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アタランテ(Fate)

あたらんて

アタランテとは、『Fate/Apocrypha』に登場するアーチャーのサーヴァント。赤陣営に所属。
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あるさ。・・・・・・だが、もういいんだ。

プロフィール

真名アタランテ
身長166cm
体重57kg
スリーサイズB78/W59/H75
属性中立・悪
出典ギリシャ神話
地域ギリシャ
イメージカラー深緑
特技短距離走
好きなもの
苦手なもの悪賢い男・リンゴ
天敵ルーラー
ILLUST輪くすさが
CV早見沙織


概要

Fate/Apocrypha』に登場する「赤」陣営のサーヴァント

シリーズ初となる女性アーチャー獣のような耳尻尾が特徴的。男性に負けることのない弓の技量と高い敏捷と、移動、走行に関する有用なスキルを持つ俊足の乙女。

人物

眼差しは獣のように鋭く、髪は無造作に伸ばされ、貴人の如き滑らかさは欠片も無いため一見すると粗野な女性に見える。しかし他人を「汝」と呼び、自分達を「吾々」と呼ぶなど非常に古風な話し方をするため、その野生的な本性を感じさせない不思議な気品がある。野生動物レベルの死生観を持っており、生きる糧は奪って手に入れるものであると考え、そこにためらいはない弱肉強食主義。
また戦士として誇り高く潔癖なところもあり、奸計をあまり好まない。

基本的には弱肉強食の原理に従って冷徹だが、自身の生い立ちから「子供は庇護し、愛情を注ぐべき」として子供が大好きであり、子供が絡むと普段とは打って変わって激甘な夢想家となる。
そのため聖杯への願いは『この世全ての子供たちが愛される世界』。この世に生を受けた子供は皆、両親からも周囲の人々からも愛され、そうして育った子供たちが新たに生まれた命を愛するという世界の循環である。
だが同時に、その世界の実現が「聖杯に頼らざるを得ないほどの夢物語」であることも薄々は悟っており、無意識にそのことを否定したいがために、子供が犠牲になると現実の無情さと自身の理想との矛盾に苦しむ。

真名

ギリシャ神話に登場する、狩猟の女神アルテミスの加護を授かって生まれた「純潔の狩人」アタランテ。アルカディアの王女として生まれるが、男児が望まれていたため生後すぐ山中に捨てられ、女神アルテミスの聖獣である雌熊に育てられる。
その後アルゴー船に乗り大英雄達と旅をし、カリュドーンの猪の討伐に貢献した。また、勝った者を夫とする命がけの駆け比べのエピソードで知られる。最終的に彼女の夫の座を勝ち取ったヒッポメネスは、勝利の為に美の女神アフロディーテから黄金のリンゴを3つも授からねばならなかった。ちなみに彼女の耳と尻尾はライオンのもの。夫との火遊びをアルテミスに見とがめられたペナルティらしい。

能力

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
シロウ・コトミネDEABCC
藤丸立香DEABCC


保有スキル

対魔力(D)魔術に対する抵抗力。Dランクだと一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動(A)マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。Aランクではマスター不在でも行動できるようになる。
アルカディア越え(B→A)敵を含む、フィールド上のあらゆる障害を飛び越えて移動できる。『FGO』では絆シナリオをクリアする事でAランクに上昇することが出来る。
追い込みの美学(C)敵に先手を取らせ、その行動を確認してから自分が先回りして行動できる。
カリュドーン狩り(A)FGOでの追加スキル。カリュドーンの猪狩りの際のエピソードがスキルに昇華されたものと思われる。


企画時のスキル

黄金のリンゴ(?)宝物である「黄金のリンゴ」を見せつけて、敵を近くへと引き寄せる。


宝具

訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)

  • ランク:B→B+
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:2~50
  • 最大捕捉:100人

我が弓と矢を以って太陽神(アポロン)と月女神(アルテミス)の加護を願い奉る
この災厄を捧がん――『訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)』!

