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プロフィール

真名イシュタルアシュタレト
クラスアヴェンジャー
性別女性
身長154cm
体重??kg
出典古代メソポタミア神話旧約聖書ウガリット神話、フェニキア神話など
地域サーヴァント・ユニヴァース
属性秩序・悪・星
好きなもの
  • 手元に置いておきたい人(第1再臨)
  • お金、人助け、敵討ち(第2再臨)
  • 復讐(第3再臨)
嫌いなもの
  • 特になし(第1再臨)
  • 約束破り、騙し討ち(第2再臨)
  • 忘れ物(第3再臨)
設定担当奈須きのこ
ILLUST森井しづき
CV植田佳奈


概要

Fate/Grand Order』に登場するアヴェンジャークラスサーヴァント。レアリティは☆5。

2019年10月開催イベント『セイバーウォーズ2』開催と同時に実装された。

魔王信長同様、各再臨ごとの姿・人格が大きく異なり、ストーリー中ではそれぞれが別個のキャラクターとして登場している。

また、アヴェンジャーでは初の混沌属性ではないサーヴァントでもある。

真名・人物

いずれも汎人類史におけるシュメルの女神の信仰を基盤に、最も依代として相性の良いある人間の姿・人格を反映して誕生したもので、厳密にはイシュタルと同一人物という訳ではない。
言わばアルトリアに対するアーサーヒロインXの様な存在。「ヒト科」特性をもたず「神霊」特性をもつなどの性質から、疑似サーヴァントとも全く異なる。

一人称はいずれも「私(わたし)」

アシュタレト

スペース・イシュタル



第一霊基。悪の組織「スペース新陰流」の総統を務める少女。寡黙で表情に乏しく、冷酷非情の悪の総帥として完璧であることに勉めている。
しかし居丈高な態度の悪役ムーブに反し、遊び気分で他人を弄ぶような事は決してせず、むしろその様に無軌道な行いは善悪問わず叱責するという、悪党と呼ぶには随分と規律正しい性根の持ち主。

妙に親切だったり、目を掛けるものには兎角寛大だったりと、アウトローでありながら正義のヒロイン。『人類の脅威』を自覚しているので属性も『悪』となっているが、これは悪党・悪者、という意味ではない。
個人が行う善行を『正しいこと』と誇らしげに認め、人知れず喜び、個人が行う悪行を『酷いこと』と敵意をこめて睨み、堂々と罵る。そして相手が悪党であるなら容赦なしで資産も生命も運命も搾り取る。

スペース・イシュタル

スペース・イシュタル



第二霊基。相棒のカラミティ・ジェーンと共に宇宙を気ままに旅する賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)の少女。
SUにおける考古学者トキオミ・トゥサカ教授の娘。かつては惑星ゼンジョーのお嬢様学校に通っていたが、ある日を境に休学届を出して現在に至る。

凛の成分が特に強く、弱きを助け悪しきを挫く生き方を良しとする正義感を持っているが、金目のもの(特に宝石)には目がない等、己の欲望にもかなり正直。また他人が目の前で慌てふためく様子に唆るものを感じてしまう天然ドS疑惑もある。

イシュタル同様自由奔放で、人間社会の残酷さ・浅はかさを見下しているが、それはそれとして人々の生活はそれなりに考慮し、善良な人間はそれなりに気にかけて、最終的には自分の報酬よりみんなの勝利を優先する……という、邪神の側面もあるイシュタルには無い方向性を有している。

例えばサマーレースの最後ならば、Sイシュタルなら最後に反省してグガランナを自分の手で破壊し、そのリソースを参加者たちに分け与えるだろう。
「そりゃあ暴れたくなるほど勿体ないけど、そうするべきだと感じちゃったの!ほら、自分にウソはつけないじゃない?」
このように、基本的な振る舞いは酷似しているが、最後の局面では決して人類の敵には回らない……要するに"イシュタルとして悪い"女神なのである。

イシュタル・アシュタレト

スペースイシュタル



第三霊基。イベント終盤で真なる力に目覚めた姿。
人間への復讐心に満ちたオリジンの気質を保ちながら、善悪両面の気質を得た結果、人類の汚点を憎みつつも、それはそれとして蒼輝銀河の全容を知ろうと探求心を起こす新たな女神となった。

