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サーヴァント・ランサー、エルキドゥ。キミの呼び声で起動した。どうか自在に、無慈悲に使って欲しいな。

プロフィール

真名エルキドゥ
クラスランサー
性別なし
身長自由自在
体重自由自在
出典古代メソポタミア神話
地域メソポタミア
属性中立・中庸・天
ILLUST森井しづき(Fate/Grand Order)
CV小林ゆう / 高橋伸也(ドラマCD『Fate/Zero』)
山崎晶吾


概要

英雄王ギルガメッシュの唯一無二の親友。
彼に並ぶ強大な力を持つ数少ないサーヴァントのひとり。

Fate/strange Fake』では、ランサーのクラスとして召喚される。
マスターはのような風貌をした、魔術回路を持つ合成獣(キメラ)。触媒はキメラ自身。
召喚されたのち、気配感知にて無二の親友も聖杯戦争に参加している事を知り喜びに胸を震わせる。
その後召喚された森から離れた砂漠にてギルガメッシュと再会。両者が繰り出す「語り合い」という名の熾烈を極める宝具の打ち合いは、過去の聖杯戦争史上最大の開幕の狼煙となった。

Fate/GrandOrder』でもランサーのサーヴァントとして登場。
第1部7章絶対魔獣戦線バビロニアのキーキャラクターであるようだが……?

正式登場までの経緯

登場自体は『Fate/Zero』におけるギルガメッシュの回想シーンが初出。この時キャラクターデザインは存在しなかった。(アニメではカットされたが、ドラマCDには登場している。)

その後、TYPE-MOONエイプリルフール企画中の成田良悟氏作『Fate/strange Fake』にて再登場。
TYPE-MOONエース付録版の『Fate/strange Fake』にてキャラクターデザインが出された。

Fate本編にあたる作品(公認ではなく公式のもの)には現在登場していないが、キャラクターについては原作者の奈須きのこ氏も意見を出したという話がある。
また、彼の存在に関して、天の鎖以外でもギルガメッシュが何度か言及している。

奈須きのこ氏がシナリオ担当した『Fate/EXTRA-CCC』では、作中の「ギルガメッシュ叙事詩」に登場。
一人称は「僕」。独白では『ワタシ』。性別はない。
槍、斧、盾など万象自在に変化することができる。
彼の孤独を理解し、世界の終わりまで彼の傍にいると誓い「友」となる。自身の最期、自分という友を得ることでギルガメッシュの矜持に傷をつけてしまったことを悔やんでおり、自分との事は過ちとして忘れ去ってほしいと願った。

人物

どことなく幼さを残した男とも女とも取れる人間離れした美しい風貌で、淡い緑色の長髪に簡素な身なりをしている。
一人称は「僕」。性格は親友とは対照的で、温和で物腰穏やか。自身のことを「兵器」「道具」として定義しており、その物言いもロボットを想起させる機械的な表現をする。
そんなロボットっぽく主体性が薄いエルキドゥだが、確固たる自我が有る。だがそれに対しては無自覚的であり、あくまで「兵器」として振る舞おうとする癖がある。

天然で空気が読めないところもあり、その機械的な物言いから平気で毒を吐くときもある。空気の読めなさに関しては生前の逸話的に自覚がある様子。
内向的・能動的・強気。全ての生物を「ともだち」だと思っており、平等に慈しむ。心優しく慈悲深いが、不戦・不殺主義者ではない。必要な戦いにはわりと積極的なタイプ。普段は美しい花のように佇むが、いざ動き出せば待ったなし・容赦なし・自重なし、の恐るべきアクティブモンスターとなる。
ギルガメッシュが所有する宝具「天の鎖(エルキドゥ)」の真名の由来は、この親友の名である。

英雄王の「王の財宝から無数の宝具を一斉射撃する」という戦法は、彼との決闘で初めて使用される。因みにそれに対するエルキドゥのコメントは「非効率的」。

人間も地球上の生命なので“好ましい”対象だが、人間はその知性から自然と自分たちを分けて考えてしまっているので擁護対象としては低い。
動物、植物に自分と近いものを感じており、彼らを守るために行動する事が主となる。
とはいえ元々好奇心(知的欲求)が大きいエルキドゥは人間との会話を楽しみにしている。
その人物が好ましい性格(博愛精神に満ち、全体主義であり、それでいて自分を第一として考えるもの)であれば心からの敬愛と感心を示し、友人としてこれを支える事を喜びとしている。