「天穹の弓」で雲より高い天へと二本の矢を撃ち放ち、太陽神アポロンと月女神アルテミスへの加護を訴えることで、矢の豪雨を降らせ攻撃する。
範囲に優れる反面、射撃を行っているのが彼女ではないため、威力や正確さには欠け、1対1や乱戦には向かず、主に多数の相手を蹴散らすために用いる。
攻撃領域を彼女の意志で極度に限定して収束することも可能だが、元々の攻撃範囲が広いため、集団戦においては周囲の敵味方の配置を確認してから使用しなければならない。
ちなみに、この効果は多産の女性・ニオベが「子どもの数が少ない」とアポロンアルテミスの母・レトを馬鹿にしたため、二人がニオベの子らを一人残らず射殺したエピソードにちなむ。

天穹の弓(タウロポロス)

狩猟の女神、守護神アルテミスから授かった弓。
引き絞れば引き絞るほどにその威力を増す。赤のアーチャー自身の筋力はDランクだが、渾身の力を込め、限界を超えて引き絞ればAランクを凌駕するほどの物理攻撃力を発揮することも可能。

『神罰の野猪』で魔獣化した際には『闇天の弓(タウロポロス)』となっていた。

神罰の野猪(アグリオス・メタモローゼ)

  • ランク:B+
  • 種別:対人(自身)宝具
  • レンジ:0
  • 最大捕捉:1人


生前贈られた魔獣・カリュドーンの皮を身に纏うことで対象を魔性の存在へと変貌させ、理性を奪う代わりに強大な力を与える。身に纏ったアタランテは黒い靄に包まれて幸運以外の全ステータスが上昇、さらにAランクの「変化」が付与され、状況・環境に応じた形態変化が可能となる。

企画段階では、攻撃力、防御力、移動力が上昇し、敵に与えたダメージと同じだけ自分の生命力を回復することができるというものだった。

企画時の宝具

諍いの戦利品

カリュドーンの猪狩りの戦利品として得た、猪の毛皮(頭部つき)。
魔力を開放すると、直線的に長距離を高速走行できる。この猪はカリュドーン国の王がアルテミスへの収穫祭の供物を忘れた際に、怒った女神が地上に放ったもの。後に彼女を愛する英雄・メレアグロスがトドメを刺したが、手柄を譲るという彼の意思をアタランテが辞退したため、その功績のゆくえを巡る不和を国にもたらした。この諍いの結末は彼女が結婚を忌避するようになった原因の一つでもある。

北斗の七矢

天上の“大熊座の七つ星”から降り注ぐ流星の矢で、7連続攻撃が可能。最初の一撃のみ任意で標的を指定し、以降はその標的に攻撃が集中する。基本的に標的は変更できないが、攻撃途中で標的が死亡した場合、残りの攻撃回数はランダムでその場にいる別の標的に振り分けられる。

他作品での活躍

Fate/EXTRA

月の聖杯戦争にも参加しており、赤セイバーがすれ違ったと言及している。漫画版でも登場したが、ヴラド三世のかませ役になってしまった。『訴状の矢文』の説明部でも触れたが、彼女は個人としての能力はあまり高くなく、原則1vs1のタイマン勝負である月の聖杯戦争では大幅に劣ってしまうのであろう。この時の赤セイバーによる「麗しのアタランテ」という呼称は、のちにファンの間で愛称として使われる。

Fate/GrandOrder

レアリティは☆4で、第三章と共に味方サーヴァントとして実装。
メインシナリオでは第一章「邪竜百年戦争オルレアン」にて、バーサーク・アーチャーとなり立ちふさがる。ただし理性を完全に失ったわけではなく、消滅する際には「やっと茶番から抜けられてヤレヤレ」といった感じだった。
また第三章「封鎖終局四海オケアノス」で再登場。狂化されていない正式な召喚だったため、世界の滅亡へと向かうアルゴノーツから離反し世界を救うべく主人公たちに味方する。
本作では、彼女が生前加護を授かった女神も登場するようだが・・・。
第2部第1章永久凍土帝国アナスタシアで使われることのないとされた神罰の野猪を使用した状態で登場。圧政に苦しむガヤたちのレジスタンスリーダーとして立ち上がる。
後に、『Apocrypha』イベントの開始に伴い、立ち姿や戦闘モーションが一新された。
なお、Apocryphaでの記載と違い、苦手な筈のリンゴが好物となっている。そもそもリンゴに対する好き嫌いの話は、駆け比べの際にヒッポメネスが投げた黄金のリンゴに気を取られている内に負けてしまったという逸話が元なので、食べ物としてのリンゴ自体は大好きということなのだろう。逆に猪にはいい思い出がないのか苦手としており、狩った猪をマスターに譲っている。理由はアタランテの項にあるが、猪が原因で自分を慕ってくれた男性やその親族が不幸になったのならば、良い思い出が有るわけがない筈である。
ちなみに本作の彼女は『Apocrypha』での記憶を引き継いでおり、絆クエストなどでジャンヌジャックについて言及している。
カルデアでも相変わらず子供好きなようで、暇な時はゴロゴロしつつ、映像アーカイブを視聴している。おそらく内容は「はじめてのおつかい」。

