概要
この二人のCPは「ギルエル」や「ギエ」又は「エルギル」や「エギ」とも呼ばれ、このタグがつけられることもある。Zeroの名残りが強いのか腐向けタグが付けられている二次創作があるが、エルキドゥは男性ではないのでBLだと勘違いしないように注意。
また、pixivにおける夫婦とは必ずしもカップリング目的とは限らないため、そちらに関しては夫婦を参照。
古代メソポタミアの文学作品『ギルガメシュ叙事詩』において、唯一無二の朋友と記されていることに由来している。
Fate世界での設定では、主に『英雄王』と呼ばれるアーチャークラスのギルガメッシュとエルキドゥの二人を指し示す呼称だが、FGO以降はギルガメッシュが若返った姿である子ギル、『賢王』と呼ばれるキャスタークラスのギルガメッシュとエルキドゥの二人のことも指し示し、二人のカプやコンビ作品にも使用されている。
元はまほうつかいの箱のコンビ投票にて、公式に採用されたコメントの中にあったことで広まった呼称。
エルキドゥの性別についてはシリーズによって描写が揺れており、Fate/Zeroのアニメ版ではカットされていたため詳細不明だが、小説版と漫画版ではそういう設定ではなかったのか泥の人形という説明はなく男と記載されていた。(ZeroのドラマCD版ではCVが男性声優)
Zeroのエイプリルフール企画で描かれた戦車男という漫画でのエルキドゥはギルガメッシュの幼馴染みの女の子で、アメリカ聖杯戦争と呼称された喧嘩を度々しているらしい。
Fate/EXTRA-CCCでは性別に関する説明や言及はない。
後の作品で、本来特定の形を持たない泥の人形が人間の女性の姿を模してヒトの姿になったということからエルキドゥの性別は無いという設定に変わったため、Fate/strangeFakeとFGOでのプロフィールではなし(性別表記-)と記載されている。(エルキドゥのCVも女性声優に変更されている)
2009年TYPE-MOONエースの付録にギルガメッシュとエルキドゥ、ティーネ、銀狼が家族のようになり四畳半に住む公式家族パロイラストが存在する。
まほうつかいの箱の投稿者もそれを採用した公式もそれを踏まえていたのかは定かではない。
また、バビロニアアニメの雑誌にてアダムとイブを彷彿させるギルガメッシュとエルキドゥの描き下ろしイラストも描かれている。
ギルガメッシュの鎧のモデルはドルアーガの塔のギルガメスだときのこ先生は語っており、エルキドゥのモデルについては語られてはいないが、色合いや服装、関係性的にドルアーガの塔のカイがモデルの可能性がある。
また、エルキドゥはCCCやFGOで「斧」に例えられ、一見ギャグのようだが、れっきとした『ギルガメシュ叙事詩』が元ネタ。叙事詩でがっつりしっかりこの二人は××したんだ!!というシーンでこの表現が出てくる。
術ギルの武器が「斧」であるのも元ネタはこれなのかもしれない。
意味まで深掘りすると更に言い逃れはできないのだ。(ちなみに元ネタのギルガメシュ叙事詩におけるエンキドゥは男性として語られている。)
原典の研究で、色々な関係性の説が存在するが、その中に二人は恋人である説がある。また、ギルガメシュは亡くなったエンキドゥに花嫁のベールを着せて埋葬している。
注釈
人によって定義や考え方が違うためコンビタグとしてこの呼称のタグを付ける人も存在するため、一様棲み分けとして取り扱いは注意。また、そのままのコンビタグ名も新たに用意されている。→メソポタミア最強コンビ
関連イラスト
英雄王
賢王
子ギル
ギルガメッシュ達
関連タグ
Fate/staynight Fate/Zero 戦車男 Fate/EXTRA-CCC
Fate/strangefake Fate/GrandOrder
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