ストーリーではSイシュタルの人格をベースとしているが、戦闘時・カルデア召喚時は下記のオリジンの比率が強くなる。
それ故、何事も忌憚なく発言する。そのせいでマイルームに直球で好意を伝えてくるのだが、あまりの火の玉ストレートぶりに、後から善悪どちらかが必死で割り込んで弁明しようとしてくる。

アシュタレト・オリジン

アシュタレト



イベントにおけるラスボス。簡易霊衣開放としても登場。
体格は善悪のどちらよりもやや幼く、言葉も平坦で抑揚がない。

元はサーヴァント・ユニヴァースこと蒼輝銀河が生まれる遥か以前の「原始宇宙」に存在した『原始の女神』と呼ばれる神格で、その世界線における女神イシュタルと悪魔アシュタレトの習合存在を発端とした宇宙擬人化とも呼べる存在。

だが、その女神は自らの秩序を必要としない新たな銀河の在り方を良しとせず、自分という存在を忘却の彼方へと封じた人類に対して強い憎悪を滾らせ、新世界を滅ぼしにかかる存在となった。
そして2000年前に復活したところ、銀河警察によって7人のサーヴァントと1人のマスターによる討伐隊が招集され、激闘の末に倒された。

しかし、『原始の女神』に死という概念は存在せず、肉体は赤い粒子となって拡散し、心臓である「女神の霊核」も2つに分かれる事になった。

その「女神の霊核」はトキオミ教授によって発見されるが、彼はその一方であるスペース・イシュタルを自らの娘として育てる。
もう一方の「女神の霊核」であるアシュタレトは、暗黒武者MUNENORIが強奪し、自らの後継者として育て上げた。

こうして2人はお互いを知らぬままに育つが、アシュタレトが『原始の女神』復活のために別宇宙のマスターを拉致してきた事で出会い対立する事になる。

なお、宇宙規模の存在スケールを持っているアシュタレト・オリジンには、惑星上の生命体基準の大きさである限りいかなるレンジの宝具も空を切るのみである。
つまり、身体が星座でできている彼女を黙らせるには、同じく星座同士で殴り合いを繰り広げるしかなく、それが出来たのはイシュタル・アシュタレトのみであった。

能力

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香BEXBEXC+EX


保有スキル

対魔力(C)Cランク以下の魔術を無効化する。ユニヴァース世界において、アーチャークラスとしての。
単独行動(C)女神として生まれ、ヒトとして育てられ、サーヴァントとして覚醒したSイシュタルは、マスターと契約しなくても現界そのものには魔力を消費しない。
女神の神核(A++)生まれながらに完成した女神であることを表すスキル。精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。精神系の干渉をほとんど緩和し、肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。神性スキルを含む複合スキルでもある。イシュタルと類似した多くの女神……イシュタル、アスタルテ、アナト……の原型である『古き豊穣と戦の女神』の神核を継承したため、ランクはほぼ最高位となっている。
復讐者(EX)復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。かつて大女神であったものが何の因果か最後には悪魔にまで貶められた怒り、苦しみ、そして「……振り返ってみれば言い訳のしようもないわね私……」という哀しみがまぜこぜになったもの。正義(秩序)側に立ちながら自らを悪と認めるこの女神は、復讐者としてはやや失格気味である。旧約聖書ではこの女神は「アシュタレト」と呼ばれ、豊穣の女神、異邦の女神達の総称とされたが、旧約聖書から生まれたこの名前が後の西欧では悪魔(アスタロト)にまで堕とされてしまった。
忘却補正(A)人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。人間では認知できない、遥かな過去からの因縁。かつての威厳・威光を忘れた人間たちへの八つ当たり、もとい、不義への鉄槌は強力なものとなる。
自己回復(魔力)(B)復讐が果たされるまで、Sイシュタルの気が晴れるまでその魔力は延々と湧き続ける。放っておくとどんどんテンションを高め、勝手に最終戦争を始めてしまう『原初の女神』の性格がそのままスキルになったもの。
デビルズ・シュガー(A)悪魔堕ちしたことを気に病みながらも『魅惑と興奮』の力を十全に使いこなす、まさに真の悪魔。Sイシュタルの微笑みと投げキッスは味方の士気を向上させ、肉体にかかる負荷を無視して限界以上の力を引き出させる。ぶっちゃけ味方に使うチャーム(呪い)そのもので、既に魅了されているため、敵からの魅了を無効にする。勝利の女神の側面と、人を破滅させる悪魔としての側面が複合した、悪魔のカリスマと言ってもいい。
ヴィナス・ドライバー(B)金星を動かすもの。あるいは、美を駆るもの。金星の加護により宝具の威力を向上し、また、その属性を自在に変化させる。やがて様々な女神に派生する『原始の女神』に相応しいスキル。
マルチプル・スターリング(EX)ただ一つの大王冠。イシュタルの元になった女神『古き豊穣と戦の女神』から派生する様々な『天の女王』たる女神達の王冠が重なり、完全なる形に戻ったもの。