性能

カードバランスは《Quick:2/Arts:2/Buster:1》とアーチャーの典型。ステータスは、同格のエミヤ織田信長と比べると耐久型で、HPは12,000を超える。だがその一方、攻撃力はたった9,000未満で停滞してしまう。

スキルは、1ターンの間味方全体のQuick性能を上昇させる「アルカディア越え」、1ターンの間自身にスターを集中させる「追い込みの美学」、そして強化クエスト後に獲得できる「カリュドーン狩り」。

幕間の物語で強化後の「アルカディア越え」のバフ倍率はトップクラスであり、これを利用してクリティカルスターを稼ぎ、次ターンに「追い込みの美学」で自身へ集めてクリティカルを狙うというのが基本となる。

NP回収率が“劣悪”と評されるほど低いのが何よりの弱点だが、強化クエストで追加される「カリュドーン狩り(A)」(効果は【自身に1ターンの回避&3ターンの間NP獲得量アップを付与】)である程度はカバー可能となった。とは言え、スキルが効いてない間はやはり苦しいことに変わりはないので、諸葛孔明やノッブのサポート、さらには礼装等でNPを補填したい所。
その間に自身はスターを量産していけば、パーティ全体のNP回収を向上できる。

宝具は『訴状の矢文』で、種類はQuick、効果は【敵全体に強力な攻撃&スター獲得】。
絆クエストをクリアすると威力とスター獲得数がアップする。
自前でQuickチェインが組めるうえ、「アルカディア越え」で性能を向上させることが可能。
単純なヒット数も多いため、飽和状態になるほどのスターを出せる上に「カリュドーン狩り」と合わせればNPもかなりの量がリチャージされる。

総じてサポート型で、能力や役割がパーティ構成に左右される。NPをカバーするか、Quickで攻めていくかで立ち回りが変わるため、手持ちのサーヴァントと相談して運用法を考えたい。

関連人物

生前

アルテミス
前述したように彼女が遣わした聖獣である熊に育てられたため、敬っている。
『Grand Order』にて対面し、そのスイーツ脳っぷりを見せつけられてショックを受けたが、信仰を捨てる事はなかった。
アニメ版apocrypha18話では、アタランテの回想中に一瞬だけ登場した(赤ん坊のアタランテを抱きかかえていたが、一瞬の登場であったのと、月明かりの逆光で素顔が影になっていたこともあって非常に分かりづらい)。
ちなみにアルテミスの恋人のオリオンは、「だらしがなく、色香に溺れ、反省もしない、己の享楽を考えて他者の事など見向きもしない」という、アタランテが最も嫌うタイプの人間である。

イアソン
アルゴー船の船長。彼の事は心底嫌っており、『Grand Order』第三章で乗組員として召喚された際も従わずに単独行動を取った。
上述のようにオリオンのことも好きではないが、イアソンへの嫌悪感はそれ以上。

ヘラクレスメディア
アルゴー船のメンバー。このうちメディアの方はアルテミスと同じくアニメ版Apocrypha18話でのアタランテの回想にてリリィ状態で登場している。EDでは成長した方が出ていないためかメディアとクレジットされている。オルタ状態では二人を所持時にそれぞれ個別の専用マイルームトークがある。

キルケー
アイアイエー島にアルゴー船が立ち寄った時に意気投合し、友人となった。ただ趣味は合わなかったらしく、その点では口論が絶えなかったらしい。
カルデアでは暇な時に一緒にマスターのベッドでゴロゴロする仲。

