られた。