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わたしの幸せな結婚

わたしのしあわせなけっこん

顎木あくみによる小説作品、および、それを原作とする漫画作品。
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これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

概要

本作品は『富士見L文庫』(KADOKAWA)から刊行されている顎木あくみによる小説作品。イラストは月岡月穂が担当している。
また、『ガンガンONLINE』(スクウェア・エニックス)にてコミカライズされており、そちらのイラストは高坂りとが担当している。
小説家になろう』発の作品だが、作者が運営から強制退会させられたためそれまでの掲載分も削除され、現在オンライン上で閲覧できるのは『カクヨム』に掲載されている番外編のみになっている。

あらすじ

名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞。
大勢の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。
初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。
(公式HPより引用)

登場人物

主要な人物

CV:上田麗奈(公式PV)
主人公にしてヒロイン。19歳。
異能者の家系でありながら見鬼の才を持たず、実母・澄美を亡くしてからは継母・香乃子とその娘・香耶に毎日のように虐げられてきた。そのせいか「自分に価値はない」と思い込んでおり、何事に対しても悲観的で卑屈な考え方をしてしまうことが多い。
嫁いでからは当初こそ清霞に畏怖していたものの、噂とは異なる “彼の優しさ” に触れていくうちに、「清霞に自分は見合わない」と諦めつつも「そばにいたい」と願うようになる。

CV:石川界人(公式PV)
異能者の中でも実力のある久堂家の当主。27歳。
帝国陸軍の対異特務小隊隊長を務める少佐でもあり、異能の実力はまさに折り紙つき。しかも、女性顔負けの美しい髪と、男性とは思えぬほどの美貌の持ち主。
ところが、これまでの縁談はすべて破談続きで、男女問わず態度が素っ気ないことから、いつしか冷酷無慈悲と噂されるように…。
美世に対しては当初こそ疑心から冷たい態度をとるが、すぐに彼女がこれまでの婚約者とは何かが違うと感じ、自身でも「らしくない」と気づきながら次第に彼女に惹かれていく。

久堂家の使用人。
物腰が柔らかく温厚な性格で、昔の名残りからか清霞を「坊ちゃん」と呼ぶ。

斎森家

異能者を輩出する名門。斎森美世の実家。辰石家とは古くから交流がある。ここ最近は落ち目で、過去に築いた財産や地位でかろうじて名家の体裁を保っている。

斎森家当主、美世と香耶の父。
若い頃に家の決定により以前から交際していた香乃子と別れ、薄刃家から嫁いできた澄美と政略結婚するが、彼女が亡くなった後に香乃子との結婚を果たす。
才能のない美世には何一つ期待しておらず、香乃子と香耶が美世を虐めていようと全く見向きもしなかった。

美世の実母。
薄刃家から斎森家へ嫁いでくる。真一とは政略結婚であり、見鬼の才を持たない美世が真一に見捨てられてしまわないかいつも心配していた。
美世が幼い頃にこの世を去るが、今でも彼女の夢に時々姿を現す。

美世の継母、香耶の実母。
真一と無理やり別れさせられ、彼と結婚した澄美のことを酷く恨んでおり、彼女が亡くなってからは美世に手を出すようになる。
美世を見下しており、娘・香耶には「美世より上でないといけない」と言い聞かせながら厳しく育てた。

CV:八木侑紀(公式PV)
美世の異母妹、香乃子の娘。
美世とは対照的に見鬼の才を持ち、器量も要領も良く、まさに令嬢といった雰囲気。
一方で、母・香乃子の教育もあって「自分は美世より上にいて当然」と思っており、美世を見下した言動が多い。

  • (はな)
斎森家に仕える使用人の女性。
使用人の中でも特に美世の味方であり続けたが、蔵の一件以降、香乃子に解雇され行方知れずに。

久堂家の人々

異能者を輩出する名門。数多くの手柄を立て、爵位を有し、数々の伝説を残す家柄。地位、名声、財力、どれをとっても他家の追随を許さない名家。

  • 久堂葉月(くどう はづき)
清霞の姉。
彼とは違い、とても気さくで明るい性格。
令嬢なだけあって礼儀作法や教養はしっかりとしているものの、少しお喋りなところが玉に瑕。