Apocrypha

赤のライダー
同じくギリシャ神話の英雄である彼からは「姐さん」と呼ばれ口説かれるも素っ気なく扱っている。しかし互いの実力は認め合っており行動を共にしている。
ちなみに彼の父ペレウスとはアルゴー船のメンバーとして接点があった。つまり実際はアキレウスより結構年上。

赤のアサシン
同じ陣営に所属するサーヴァントだが、戦士として高潔なアタランテと、為政者として奸計を良しとする彼女とでは性格的に相性が悪い。アタランテは、アサシンとしてのセミラミスの能力に対して低評価で、辛辣に皮肉っている。
一方、セミラミスからは「捨て子」という似た生い立ちから親近感のようなものを抱かれており、高い理想を抱き努力する夢想家としても評価されているが、リアリストな彼女としては理想と現実の落差に苦しむアタランテを気遣う意味でも「気を悪くするな」と念を押した上で彼女の願いを否定している。
FGOでアタランテを所持した状態で彼女のマイルームボイスを聴くと、相変わらずなアタランテの夢想に憐憫とも取れる感情を抱いているのがわかる。

黒のアサシン
子供の怨霊の集合体である彼女は救うべき対象であったが、皮肉にもその思いとは裏腹に彼女の願いを踏みにじり、結果的に存在すら消してしまう事になる。
そのため、彼女の残滓に呑まれ、その正体に気付いた際は体に入り込むそれを拒む事ができなかった。

黒のライダー
直接の絡みには乏しいが、アニメ予告にて「アタランテだかアンタダレだかいう匠の手で…」とネタにされた。

ルーラー
上記の幼子であるジャックを「救えぬ存在」として引導を渡した張本人。
アタランテはこれを見て激昂。ジャックの残滓を取り込み、最終的にはその憎悪に身を任せるまま宝具『神罰の野猪』を発動して魔人へと変貌。ジャンヌと激戦を繰り広げる。
ただし、ジャックが消滅したそもそものきっかけはアタランテであるため、ジャンヌからしたらタチの悪い逆恨み以外の何物でもない(そもそもジャック自身は最終的に死にたくないと思いながらも、ジャンヌの浄化に同意し浄化を受け入れた)。ジャンヌは彼女の行動について「ああいう『邪悪』を見た事が無かったのでしょう」と推測している。
2018年4月25日に追加された新規ボイスでは、ジャンヌのことを「嫌い」としつつ、己の考えを曲げないという共通点から似た者同士とも評している。

ロットウェル・ベルジンスキー
本来のマスター。しかしセミラミスの毒で傀儡となった弱者のため低評価である。

シロウ・コトミネ
鞍替え後のマスター。彼の願いである「人類救済」が自分の願いに通じるものであるため、一応は協力してはいる。しかし、不信感は抱いており、彼の考える人類救済の具体的な方法を聞いた際は「イカれている」と評した。

余談

氷室の天地』では、主人公がプレイするカードゲームの中の「地中海デッキ」において、カストルポルックスオルフェウスメディアなどと共に登場している。

ちなみに現実世界の伝承において、アタランテにはテーバイ攻めの七将の一人たるパルテノパイオスという息子がいるのだが、なんと彼は赤ん坊の頃にアタランテに捨てられてしまっている。なんでさ。幼少期の境遇から息子にこのような接し方しかできなかったのだろうか…。
しかし、Fate世界のアタランテには息子がいないらしく、上記の伝承は無かったことにされている様子。(仮にこれを採用してしまった場合、聖杯にかける願いと矛盾してしまうからだと思われる。)
もし、パルテノパイオスを召喚する場合、佐々木小次郎のような本人ではない代わりの人物が呼ばれるか、物語の登場人物としてのパルテノパイオスが呼ばれると思われる。後は幻霊扱いされて召喚できないという事も考えられる。

関連イラスト

アタランテ
アタランテ


アタランテ
たゆたう



関連タグ

Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder サーヴァント アーチャー(Fate)
狩人 純潔 俊足 韋駄天 ケモミミ
アタランテ・オルタ

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