太祖オーディンの加護は失われず!ならば、この時にあっても地上には神々の愛が在る!
禍を引き起こす者(ベルヴェルグ)の何たるか、この投擲によって貴殿は知るだろう!
プロフィール
真名 | シグルド |
---|---|
クラス | セイバー |
性別 | 男性 |
身長 | 178cm |
体重 | 79kg |
出典 | 北欧神話 |
地域 | 欧州 |
属性 | 中立・善・地 |
好きなもの | 雪景色 |
嫌いなもの | 嫌いというわけではないが小動物は苦手 |
設定担当 | 東出祐一郎 |
ILLUST | 三輪士郎 |
CV | 津田健次郎 |
眼鏡は叡智の結晶。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスのサーヴァント。 レアリティは☆5。
第2部2章『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』に伴い期間限定キャラとして実装された。
過去に『Fate/stay night』ではグラムの名が、『蒼銀のフラグメンツ』では深い関係にあるブリュンヒルデから彼について語られていたが、北欧神話に関わるストーリーで満を持して登場した。
メインシナリオでは、クリプターの1人、オフェリア・ファムルソローネのサーヴァントとして登場する。なのだが……(後述参照)
真名
北欧神話において「戦士の王」と称えられる「ヴォルスンガ・サガ」の大英雄、『シグルド』。
なお、ジークフリートと同一人物かどうかは定かではない。果たしてどちらが伝説に共通する邪竜を打ち倒したのかは不明で、両者共に「異なる」竜を打ち倒した可能性もある。
フラクランドの王たるシグムンドと、エイリミ王の娘ヒョルディースとの間に生まれた。
力、頭脳、すべての技能に於いて余人に勝る無双の英雄として語られる兄弟の仲でも、最も優れ、気高き戦士の王と讃えられた男。魔術のみならず魔法にも長けた者も含めた全ての人々が『彼こそ誰よりも優れた気高き王』と讃えたという。
大神の試練を克服したシグムンド王の魔剣をさらに新生させた驚異の剣士。フンディング王に連なる軍勢を打ち倒し、父王シグムンドの仇討ちを成し遂げた歴戦の猛者。グニタヘイズの貪欲なる輝きの悪竜現象(ファヴニール)を単身で討ち果たした勇士。最高の神馬スレイプニルの子グラニを永遠の友として、地上の何処までも駆け抜けてみせる人間。竜の心臓を口にして、無敵の力と神の智慧を手にしたという大英雄。
戦乙女ブリュンヒルデが封じられた“炎の館”を守る神の盾の悉くを魔剣で切り裂き、グルービル王の予言で彼女を助ければ破滅すると分かっていながら館からブリュンヒルデを助け出した。そしてブリュンヒルデとシグルドは恋に落ちて想いを交わした。ブリュンヒルデは多くの知識とルーンの秘術を教え、互いに睦みあった。
しかし二人が結ばれる事はなく悲劇は起こった。
グズルーンという女がシグルドに惚れ込み、彼女と彼女の母親グリームヒルドの奸計に記憶を操作する霊薬でシグルドからブリュンヒルデの記憶を拭い去り、あれこれと吹き込んだ挙句、彼女の兄グンナルにブリュンヒルデを娶らせた。ブリュンヒルデは試練を乗り越えなければ求婚を受けぬと言ったが、シグルドがルーンでグンナルに化けて試練を乗り越え、グンナルに彼女を娶らせてしまう。だが娶られたブリュンヒルデはその愛憎の果てに、怒りの炎でシグルド達を全て殺し尽くした。一説では別の男にやらせた、一族が滅びる呪いまで掛けたという話も存在する。
その悲劇的な最後は、幾つかのエピソードが変形した末に「ニーベルンゲンの歌」として世界にも広く知られることになる。活躍したのが神代なのか、西暦以降なのかは不明。
型月の世界における人類史では、英雄シグルドと英雄ジークフリートは別個の存在とされている。
人物
一人称は「当方」、または「私(わたし)」。
四角四面の超堅物にして、文武両道に秀でた傑物。
生前の時代にはまだ発明されていない筈の眼鏡(夫妻両名曰く、『叡智の結晶』)を掛けており、竜の心臓を喰らうことで手に入れたもの、と語る。
基本的に合理的な人間であり、父の復讐を果たしたのも愛情からではなく、義務感からである。
