事務所所属歴
トライストーン・エンタテイメント⇒アミュレートと業務提携⇒ANDSTIR(アンドステア)
概要
1971年6月11日生まれ。大阪府出身。血液型はO型。身長は170cm。
明治大学文芸部出身。
ニックネームは「ツダケン」または「つんちょ」。
幼少の頃にジャカルタに滞在し、そこで映画の魅力に取り付かれ役者の道を志した。8歳の時に帰国。
1995年に放送されたあだち充原作の野球アニメ『H2』の野田敦役で声優デビュー。
第15回声優アワードでは主演男優賞を受賞。
人物
独特の低音ボイスを生かした、寡黙な二枚目役を演じる事が多い。
最近はオネエなど癖の強いキャラも演じているが、『アクセル・ワールド』や『ベアーズマーケット』ではなんとこの声で小学生を演じている(『アクセル・ワールド』では年齢不詳だが、計算すると高くて小6か中1というキャラ。『ベアーズマーケット』では演じる22歳の10数年前の話がある)。
寡黙な二枚目を演じる機会が多く、本人も端正なルックスと細身で引き締まった筋肉質なスタイルの持ち主。その為、黙っていれば『寡黙な二枚目』といった風情の人物なのだが、その実態はテキトー節炸裂な、ノリの軽い関西人。ウケようがスベろうがとにかくボケてボケてボケまくる、ある意味残念なイケメンでもある。ラジオ等では毎度飲み会並のハイテンションだが、本人は下戸である。
なお、喫煙者であり、TBS系列のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で、呪術廻戦の七海建人役として最後の収録時にカメラが入り、収録直後にタバコを吸うシーンが収められている。
演じた役で特に有名なのは、ほぼ最初の当たり役ともいえる『遊戯王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人。そのキャラの愛称をもじって「社長(の人)」とも呼ばれる。
あと、素の笑い声はそのキャラに酷似している。海馬や翌年演じた『テニスの王子様』の乾貞治はテレビの特集でも「運命の役」と紹介されている。
なお、声優デビューの『H2』、ゲスト出演した『るろうに剣心』、そして出世作となった『遊戯王』に『テニスの王子様』と音響監督に三ツ矢雄二氏が手掛けた作品に立て続けに出演し、一躍人気声優になった。
また、海馬瀬人をはじめとして、何かとドラゴン(龍)に縁のあるキャラクターを演じる事が多い。
- ディアルガとパルキアを使って新世界の創造を目論んだ『アカギ』
- 竜退治の英雄『シグルド』
- 禁断のベイ「エルドラゴ」のブレーダー『竜牙』
- 龍神族の王『竜神王』
- 世界最強の七大列強の1人にして龍神『オルステッド(無職転生)』
- 竜退治に纏わるカードの多いデッキを所持する『手札の君レア麿』
- ドラゴンというか爬虫類そのもの『トカゲ』
- 元ネタが魔竜の姿をした悪魔である『ブネ』
- 終末の黒竜デスタリカがバディである『グレムリン』
- 「りゅう」おうのおしごと!に登場する『山刀伐尽』
- 伝説のヤクザ人呼んで『不死身の龍』
- ドラゴン、家を買う。の『バーニー』
- 邪竜直属の部下の4人組のうちの1人である『グリ』(または『グレゴリー』)
ちなみに『群れなせ!シートン学園』ではモブ役としてちらほら出演していたりする。
大塚明夫をはじめとした年長者の役者仲間からの愛称は「健坊」で、それ以外は「ツダケンさん」「津田さん」。高橋美佳子など一部の声優は「つんちょ」と呼ぶ。
また尊敬する人物として、山路和弘、田中真弓などの名前を挙げている。
漫画『極主夫道』のファンであり、2020年2月にはその縁で実写宣伝ムービーで主人公を熱演し、アフレコでもその声を熱演する気合いの入れようを見せた。
その仕上がりはファンをしてただの本人と言わしめるクオリティーの高さを誇る。
そのことが見込まれてなのか、2021年春にNetflixで配信されたアニメ版でも龍役を担当した。
上記の実写PV以前に、コミック1巻発売記念PVでも同じ役で声をあてている。
2020年に放送された連続テレビ小説『エール』ではナレーションを担当した他、わずかながら顔出しでも出演し、話題となった。
また、同作では「ここからは津田健次郎の一人吹き替えでお楽しみください」と字幕が入ってしばらく男女を含む俳優のサイレント演技を一人で全て吹き替えるという場面があり、視聴者からはギャグシーンと捉えられながらも津田の演技分けが光る名シーンとして評価が高い。
また、この年は遊戯王で主人公・武藤遊戯を務めた風間俊介も、大河ドラマ『麒麟がくる』で重要な役どころである徳川家康役を演じるという不思議な縁がある。遊戯王の作中ではライバルという間柄ではあったものの、長年共に作品を作ってきた二人の友人関係は今も健在で、風間が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった時は「俊介、早く元気になってね!」と優しいエールを送っていた。
両者ともこの頃を境にお茶の間での知名度が増しており、現在では風間が出演するテレビ番組で、津田がナレーションを行うという、粋な計らいが見られることも。
