概要
『首都高バトル』シリーズに登場するライバルの一人。同作ではトップクラスに出演回数が多い看板ライバルである。
本名は宮川雷斗。職業は不明だが、ホストとされる場合も(PSP)。
彼が搭乗する車種のボディカラーは赤系で統一されている。
登場初期の作品では「その走りは人間のものとは思えない。まるで、何かにとりつかれているようだ…」とミステリアスな人物として解説されていたが、『0』以降は「目立ちたがりであるが、自分の人気に溺れないストイックさを持つ」といったように正統派のドライバーとして扱われるようになった。
しかしその一方で、『0』以降は愛車の悪ノリっぷりが急激に加速し(タイトル画像がその一例)、ネタキャラとしての一面も持つことになった。
元ネタはおそらくあのお方で、ステッカーもあの国家のマークを意識したものであろう。
登場作品
首都高バトル(DC)
初登場作品。
環状線の裏四天王・4-DEVILSの一番手として現れる。
車種はスカイラインGT-R(R34)。
この時の外装はエアロを少し弄った上で特徴的なペイントこそ施されルーフに角が付いているものの、それ以外は大型GTウイングに換装されている程度であり0以降の様に明確に元ネタを意識したエアロではなくホイールに至っては純正のままである。
そのペイントだが、リアウイングには『06R』と書かれておりこの時点でのマシンモチーフは赤い彗星よりは深紅の稲妻の機体をモチーフにしていた可能性がある。
首都高バトル2
湾岸線のゾーンボスとして登場。
車種はスカイラインGT-R(R34)。
本作はカスタムカー(改造済みの特別仕様車)が存在しない為、外装はエアロとホイールこそ変更しているものの前作程の派手さは無く、ステッカーも小さくあるのみで歴代で一番地味な仕様であり唯一明確なモチーフは無いと思われる。
首都高バトル0
十二覇聖(The ZODIAC)の一人。第2部の湾岸線のボスとして登場。
車種はスカイラインGT-R(R34/作中型式R34RK)。
フロント・リアが大幅にカスタマイズされ、特にフロントはまったく原型を留めていない。フロントグリルにはモノアイが埋め込まれ、ボンネットには角が取り付けられている。パワーは1189馬力と、迅帝に次いで作中2番目のハイパワーを誇る。
元ネタはシャア専用ザク。ただし、カラーリングはむしろジョニー・ライデン専用機に近い。ディーラーで売られている車両は自由に色を変えられるので、気になる人はよりそれっぽく調整してみよう。
首都高バトル01
第2部の湾岸線のボスとして登場。
車種はスカイラインGT-R(R34)。
マシンの外観は前作と比べると大人しめにはなったが、ボンネットの角やモノアイなど個性的なカスタマイズは変わらず。なお、モノアイはブレーキランプと連動して明滅する。
使用するカスタムカーの名前は「NAGINATA」、形式番号は「MS-14S」と徹底している。
なお、車の説明には、
「『紅の悪魔』専用にカスタマイズされたマシン。以前乗っていたクルマにはノーマルから30%アップのチューンを行っていたが、ライバルたちからは通常の三倍のスピードが出ているのではないかと噂され恐れられていた。今回のマシンは他のチューニングカーと比較すれば突出したスペックではないかもしれない。しかし車の性能の違いが戦力の決定的差でないということを教えられるだろう。付け焼刃の車には不可能な走りが体感できるはず。ぜひ、しっかりと慣らし運転をしてからバトルをしてもらいたい。」
と、どこかで見覚えのあるような気がする文言が並ぶ。
元ネタはシャア専用ゲルググ。
首都高バトル(PSP)
真・十三鬼将の一人でワンダラーとして登場。
仲間になる条件は300km以上出して勝利する。
車種はスカイラインGT-R(R34)。
フロントは相変わらず過剰なカスタマイズが施され、ライトやグリル周りをよく見てようやく車種が判別できるレベル。さらにサイドにはどういう意図で取り付けたのか解らない腕らしきものが取り付けられ、リアウィングに代わりバーニアらしきパーツが鎮座している。
元ネタはシャア専用ズゴック。
なお、シャア専用機を模したカラーリングはライバル専用であり、ディーラーで売られている車両は量産型カラーである。
首都高バトルX
最終部の新環状線のボスとして登場。
車種はインプレッサWRX(GDB-F)(メイン画像)。
もはや原型が行方不明と言わざるを得ないカスタムが施され、内装もセンターコックピットかつハンドルがレバー式というやりたい放題。
元ネタはジオング。
こちらも赤いカラーリングはライバル専用であり、ディーラーで売られている車両は元ネタに準拠したカラーリングになっている。
ちなみにリアウィンドウにはある言葉が記されているが・・・?
外伝作品
レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-
C1GP出場ドライバーとして登場。
搭乗車両はRX-8(SE3P)。
例によってかなり激しくカスタマイズされているが、まだ元の車種は十分に判別可能である。
元ネタはサザビー。
関連タグ
オーリス…トヨタ自動車が販売していた乗用車。二代目モデルにて公式でガンダムとコラボしシャア専用オーリスという特別仕様車を販売していた事があり、通常モデルとは異なる装飾が特徴(当然だが公道で走行可能な程度の装飾であり紅の悪魔の様な過度なものではない)。