宝具

原始宇宙に輝く王冠(エディン・シュグラ・クエーサー)

  • ランク:EX
  • 種別:対星宝具
  • レンジ:10000〜気分
  • 最大捕捉:気分(精神高揚により変化)




「アナタが望むなら、そのように。」
「ゲートオープン……本当の私、本当の絶望を教えましょう……渦巻く塵に還りなさい。『原始宇宙に輝く王冠(エディン・シュグラ・クエーサー)』!!」

「駄目……胸が熱い……!」
「運命を受け入れなさい!無の荒野、光る王冠、豪奢に咲く薔薇の如く!『原始宇宙に輝く王冠(エディン・シュグラ・クエーサー)』!!」

「参拝のときよ。蟻のように並びなさい。」
「これが本当の私。始まりは極小、広がりは無限。全て我が心臓に納まりゆく。『原始宇宙に輝く王冠(エディン・シュグラ・クエーサー)』!!」

原始宇宙において『女神の証』とされた古代神殿ベル・マアンナを呼び寄せ、神殿を構成する高次元の魂―――霊基銀河を開放、これをエネルギーに変換して宙域を焼き尽くす対異星侵略宝具。
Sイシュタルはイシュタルのように『常時、舟に乗っている』事はない。
Sイシュタルが呼び起こすものは神殿であり(アナトが建てたとされるバアル神殿)、その姿は禍々しく、攻撃的なフォルムをしている……と言われていたが……

詳細は該当記事を参照。

ゲーム上での性能

ATKは最大12612、HPは最大13041。
カード配分は《Quick:1/Arts:2/Buster:2》のセイバー型、どの攻撃も基本的に複数ヒットするため、NP獲得・スター供給に困らない。
アヴェンジャークラスながら、中程度の「対魔力」と最高クラスの「女神の神核」を保有するため、自身の状態異常耐性は並みのサーヴァント以上という特異性を持つ。
「忘却補正」の恩恵で何もせずともNPは供給されるため、後述の戦法と絡めて宝具の連発が可能。

スキルは、自身の攻撃力アップ(3T)&自身を除く味方全体の攻撃力アップ+魅了無効(3T)の「デビルズ・シュガー(A)」、自身の宝具威力アップ(3T)&自身に無敵付与(1回/3T)&自身の宝具のカード属性を変更(3T)の「ヴィナス・ドライバー(B)」、自身にNP獲得(30~50%)、Q/A/B各カード属性の性能を確率で強化(3T)の「マルチプル・スターリング(EX)」、の3つ。
特に異彩を放つのが「ヴィナス・ドライバー」で、この効果によりSイシュタルの宝具は万能属性カードという、強烈な個性を獲得している。加えて良好なNP効率に「マルチプル・スターリング」の潤沢な供給量を合わせれば、宝具の即開放も容易に達成できる。
ほか「デビルズ・シュガー」の攻撃バフは、自分には並程度だが味方には比較的高い倍率でかかる上、魅了無効が3ターンと長めに付加される。「マルチプル・スターリング」のカードバフは確率・倍率ともに固定で、スキル育成で伸びるのはNP獲得量のみ。

