マナナン・スーベニア・バレンタイン
まななんすーべにあばれんたいん
開催:2022年2月9日(水) 18:00~2月23日(水) 12:59
FGOの2月の恒例行事となったバレンタインイベントの6回目。
新規実装枠は、去年と同じタイプな疑似サーヴァントの「マナナン・マク・リール〔バゼット〕」。
バレンタインには不可解なトラブルがつきもの。
今年こそは面倒を回避すべく案を講じていたカルデアだったが、
それを逆手に取るようにして、一騎のサーヴァントが現界する。
だが、謎のサーヴァントは事態が発覚する前にその姿を消した。
残されたものはレイシフトの使用記録だけ。
それは紛れもなく、カルデア内部に協力者がいる事を示唆している。
一体誰がこのような事を……?
「私は愛の神ではありますが、同時に聖職者でもありますので────
迷える子羊に道を示すのは、ごく自然な成り行きでは?」
悪びれもせずに語る愛の伝道者・犯人(カレン)だったが、
これを発端に、今回も微小特異点が発生してしまうのであった。
あまく、ほろ苦く。
そして数奇なバレンタインの物語が幕を上げる。
(公式より抜粋)
今回の主役にして新サーヴァント。深夜のカルデアにひっそりと現界するが、とある理由からマスターや同僚たちとの顔合わせを拒み、カレンの導きで16世紀のヨーロッパにレイシフトしてしまう。
チョコレート関係では前回と某所に続いての登場。そして今回も騒動の元凶。
「迷える者を導く」という名目でバゼットのレイシフトを手引きした際、隠し持っていた聖杯を与えた上、彼女を追跡するマスターに便乗して自身も密航する。
今回の同伴者として選出されたサーヴァント。2人とも武力に優れた神霊という共通点を持つ。周辺探索の際にはどこかで見た方法を用いる。
- チョコレートの精霊(自称)
外套で顔を隠し、怪しい飲み物を売っている不審人物。
やたら軽妙な性格で、カルデアのことも知っている模様。
正体は明かされなかったが、ほぼ確実にアイツ。
- テオブローマン
微小特異点を形作っていた「聖杯と取り込んだカカオの木」が聖杯を介して生成した端末の一種。
見た目、というかチョコレートで出来ている一点を除いてまんまジャガーマン。
今回は全てのサーヴァントに『バディ度』と『バディランク』が導入されている。
簡単に言うとイベント中で使い込んだサーヴァントほどパワーアップしていく仕様であり、バディ度を規定数値まで上げるとバディランクが上がっていき、ランクに応じてイベント特攻と絆ポイント上昇の倍率も上がる。
注意点として、パーティー編成時に最も左側(バトル時に先に出る)にいるサーヴァントに高いバディ度が戦闘後に付与され、以降は右に移るにつれ先頭に与えられるバディ度から1割が引かれていき、最後尾になると先頭に比べ半分の値となる。
サポート枠を間に挟んでも枠ごとに数値配分は決まっているため、効率良くバディ度を上げるためにはサポート枠を控えに回すことが推奨される。
また、前年までのイベントにて既にチョコ・お返しの受け渡しを行っているサーヴァントに関して、サプライズチョコ使用時の受け渡しイベントをスキップできるようになった。
イベント終了後はバディ度が最も高いサーヴァントに「BEST VALENTINE BUDDY」という特殊演出が流れる。
(なおアイテム交換の期間中は何度でも再生できる)
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第八話 俺とバレンタイン
あらすじ 半ば事故のような形で、図らずもカルデアに召喚されてしまったオベロン。召喚された手前、渋々人理修復に駆り出されるハメになる。 だが、カルデアは善人悪人、神霊に人間に魔性、抑止力に人類悪にと魑魅魍魎跋扈する混沌とした状態。しかもどいつもこいつも曲者揃い。 オベロンは、多彩なカルデアの面々と時には談笑し、時には衝突して問答を重ねていき、振り回したり振り回されたり、影響を受けたり受けなかったりと、それなりに交流していく。 コメディーありシリアスあり抹香臭い話あり(←!?)の、一話完結型闇鍋短編集。 *** 注意事項 ※「時に衝突し」でお察しかと思いますが、口論をしたり時には喧嘩したりといった描写があります。苦手な方はお気を付け下さい。 ※コメディー方面でもシリアス方面でも、割と頻繁にオベロンがひどい目に遭います。オベ虐が苦手な方はお気を付け下さい。 ※非常に多くのサーヴァントが登場します。執筆の際にはボイスなどで喋り口調はチェックしていますが、誤りがあったら見なかった事にしといて下さい。 ※よりによって解釈が非常に難しいキャラを主人公に選んでしまったため、読者さんと解釈違いが発生する可能性が高い仕様です。解釈違いが絶対許せない繊細な方はお引き取り下さい。 ※ところどころ独自解釈・独自考察があります。解釈違いが絶対許せない方はやっぱりお引き取り下さい。 *** 今回の話について 季節外れのバレンタインデーの話です。 オベロンのお返しの真意が分からずウンウンうなりながら、この話を書きました。なので今回は独自設定まみれです。 次回の話は、何にしようか本気で悩んでます。 ひょっとしたら、トラオムで幻想の女性に恋をした彼とかを取り上げるかもです。20,115文字pixiv小説作品