2020年7月7日、一般女性の妻と2人の子どもがいることを公表した。これまでプライベートは明かしてなかったが、週刊誌で報じられたことを受けて公表した(理由は「結婚当初、生活の安全を脅かされる文書が頻繁に届く事があり、公表しない方が安全を守れると思いました。また、私が好きな俳優さんや声優さんは私生活が見えない魅力がある方が多く、自分もそういう表現者になりたいという思いもあった為今まで公表せずにいました」とのこと)。なお、同日には偶然にも同じタイミングで水樹奈々が業界関係者の男性との結婚を公表したため、一部ファンが「ツダケンさんと奈々様が!?」と混乱するという珍事が発生していた。
2022年7月7日、『遊戯王』の作者である高橋和希先生が亡くなられた際に、自身のTwitterで海馬瀬人の切り札である青眼の白龍のカードを写真と共に投稿し、悼んでいる。また、それから1年後の2023年7月4日には、カードケースにいつも携えているカードの写真を投稿している。
主な出演作
アニメ
*1 藤原啓治の病気療養のための休業による代役。
*2 ゲーム本編では古舘寛治が担当。
*3 紹介番組『ブブキ・ブランキ ♯ゼロ』のナレーションも担当。
*5 故・藤原啓治の後任。
*6真ん中の犬
イラスト未確認
ゲーム
イラスト無し
天井努@アイドルマスターシャイニーカラーズ | ブランド・フリーズ@SDガンダム GGENERATION OVER WORLD | ルシュ@キングダムハーツ |
蘭丸@サンクタス戦記 | ジャッジ・ザ・ハード/ナレーション@超次元ゲイムネプテューヌmk2 | 本多保行@デビルサバイバー オーバークロック |
ジャック・ガーランド@ストレンジャーオブパラダイスファイナルファンタジーオリジン | モンテ・クリスト@モンスターストライク |
吹き替え
エリック・キルモンダー@ブラックパンサー | カイロ・レン@スター・ウォーズ/フォースの覚醒 | カスティエル@スーパーナチュラル |
パーシバル・グレイブス@ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 | マーティン・リッグス(クレイン・クロフォード)@リーサル・ウェポン(TVドラマ版)イラスト中央 | [[]]@[[]] |
[pixivimage::s] |
特撮
オクトイマジン@仮面ライダー電王 | レデュエ@仮面ライダー鎧武 | キルメンチ@動物戦隊ジュウオウジャー |
カッシーン@仮面ライダージオウ | デモンズドライバー/ベイル/仮面ライダーベイル@仮面ライダーリバイス | 外星人第2号ザラブ@シン・ウルトラマン |
インストラクターフォロス@ULTRAMANREGULOS | ||
ドラマ・実写映画
イラスト無し
- 謎の領事館員@相棒22*7
- 山尾敦@最愛
- 武田浩三@あなたのブツが、ここに
- 本宮雄一@リバーサルオーケストラ
- 鎌田國士@ラストマン-全盲の捜査官-
- 功刀数良@トリリオンゲーム
- 麻生一郎@うちの弁護士は手がかかる
- 郡司博光@グレイトギフト
- 志野寛治/小堀太成@マイホームヒーロー
- 威吹丈夫@赤羽骨子のボディガード
- 横井和人@西園寺さんは家事をしない
*6 声。特別編では本人役でも登場。
*7 声のみの出演。
その他
牙琉霧人@逆転裁判4(PVのみ) | キリン@少女☆歌劇レヴュースタァライト | カクカクシカジカ@ダイハツ |
グレイス@マグダラなマリア~マリアさんのMad(Apple)Tea Party~ | 高順@薬屋のひとりごと | 学園長@妖怪学校の先生はじめました! |
イラスト無し
ラジオ
- らじおらいだぁす!!〜津田健次郎・五十嵐裕美・黒澤ゆりかの動画大作戦!〜…『ろんぐらいだぁす!』や自転車情報を放送する番組。超!A&Gで動画付き、響-HIBIKI RADIO STATION-で音声のみで放送。
- 文化放送モバイルplus presents ツダケンとフッキーのはてるまでラジオを舞台化する生放送(藤原祐規との二人ラジオ)
- TOKYO FM『津田健次郎SPEAKING』(2024年4月~)…愛好する映画、音楽について俳優・津田健次郎が語る番組。
ナレーション
エール(朝ドラ)*8
はたらく細胞BLACK(単行本CM含む)
ウマ娘プリティーダービー第三シナリオ「Make_a_new_track!!」
*8 2020年9月11日放送のあさイチに生出演。のちにドラマ本編にも出演。
*9 キートン山田の声優業引退による引き継ぎ。Zシリーズの完結後、Wシリーズでは第2弾以降日野聡に交代している。
*10 2022年4月30日放送分で「ゴールデンカムイ」完結の話題に伴い、主人公・杉元佐一役の小林親弘と共に尾形役の津田が対談している。(twitterより、小林・津田)
関連イラスト
関連項目
AD-LIVE:出演もして、AD-LIVEを元にした映画『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』の監督も担当。