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ジャンヌ・オルタ

りゅうのまじょ

ジャンヌ・オルタ とは、『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントのひとり。
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―――神がおわしめすならば、
私には必ずや天罰が下るでしょう―――

プロフィール

真名ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
クラスルーラーアヴェンジャー
性別女性
身長159cm
体重44kg
出典史実
地域フランス
属性混沌・悪・人
ILLUST武内崇
設定担当東出祐一郎
CV坂本真綾

数少ない特殊クラス、アヴェンジャーの1人。

概要

Fate/GrandOrder』に登場するサーヴァント

メインシナリオでは、第一章『邪竜百年戦争オルレアン』にて敵サーヴァント達のマスターとして主人公達の前に立ち塞がる。この時のクラスは、元のジャンヌ・ダルクと同じくルーラー
己を見捨てた祖国、国民、そしてこの世の全てに憎悪し、復讐を誓った「竜の魔女」。竜の魔女を自ら称し、邪竜を旗印としている。これはたまたま最初に召喚したバーサーク・サーヴァント達が竜と何かしらの関係を持っていたため。

殺戮の理由は単純な復讐ではなく、「フランスが自分を否定したのなら、自分が成し遂げたフランスの救済も否定するべきだ」というもの。ピエール・コーションおよびフランス国王シャルル7世を殺した後、フランスを沈黙する死者の国に作り変える為に竜の群れを率い殺戮の限りを尽くす。

メインシナリオ以外では、セイバーオルタの個別イベント『オルタの系譜』、期間限定イベント『ほぼ週間_サンタオルタさん』にも登場した。

そして、2016年4月11日~20日に開催された期間限定イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』にて、アヴェンジャー」のクラスで味方サーヴァントとして実装。
同イベントでは、敵の黒幕として登場し、ブリュンヒルデをパートナーに最強の敵として立ちふさがる……と見せかけて漫才のようなやり取りをした。

新章〈Epic of Remnant〉の亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境新宿』ではまさかの主人公側として活躍。
聖杯に召喚されてからずっと『縄張りを告げて、立ち入った者を焼き殺す』という物騒な中立スタンスでいたが幻影魔人同盟に狙われ、瀕死になっていたところをマスター一行に助けられたことで仲間に加わった。

新宿のアベンジャー



人物

衣装はほぼジャンヌと同様のものだが、全体的なカラーリングが黒い。瞳の色は金色。
なお三つ編みは無くショートヘアーのため描く時は注意(※第3再臨ではロングヘアーになる)。
服装の端々がボロボロになっており、アヴェンジャー時には端々が火刑のイメージを踏まえてか赤く染まっている。

セイバーオルタと同様に冷酷かつ苛烈な性格で、ジル・ド・レェに対しても時折辛辣な言葉を口にする毒舌家。同じく悪落ちしたセイバーオルタからはちょっとした親近感のようなものを感じられているが、理想のために悪道を良しとしたセイバーオルタとは違い、ジャンヌオルタは何処までも卑屈にいじけているなど根暗っぽいところが目立つ。

アヴェンジャーとして霊核を得てからも、高慢で過激、根暗で卑屈なのは相変わらず。
しかし絆レベルを上げて行くと、最初は煙たがっていたのが、何故かマスターが自身と関わって来ることを「良いことではない」と心配して遠ざけようとしたり、とうとう最後には「ありがとう」と呟いてみて咄嗟に誤魔化したりと、割と分かりやすく態度が軟化する。
また某アーチャーの指摘曰く、「ちょっとした主人公願望持ち」とのことで、イベント周辺を見回してみると、割と少女らしい願望がちらほらと見えてくる。

その評価に違わず、『悪性隔絶魔境新宿』篇ではひねくれた女子力が加速。
現代服でキメたセイバーオルタを見てあからさまに羨ましがったり(その後、ブティックに潜入して自分も現代服を獲得)、中盤の作戦でマスターがセイバーオルタとは社交ダンスを踊ったのに、自分はエスコートされなかった悔しさを原動力に、とある大立ち回りを見せることになる。