本人曰く、思ったことをすぐ口にしてしまうという癖があり、誰に対してもややつっけんどん。少なくとも外側の部分で愛情を見せることはほぼない。しかし、もし彼が己の身を顧みずに誰かを庇ったのだとすれば、それはその「誰か」を彼が信頼した証であろう。
マスターが男性であれ女性であれ「信」を置くに足る人間であれば、それほど意思疎通に困難はない。しかしマスターが「悪」を誇る人間であれば、彼自身「善を誇りそれを拒絶する」と言う様に、主従関係があろうと従わない可能性がある。
彼などと同じく「二度目の生に執着のない」英雄。彼が聖杯を求めるのは、恐らく叶うことのない「再会」を求めてのことであり、通常の聖杯戦争では令呪による強制命令は極めて困難。
強敵に対する手加減はないが、弱者に対する加減はわきまえており、たとえそれが自分への報復として跳ね返っても苦にはしない。しかし、戦闘には手が抜けない性質とのこと。
竜の魔力から生じた眼鏡は、本人曰く「叡智・理性を失わない限り、決して砕けることはない」。ただしスキル解説から察するに、曇ることはある様子。そうした獲得経緯があってか、それなり以上のこだわりを抱いており、自分と同じく眼鏡をかけたサーヴァントを「良い」と評している。
そうした生真面目さが祟ってか、唯一ギャグのセンスには乏しい。しかも上述したように、思いついたらすぐ口にしてしまうため、そこだけはブリュンヒルデからも控えるようにとたしなめられている。『閻魔亭繁盛記』では痛恨の一人コントで宴会場を凍りつかせ、バレンタインデーでは変なタイミングでホームズの物真似をした結果、気恥ずかしくなり赤面していた。
ちなみに公式絵師の三輪士郎氏によると、シグルドが第一臨及び第二臨で装着している仮面は、叡智の結晶のフレームが変形した姿であるらしい。
赤い瞳のシグルド
オフェリア・ファムルソローネのサーヴァントして呼ばれた際の彼について述べる。
一人称は「俺」で、赤い瞳を持ち、ただひたすらにカルデアの生き残りを殺すことのみに専念する"破壊の化身"とでも言うような冷酷な戦いぶりを見せる。
オフェリアとも主従としての関係は崩壊していないが、戦闘中の彼の行動はマスターの彼女でも制御し切れておらず、殺さないように命令されていたのに幾度となくマシュにも刃を向けた。
これらの変容は「異聞帯のサーヴァントとなった影響で変化が生じている」と推測されていたが、彼自身は自分を「異聞帯のサーヴァントではない」と語っていた。その真実は……
能力
武器は魔剣の頂点たる『グラム』と腰に付けた剣『リディル&フロッティ』を使用。
当時の魔術師どころか魔法使いまで含めた全員が「誰よりも優れた気高き戦士の王」と褒め称える程の武勇、北欧に於ける絶技とも呼べる剣捌きを持つ。
また、セイバークラスとして装備していないが、グラムの他にもファヴニールの無敵の兜や神馬の裔であるグラニなどの武装を持つ。
モーション中では、主にグラムを用いた剣術をメインとする。また、宝具の限定開放なのかグラムを殴り飛ばして蹴りで押し込む、ビームサーベルで斬り裂く、リディル&フロッティの二刀流で切り刻む、リディル&フロッティを投擲してグラムで追撃するなどの攻撃を披露している。
エクストラアタックでは、上空から短剣を投下した後、脳天に正拳突きを叩き込む。
ステータス
三騎士でも稀な筋力A+・耐久A+の持ち主。スキル面でも、いわゆる初見殺しのような複雑な効果のものは無いに等しいが、この単純に高すぎるスペックと対魔力を、ほぼ無限動力で扱えるということ自体が、彼をトップクラスのサーヴァントたらしめている。
保有スキル
対魔力(A) | セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではシグルドに傷を付けられない。 |
---|---|
騎乗(A) | セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Aランクともなると、幻獣・神獣ランクを除いた全ての獣、乗り物を自在に操れる。 |
神性(B) | 神霊適正を持つかどうか。北欧神話の大神・オーディンを祖とする。 |
原初のルーン(戦士)(B) | 北欧の魔術刻印であるルーンを有している。妻であるブリュンヒルデに教えを受けた事で習得しており、キャスターとしても召喚可能な腕前。 |
