通常の三倍の誘導
もしかして:通常の3倍
これが…概要というものか…
通常の三倍とは、通常の3倍の表記揺れである、見れば分かるがアラビア数字の「3」が漢数字の「三」になっている
一般認識としてはザクと比較したシャア専用ザクの性能が3倍であることを意味する。
「機動戦士ガンダム」作中でシャアの操縦するMS-06Sがホワイトベースに通常の三倍の速度で接近してきたことを知らせるセリフが元で、実際のシャア専用ザクの性能はノーマルより出力(推力ともジェネレーター出力とも言われる)30%程度である。
これはシャアの的確な機体制御はもちろんのこと、障害物を足場にして蹴り飛ばして加速するなどの補助的な動作を交えることで三倍のスピードを実現しているのであり、並のパイロットがMS-06Sに乗ってもスペック通り何割増しかのスピードしか実現できない。
通常、機動兵器での戦闘においては移動速度が速ければ良いという物ではなく、特に上記のような対艦戦闘では、自らの技量を超えた速度で接近すれば回避のままならぬまま対空弾幕に、あるいはデブリや敵艦そのものに突っ込むことになる。そのため性能の限界まで加速するのではなくある程度まで接近した後はパイロット各自の技量に応じた速度まで減速すべきだが、エースたるシャアはその技量によって一般兵の平均的な速度を遥かに上回る速度=通常の三倍の速度での対艦攻撃を可能にしたのである。
先に「速ければ良いわけではない」と述べたがこれはあくまでも乗りこなせなくなるからであり、もしシャアのように通常の三倍の速度で対空砲火渦巻く中に飛び込みなお周囲の状況を把握し的確な回避行動をとりつつ、正確な射撃が可能であるならば速いに越したことはない。
ちなみにゲーム作品では、サイズが「通常の三倍」のザクが登場する事がある。ちなみに体重は単純計算で27倍になる。
また、全身が赤くなる「TRANS-AM」はこれをオマージュしたのか実際にスペックが三倍以上になる。
同じく赤い彗星の再来と呼ばれるフル・フロンタルは、デブリだらけの宙域の中、後続機の三倍のスピードで突っ込み、ネェル・アーガマに接近している。(この場合、その後続機とは機体が大きく異なるが、シャア同様に障害物を利用した加速を用いる描写が見られる)
見せてもらおうか、Pixivの関連イラストとやらを…
TRANS-AM