能力

守護と救済を是とするジャンヌとは違い、憎悪と復讐を糧とする彼女の戦闘スタイルは正に苛烈の一言。
エミヤ・オルタ曰く戦闘時の彼女は「人間要塞から反転した人間戦車。いや、戦艦……空母の方が正しいか?」。体内から生成した火刑の業火を矢継ぎ早にぶっ放す姿を、主砲あるいは艦載機を乱れ撃つ様に見立てた評だろう。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香ACAA+EA+


保有スキル

ルーラー時

竜の魔女(EX)ジルの願いで生み出された彼女は、生まれついて竜を従える力を持つ。聖女マルタ、あるいは聖人ゲオルギウスなど竜種を退散させたという逸話を持つ聖人からの反転現象と思われる。竜を従わせる特殊なカリスマと、パーティの攻撃力を向上させる力を持つ。
カリスマ(E)軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。生前に王として君臨した者ほど高レベルになる傾向にある。
対魔力(EX)魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。EXランクともなれば、魔術による攻撃や呪詛そのものを受け付けない、魔術への絶対防御に近い特性を得る。ただし、被害を受けないのはスキル保持者のみであり、また聖堂教会の秘蹟に対してはEXランクだろうと発動しない。
ルーラーのクラススキルである「神明裁決」「真名看破」を所持しているかは不明

アヴェンジャー時
自己改造(EX)聖杯による特級改造。聖女を完全反転させ、混沌・悪にまで堕としめている。
竜の魔女(EX)邪竜百年戦争で猛威を振るったスキル。低級の竜種を支配下に起き、旗の一振りで操る事が出来る。同時に規格外の騎乗スキルを兼ねているため、竜種に騎乗することすらも可能。
うたかたの夢(A)個人の願望、幻想から生み出された生命体。願望から生まれたが故に強い力を保有するが、同時に一つの生命体としては永遠に認められない。全てが終わったあと、彼女は静かに眠りに就く。
復讐者(B)被ダメージによるNP上昇率が高くなる。恨み・怨念が貯まりやすい。オルレアン修正後のため、やや恨みが薄い。
忘却補正(A)時がどれほど流れようとも、彼女の憎悪は決して晴れない。たとえ、憎悪より素晴らしいものを知っていたとしても。
自己回復(魔力)(A+)復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。聖杯の願望で生み出されたためか、特級の回復量。

宝具

吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)

Poinsettia


  • ランク:A+
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~10
  • 最大補足:100人

竜の魔女として降臨したジャンヌが持つ呪いの旗。
詳細は同項目を参照。

ゲームでの性能

ルーラー時

ボスとして登場した際には、ルーラー特有の防御性の高さと、「カリスマ」による攻撃補正、そして宝具による全体火力で猛威を振るった。
特に一章では、その時点で高ランク・高レベルのバーサーカーでブン殴ると言った手法を取れるマスターは限られるため、大半のマスターは泣く泣く聖晶石や令呪を削られる羽目になった。
モーションそのものは、聖処女ジャンヌの流用である。

アヴェンジャー時

巌窟王 エドモン・ダンテスはおろか、クー・フーリン・オルタさえも超えるATK:13,224というトンデモ火力を引っ提げて降臨。
相性差なしでの純粋な火力ならば間違いなく最強クラスのサーヴァント。
カードバランスは、セイバークラス型の《Quick:1/Arts:2/Buster:2》で、宝具込みのBuster+Braveチェインが組める。
モーションも大きく刷新され、地獄の業火を操り、幻影の黒槍で相手を串刺しにするなど、数段パワーアップした。