ちなみに、彼の他にも人形や人造人間の英霊は多々いるのだが、特に親近感などは感じないらしい。

性別:エルキドゥ

Fate/Zero』における表記は「男」、『Fate/strangeFake』内でも三人称は「彼」となっているが、「元々男でも女でもない泥人形として生まれ落ち、後に聖娼の容姿を真似て人の形になった」という記述があるため、性別に関しては長らくファンの間で意見が分かれていた。
だが、『Fate/EXTRA-CCC』にて「性別はない」設定であることが判明した。(ただし、上記のような変遷を辿った結果、男性とみなす人も多いため、男キャラとのカップリング作品には腐向け表記が推奨される。)

なお、エイプリルフール企画の『戦車男』では女の子という設定になっている。
ただしこの作品はウェイバーが女の子だったり言峰綺礼が「おばさん」だったりするギャグ時空であるため、正式な性別ではない。

『Grand Order』に登場するにあたり、声のせいか男とも女とも取れる感じになっている。

真名

無題


ギルガメッシュ叙事詩に語られる最古の英雄のひとり。神々によって作り出された兵器。エンキドゥとも呼ばれる。
英雄王の唯一の友として多くの冒険をこなし、心を得た後、人形として土に還った悲しき兵器。英雄王ギルガメッシュをして最強の一角と言わしめた、天と地を繋ぐ鎖。
元は神々の手によって造られた人形であり、自然と調和・一体化する大地の分身でもある、“何にでも変形する粘土細工”であり、神と人とを分かつまいと作られたが神に反乱した『天の楔』、ギルガメッシュを縛り、天上に連れ戻す『天の鎖』としての役割を持っていた。

当初はヒトのような精神や感情を持たず、野の獣と殆ど変わらないモノではあったが地上に顕れた後、ひとりの聖娼と出会ったことで多くの認識を得た。
本来持っていた力の大半を失う代わりに知性と理性を得て、「人」となったのである。ヒトとしての形態はその聖娼を尊重し、模したもの。
本来はギルガメッシュを『天の鎖』として天上に連れ戻す筈だったが、壮絶な決闘の果てに互いの力を認め合い親友として共に過ごした。その“天をも拘束する鎖”を、友の望み通り、人の為に使う道を選んだ。また、フワワ(フンババ)の討伐や神獣グガランナとの戦いなど数多くの冒険を二人で行った。
しかしその増長が神の怒りに触れ、神罰により衰弱死する。その際に、ギルガメッシュの理解者たる自分が消え彼が孤独になることを悔みながら息を引き取った。

彼の最期に対するギルガメッシュの反応は、『Zero』と『CCC』ではやや異なる。
これは『Zero』がギルガメッシュ側の回想に対し、『CCC』はエルキドゥの独白という立場の違いがある。
また、奈須きのこ氏は彼らの関係性について「この世界における神話において二人が辿る結末は『stay night』でも『Fake』でも同じですが、過程は微妙に違うのです。」と述べている。

能力

穏やかな口調、たおやかな仕草からは想像できないほど苛烈な戦闘能力を持った“意志持つ宝具”である彼の戦闘力は、英雄王ギルガメッシュの最盛期のそれにほぼ等しい。
叙事詩に語られるギルガメッシュとの戦いでは、人類史に於ける最強の英雄のひとりと目される彼に対して互角の性能を発揮しFakeでも開幕早々互角な戦いをはじめる。

全身がイコール神々の武器にも等しい彼は、状況に応じて変幻自在に形態を変化させる。
また『獣の言葉』を理解できるため、自らのマスターであるキメラと難なく意思疎通が可能。
更に最高クラスの「気配感知」スキルを持ち、遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感知できる。
なお仮にバーサーカーとして召喚された場合は、理性を得る以前の神にすら届く強大な力を持つ獣の姿で現界することになるが、聖杯システムでは実現不可能とされている(そもそも実現出来たら神霊だって召喚出来る)。

ランサークラスにて召喚されているものの、正確には「彼自身が神の作り出した宝具」である。定まった形を持たず、どの様な姿にも変形することが出来るため、基本的には不死身。彼の弱点となるものは「滅びの運命」そのものだと言える。

ちなみに身体そのものが宝具であり、変幻自在であることから魔力さえ用意できれば聖杯の代わりをなすことも可能らしい。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
銀狼-----A++
藤丸立香?????A++


