概要
開催期間:2023年2月17日(金)~3月10日(金)
『Fate/GrandOrder』2月の恒例行事となったバレンタインイベントの7回目であり、トラオムにて登場したヨハンナが新規実装の主役となる。
同時にどこかあたまのわるい副題が示すように、2023年最初のトンチキイベント。
さながら一夜の悪夢のように、馬鹿げた馬鹿げたドタバタ騒ぎ、なのにちょっとだけ大切な思い出。
どうかご笑覧いただければ幸いです。
あらすじ
バレンタイン。
年に一度の愛の日は、手作りチョコレートに精を出す者だけでなく、チョコに祈りを捧げる者も大忙し!
新しくカルデアに加わった聖人・女教皇ヨハンナも、聖なる日をせわしく過ごす者の一人だった。
「このチョコレートに。ささやかながら、喜びがありますよう」
そんな祈りの声が流れる静穏を、今年もまた微小特異点の発生を知らせる警告音が打ち破る。
レイシフト先で聖杯を発見するものの、ヨハンナが聖杯に触れてしまい――。
気付けば見知らぬ森の中。
そこで一行が目にした巨大な石像より始まる、ハートフル(?)ストーリーをお楽しみください!
Happy Valentine!
(公式サイトより)
システム
前々回のシステムを引き継いでおり、「祝福ロックオンチョコ」(男性用のブルーベリー&女性用のストロベリーそれぞれ1個)を渡したサーヴァントは特効スキル「ブレッシング・オブ・セイント(EX)」を獲得し、イベントクエスト限定で「バトル開始時にNPを最大まで増やす」「クエストクリア時の絆ポイント獲得量を50%アップする」効果を得る。
この「最大」とはそのサーヴァントの宝具Lvに応じた最大値を指し、Lv1で100%、Lv2~4で200%、Lv5に達していれば300%が即座にチャージされる。
登場人物
歴史監査の末、架空の人物と断定された唯一の女性教皇。本イベントの主役にして最大の被害者。
いつの間にかカルデアに加わっており、暴発した聖杯の力(?)により『実在の人』として祭り上げられてしまう。が、特異点の変貌と並行して流されていた恥ずかしすぎる伝承とそれを下地にした街の惨状に頭を抱える羽目に。
今回の同行サーヴァント達。リリィとナーサリーはショップの店番も担当。
特異点に異変が起きる直前にヨハンナが遭遇した、胡散臭いにも程がある二人組。
ちなみにイベント報酬となる指令紋章もテンシと別のアクマに纏わるものである。
- らぶらぶはぁとヨハンナ様像
再構築された特異点に出現したヨハンナを模した超巨大な石像。とんでもないネーミングだがこれが正式名称。
目撃したヨハンナは思わず「なーんーでーだー!!」と絶叫、ダ・ヴィンチちゃんは腹痛を訴えながらフェードアウトした。
この石像を排除すれば特異点を修正出来ると推測されているが、石像の破壊を検討した途端にサーヴァントが像を守る鎖として出現、連動して街の住人達も殺る気満々で迎撃体勢をとり始めるという厄介な防衛網が敷かれている。
しかもこの石像、イベント報酬画面で喋る。
新規サーヴァント(本イベント時点ではNPC)。
ヨハンナ像を守る第1の鎖だが、訳あって戦う力を失った状態で現界している。戦えない相手を一方的に倒す訳にもいかないので問答で解決する事になるが……。
第2の鎖。
すっかりヘルメット姿が板についており、現場監督として石像の補修作業に従事している。
第3の鎖。
元々独立していたキャスターに加えて、同一人物扱いだったライダーとルーラーも分離した三連聖女として相対する。
第4の鎖。
虚実入り混じった『無辜の怪物』なりにヨハンナの在り方について(割と真面目に)答える。
余談
後の奏章Ⅰにて、主人公達が当イベントでビーマと出会った描写が登場し、このトンチキイベントが本編軸での出来事となってしまった。