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ヘシアン・ロボ

くびなしきしとおおかみおう

※『Fate/GrandOrder』に登場するあるサーヴァントの真名。
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※この記事は重要なネタバレ要素を含みます、ご注意ください!!
また、ネタバレとなりますので当記事をタグ付けするのはお控えください






















新宿のアヴェンジャー


心臓が、肉体が、牙が、爪が、応じるのだ。
応報だ。絶対的な応報だ。
おまえたちは、俺を滅ぼしたのだから。
だから、俺も滅ぼそう。
おまえたち人類種を滅ぼそう。
この牙が折れるまで。
この爪が鈍らになるまで。


――――ああ、荒野(こきょう)がひどく遠い。
土の匂いも、感触も、何もかもが消えていく。

プロフィール

クラスアヴェンジャー
真名ヘシアンロボ
身長188cm
体重99kg
性別男・雄・男
出典シートン動物記スリーピーホロウ透明人間
地域アメリカ
属性混沌・悪
好きなもの風の吹く荒野
苦手なもの人類
天敵トラバサミ
ILLUST下越
CV竹内良太

狼王は史実とは異なり、体長3mを超えている。

概要

Fate/GrandOrder』1.5部「Epic_of_Remnant」1章「悪性隔絶魔境新宿」に登場するサーヴァント新宿のアヴェンジャーの真名。

真名

ヘシアンとは、アメリカ開拓史伝承の一つスリーピーホロウ」の正体である、ドイツ人傭兵団“ヘシアン”の騎士のこと。彼はアメリカ独立戦争でイギリスの同盟国として派兵され、戦争によって砲弾を受けて首を失くした。それ以来、死を自覚することなくニューヨーク近郊の森を彷徨い、緑に目が光る亡霊馬を駆って襲ってくるとされる。

そしてロボとは、『シートン動物記』で有名となった狼王ロボのことである。
彼がこの英霊の主体であり、人間の開拓事情に巻き込まれて厄介者と断じられ、妻である白狼・ブランカを殺された上、その遺体が自身を捕らえるに利用されたことから、人類に底知れない憎悪を滾らせている。

この二騎を核として、首無騎士の妖精・デュラハン、「ブラックドッグ」や「ヘルハウンド」に代表される魔犬伝承、変化幽霊「シェイプシフター」など、英霊には届かない霊基“幻霊”を合体・融合させるという、本来有り得ない手法で無理やり英霊としての格を造り上げている。

さらには、ストーリー前半で深手を負ったことから、さらなる力を手に入れるべく怪奇小説『透明人間』の主人公ジャック・グリフィン博士を取り込み、光学迷彩じみた透明化能力を獲得。
その代償として、グリフィン博士の属性と人格を抑え込むべく、より心に巣食う憎悪を加速させる。結果、当初ライダーだったクラスは復讐者へと変質することになった。

その戦闘力は並みのサーヴァントでは束になっても太刀打ちできず、幻影魔人同盟でも単騎での戦闘能力はトップクラスと考えられる。
知能についても、幻霊を数多く取り込んだ影響なのか、狼とは思えない程に哲学的な思考を巡らせることができる。
しかし、サーヴァントは伝承・逸話にまつわる弱点からは逃れられないもの。最速最凶の復讐鬼と化した狼王とてその例外ではない。原典『シートン動物記』では、彼の伴侶・ブランカの亡骸を囮に使い、その四肢をトラバサミで負傷させて捕らえたとしている。よって、サーヴァントと化した状態であっても、この逸話になぞらえた手段であればダメージを負わせることができると考えられる。

人物

獣ではあるが、生前の記録が示す通り野生生物の領域を凌駕する明晰な知性を持つ。
加えて数多の幻霊と融合したことで、その知能性は哲学的思考を巡らせるまでに飛躍した。
戦況を的確に判断し、敵を殺傷し得る最大限に有効な方法を選択する。
加えて復讐者のクラスに自らを該当させたため、その選択は「狩る」ことではなく「殺す」ことに比重を置いている。
しかし「殺せる」と判断する、もしく「殺してやる」と憤怒した場合、バーサーカー染みた闘争本能の塊となり、どこまでもしぶとく相手を追い詰めようとする。

狼として生きたことを何よりも誇りとし、そしてその矜持を蹂躙した人類を憎悪する。
彼と膝を交えて付き合うには相当に根気が必要となるだろう。

ロボにとって、ヘシアンは単なる攻撃装置でしかなく、特別な感慨はない。
しかしヘシアンには、ロボに対して思うところがあるらしく、それは彼の最期の瞬間に示唆されることになった。

カルデアに召喚されても決してその心の内を見せず、常に警戒心と怒りの気配を漂わせる。
普段は霊体化するか、あるいは洞窟(もしくはそれを模したシミュレーション空間)に引きこもっており、周囲との関わりを断っている模様。
バレンタインイベントでは、本来イヌ科には毒であるはずのチョコレートを、敢えて手元に求めるのだが、その時の彼の心境は……

その他

無理ゲー過ぎた真名解明

新宿サーヴァントでも真名看破が最難関となったサーヴァント
劇中でも再三、真名の追及がなされたが、怪物クラスの頭脳を持つシャーロック・ホームズ新宿のアーチャーの知恵を拝借しなければ到達不可能だった。
当然、プレイヤー間でも真名看破が試みられ、北欧神話の魔狼フェンリル、イングランド北西部ノーサンバーランド周辺の民間伝承バーゲスト、革命直前のフランスで幾多の犠牲者を出しながら未だ正体の知れぬジェヴォーダンの獣、シャーロック・ホームズの長編に現れたバスカヴィルの魔犬、シートン動物記の狼王クルトーと最後に戦った衛兵隊長ボワスリエの融合体、といった様々な推察が披露されたものの、完全に看破できたマスターは絶無に等しいレベルであった。
そりゃ、そんなキメラ状態の霊基でごちゃ混ぜなうえに、アメリカ繋がり以外関連がないもの同士を悪魔合体してんだから、無理ゲーにもほどがあるわな……


特異点的な存在

これまでに登場したアヴェンジャーでも、文字通り復讐者のド真ん中を行くサーヴァント。

生前に悪魔に祭り上げられた末に座に至った青年人の善悪を知り尽くす有名な復讐者“末路を甘受できなかった”という聖処女の可能性身勝手な人間によって怪物に落とされた女神聖杯の泥を被った影響から神々に人生を弄ばれたことを恨む大英雄の側面と、アヴェンジャーは数あれど、いずれも人格面は比較的まともで、復讐に対して一定の矜持を持った者たちが多い。

これに対し、ヘシアン・ロボは「人類すべての駆逐」という、見境と際限のなさでは断トツに業が深い(比較対象としてよく用いられている彼女も実はそれなりに良識があったりする)。
このあまりに理性を欠いた復讐心が、彼のサーヴァントとしての在り方にも強い影響を与えている。

カルデアに召喚されても、最初はマスターを食い殺さんばかりに殺気立っており、決して懐いてはくれない。
絆Lv5を達成することで、ようやく「お前なら協力してやる」とデレてくれるのだ。


そして彼が何故、カルデアの召喚に応じたのか。
その答えは、彼らとの絆を極限に高めた先に示される。

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