竜種改造(EX) | 竜の心臓を呑み込んだ事による、究極の『自己改造』。竜種としての魔力炉心が形成され、サーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。 |
叡智の結晶(A) | 本来、神話にないはずの魔導具。竜の心臓を口にして得た叡智が結晶化したもの。生前から必要がない状況でも、好んで掛けていたが浴場では使い勝手が悪かったとか。他者が掛けても効果を発揮するが、その莫大な情報量のせいか、酷い頭痛が起こる。ただ度が合っていないだけじゃ…… |
宝具
破滅の黎明(グラム)
- ランク:A
- 種別:対人宝具
- レンジ:1
- 最大捕捉:1人
太陽の属性を持ちながら、魔剣として成立した希有な宝具。
星光の聖剣と対を成すと比肩された竜殺しの剣。祖オーディンによって授けられたこの剣は王を選定すると同時に栄光、嫉妬、破滅、宿命をもたらす稀代の武器だったという。
『FGO』においては、通常武装として選択されている。
また、クイック攻撃などで発射する短剣の名前は、ファヴニールの心臓を抉った「リディル」、ファヴニールが隠し持っていた「フロッティ」。しかし、名剣にもかかわらず、宝具にはカウントされていない。これに関しては『stay night』の頃でもライダーの天馬が幻想種でありながら宝具ではなく通常武器扱い(手綱だけが宝具)であるように、別段特別なことではない。
壊劫の天輪(ベルヴェルク・グラム)
- ランク:A+
- 種別:対城宝具
- レンジ:1〜50
- 最大捕捉:1~900人
「委細承知、宝具起動。」
「魔剣完了。貴殿の矜持、見せてもらおう。之なるは破滅の黎明(れいめい)!『壊劫の天輪(ベルヴェルク・グラム)』!!」
本来対人宝具であるグラムの全力解放。シグルドは剣からエネルギーを放出するのではなく、剣の力を引き摺り出した上で投擲することで対城宝具とする。投擲した剣は焔を撒き散らしながら対象に直撃、然る後にシグルドはグラムに全力の拳を叩き込む。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
カード編成は《Quick:1/Arts:2/Buster:2》のセイバー型のため使いやすい他、カード性能もヒット数が多くスター生産&NP効率も良好といえる。
スキル1「原初のルーン(戦士)(B)」は最大100パーセントのクリティカルバフという破格の爆発力を3T制限で3回付与する。1T系とは違いクリティカルが起きなかった場合次のターン以降にバフが持ち越されるため破格のクリバフが無駄にならないという長所を持つ。
スキル2「竜種改造(EX)」でバスターバフとガッツを同時にかけられる。そのため、スキル1と重ねた宝具BBEXチェインは凄まじい火力を誇るが、ガッツ込という複合スキルのためかCTが9-7と長くなってしまっているため使いどころに注意が必要。
スキル3「叡智の結晶(A)」は任意の一人へのスター発生率アップと弱体無効付与。シグルドが真価を発揮するには、同クラスなら沖田のようなスター出し職人が必須のため、その長所を伸ばしつつ状態異常から守れるこのスキルはありがたいものとなっている。
クイックカードは少ないが、カード性能に優れるシグルド自身がスターを生産するという立ち回りも単騎出撃時に考慮するとよい。
宝具はジークフリート同様に竜属性への特攻。特効倍率自体はジークフリートと同じだが、向こうと違い単体宝具である点が異なる。
このように爆発力という点では一級品といえる強さだが持続力がなく、スキルが切れやすいという短所がある。クリティカル&バスターバフを持ちながらスター集中スキルが無いので、「英雄の介添(C++)」を持つブリュンヒルデとの相性が良く、十分な火力を発揮できる。
育成面では再臨とスキル育成の両面で「竜の牙」を多量に必要とするほか、スキル育成の大詰めで2部2章の新素材アイテム「巨人の指輪」を各24個(全72個)とかなりの数を要求される。「竜の逆鱗」と「隕蹄鉄」も再臨とスキル育成で少なくない数を要求されるので、在庫の確認は忘れずに。
なおスキルで察した人がいると思うが、騎乗と神性を持つが故に尾張のうつけにはカモられる。