保有スキル

対魔力(-)保有スキル「変容」による魔力の値によって上下する。
変容(A)能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直す、自在人形ゆえの特殊スキル。ランクが高い程総合値が高いが、パラメーターの返還限界は決まっている為すべての数値をAには出来ない。エルキドゥは30の数値を持ち、パラメーターはそれぞれ(A7 B6 C5 D4 E3)の数値を消費する。また、AからA+に上昇させる際には、2ランク分必要となる。
気配感知(A+)最高クラスの気配感知能力。大地を通じて遠距離の気配を察知することが可能であり、近距離ならば同ランクまでの【気配遮断】を無効化することができる。
完全なる形(A)大地の魔力を利用し、元のカタチに復元する。神代の粘土によって作られたエルキドゥの体は大地からの魔力供給あるかぎり崩れさる事はない。他に類を見ない強力な再生・復元能力。ただし魂は別である。


宝具

人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)

エルキドゥ


  • ランク:A++
  • 種別:対粛正宝具
  • レンジ:0~999
  • 最大捕捉:1000人
呼び起こすは星の息吹。人と共に歩もう、僕は。故に――

エルキドゥ自身の体を一つの神造兵器と化す能力。
アラヤやガイアといった抑止力の力を流し込む光の楔となり、膨大なエネルギーを世界が認識できる形に変換して相手を貫く一撃。星、もしくは人類への破壊行為に反応して威力が激増する。

Fate/GrandOrder』では、「地面から無数の黄金の武器(『天の鎖』の原型と思われる鎖)を生みだし、それらと共に一束ねの金色の星光の槍となって敵に突撃する」という、かなり荘厳かつダイナミックなモーションとなった。
ゲーム中での効果は、【敵単体の防御力ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵単体に超強力な攻撃&〔神性〕特性を持つ場合スタン状態を付与(1ターン)】、属性はBusterとなっている。

民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)

  • ランク:不明
  • 種別:不明
  • レンジ:不明
  • 最大捕捉:不明


第二宝具。大地そのものを自在に変形させ、操ることができる。
別に隠されていたものというわけではなく、FGOの戦闘時に使われる鎖や地面からの光柱(=槍)などはこの宝具によるものであるということが幕間の物語にて語られた。
対応能力に優れ、劇中ではイシュタルの絨毯爆撃を完全に捌ききってみせた程。
小説であるFate/strangefakeでも使われており、そちらでは大地を槍や剣、弓など千差万別の武具に変形させて活用し、ギルガメッシュ王の財宝による無数の攻撃に真っ向から対応してみせた。

Fate/GrandOrder

予てより7章の舞台がバビロニアであると噂されていたことから、実装が期待されたサーヴァントの一騎であった。そして、その第七特異点「絶対魔獣戦線バビロニア」と共に本格参戦が実現した。
クラスはもちろんランサーで、ランクも貫禄の☆5(SSR)。

メインシナリオでも登場。特異点へやって来たばかりの主人公達を助けたが、その後現れたマーリンから、今回舞台となるメソポタミアは、“既にエルキドゥが死に、ギルガメッシュが不老不死の探求の旅を終えた後”の時代である事が明かされ……

様々な事情から、主人公が彼自身と会話できるシナリオは、半年後の「デスジェイル・サマーエスケイプ」が初となった。
監獄を舞台としている同シナリオでは、偏見から超A級の危険な知能犯として、地下深くの独房に収監されている。神の本を読みなよ

ゲームでの性能

HPが15,300に達するランサー最大の耐久型。ATKも辛うじて10,000を超すという、槍トリアに近い基礎ステータスをしている。
コマンドは《Quick:3/Arts:1/Buster:1》のアサシン型の変則タイプ。
しかしその性能でいろいろと波紋を呼んでいるサーヴァントでもある。

スキルは、自身のBuster性能UPとArtsかQuickの“どちらか”の性能が向上する「変容(A)」、敵単体のクリティカル発生率の低下と回避状態を解除する「気配感知(A+)」、自身のHPと弱体状態を回復する「完全なる形(A)」。
特に「完全なる形」のHP回復は、最大10,000ものHPを一瞬で回復することが可能。その対価にスキル使用後のチャージに12ターンかかる。
後に強化クエストが実装され、「気配感知」に回避状態付与が追加。耐久型としての運用適性が、より高められる形になった。

宝具は上述の通り。
先んじて防御低下が発生し、さらにオーバーチャージでデバフ効果が増加する。神性限定とはいえ、スタンが確定するのも心強い。相性有利なアーチャー・バーサーカー共にそこそこ神性持ちが多いので、文字通り楔のように繋ぎ止めてしまえるのだ。