宝具は上述通り。
「ヴィナス・ドライバー」の効果で、元のArtsからQuickにもBusterにも変わるため、目的に合わせた属性変化が可能。
Extra Attack強化は1ターンと短いが、威力がほぼ2倍に跳ね上がるため、手札があるなら積極的に狙っていきたい。
基本的にはArtsのまま運用し、隙あらば自前でArtsチェイン(Artsカード3枚で発動。NP20%獲得&Arts性能アップ)を組んでリチャージを進め、短いスパンで宝具を回転させるのがおススメ。挑戦するクエストの目的に応じて、宝具威力とスター発生のQuick、総火力を上げてBraveチェイン(同じサーヴァントのカード3枚で組み、Extra Attackを繰り出すコンボ)によるゴリ押しを狙うならBuster、といった性能にもなる。

無論、アルトリア・キャスターによるシステムでの採用は非常に強力。アヴェンジャーというクラスゆえの対応範囲の広さに、最大50%にもなるNP獲得スキルが拍車を掛け、道中エネミーが数体欠けようが問題なく周回可能になった(ただし1ー1ーn編成の場合は最大開放済みカレイドスコープが必要になるため全てのクエストを余裕で周回可能、と言うわけではない)。

現環境において欠点と言える欠点はそうそうないが、強いて上げるなら操作の煩雑さとギミック対応力、防御面の脆弱さか。

前者に関しては、最大の競合相手である水着武蔵がスキル構成上操作面で非常に楽であるため、周回可能であれば彼女を採用するマスターも多く、一方こちらに軍配が上がる変則編成では、(効果次第ではあるが)イベントアイテムのドロップ量を増加できる礼装の装備数で優り、かつ時間的、精神的余裕が大きい編成が構築可能な場合が増えつつあり、またスペース・イシュタルを採用しようにも、加えるサブアタッカーとして宝具レベルの高い高レアリティサーヴァントが求められるなど、彼女にとってはそのスペックゆえに(やや)不遇な状況になりつつある。

後者に関しては、スペース・イシュタルのスキル構成を確認して頂ければ分かるが、必中や無敵貫通スキルを自前で持っていない。この事実は、攻略や高難易度においてしばしば登場する回避や無敵に対応する為に概念礼装が固定になってしまい(※)、その結果火力面で苦労する事になる可能性がある事を意味する。そして、(最大の差別点ではあるのだが)水着武蔵は3ターン持続する無敵貫通スキルを持っている。
※ 一応マスター礼装で必中や無敵貫通を付与する事も出来るが、それらの効果を持つ礼装は現在は入手不可能、或いはレアプリズムを要求される入手困難なものである。

また、防御面は自前ではヴィナス・ドライバーの1回3ターンの無敵と、デビルズ・シュガーの魅了無効のみであり、心許ない。アルトリア・キャスターと組み合わせるにしても、彼女が付与可能な防御手段の一つもまた無敵であり、下手にスキルを切ってしまうとどちらかの無敵が無駄になってしまい、仮に残せたとしても水着武蔵やロリンチのアクセルターンのように永続しない上にガッツも持たないので、気付いたら無敵が切れて手痛い攻撃を受けて沈む、なんてこともありうる。防御相性有利を取れることが少ない事も相俟って、見た目よりも防御面は安心できない。

総じて「変幻自在な宝具属性を有する全体宝具アタッカー」。
アタッカーとしてはもちろん、「デビルズ・シュガー」を利用したサポーター&サブアタッカーとしても立ち回れる柔軟性も併せ持っている。

関連人物

生前

カラミティ・ジェーン
長年連れ添った賞金稼ぎ(バウンティハンター)としての相棒。「イシュタりん」と呼ばれる。
乱暴者と認識されつつも、確かな絆を紡いでいた。

トキオミ教授
育ての父親。「リン」と呼ばれていた。

Fate/Grand Order

遠坂凛イシュタル/エレシュキガル
汎人類史における彼女。本記事の少女はこれらの人間や神に重なった存在として生まれている。
赤みがかった髪色の他、アシュタレトは機械に弱く、Sイシュタルは逆に強い為、遠坂リンの要素も含まれていると思われる。

アスタロス
悪魔の地位に追いやられた彼女と同じ名前を持つ魔神柱。現実世界の伝承ではアスタルテが零落した姿だと言われているが、Fate世界での関係は不明。

藤丸立香
汎人類史からアシュタレトが攫ってきたマスター。
3つの人格全てに向き合う彼/彼女に全員が一定以上の感情を抱いている様子。
そのせいで、バレンタインイベントではある意味『FGO』最大の危機が訪れることに……