地属性・竜種・男性・愛する者……と、引っ掛かる特効が多いので注意。特に男性キラーのギリシャ女神は、「天地人」の竦みもあり特に不利な相手(第2部2章攻略時には心強い味方)になる。
総評すると「クリティカル攻撃でロマン砲をぶっぱなす単体アタッカー」。単騎性能も優秀だが、やはり味方の稼いだスターでBusterクリティカル攻撃を決めに行くのが最大の武器となる。
扱いに癖があるが、そこさえ押さえれば主力セイバーとして大いに活躍してくれるだろう。
なお、第2部2章の大ボス戦では強化されたシグルドが強制参加する。宝具バフや耐性などのサポートが入っているためそれなりに強力だが、そもそもクラスが同じセイバーであることやサポートであるため礼装を持たないこと、また相手の特攻も効いてしまうこと等に注意が必要。
ただ、それでもやろうと思えば彼主軸で勝つことは可能。
霊衣開放
2020年水着イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて愛妻ブリュンヒルデ共々、水着霊衣『我が愛との思い出』を獲得。イベント内ではそのバカップルぶりに拍車がかかっておりブリュンヒルデの殺意をリアルガッツにて受け止める様子が確認できる。
関連人物
生前
生前に一目惚れし「我が愛」と呼ぶほど愛し合ったが、悲劇により最後は自分を殺した女性。通常ならば人理に刻まれた逸話及び、ブリュンヒルデ自身の性質故にまともに相対出来ない関係。
しかし北欧異聞帯では、幾つもの経緯を経て両者の霊基に異常が生じたため一周回ってまともに交流出来ていた。それ以降はイベント諸々で共演する(マスターの影響かブリュンヒルデはある程度自制が効いている)度に両者のバカップルぶりが遺憾なく発揮される。終盤ではいつかもう一度出会えたら、今度こそ殺されようと生き延びて、彼女の一途な想いと、それに相応しい英雄たる己を証明して見せると誓っている。末永くロマンシアってください。そのためのガッツスキル?
ちなみにシグルドの好物はブリュンヒルデが作るミートボールである。
ブリュンヒルデの同型たるワルキューレ達。
あちら側からはお姉さまを奪い狂わせた元凶として嫌われているが、シグルド自身は「義妹」として気にかけており、彼女達の幕間では悩める三人の為に一肌脱いで見せた。
レギン
養父。シグルドを鍛え、英雄へと育て上げた刀鍛冶の男。自身の幕間の物語で言及されている。
騙された末路に関しては恨んでいないし、自業自得として後悔もしていない。
シグムンド
父王。魔剣グラムは元々彼が大神の試練(バルンストック)を経て手に入れたもの。
フンディング王の軍勢を打ち倒すことで彼の仇を討った。
ブリュンヒルデとの間に生まれた愛娘。だが、上記の顛末から面識は得られていない。
『Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ』にて生前の夫と共に登場が決定した。
グズルーン
生前の妻。彼女を妻として「愛」を捧げたことはないが、「信頼」はしていた。
グンナル
義兄にして、友人の英雄。
シグルドが薬でブリュンヒルデを忘れた後、彼の姿に変装してブリュンヒルデへの求婚を行う。
グラニ
永遠の友である愛馬。最高の神馬スレイプニルの裔。
宮崎新聞の広告でシグルドとブリュンヒルデが一緒に登場した際に乗っていた灰色の馬がグラニではないか?と噂されていたが、後にイラストレーターのコメントで事実であったことが判明した。
異母兄。生前はシグルドが誕生する前に死亡したとされる。姪にあたるアスラウグが生きる九世紀世界では、シグルド自身は見守ることができなかった彼女を見守っていた。
Fate/Grand Order
北欧異聞帯において契約するマスター。
当初彼女からは「最強の騎士」と言われ、その実力に信頼を寄せているように見えたが……。
オフェリアはシグルドを召喚した際、自身に縁のある北欧の大英雄を引き当てたことを非常に喜んでいた。また、特殊な召喚式を利用したとはいえ聖遺物なしに引き当てたことから、本来彼女とシグルドの相性は悪くないと考えられる。
契約したマスター。
鉄面皮なシグルドだがマスターには忠実なので、道を間違えない限りその力を貸してくれる。