スキル構成は大きく変わり、スター集中とクリティカル威力アップを付与する「自己改造(EX)」、ルーラー時から健在の「竜の魔女(EX)」、無敵とBuster性能UPの対価にHPを削る「うたかたの夢(A)」。
NP獲得効率はダンテス同様にクラススキルからの支援があるため比較的高い。加えてジャンヌはArtsを2枚所有するため、攻撃でのNP獲得量も増やせるのが利点。
また、「忘却補正(A)」と「自己改造(EX)」の相乗効果で凄まじい威力のクリティカルを繰り出し、宝具BBEXのバスターブレイブチェインであれば驚異的な数値を叩き出す。

さらに「竜の魔女(EX)」は味方全体の全体攻撃力上昇に加え、〔竜種特性〕持ちの攻撃力をさらに増幅させるため、編成によってはサポート役もこなせる。竜種特性を持つサーヴァントは、アルトリア・ペンドラゴンジークフリートエリザベート・バートリー清姫モードレッド酒呑童子及びその派生キャラが該当する。
特に耐久に偏り過ぎなジークフリートと、☆3バーサーカーでは比較的しぶとい部類の清姫には強力な支援になる。
一方、ジャンヌの天敵であった黒王とサンタさんもしっかり対象に入る。やはり二人はオルタちゃん……。

更にはエクストラクラスであるためかチームを選ばないのも長所。
クラス特化パーティを作るときに火力不足を感じたなら入れるのも手である。
特にセイバーやランサーパーティなら相性の良いサーヴァントが多い。

弱点は打たれ弱いこと
トップクラスのATKに反しHPはHPが12,000に届かないという☆5中ワースト1位(☆4、ややもとすると☆3の耐久特化程度しかない)と極端に偏ったステータスというかなりの虚弱体質。
まぁ、もともと割と豆腐メンタルでs##このコメントは焼かれました##
アヴェンジャーのクラス相性は被ダメージを一切半減できないので、うっかり集中攻撃を食らうとそのまま煉獄へ帰らされてしまう(それでもバーサーカーとムーンキャンサー以外の弱点を持たないため意外と耐えてくれる)。
第三再臨で1ターン無敵付与が可能な「うたかたの夢」を得るものの、そこに至るまでにかなりの数の激レア素材がいるので、レベル上げも中々の苦行となる。
そしてもう一つ上げるとすれば彼女の入手難度。
前述のイベント時に実装となったが彼女のレアリティは最高の☆5。さらにこの時は短い期間での限定ピックアップ召喚のみであり性能面でも彼女の魅力的な面でも欲しがる多くのマスターが召喚に挑み消えていった。
もちろん限定品であるので現在は入手不可。環境に大きな変化があった現在でも幅広く暴れまわることができるだけの性能を持っているだけに彼女を入手できなかった多くのマスターたちが復刻を待ち望んでいる状態である。

「自己改造」による鬼火力を活かすならクリティカルスターを稼ぎやすいアサシンや「無辜の怪物」を持つサーヴァントと併用すると効果的。
アサシンであれば謎のヒロインX酒呑童子、「無辜の怪物」所有ならハロウィンエリザ(これらは竜属性サーヴァントなので「竜の魔女」による強化も可能)が相性のいい相方と言える。
一方クリティカル支援と低い耐久性を埋める相方としてはスター生産スキル&防御宝具を持つルーラーのジャンヌ、回復&スター集中付与が出来るブリュンヒルデとは好相性という、これまた皮肉なシナジーが生まれることに……。
2016年12月に実装された星5キャスターであるマーリンは全体に無敵付与、全体に攻撃力アップ+NP20%供給、単体のBusterカード強化+クリティカル威力アップと全てのスキルが噛み合っており、ここにアサシン等のスター供給を組み合わせたら宝具BBEXがさらにとんでもない火力を叩き出す。
特に酒吞童子は竜属性なのでジャンヌの強化を最大限受けられる。

余談

FGOプレイヤーからはよく邪ンヌと呼ばれている。
また、竹箒日記での変換ミス「その名はジャンオルタ!」という一文から、ファン及び 菌糸類自身から 「ジャン」「」と呼ばれている。
FGO関連で「」と言われたらだいたい彼女を指すと思っておけば良い。

