概要
- ランク:B+
- 種別:対人(自身)宝具
- レンジ:0
- 最大捕捉:1人
- 由来:アルテミスの神罰として都市国家カリュドーンを襲った猪の皮。幻獣に匹敵する霊格を持つという。その皮は猪を包めば国を荒らす大魔獣に、英雄を包めば恐るべき魔人へと変貌させる。
「Fate/Apocrypha」におけるアタランテの宝具。
生前贈られた魔獣・カリュドーンの皮を身に纏うことで対象を魔性の存在へと変貌させ、理性を奪う代わりに強大な力を与える。身に纏ったアタランテは黒い靄に包まれて幸運以外の全ステータスが上昇、さらにAランクの「変化」が付与され、状況・環境に応じた形態変化が可能となる。
ステータス表示は全て表示不可(アンノウン)となる。その動きは生物の領域を超越しており、身を覆う黒い渦がまるで不定形の存在であるかのような動作を可能とする。腕を翼のように変化させ、飛行することすらできるが、人体の構造を無視した機動は全身に絶えず激痛を与えている。自身の肉体を使った攻撃だけでなく、音速で石柱を貫通するほどの矢を連発することも可能。
その効果はAランクの狂化に近いものだが、憎悪に狂いながらも論理的な思考を維持している。
アタランテ自身も用途を理解していない宝具だったが、自己を顧みない憎悪を抱いた時に初めて行使できるようになった。
企画段階では、攻撃力、防御力、移動力が上昇し、敵に与えたダメージと同じだけ自分の生命力を回復することができるというものだった。
「Fate/Grand Order」第二部では、この宝具を纏った状態での別霊基として実装される。