プロフィール
※ プロフィールの出典地域は本百科の推測なので注意。
概要
『Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。
本作の『九世紀編』における主人公兼ヒロインでもある。また『現代編』では生前の記憶を失っている。これは生前の夫であったラグナルによると、何らかの「呪い」にかかっているためらしい。
真名
戦乙女長姉ブリュンヒルデと、竜殺しの大英雄シグルドの間に生まれた娘、『アスラウグ』。
偽名はカラスを意味する「クラカ」で、母親似の美しい美貌を持っていたとされる。その為幼少期は彼女の義父によって竪琴の中に隠されて育てられたという。型月世界においてはその竪琴を揺籃として、紀元九世紀のノルウェーで目覚めたとされ、同類も目的もない世界で不遇に生きていた。
だがある時、戦乙女の姫君の噂を耳にしたヴァイキングの若者が彼女の聡明さを試すため『服を着てないが裸ではなく、満腹ではないが空腹でもなく、1人ではないが集団でもない』状態で自分の元へ来るよう誘いをふっかけた(これを伝えに来たのは別の人物)。これに激昂したアスラウグは喧嘩を買う形で、布片を貼り付けた漁師網を身体に巻き、生玉ねぎを齧りながら犬を伴に現地へ殺しに赴く。だが彼女の覚悟を見た男・ラグナルは己の短慮を詫びた上で、改めて求婚を申し込んで……
容姿
父と母が両方共に登場済みという極めて珍しい英霊であり、二人の娘らしく、それぞれの要素を併せ持った風貌をしている。横髪以外は肩にも届かない短さをした銀の頭髪、華奢な手足や腰つきに反して胸などの豊満さといった全体的な雰囲気はブリュンヒルデの遺伝が濃い。しかし、眼はシグルド似となっており、戦闘時の彼女の頭部に現れる角は彼から継いだ竜由来の物となっている。
『TMエース』の扉絵においては、上述の逸話の大変露出の多い網服となっているが、これは本人としても恥ずかしくて堪らなかった模様。ただしラグナルと共にある別のイラストでは、彼女本来の霊衣と思われる違う服装をしており、こちらも両親の服装の面影が見えるデザインとなっている。
人物
一人称は「私(わたし)」。
容姿に反して、性格は直情的かつ勝気なものであり、侮辱行為に対しては報復も辞さない。
夫のラグナルとの初対面も、謎かけに激怒して謎を解いた上で殺しに行ったことが発端である。自身を育てた存在を慕っており、また彼から聞き及んだ父母に対しても強い尊敬の念を持っている。
甘いお菓子が好物。
能力
武器は弓、槍、翼に変形する魔銀の堅琴を使用する。
弓を使えば一呼吸の内に数十発の超音速の矢を放ち、翼の形態では超音速で飛行して成層圏を超える事も可能とされている。また、生来備えていた魔術である原初のルーンについても行使できる。
その一方で不審な点として、他のサーヴァントが有している筈のクラススキルを有していない。本人にも無自覚なルーンがかけられており、赤子や動物等以外からは常に視線避けがかかっている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
レミナ | C | C | B | A+ | ? | A |
保有スキル
神性(B+) | 高い神霊適正を有している。 |
---|---|
天賦の竜(A) | 父親譲りの天賦の戦闘能力及び魔力。『魔力放出』を含む。体内に一時的ながら疑似魔力炉を形成する事が可能。 |
守護狼(C) | アスラウグを守護する狼。本人は「犬」と呼称する。『騎乗』スキルがなくとも騎乗可能。 |
他にも詳細不明のスキルを一つ保有。
宝具
二つ保有しているようだが、その内容は未だ不明。
関連人物
生前
実の両親。直接的な面識はある事情で無いが、両親のことを誇りに思っている。
ラグナルとの初対面の際の名乗りでも「二人の娘」であることを口にしていた。
生前の伴侶であり、アスラウグは彼にとっては3人目の妻となる。だが英霊のアスラウグは、何故かラグナルに対して初対面のような冷たい態度をとっている。一応、次第に打ち解けてきてはいる。
ラグナルの元・第2婦人であり、ヴァイキングでもある。
お互い勝ち気な性格だが、関係性は悪くなかった模様。
イーヴァル、ビョルン、フヴィートセルク、ログンヴァルド、シグルド(蛇の眼)
実の息子達。いずれも大英雄となっており、後に世界中に散らばったのだとのこと。
なお、エイリークはアスラウグの子孫であるが、息子の中の誰の系譜なのかは不明。
ヘイミル
育ての親である老人で、母親のブリュンヒルデの養父でもある。
彼により魔銀の竪琴の中に匿われ、9世紀まで生きる事となった。
Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ
自身とラグナルのマスター。ラグナル共々、北欧神話の英雄カップルとして狙って召喚された。
自身は傅く気が無くマスターだとは認めていないが、お小遣いをもらったり食事を奢ってもらったりマナーについて褒められるなど、保護者ポジションとしてならばそこまで邪険にはしていない。
その他
実の両親が既にシリーズ内に登場済みであるサーヴァント繋がり。
ただし『FGO』で実装した母親は、外見と能力の同じ別人である。
関連タグ
北欧一家:夫と両親、叔母達が加わったグループタグ。