2015年のクリスマスイベントの『ほぼ週間サンタオルタさん』において、ピエール卿の亡霊(全7人。イベント中で顔芸を晒しているピエール卿の面が5つ並んで「たすけてー」と斉唱するという腹筋破壊狙いとも思える一幕もある)相手にモノポリーで八つ当たり(しかもプレイヤーたちの面前で大きく逆転され、しかも自分ルールで無かったことにして見せた)する様を説教され、敗北後に自身が嫌悪と嫉妬を向けるジャンヌの概念礼装ホーリーナイト・サイン」を贈られてちょっとへこんだ後、「ジャンヌ・リリィもあり得る」と焚きつけられてゲーム実装を目指して霊基を上げるべく煉獄に帰って行くなど、弄られキャラが定着している

そして実装後のマイルームでも、他のサーヴァントに横柄に振る舞うも、セイバーオルタのことを苦手にしており、サンタオルタさんには頭が上がらない模様。
そして清姫に対し、「そんなに嘘が嫌いなら尼になればいいじゃない」と超弩級の挑発をぶちかましている。

「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」では黒幕として立ち塞がったが、さらに残念さ加減に磨きがかかってしまい、「一人ぐらい女性の英霊がいてもいいんじゃない?」となんとなく気分で女性の英霊を呼んでみたら、ブリュンヒルデダメな方向ガチレズキャラとなってしまい、「お姉様」と慕われて完全に尻に敷かれ…もとい迫られてしまうなど、シリアス空間を一瞬でシリアルにしてしまった。

FGO多めの型月まとめ
ブリュジャンとかいう新カップリング


愛……愛です……全ては愛……ハァァ……
そういう! 愛は! 求めて! ない! っつーの!

そして2016年のクリスマス、昨年のクリスマスにサンタオルタに煽られたことのフラグを完遂した。属性てんこ盛りという姿で。

関連人物

ジャンヌ・ダルク
もう1人の自分。「お綺麗な聖女さま」。考えようによってはジャンヌはジャンヌ・オルタの母親、或いは双子の姉と言えなくもない。
ジャンヌ本人からは「突然コインの裏側に割り込んできた存在だが、蓮っ葉な妹のようで嫌いになれない。彼女には絶対に言えない」と憎からず思われている。

ジル・ド・レェ(キャスター)
一番の理解者。辛辣に接するが実際は深く信頼している相手。
ある事情から、ジルはジャンヌ・オルタの父親と言える。

セイバーオルタ
同じ「もう一つの側面」同士で数回ほど共演済みだが、相性は悪い。
『悪性隔絶魔境新宿』で共演した際には「突撃女」と揶揄され「冷血女」と言い返すなどとにかくケンカが絶えなかったが、相性が悪いなりに似た者同士のやり取りも多く、特にマスターを相手取った悪だくみでは息ピッタリに協力してみせた。

ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
存在しない筈の自分の子ども時代が、サンタとして活動している姿。
大人の方がどう思っているかは不明だが、サンタ・リリィは「見ていて恥ずかしい」とコメントしている。

ブリュンヒルデ
(ある意味)嫁。贋作としての共演だが、公式から出たまさかのカップル(?)にやられた人は多く、今後何らかの形での絡みに期待するファンは多い。
また、最終章では本物のブリュンヒルデを連れて登場。基本的には他者に辛辣な彼女にしては珍しく、世話を焼くような様子を見せている。
ブリュジャン

新宿のアヴェンジャー
『悪性隔絶魔境新宿』での戦闘相手
復讐の獣と化した彼の者に対し、独白ともとれる啖呵を切っており、彼との戦いはジャンヌ・オルタの大きな見せ場となっている。

