概要
作者は桜井光氏、イラストは三輪士郎氏によるFateシリーズの小説作品。
『Requiem』がシリーズの新星だったのも過去となった2022年4月初め、突如として公表された。
同年4月12日発売のTYPE-MOONエースにて前日譚が公開され、単行本も12月31日にTYPE-MOON BOOKSより刊行予定。
本編10年前に、ユグドミレニアが東欧トゥリファスでの聖杯大戦を機に解体された、との事から『Apocrypha』と同じ世界観だと思われる。
そして201X年の「亜種二連聖杯戦争」と9世紀ノルウェーの「生前編」異なる2つの時代の物語がザッピングして描かれる構成で進行する。
登場人物
エルトフロム陣営
クラスはアーチャー。
戦乙女長姉ブリュンヒルデと竜殺しの大英雄シグルドの間に生まれた娘。
九世紀ノルウェーの生前編の主人公。
クラスはバーサーカー。
伝承におけるアスラウグの夫であったヴァイキングの王。
現代の亜種二連聖杯戦争編の主人公。
エルトフロム陣営のマスター。
本作のもう一人の主人公。
イストーレ陣営
ガガム・イストーレ
イストーレ陣営のマスター。
メメル・イストーレ
マスターではないがガガムをサポートする。兄妹とは言われてるが、曽祖父が同じ曾孫同士。
クラスはランサー。
円卓の騎士の第二席に位置する白光の騎士。
『FGO』からのゲスト出演枠となる。
クラスはライダー。
オーディンのルーンによって狼面の獣人となっている。アスラウグにとっては叔父にあたる。
九世紀ノルウェーにも登場している。
メレスレ陣営
ジョアン・メレスレ
メレスレ陣営のマスター。
亜種聖杯戦争の優勝経験ありの老女魔術師。
キャスター
クラスはキャスター。
老女にも妖女にも童女の如くもある長杖を持った女。スラヴ圏の怪物を使役する。
ファンの考察では真名は彼女が有力。
アサシン
クラスはアサシン。
長く伸ばした髪を己の肢体に巻きつけ髑髏面を被る女。
ファンの考察では彼女の宝具で存在が示唆されたハサンの一人という説が有力。
マルトハイム陣営
マルトハイム
マルトハイム陣営のマスター。
セイバー
クラスはセイバー。
本聖杯戦争の最優にして最強、鍔がない日本刀を有する男性。
ファンの考察では真名は彼が有力。或いはこの人ではという声も。
???
マルトハイム陣営のもう一騎のサーヴァント。クラスは不明。
九世紀ノルウェー
ブラギ
ラグナルの古い友人。
クラカ(アスラウグ)の噂を聞き、ラグナルに紹介した。名前の由来は大神オーディンの息子にあやかってつけたもの。常に片眼を閉じている。
ラグナルの前妻。
ヴァイキングの族長の一人である女傑。