と、額面だけみると強力なサーヴァントに見えるが、実は実戦投入に当たって少々クセがある
まずNP効率が全体的に悪い。Arts性能自体はかなり高めなのだが、他が並程度とイマイチ振るわない。Quickもhit数の割にクリティカルが発生してもそこまでNPは上がってくれない。
更に、Quickを3枚保有しているにも関わらず、肝心のQuickのスター生産力がそこまで高くない。
厳密にはEXアタックや自身でQuick Brave Chainをした際の3枚目などはそれなりに多くのスターを出せるのだが、他のサーヴァントとの混成Quick Chain等ではあまりスターの出ないモーションでしか動けないため、必然的に相性が悪くなってしまう。
スキルも効果が弱いわけではないのだがどれもこれも実際運用する上での欠点が目立ち、強化クエスト実装以前は“帯に短し襷に長し”な性能だった「気配感知」などは特に使いどころに戸惑うものがあった。
宝具も相手に神性スキルがないとスタンが発生しない。攻撃力も火力に下方修正をかけられてしまうQuickカードの割合が多いためLv90手前まで上げてやっとといった感じである。
なにより昨今揃ってきた同格の☆5ランサー勢の多くがキレイにまとまった性能をしている上に、☆4,☆3のランサーたちにも宝具火力や生存能力等で凌駕されるケースが多く、比較されるとどうしても見劣りを感じてしまうのが辛い。

当然だが、エルキドゥのスペック自体は☆5として十全な性能をしており、ほとんど落ち度はない。
いうなれば「ギルガメッシュの相棒だったんだからきっと性能なんかも凄いはず!!」という、ファンの過剰な期待が肩透かしに終わったが故の“残念さ”が先行した評価でもあるのだ。
中途半端とも言われるエルキドゥの性能は、パーティー編成・概念礼装魔術礼装の選択で様々な状況に対応できる器用さの裏返しと取る事が出来るとも考えられる。

エルキドゥの言を借りるなら「兵器をどう扱い、どう思うかは君の自由」、つまりマスターがエルキドゥをどう運用するかが最大の焦点になるのだ。
個性である3枚もあるQuickを重視するもよし、回避バフ剥がしで起用するもよし、対ボス要員にNP獲得礼装を付けて控えに回すもよし、エルキドゥはマスターの命令(オーダー)次第で如何様にも働いてくれる。
事実、初参加となった2017年夏の水着イベントのチャレンジクエストでは、宝具の対神性スタンが絶妙に刺さる相手だったこともあり、持ち前の耐久力で粘り勝ちを狙える底力を見せつけてくれる。
また、「女神の神核」を持つサクラファイブとは被ダメージ半減のクラス相性もあって有利で、CCCイベ復刻版では超高難易度クエストの最終戦で多く重用されたという。

関連人物

生前

ギルガメッシュ
生涯初めてにして絶対の親友。彼と共に駆け巡った冒険はかけがえのない宝である。

イシュタル
親友に何度も求婚し、果ては自身の死の原因ともなった女神。
彼女がギルガメッシュを罵った時、そこら辺にあったものを投げつけて罵り返したことが在る。そのせいなのか、サーヴァント化した後も彼女と出会うとものを投げつけると決めているらしい。
その一方で、性格の根源は同じなのにイシュタルの性格を善性寄りにした依り代の少女は尊敬している。

エレシュキガル
冥界の女主人。冥府下りの際、彼女に対しては相応の礼を以て接したという。

Fate/EXTRA-CCC

岸波白野
ギルガメッシュをサーヴァントとして選んだ時に夢を通じて接触、友への問いを彼/彼女に託す。
この接触の謎は劇中でも明かされる事はないが、後のFGOで実装された幕間の物語にて判明する事となる。

Fate/Grand Order

フランケンシュタインブリュンヒルデ加藤段蔵哪吒
自身と同じく作られし者たち。ただし、エルキドゥ本人は無関心で共感のそぶりもない。

新宿のアーチャーナーサリー・ライムメフィストフェレス
上記のメンバーとは一転して興味を抱き、幕間の物語では一度話をしてみたいと自分の足で招集を掛けている。上記のメンバーとの違いはその存在を「人に願われた」というもの。

ポール・バニヤン
上記のメンバー同様その存在を「願われた」もの。招集時には出会えなかったが、機会があったら話してみたいとのこと。

関連イラスト

夜桜エルキドゥ
エルキドゥ


エルキドゥ
ふぇいとまとめ4


ふぇいとまとめ2
天の鎖



関連タグ

Fateシリーズ ランサー(Fate) サーヴァント
Fate/Zero Fate/strangeFake Fate/EXTRA-CCC Fate/GrandOrder
兵器 神器  無性 緑髪

メソポタミア最強コンビ
???

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