アンリマユ
「やだ・・・私の先輩弱すぎ・・・」。

関連イラスト

ジャンヌ
竜の魔女


ジャンヌ・オルタ
竜の魔女



関連項目

Fate/GrandOrder ルーラー(Fate) アヴェンジャー(Fate) サーヴァント
闇堕ち 黒化 堕転 Fate黒化 新宿のオルタちゃん












 ※この先、第一章「邪竜百年戦争オルレアン」の重大なネタバレがあります※

















オルタと呼称されているが、彼女は黒化したジャンヌ・ダルクの別側面という訳ではなく、ジャンヌ・ダルクの死を嘆いたフランス軍元帥、ジル・ド・レェがレフ・ライノールに与えられた聖杯を使って創り出した架空の存在、復讐のジャンヌである。
そのため彼女にはジルと出会う以前、神の啓示を受けて戦場に出る前の田舎娘としての記憶がなく、「英霊の座」にも記録そのものが存在しないサーヴァントである。

ジルは当初、聖杯に「本物ジャンヌの復活。および復讐劇」を願ったものの、ジャンヌ自身にはじめから憎悪や無念、後悔など負の感情は存在せず、そのため聖杯ではその願いを叶えられなかった。
それ故に創り出されたもののためこの黒い聖女は根本的な部分にジル・ド・レェの怒り――偏見やそうであってほしいという願い――が混入した為、起こりえない筈の“側面”が浮き出てしまっている。
フランスに復讐する竜の魔女。我が物顔で正義を語り、そしてそれを疑わない人々への怒りに駆り立てられる聖女こそが、ジル・ド・レェが「そうであってほしいと願った彼女の姿」だった。

ほぼ週間_サンタオルタさん』の発言から、普段は煉獄にいるらしい。

本来はサーヴァント召喚の核となる英霊の座に存在しないはずの存在だが、ジルの一件や後述の方法によって英霊の座に記録されたため、召喚者に強く望まれた場合に超低確率で召喚可能になった。ただしこの状態の彼女を望むものなど発狂したジル・ド・レェくらいしか居ないため、二度と召喚されることはないとされていた。

だが『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』では再び現界した。
そのカラクリの種明かしがされており、曰く「ジャンヌ・ダルクそのものの知名度を逆手に取り、その影響力を利用してジャンヌ・ダルクの内側に残るごく僅かな負の感情の欠片を増幅させ、それを核に復活した」という、かなり荒っぽい反則技で霊格を得たらしい。
この際、復讐者としての適性も力技で捩じ込み、アヴェンジャーとしての適性を発現させた。
実は監獄島イベントで巌窟王から、ジャンヌ・ダルクに「復讐者の適正」がある程度は秘められていることが指摘されており、ジャンヌもそれは不承ながらに認めている。それが発現しないのは、先の通り彼女自身が達観して復讐に囚われないでいるため。
つまり、自身の末路を甘受できなかった“可能性”を宿したのが、このジャンヌ・オルタなのだろう。

同時に以前はジル・ド・レェの望んだ「復讐の人形」でしかなかったが、一人前の英霊としての人格を宿したことで、確たる自意識も獲得してより人間的な側面も強くなった
結果、彼女の深層心理には「誰かを信じ、また信じられたい」純粋さと「裏切りを怖れ、心を閉ざす」臆病さという、巌窟王の「人間愛と恩讐」の様に二律背反する心理が渦巻いている。
それは「聖女」としての完璧さを持たない、ある意味で最も19歳の村娘としてのジャンヌ・ダルクに近しい存在となったとも言える。

最後は主人公に敗北し、再び消滅してしまう。
だがこの洗礼を経て、真に英霊の座へ「復讐者ジャンヌ・ダルク」は記録されるに至った。

彼女は復讐を成す「竜の魔女」として現界するだろう。
彼女を信じ、その怒りと哀しみを受け止める者が、その名を呼ぶ限り――。

最終章では、上記の巌窟王と共に、「そいつが出るのなら私が来ないわけにはいかないだろう」と発言して参戦した。ここだけ見ると、因縁や腐れ縁を感じるような言い回しにも見えるのだが……実はここに至るまで、彼女と岩窟王が直接会話をしたことは一度もない
ネロ祭にて、巌窟王が遠巻きにジャンヌ・オルタを眺め、複雑な心境を口にしたのみである。

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