カーマ
同じく体が宇宙となった神霊サーヴァントで、宝具使用時に宇宙が浮かび上がるのも同様。
依代が依代なだけに、一種の対比関係にもなっている。

アンリマユ
ゾロアスター教の神霊の名を冠する英霊。こちらは人間だったものが拝火教の悪魔の名を押し付けられた物で、本物のアンラ・マンユではない。

オジマンディアス
アスタルト信仰は古代エジプトにも伝来しており、オジマンディアスの息子のうち二人(AstarteherwenemefとRamesses-Meryastarte)は名前にこの女神の名を含んでいる。

余談

アシュタレト・オリジンは何気に魔性菩薩に続き、主人公の殺害に成功した2人目の人物である(えっちゃんのおかげでなかったことになったが)。これに関しては後に排熱大公も該当した。

実装以前に『バトル・イン・ニューヨーク 2019』で同じ名義のキャラが登場した。
この際は、アーチャー版2017年クリスマス等で現れた神代回帰した姿「スーパーイシュタル」であり、ゲージブレイクする事でクラスがアヴェンジャーへ変化する。

本実装されたスペース・イシュタルとネロ祭りで現れたスペース・イシュタルの両名は、お互いに設定に齟齬が発生する上に、あちらが持っていた“人類の脅威”特性も持ち合わせていない。
その為、ネロ祭りの彼女が何者だったのかは結局謎のままである。
ただ「上記のオリジンが残した残滓が、汎人類史のイシュタルそっくりな存在として形を持った超劣化コピーだったのでは」という考察もファンの間にて上がっており、続編イベントにて英雄王も同じ推察に至っている。

様々な歴代凛の要素が見られるのは、ファミ通.comに掲載されたインタビューによると意図的なものであり、「セイバー・ウォーズ」シリーズが持つ「『FGO』のスピンアウト」としての性格が大きく関わっているとの事。

わずか一時だけの夢想となったが、型月世界において彼女ほど存在レベルが常軌を逸していた存在は珍しい。惑星レベルの存在はそこそこ存在するのだが、銀河レベルになると彼女以外だと覚者くらいしかいない。
カオス(星系レベルと見られる)でも全ての力を取り戻した彼女が本気になれば敵わないだろうという見方も強く、型月世界最強の存在ではないかという考察も存在する。

関連イラスト

センシティブな作品
スペース・イシュタルとカラミティ・ジェーン


イシュタル
女神の憩い



関連タグ

Fate/GrandOrder イシュタル(Fate) 遠坂凛
SF スペースオペラ
秘密結社 賞金稼ぎ グレートマザー























女神経典・秘伝
善悪二柱の女神へと分離し、トキオミ教授によって持ち帰られたSイシュタル。
一見するとアシュタレトが悪、Sイシュタルが善に見えるが、本質はその逆であった。

トキオミ教授は「悪い部分に蓋をして、善き部分だけを愛する事が、我々人類にとって本当に正しい事なのか」と考え、敢えて悪の半身を目覚めさせ善を学習させるという賭けを試みた。
そして奔放なジェーンを後見人に据えることで、「善悪は決して表裏一旦の単純なものではない」ことを学んでくれることを願った。

結果、悪の半身は相棒の無茶に振り回されながらもそろばん勘定にうるさい、勧善懲悪を理想とする「正義の女賞金稼ぎ」へと成長を遂げた。
これが言うまでもなくSイシュタルである。
その事実を知らず、ムネノリによって奪われた悪の化身となるよう教育された善の半身こそアシュタレトだった。

悪が善を受け入れ、善が悪を為す。
その矛盾は「女神は蒼輝銀河の人間を容認し共存できるか」というトキオミの問いに一つの答えを出した。

則ち、蒼輝銀河の人類を憎悪しながらもそのすべてを愛そうとする、究極の宇宙女神「イシュタル・アシュタレト」の誕生である。
アシュタレト・オリジンを退け再び眠りにつかせたイシュタル・アシュタレトは、Sイシュタルの中に再び眠ることとなった。

善であり悪であり、人でありサーヴァントであり女神であるという、幾重もの矛盾を抱えたその有り様こそ、広大な銀河の縮図なのかもしれない。

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