また、親密度が上がると「メガネキラーンッ!」という掛け声を披露してくれる。
バレンタインではルーンで制作したスーパーハイテクメガネを送った。
同一にして別の存在。関係は悪くなく、彼の頑丈さを羨んでいる面がある。
後に2019年水着イベント『水着剣豪七色勝負!』において共演を果たす。
自身の幕間では彼の頼みで下記するジークの稽古をつけることに。
自身の幕間で共演。微弱特異点の攻略メンバーになった事と、ジークフリートの依頼で稽古をつけることになる。ジークの出自と逸話を考えれば、彼もまたシグルドと近い存在と言えよう。
自身の幕間の物語にて、上記のジーク同様に剣の稽古をつけることになった。
マテリアルにて意味ありげな反応を見せており、当人側も見られることを何故か嫌がっている。
言わずもがなだがシグルドの眼鏡もとい叡智の結晶には「見えないものを遮断する能力」が備わっており、それを拒絶するという事は……
義妹達との付き合い方について相談したが、最終的に相談相手を間違えたと判断した。
まあ、彼女は勝手に姉を名乗っているだけの不審者だし……
その他
同じく剣をぶん殴って打ち出すお人。
似ているが、フラガラックはケルト神話産なので直接的な関連はない。
余談
ブリュンヒルデのバレンタイン礼装にて、「シグルドの目を覆っていた叡智の結晶」を模したチョコレートをプレゼントされるのだが、それはどう見てもメガネであった。そのため、実装前からメガネ男子だろうと予想されていた。二次創作では主にイベント礼装に登場する妻の艶姿など、叡智を失うほどの衝撃的な光景を目にした時に、たまらず砕けてしまうとう場面が多々見られる。
一部では中の人・竜繋がりで「ブルーアイズ・ホワイトシグルド」だの「正義のメガネ・セイバーマン」だの「粉砕!玉砕!大決済!」だのとネタにされている。まあ、同じジャンプ系列なら容姿や性格的にはむしろこの二人の方が近いのだが。因みにブルーアイズ・ホワイトシグルドもアニメオリジナルエピソードにおいてブリュンヒルデをモチーフにしたモンスターを使うデュエリストとデュエルをし容赦なく粉砕!玉砕!大喝采!していたりするのだが、よもや10数年後にこのような形で再びブリュンヒルデと関わる事になるとはなんたる因果か……
そして、本人からのバレンタインのお返しは、なんかいろいろ凄い効果がついたメガネ。
見てはいけないものを遮断し、目の疲労を軽減するルーン魔術がかけられ、花粉や強烈な光などの目に悪影響を及ぼすものをシャットアウトし、勉学の際には集中力がアップするルーン魔術が発動する。メガネってなんだっけ?
因みに一臨と二臨時のマスクはメガネのフレームが変形したものであり、あれもメガネである。
シグルドが持つ魔剣グラムの原典をギルガメッシュは所有しているのだが、その形状はシグルドの持つグラムとかなり異なる。原典の方はグラムよりもカリバーンに酷似している。
この件に関しては未だに公式から明言されていないが、北欧神話において、シグルドの養父レギンがオーディンの槍によって折れてしまったグラムを鍛え直すエピソードが存在しており、それ故にギルガメッシュが持つ原典と形状が違うのかもしれない。
真名開放で投擲するのも単なるトンデモ解釈ではなく「シグルドが暗殺を受けて致命傷を負った際に、実行者であるグットルムに最期の報復としてグラムを力一杯ぶん投げ、その胴を真っ二つに断ち切った」エピソードに由来すると思われる。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder 無間氷焔世紀ゲッテルデメルング
シグブリュ:ブリュンヒルデとの夫婦カップリングタグ。
北欧一家:娘夫婦や義妹達が加わったグループタグ。
カイロ・レン:中の人繋がりで、同じく黒い仮面と装束をまとった剣士。精神性は色々と真逆。
葉隠覚悟:容姿に「当方」という一人称、そしてシナリオ中で発揮された英雄性など、何かと共通点がある。
ナ・サイラスリヒト・シヴィラティカ:他社作品に登場する、イラストレーター繋がりのそっくりさん。但し性格の方は……
アルベール・ダンドレジー:中の人繋がりで、同じく六角形のレンズフレームの眼鏡をつけている。同時期登場なのも少し話題になった。