  • 久堂正清(くどう ただきよ)
先代の久堂家当主、清霞の父。
異能の力はまだまだ現役だが、もともと病弱だったこともあり当主の座を清霞に譲る。

  • 久堂芙由(くどう ふゆ)
清霞の母。久堂家の本邸の女主人。
プライドが高く、高圧的な発言が多い。

  • 笹木(ささき)
久堂家に仕える使用人の男性。

  • ナエ
久堂家に仕える使用人の女性、笹木の妻。

辰石家の人々

異能者を輩出する名門。斎森家とは古くから交流がある。ここ最近は落ち目で、過去に築いた財産や地位でかろうじて名家の体裁を保っている。

  • 辰石実(たついし みのる)
辰石家当主。一志と幸次の父親。
斎森家とは旧知の仲。没落寸前の辰石家を何とかして盛り立てたいと考えている。

辰石家の次男、美世と香耶の幼なじみ。
誰にでも優しく、斎森家での美世の扱いに抗議したりしていたが、最後は家の取り決めにより香耶の婚約者となり、美世が久堂家へ嫁ぐことを止めることはできなかった。

辰石家の長男。辰石家の次期当主。
生真面目な幸次とは違い、女物の着物を身に着けるなど派手な身なりの軽薄な雰囲気の青年。

鶴木家の人々

貿易会社『鶴木貿易』を経営する鶴木家の息子。24歳。
実家の貿易会社での交渉に携わっており、知り合いを通して「交渉人」として清霞の元へ派遣されてくる。

新の祖父。
鶴木家の本邸に暮らしている。

甘水家の人々

異能心教の祖師と崇められる男性。

軍関係者

  • 五道佳斗(ごどう よしと)

清霞の部下。
少しお調子者なところがあり、斬られそうになると知りながら上司である清霞をからかうこともしばしば。一方、彼の女性関係を心配しており、清霞の家へ招かれた際には、美世の本心を密かに探ろうとしたことも。
異能者としての実力は清霞からのお墨付きで、清霞が出張などで屯所を後にしているときは彼の代わりに指揮をとったりしている。

  • 大海渡征(おおかいと まさし)
帝国陸軍参謀本部に務める軍人、階級は少将。40歳。
異能は持たないが、清霞の事実上の上司。
清霞とは公私ともに関わりがある。

対異特務第二小隊に務める女性。20歳。
軍にしてはかなり珍しい女性だが、その実力は他の隊員に引けを取らない。
過去には清霞の元で任に就いていたこともある。

  • 百足山(むかでやま)
対異特務小隊の班長の一人。

宮城の人々

  • 堯人(たかいひと)

最も貴き一族の帝の子の一人。
中性的な顔立ちであり、清霞よりも若く見えたりとミステリアスな風貌を持つ。

  • 鷹倉(たかくら)
堯人の側近。
内大臣で堯人に厚い信頼を寄せられている。

その他

  • 桂子(けいこ)

呉服屋『すずしま屋』の女主人。
美しい女性を着飾ることが好きらしい。

異能について

異形と見鬼の才
正体不明の怪奇現象を人々が恐怖し、その恐怖が形を有することで異形が生まれる。人や動物に似た姿をしていたり、不定形であったりと異形の外見は様々で、とも呼ばれる。そして、これら異形を認識する力を見鬼の才という。

異能とその家系
異形を討伐するために必要不可欠な力で、異能を受け継ぐ家は昔から帝に仕えている。その能力は念力瞬間移動透視など様々である。
一般に、異能者ならば幼少期に見鬼の才に目覚めるため、見鬼の才を持たないことは異能を持たないことに等しく、異能を重視する家(斎森家など)では見鬼の才や異能の有無で扱いが大きく異なることもある(それでも美世の場合は度が過ぎているとのこと)。

対異特務小隊
帝国陸軍のうち、帝国内で発生する怪異に関する様々な案件に対処するための部署。異形を相手にすることが多いため、隊員のほぼ全員が見鬼の才異能を持つ。もともとそれらの能力を持つ者自体が少数であるため、一般にはあまり知られていない。

薄刃家
「人心に干渉する力」を受け継ぐ家系。過去に輩出した能力者には、相手の思考を読む記憶操作といった類だけでなく、相手の自我を消す、幻覚を見せて錯乱させるなど、使い方によっては国をも滅ぼしかねない危険な能力を持つ者もいた。
薄刃家の人々自身、それを理解していたため、能力を悪用する者が現れないよう「薄刃」の姓を隠し、他家にその血が広まらないよう制限を設けていた。

関連タグ

富士見L文庫 ガンガンONLINE ファンタジー 小説家になろう
シンデレラ...「和風シンデレラストーリー」と銘打たれている。

外部リンク

富士見L文庫 公式HP
ガンガンONLINE 作品ページ
番外編(カクヨム)

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